大乱闘カオスマッシュピード[Re]master 過去ログ.5

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― 紅魔館 ―


レミリア・スカーレット「(部屋で優雅に紅茶を嗜みながら)ふぅ、これで周りの奴らは大体片付いたかしらね……バトルフィールドであっても、我が家は落ち着くものね。 」

十六夜咲夜「流石はお嬢様ですね、あれだけの有象無象を相手にしながらも尚この余裕……今のお嬢様はまさにラスボスも同然と言えましょう。 」

レミリア・スカーレット「同然じゃなくて、ラスボスそのものだけどね私は……さて、休憩はこの辺にしてそろそろ第2ラウンドを始めるとしましょう、ついでに他の皆が順当に勝ってるか様子も見たいしね。 」

????「――――バンッッ!!!(突然、部屋のドアを勢い良く開け)スッッ……(「たのもう」と書かれたカンペを見せながら、ゆっくりと歩いて来る) 」

十六夜咲夜「お供します、お嬢様――――――  !!(部屋のドアが開く音を聞き)何奴……!!(すぐさま戦闘態勢に入り) 」

レミリア・スカーレット「っ!?(ドアの開く音に驚いた様子で)ちょっと誰よ!いきなり大きな音立てないでくれる!? 」

????→ブラックレミリア「コッ……コッ……コッ……(部屋の明かりに照らされて現れたのは、黒髪で、ゴスロリ風の黒い衣装に身を包んだ、レミリアと瓜二つの背丈と顔をした少女だった)……スッ(「私はブラックレミリア、そこのオリジナルに用があって来た……貴方はお呼びじゃない」と書かれたカンペを咲夜に見せる) 」

十六夜咲夜「!! お、お嬢様……では、ないわね……っ(ナイフを手にブラックレミリアを睨みつけ)お呼びじゃない?ふざけないでもらえるかしら、まがい物の分際で私に指図をするつもり? 」

レミリア・スカーレット「!(ブラックレミリアを見て)貴方は……確か闇のなんとかっていう気味の悪い連中が作ったっていう私の偽物ね?噂では聞いたことあったけど、この目で見るのは初めてだわ……偽物なら、もう少しくらい似せて作ってほしいものね。 」

ブラックレミリア「……スッ(「お呼びじゃないって言ったらお呼びじゃないの、すっこんでろ」と書かれたカンペを咲夜に見せ)……スッ(「レミリア・スカーレット、貴方に決闘を申し込む、勝った方がオリジナルとしてこの館の主人になる、良いね?」と書かれたカンペをレミリアに見せる) 」

十六夜咲夜「Σなっ…… 2度も指図したばかりか、お嬢様に向かってなんて図々しい事を………許せないわ、お前のような奴はお嬢様に代わって私が始末する! 」

レミリア・スカーレット「待ちなさい咲夜。(咲夜を制止して)随分度胸の据わった偽物だこと……あんたみたいな身の程知らずの相手はうちのメイド長で十分と言いたいところだけど、今日の私は機嫌が良いからね……受けてあげるわ、決闘とやらを。 」

十六夜咲夜「えっ……!? ほ、本気なのですかお嬢様、こんなまがい物の勝手な要求をお飲みになるなど……! 」

レミリア・スカーレット「良いの、私が負けるなんて絶対にないんだから……それに、観客はきっと望んでるはずよ?私たちの対決をね……だったら見せてあげようじゃないの、第2ラウンドの始まりに相応しい一興をね。(椅子を立ち、ブラックレミリアに目を向けて) 」

ブラックレミリア「……スッ(終始無表情ではあるが一応テンションは上がっているらしく、「それでこそ私のオリジナルね!見せてやろうぜ最高のショーを!!」と荒い字で書かれたカンペを見せ) 」

十六夜咲夜「……! お嬢様……分かりました。私もお2人の戦いを最後まで見届けさせていただきます。(ナイフを収めて)貴方……ちょっとは似せようという気がないわけ!?(ブラックレミリアに) 」

レミリア・スカーレット「見てても良いけど、くれぐれも怪我しないようにね?(咲夜に)それじゃ、見せてもらおうじゃない――――――  偽物の実力とやらをね。 」



ルヒー「ギガントピストル!!!!!!!(ギア3を発動し巨人の銃を放ち主にウソップなどを蹴散らして腕を広げて決めポーズを行う)ウソップゥゥゥゥゥ!!!!!何やってんだお前!!!!!!!!(理不尽) 」

アナザールヒー「何やってんだおれえええええええ!!!!!(時空と空間の乱気流から脱出できたと思った瞬間こちらの世界のルヒーに叩きのめされて吹っ飛んでいく) 」

ルフィ「ウソップ!!!!何やってんだお前ェ!!!!!!!!(腕を伸ばしその辺の障害物に掴まることでその一撃を回避し着地する。そしてウソップが跳ね飛ばされたことに対して激昂する) 」

ウソップ「ぐえあ!!!(ルヒーの巨人の銃を受けボロボロになりボロくずのように転がる)……る、ルフィが三人……?どうなってんだこりゃ……!? 」

ルフィ「ウソップ下がってろ!……お前、おれの仲間に手ェ出して、覚悟できてんのか(ルヒーを睨みつけ、麦わら帽子を下ろして臨戦態勢になる) 」

ルヒー「ウソップ、お前の航海はここまでだ(ウソップにトドメを刺そうとして視線を感じてルフィの方に向き直る)あ?なんだお前?おれはルヒー、海賊王になる男だ!(にいっ) 」

ルフィ「何言ってんだお前?おれがルフィで海賊王になる男だ!(ルヒーの自己紹介に頭にはてなマークを浮かべながら) 」

ルヒー「お前ムカつくなァ!!!(ルフィの自己紹介に突然キレて脚を踏み込み、ポンプ状に変えて全身から蒸気を吹き出す)ギアⅡ……JET銃!!(そしてそのままルフィに対して拳を放つ) 」

ルフィ「(サッとルヒーの拳を避けて拳に覇気を纏わせ同じく蒸気を纏い)ゴムゴムの鷹銃乱打!!!(その拳を連続でルヒーに叩き込む) 」

ルヒー「!!(連続で放たれる拳をその身に受けてのけぞっていくが……)……きかないねえっ!ゴムだから(なんと覇気を込めた拳にも関わらずその弾力に弾かれ、ルヒーにほぼダメージは入っていない) 」

ルフィ「いいっ!?(覇気を込めて殴ったにも関わらずゴムの身体の性質で拳を弾かれて驚く)き、効かねえっ!?ゴムだから!?覇気使ったはずなのに…… 」

ルヒー「今度はこっちの番だ!!(一瞬にして飛び上がり脚をそろえて)スタンプ!!(それを叩きつけるようにルフィへ放つ) 」

ルフィ「げっ!!(避けきれず顔面に一撃受けるも)いっ…たくねぇ!!ゴムだから!!(その攻撃も特にルフィにダメージはない!) 」

ルヒー「お前ムカつくなァ!!!!!!(自分の攻撃を受けて平然としているルフィに理不尽にマジギレする) 」

ルフィ「うるせェ!!お前こそなんなんだお前ェ!!(とこちらもキレ気味で腕に息を吹き込んで)象銃(エレファントガン)!!!(覇気を纏わせた巨大な拳を放つ) 」

ルヒー「うおおおおお!!(同じように腕を膨らませ)巨人の回転弾(ギガントライフル)!!(ルフィと突き合わせるように拳を放つ) 」

ルフィ「!?(ルヒーの放ったギガントライフルの前に拳を跳ね飛ばされ吹き飛び、腕に傷を負う)いっ……いってえええええ!?ゴムなのに!?な、なんでだ!?相手は覇気使ってねェのに…… 」

ウソップ「る、ルフィ……お前だ!お前の覇気だよ!お前の拳を武装色で硬化させたせいでアイツの打撃でダメージを受けたんだ! 」

ルヒー「ウソップゥゥゥゥ!!!!何解説してんだお前!!!!!!!(理不尽にもウソップに叩き込まれるJETピストル) 」

ウソップ「解説くらいいいじゃねェかよォ~~~~~!!!!(理不尽な拳を受け吹き飛んでいくウソップ。哀れ) 」

ルフィ「ウソップ~~~~~!!!(吹き飛ばされるウソップを見て嘆く)でもどうすりゃいいんだ…おれの攻撃はアイツには効かねェしおれが覇気を使ったらアイツの攻撃が効いちまう…… 」

ルヒー「ゴムゴムのォ~~~~~~(再び拳を振りかぶってルフィに狙いを定める) 」

ルフィ「また来る…!(ルヒーの振りかぶった拳に身構えるも)アイツは多分覇気使えねェからおれが覇気を使わなきゃ…… 」

ルヒー「象銃乱打ゥゥゥゥゥ!!!!!(!!??!?!??!?!??!?!??!?!?!???!?) 」

ルフィ「ぶべべべべべべべべべ!!?(突然覇気を纏ったルヒーの無数の巨大な拳に滅多打ちにされて壁にめり込みながら無数に拳を受けボコボコになる) 」

ルヒー「バカ野郎……おれがおれに!!!!勝てるわけねェだろうが!!!!(ボロクズと化したルフィを見下ろして膝をつきそう叫ぶ) 」

ルフィ「ハァ ハァ……おれがおれに敗けるか!!ゴムゴムのォ!!(再び立ち上がり蒸気を纏い脚を振りかぶる)鷹スタンプ!!(そのままルヒーに向かって高速で蹴りを放つ) 」

ルヒー「シュンッ(それを躱しながらルフィに飛び掛かり同じく脚をしならせる)ムチィ!!(そのまま回し蹴りをルフィに放つ) 」

ルフィ「いっ!?(顔面に回し蹴りを受け地面を跳ねまわりながら吹き飛ぶ)痛くねェ!なんだったんださっきのは!?それに……(拳を構えなおしルヒーの姿を見据える)視えねェ、コイツが次どう動くのか……! 」

ルヒー「ゴムゴムのォ~~~~!!!(飛び上がり拳を二つ振りかぶる)ツインJET銃!!!(左腕で一撃、そこから少し遅れで右腕でもう一撃) 」

ルフィ「げっ!!(躱そうと動き出そうとするもそれより先に左の拳が命中、そのまま右の拳も受けて転がり込む)痛くねェ!!でも避けれねェ!!(脚を踏み入れてルヒーから離れて)使うしかねェ!!ギア……4(フォース)!!(と、筋肉風船に空気を吹き入れ全身に覇気を纏う) 」

ルフィ「ゴムゴムのォ!!猿王銃(コングガン)!!(そのまま巨体から繰り出される拳をルヒーに向かって放つ) 」

ルヒー「!?(顔面でその拳を受けてのけぞる……が)効かねえ!ゴムだから!(なんとこの拳ですらゴムの弾力で弾いてしまい、全くの無傷) 」

ルフィ「ギア4でも効かねェのか!?(空中を跳ねまわりながら拳を溜めて)このォ……猿王群鴉砲(コングオルガン)!!(ルヒーへ無数の拳の掃射を仕掛ける) 」

ルヒー「効かーーーーーーん!!!(ルフィの拳を無傷で弾きながら手を振りかぶり、距離を詰めて)バズーカッ!!(ルフィの腹へ二つの掌底を叩き込む) 」

ルフィ「!?(腹部に重い一撃を食らい口から空気を吹き出しながら吹き飛びしぼみながら風船のように吹き飛んでいく)ぐあァ!!き、効いたァ!?(ギア4が解除され地面にバウンド、倒れ込む)あァ……ギア4は覇気を常に纏ってるから効いちまうのか!! 」

ルヒー「トドメだァ~~~~~~~!!!(と、拳を振りかぶって)ゴムゴムのォ~~~~~~!!!(ルフィに対して走り寄る) 」

ルフィ「!!(それに対して拳を振りかぶって構える)ゴムゴムのォ!!! 」

ルヒー「ブレッ……(そのまま勢いよく戻してルフィへ拳を放つが) 」

ルフィ「火拳銃(レッドホーク)!!(それより先に、ルヒーの腹へ炎を纏ったルフィの拳が叩き込まれる) 」

ルヒー「!?(その衝撃で吹き飛ぶと同時に、ルフィの拳から発火した炎に包まれて転げまわる)うわァァ~~~~ッ!!?あっちィィィ~~~っ!!!!(必死に転げまわって火を消して再び体制を整える) 」

ルフィ「効いたっ!!(再び駆け出してもう一撃、今度は左で)火拳銃!!(もう一撃、同じ技を) 」

ルヒー「何やってんだお前ええええええ!!!!!!(紙一重でレッドホークを躱すも飛び散った炎に巻かれる)うわァ!!あっちィ!! 」

ルフィ「お前を無敵だと思った!!!覇気を使っても効かねェから!!武装色は実体を捉える力なのに!!(放った拳を引き戻し再び構える)お前がゴムみたいにおれの拳を跳ね返すから!!!でも違った!!もっと単純なことだった!!お前はゴムだから!!‘‘焼け‘‘るんだ!!殴れなくても!! 」

ルヒー「お前ェ!!!!!!上等だァ~~~~~!!!!!!(ルフィにまたキレて拳をぶん回しながら高速で拳を放つ) 」

ルフィ「へぶっ!!(避けきれない拳が顔面に命中し吹き飛んでいき壁を突き破って転がっていく) 」

アナザールフィ「!?(壁の向こうにいたが、壁を突き破って吹き飛んできたルフィを見て驚く)お前がこの世界のルフィか!!海賊王なんて夢見てんじゃねェよ!!(と、ルフィに拳を振るおうとするが) 」

ルフィ「うるせェジャマだァ~~~~~!!!ゴムゴムのピストル!!!(アナザールフィをゴムゴムのピストルの一撃で返り討ちにしてブッ飛ばし瓦礫の中から飛び出しルヒーへ襲い掛かる) 」

ルヒー「ゴムゴムのォ!!(飛び出してきたルフィを見て巨大化させた拳を振りかぶる)ギガントバズーカ!!(そしてそれを両手、掌底のように突き出した) 」

ルフィ「ゴムゴムのォ!!(同じく巨大な拳を振りかぶって)業火拳銃(レッドロック)!!!(発火を伴う一撃をその拳に対してぶつけ合った) 」

ルヒー「うおあっちィ!!!!!何やってんだお前!!!!!!(まとわりつく炎にマジギレしながらも拳をぶつけ合い空が割れる) 」

アナザールヒー「あいつら……!!アナザーワールドからやってきたもう一人の自分がテーマのドラマでアナザーワールドのおれたちを関係なしに自分みたいなやつ同士で戦いやがってェ!!!(そんな二人の戦いを見てメタ発言を交えながらお怒りの様子だ) 」

アナザールフィ「そ、そうだ……!!そもそもなんでルフィとルヒーが平然と別の存在として確立してるんだ!!おかしいだろ!!アイツどう考えてもアナザールフィ枠だろうがァ!!(同じく二人に対してキレる) 」

アナザールヒー「こ、このまま引き下がれるかァ!!おれたちはアイツらのアナザー存在だぞ!!このドラマのメイン敵勢力なんだぞォ!!(と、拳を構えて拳をぶつけ合う二人に襲い掛かろうとする)ゴムゴムの~~~~~!! 」

アナザールフィ「ああ!!おれたちAnoZer Worldの住民の力を見せてやる!!(同じく二人に襲い掛かろうと)ゴムゴムの~~~~…… 」

ルフィ&ルヒー「「ゴチャゴチャうるせェな!!(この時ルフィとルヒー、二人の麦わらの声は完全にハモった!そして二人の威圧的な目線は二人の別世界からやってきた麦わらへと向けられる!!)」 」

アナザールフィ&アナザールヒー「「ひいっ……!?(こっちもハモった) 」

ルフィ&ルヒー「「勝負の……邪魔だァ!!!!」 」


ドゴォン!!(ルフィとルヒーが同時に放った一撃は一瞬にして二人の介入者を跳ね飛ばし一撃にしてK.O.。一撃の元に叩きのめされた二人はそのまま落下し闇の底へと消えていった……)


ルフィ「なんだったんだ?こいつら(と、ルヒーの方に向き直って再び拳を構える) 」

ルヒー「さあ?(と、同じくルフィに拳を構える) 」

紅美鈴「(物陰から2人の様子を見て)な、何だったんだ、一体……まぁいいや、今のうちにここから離れよう………(ルフィ達に見つからないようにそそくさとその場を離れていき)確か、お嬢様達は紅魔館フィールドにいるって言ってたな………どれ、私も合流するとしますか………。(紅魔館フィールドを目指してオーロラカーテンを抜けていき) 」


ドドドドドドドド………(その頃、紅魔館フィールドでは既に激戦の火蓋が切って落とされていた)


ブラックレミリア「(漆黒の翼を広げ、館内を高速移動しながら)ヴオンッッ―――― ドドドドドドドドドドッッッ!!!!(「食らえ、黒針『ブラックダーツ』!!!」と書かれたカンペを片手で持ちながら、黒い矢のような魔法弾を生成し、連続射出する) 」

レミリア・スカーレット「そんな弾で私を撃ち落とせると思ってるの?笑わせないで欲しいものね!(高速移動で魔法弾を避けながら、大量の魔法弾で迎え撃ち) 」

ブラックレミリア「シュバババババババッッ―――(大量の魔法弾を高速で回避しながら、両手に力を溜めて)―――バシュウゥゥゥゥゥゥッッ!!!(ある程度回避したところで、両手から黒い極太光線を撃ち放つ) 」

レミリア・スカーレット「真っ向勝負ってわけね、受けて立つわ! 必殺「ハートブレイク」!!(巨大な光の槍を光線目がけて撃ち放つ) 」


カッッ―――― ドゴオオオオォォォォォォォォォォォッッ!!!!!!!(強力な一撃がぶつかり合った衝撃で、館の壁が大きく吹き飛ばされる)


ブラックレミリア「バサァッッ――――(翼の風圧で土煙を振り払い)サッッ(「やるじゃない、オリジナル。だけど私はこんなもんじゃないから覚悟しな。」と書かれたカンペを見せ) 」

レミリア・スカーレット「ふふふ、思ってたよりは骨があるみたいね?面白いじゃない……貴方がどれほどのものかしっかり見てあげるから、かかって来なさい。 」

ブラックレミリア「サッッ(「お望み通り見せてやるよ」と書かれたカンペを見せ)――――ビ ュ オ ッ ッ ! ! !(さっきまでとは比べ物にならない速度でレミリアに突っ込んでいく) 」

レミリア・スカーレット「!!(速い……けど、問題ないわ!)――――運命「ミゼラブルフェイト」!!(ブラックレミリア目がけて鎖型のオーラを放つ) 」


ズギャアアアアアアアアンッッ!!!(半壊の館に、激しい火花が巻き起こる…)


紅美鈴「よし、着いた……って、ええっ!?(半壊状態の館を見て)こ、これは一体、何が……? 」

十六夜咲夜「あら、ずいぶん遅かったじゃないの。 ……見ての通りここは戦場と化しているわ、そして戦っているのはお嬢様よ。 」

ブラックレミリア「ギ……ギギ……(鎖型のオーラに体を貫かれながら)……サッッ(「こんなものじゃないって言ったろ…… 図に乗るなよ!」と書かれたカンペを見せ)カッッ―――  ズドドドドドドドドドドッッッ!!!!(「黒雨『ブラックスコール』!!!」と書かれたカンペを見せた後、上空から館目がけて凄まじい量の魔法弾を降り注がせる) 」

紅美鈴「お嬢様が?さ、咲夜さんは助太刀しないんですか……って、うわああっ!?何か凄いのが降ってきてるんですけどおおっ!! 」

レミリア・スカーレット「道連れにしようっての?そうはいかないわ!(降り注ぐ無数の弾と瓦礫を前に不敵な笑みを浮かべ)―――紅符「不夜城レッド」!!(自身を中心に真紅の光を十字架型に噴射し、攻撃を消し飛ばす) 」

十六夜咲夜「出来ればしたいところだけど……これはお嬢様と、あそこにいるお嬢様の偽物との1対1の真剣勝負、誰であろうと介入することは許されないわ。あなたも従者の端くれなら、私とここでお嬢様の戦いを見届けなさい……。 」

ブラックレミリア「!!(鎖型のオーラを引きちぎって、素早く不夜城レッドの範囲外まで離脱し)……サッッ(一呼吸置いた後、「なかなかしぶといね……でも、あんたにボムを使わせるまでには追い詰めることが出来てるって事だよね?」と書かれたカンペを見せ) 」

レミリア・スカーレット「私を追い詰めたですって?1回ボムを使わせた程度でよくそこまで調子に乗れるわね?せめて私にかすり傷程度でも負わせてから言いなさい! ―――夜符「バッドレディスクランブル」!!(ブラックレミリア目がけ、錐揉み回転しつつ突進する) 」

ブラックレミリア「―――――!!(「黒打『ブラックスマッシュ』!!!」と書かれたカンペを見せた後、黒いオーラを纏った拳による渾身の左ストレートを、突っ込んでくるレミリア目がけて繰り出す) 」

レミリア・スカーレット「!! ――――ぎゃうっっ!!!(拳を叩き込まれ、かなりの距離まで弾き飛ばされる)く……っ………今の攻撃を拳だけで………何よ、ちょっとはやるようになったじゃないの!!(鼻血をぬぐった後、凄まじい速度でブラックレミリアに向かっていく) 」

紅美鈴「Σなっ……… う、嘘でしょ……?あいつ今、お嬢様を吹っ飛ばした………!? 」

ブラックレミリア「ボボボボボボッ……(複数の魔法陣を展開し)――――ズダダダダダダダダダダダダダダッッ!!!!!(「黒連弾『ブラックガトリング』!!!!」と書かれたカンペを手に、魔法陣から大量の魔法弾をガトリング砲のごとく高速連射する) 」

十六夜咲夜「……! あいつ……思っていたより精巧に出来た偽物みたいね………でも、お嬢様は負けないわ、絶対に………っ(拳を震わせながら) 」

レミリア・スカーレット「(高速移動で弾を回避しながら距離を詰めていき)――――神槍「スピア・ザ・グングニル」!!(槍状の弾を超高速で投げつける) 」

ブラックレミリア「―――――!!!!(グングニルに左腕を根元から吹き飛ばされ)…………!!!!!(「絶対勝つ、絶対に!!!」と書かれたカンペを投げ捨て、漆黒の爪を伸ばした右手を構えてレミリアに高速で突っ込んでいく) 」

レミリア・スカーレット「今度は体術で勝負するつもり?良いわよ、来なさい!!(鋭い爪を構えて受けて立つ) 」


ズドドドドドッッ!! キィンッッ!! ザシッッ!! ドカッッ――――(2人の肉体が激しくぶつかり合う音が、崩壊した館内に響き渡る)


アスラン・ザラ「…………(度重なる激戦を潜り抜けたアスランたちワイズ大爆笑組は今取りあえず持って来たちゃちゃまるの家をキャンプ代わりにして食事と休憩をとっていた) 」

首領パッチ「ここは吉●屋♪味の●野屋♪牛丼一筋~…ア●ランス~!!!(テーブルの上で歌に合わせてリズムを取っているペニーワイズと泉けんの横で牛丼を食べる) 」

夜神ムーン「ちゃちゃまるの家がまともに居住区域として利用されてるの初めて見た気がするな…(とポテチを食いながらスマッシュピード全体の様子が映し出されているモニターを見ている) 」

泉けん「せめてお名前を…ここはどこやろ…あ、ハ●ヤ!ほんとや…(カップラーメンを食べる) 」

ペニーワイズ「キ●ノン!オート●ーイー!(ミツカン●ポンをドバドバぶっかけた鍋を食べる) 」

夜神ムーン「……(普通にちゃちゃまる宅の物を食ってる他のメンバーにマジかこいつら……みたいな視線を向けながら)……にしてもえらいことになってるな……元々戦いに来た奴らに異世界から攻めて来た奴らも加わって大混乱だぞ 」

アスラン・ザラ「もう面倒くさいからさ、俺たち以外の奴らみんなデスノートで殺して優勝できないか?ほら、名前と顔なら全部わかるだろ?(と、カレーを食いながら喋る) 」

ちゃちゃまる「うおー!?なんだなんだー!?揃いも揃って鍋を突いてー!オイラも混ぜてくれー!ふんふんー! 」

アスラン・ザラ「あ、羊肉が歩いてきた(家主に対して突然の畜生発言) 」

ペニーワイズ「羊肉を食えずに2022年が迎えられるか!(4ヶ月遅れ) 」

首領パッチ「食べられないなら、お羊を入れてみよう!ミツ●ン味ポン! 」

泉けん「(お腹が)空いてて良かった~…(ちゃちゃまるを見てナイフを構える) 」

夜神ムーン「そんな身も蓋もないことを言われてもな……デスノートで皆殺しにしようにも本名かよくわからん奴らも多くいる、それに全くの同姓同名、顔まで同じ奴だっているんだぞ。簡単に言ってくれるな……(と、アスランの発言に返答してから)……それに、今顔と名前を知ってるこっち側の奴らを皆殺しにしても例のアナザーワールドってとこの奴らが残ってしまうだろ。敵を減らすと同時に味方を削る事にもなる 」

ペニーワイズ「アナザーちゃちゃまるも一緒に食べちまおうぜ(爆弾発言) 」

アスラン・ザラ「別にいいんじゃないか?余った奴は俺達で直接殴ればいいだろ(のーてんき) 」

ちゃちゃまる「 ぴえん  」

夜神ムーン「(ダメだこいつら…早く何とかしないと…) 」

ペニーワイズ「アナザーのお前からアナザーデスノートを奪い取って書けばいいんだよ(安直) 」

渚カヲル「いやあ、春だねえ(しれっとちゃちゃまる宅でくつろぐバカタレどもに混ざっている) 」

夜神ムーン「そもそもアナザーの僕なんているのk……(とペニーワイズに言いかけてなぜか混ざってるカヲルに気づく)ン何だお前!!? 」

ルコア「暖かくなるといいよねぇ(カヲルに続いていつの間にか寛いでいる) 」

アスラン・ザラ「お、おう久しぶり……ちょうど十日ぶりだな(メタ発言) 」

ペニーワイズ「お、お前は…………誰?(ぇ(カヲルを見て) 」

渚カヲル「久しぶりだねアスラン。かの異世界との戦争から二か月くらいだろうか?異世界と戦争した次はパラレルワールドとの生存競争とはね。忙しいものだ。まあ、こうして君たちとまた会えたのは幸運と言っていい(と、落ち着いていつの間にか用意した紅茶をすする) 」

アスラン・ザラ「ほらアイツだよ、パラレルオルガが攻めて来た時にくっついてきた俺と同じ声の奴……ところでカヲル、この世界がアナザーワールドとやらに繋がったときお前がまたこっちにやってきたってことは、お前もアナザーワールドの住民ってやつなのか? 」

渚カヲル「少し違うね。僕はもう一人の君としてこの場に呼ばれたけれど、AnoZer Worldに知り合いは居ない。まあ、ありえたかもしれないもう一人の君、Anotherとしての存在であることを否定しはしないけどね 」

夜神ムーン「……なるほど。君からAnoZer Worldについて聞こうと思っていたが、どうやらそれを期待するのは難しいらしいな。……しかしその口ぶり、知ってることくらいはあるんだろう? 」

はらぺこあおむし「(アナザーはらぺこあおむしが早退した代わりにハロウィンのアルバイトをしている) 」

首領パッチ「お前と同じ声……声だけ聞いたらややこしいな!(ぇ 」

渚カヲル「何も知らないものは居ないさ。無垢な赤子ですら、自分が何者か、どういう星の元に生まれたかくらいは知っている。だから、赤子は生れ出てすぐ泣くんだよ。君が求めるようなものは知らないと言っておくよ。僕はそこまで多くの事を識っているわけではないんだ 」

アスラン・ザラ「へーそう。大体知識は俺と同期した時と同じくらいか?役に立たない奴だな 」

夜神ムーン「……(底のしれない奴だ。まるで強固な壁で心を守ってるみたいだな。アスランの言った同期とかいうワードも含めて、もう少し探ってみる価値はあるか……) 」

ペニーワイズ「お前と同じ声…もしかしてお前のアナz………何言ってっかわかんねーよ!(バカ)(カヲルの顔面に冷蔵庫にあったコーラをぶっかける) 」

渚カヲル「ははは、やっぱり君たちは愉快だね。好意を抱くよ(と、ワイズに頭からコーラをぶっかけられても笑顔を絶やさず微笑み続ける)でも、もうそろそろお話はお開きにしたい。今日はね、君たちに友達を紹介したいんだ 」

夜神ムーン「友達?(ワイズがコーラをぶっかけてるのはまあこいつはこういうやつだからいいとして……話を切り上げられる。まだコイツからは情報を引き出さなければ……) 」

渚カヲル「そう。友達。紹介したいんだ、君たちに。君たちに負けず劣らず愉快な奴らの集まりなんだ。紹介したくてね……ああ、それと 」

渚カヲル「…………この家からは、早く離れた方がいいと思うよ(と、懐から取り出したスイッチを親指で押す) 」

首領パッチ「な、なんだぁ!? 」

夜神ムーン「!!!コイツ!!!!お前らすぐにこの家から出ろ!!!!窓でも何でもいい早く!!!!!(いち早く気づき周囲に号令を飛ばし咄嗟にちゃちゃまるを背負って外へ飛び出す) 」

アスラン・ザラ「まさかっ!!(壁を蹴り破ってそのまま外へ飛び出していく) 」

泉けん「行け!スカイロッド!(ちゃちゃまる宅を通過したスカイロッドにワイズとパッチを乗せて自身も飛び乗りそのままちゃちゃまる宅を出る) 」


ズ ガ アア ア アア ン!!!!(先ほどまでアスランたちが利用していたちゃちゃまる宅を丸ごと吹き飛ばし更地に変えるほどの爆発が内部から巻き起こり、先ほどまでの和やかな空気ごとちゃちゃまる宅が粉砕される)


夜神ムーン「うおおおあああ!!だ、大丈夫かお前ら!?(爆風に吹き飛ばされ盛大に地面を転がりながらなんとか受け身を取り爆炎の上がった方向を見上げる) 」

ちゃちゃまる「 ぴ え ん (夜神ムーンに背負われる中、またもや自分の家が破壊されていく光景に涙を禁じ得ない) 」

アスラン・ザラ「爆薬…爆薬が仕掛けてあったのか! 」

渚カヲル「…………やれやれ、少し炸薬の量が多すぎたんじゃないかい?(爆風の中から無傷で、少しのすすを払って歩いてくる) 」

アナザー夜神月…?「……いや、僕の計算は完璧だよ。一軒家を丸々一軒吹き飛ばすにはこれくらい要る。渚、君は僕を疑うのか?(と、物陰から水色の髪をした月にそっくりな一人の男が現れる) 」

夜神ムーン「僕が……ッ僕がもう一人いる……!信じられないが、アレが僕の……! 」

ペニーワイズ「……ほらー、やっぱりいたじゃねーかお前のアナザー!(ぇ(アナザー夜神月…?を見てムーンに) 」

ルコア「よかった、どうやら〝暖かくなった〟みたいだね。(いつの間にか安全圏で傍観していた) 」

アナザー夜神月…?「ふふ…アナザー?この僕をアナザー夜神月だと?笑わせる……僕は、いやオレは…… 」

アナザー夜神月…?→氷山漣「『氷山漣』!!新世界を創る者だ!!(と、髪をかき上げ夜神ムーンを睨みつける。そして、カヲルの隣へ佇む) 」

夜神ムーン「ひ……氷山……漣……それが君の名前か!!!! 」

ヒロ「…………何が狙いだ?(ルコアの後ろから現れる) 」

アスラン・ザラ「よくわからんが……そいつがカヲル、お前の友達でいいんだな?(ビームサーベルを構えてカヲルを睨みつけ、じりじりと近寄る) 」

ルコア「……おや?(ヒロに気づく)誰だい?藪から棒に。 」

氷山漣「オレだけじゃない。お前たち一人一人、対応する者を連れて来た。オレとカヲルがな 」

アスラン・ザラ「何……?(氷山の言葉を受けて警戒を深め辺りを見渡す) 」

ヒロ「俺か?俺はヒロ…さすらいの戦士…と思ってくれればいいさ(帽子を取る) 」

ペニーワイズ(リメイク版)「(ちゃちゃまる の背後から現れ、再び毛皮をむしり取る) 」

夜神ムーン「うおおリメイク版!?馬鹿な、僕のIQ280くらいの作戦で倒したはずなのに……なぜ生きている!? 」

ルコア「へぇ……そんなさすらいの戦士くんが、この僕〔ぼく〕にいったい何の用だい?(ヒロに) 」

氷山漣「催眠だよ。僕の催眠術を使ってボロクズになったリメイク版に恐怖の力を注ぎこみ復活させたんだ。これが世界を操る力。人を革新させる力だ! 」

首領パッチ「………まさか!俺やけん坊…そしてサンゲリヤのアナザーもいるってのか! 」

ヒロ「…どうやらこっちでもアナザーのドンパタが繰り広げられてるようだが、何か知ってるかと思ってね…(ワイズ達の戦いを見てルコアに) 」

ルコア「そうみたいだね。まあ、正直言ってこの顔触れに興味はないけど。 さあ……僕〔ぼく〕はただ、その場の状況を個人表現で評価していただけだからね。(ヒロに) 」

ペニーワイズ「くっ…ちゃちゃまるがまたハゲに!アスランとキャラが被ってるじゃないか!(何 」

アスラン・ザラ「誰がハゲだこのやろう!!(ワイズを殴る) 」

ヒロ「…………そうか、今のこの光景は君の評価で言えば暖かくなったような展開…そういう事なんだな……野次馬心だが…君がよければ一緒に見ててもいいかな? 」

ペニーワイズ「いってえ!(アスランに殴られ、いかりやのメガホンで殴り返す) 」

氷山漣「……なんだアイツら(殴り合いを始めたアスランとワイズを視界の端に入れて少し困惑している) 」

夜神ムーン「僕が知りてえよ!!! 」

泉けん「サンゲリヤのアナザーってそれ本場のサンゲリヤじゃないか!ここがバリ島になるぞ!(パッチの言葉を聞き) 」

ルコア「別に構わないけど……きみにとって、何か得るものでもあるのかい?(ヒロに) 」

氷山漣「まあいいさ……好都合だ。味方同士で潰しあいをするというのなら……『そのまま潰しあっていろ』!!(氷山の口から言霊が放たれ、ワイズとアスランに直撃する。その声を聴いた瞬間、二人に一瞬にして暗示がかかる。二人がこのまま仲間割れを続けるように) 」

首領パッチ「まぁ多分あのゾンビゴリラはアナザーゴリラとどっかで殴り合ってるから大丈夫だろ!(謎の確信) 」

泉けん「じゃあ安心してあいつら倒せるんDA☆チャージングGO!!!(スカイロッドがちゃちゃまるを跳ね飛ばしてやってくる)そらっ!(跳ね飛ばしたちゃちゃまるを隣の椅子に縛り付ける) 」

アスラン・ザラ「この!!このクソピエロ野郎!!いいパンチしてるぜ!!(漣の声が響いたことにも気づいた様子を見せずワイズとの殴り合いがヒートアップし段々当たりが強くなっていく) 」

ペニーワイズ「うるせえ!(氷山に向けてちゃちゃまる宅の芝刈り機をぶん投げる。暗示が効いた様子はないが何故か同じくアスランに対しメガホンによる殴打をヒートアップさせる) 」

氷山漣「うおっ!?(投げつけられた芝刈り機を躱して後ずさりする)……分からん奴らだ……だが、これでアイツらは潰しあいを続けるはずだ。どうだ、このオレの催眠は? 」

渚カヲル「相変わらず見事だと言いたいけれど……相変わらず慢心がすぎるね 」

夜神ムーン「クソがお前ら!!もうやめろほら目を覚ませ!!(デスノートを鈍器として使ってアスランとワイズの頭を引っぱたく) 」

ヒロ「それが、気になってる…と言ったら答えにならないかな?もしかしたら何か得るものがあるかもしれない。俺の好奇心はだいたいそういう気持ちからさ…(ルコアに) 」

泉けん「……ちゃちゃまる、お許しください!(スイッチを押すとちゃちゃまるがスカイロッドから落とされ、後退りした氷山の頭上に落下する) 」

ちゃちゃまる「うおーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!??????(氷山の頭上へ墜落していく) 」

ルコア「ふ~ん……ま、せいぜい面倒事に巻き込まれないようにね。 さてと……それじゃ、僕〔ぼく〕はこの辺で。(そう言うと、突然その場でルコアの姿が消える) 」


ガッ(しかしちゃちゃまるが氷山に着弾する前に突如飛んできた謎の飛行物体に跳ね飛ばされる。その飛行物体はなんと……もう一機のスカイロッドだった)


ヒロ「…あら(ルコアの姿が消えたのを見て)…何も怪しくなかったな(ボソッと呟きルコアと同じところから面々を見る) 」

氷山漣「な、なんだ、羊が落ちてく……っ(ちゃちゃまるがもう一機のスカイロッドに跳ね飛ばされたのを見て目を見開く)……やっと来たか! 」

夜神ムーン「す、スカイロッドがもう一機!?ということは……(アスランとワイズをノートで引っぱたきながら空を見上げる) 」


ザンッ!!!!(さらにコーラのような剣の一閃が跳ね飛ばされたちゃちゃまるを切り裂く)


泉研(冒険王版)「大丈夫かい漣くん?(もう一機のスカイロッドの中から現れ、アルファ光線銃を構える)これ以上はこのチャージマン研が自由にはさせないぞ! 」

アスラン・ザラ「コーラだと!?ま、まさかこの技は……!(月のノートによる引っぱたきで我に返り斬撃が走った方を見る) 」

ちゃちゃまる「ぴっぴえん…(毛皮という毛皮を剝がされたり毟り取られたり斬られたりして剥げ散らかしている) 」

怒んパッチ「…………御託はいい…邪魔をするようならこのタケノコで全員倒す(アスラン達の前に現れる) 」

夜神ムーン「パッチも……パッチもあっちに居るのか……! 」

渚カヲル「紹介しよう。僕が君たちに紹介したかった友達の皆だ。……果たして君たちは僕たちの存在に耐えられるかな?さあ、始めよう……僕たちと君たちの闘いを、これから…… 」

アスラン・ザラ「……もう一人の俺にもう一人のペニーワイズ……もう一人のムーンにもう一人の研……そしてもう一人の首領パッチ……まさに俺たちを映す鏡というわけか…… 」

アスラン・ザラ「いいだろう……だが、俺達もまた負けるわけにはいかない理由がある!!何故なら……負けられない理由があるからだ!!! 」

夜神ムーン「いやその理由を言えよっ!!! 」



― 荒れ果てた荒野 ―




仮面ライダーゼロワン「くッ、うぅ…はッ!!( ガギィンッ、ギャキィンッ!ザキィンッ、ギャギィンッ!! )(アタッシュカリバーを振りながら前進し、アークワンとの戦いに熱を灯していく) バ ッ ―――はああぁッ!!(傍らに突き刺さっていたもう一本のアタッシュカリバーをも引き抜くことで二刀流となり、二対の刃を振るって斬撃を叩き込んでいく) 」

仮面ライダーアークワン「ッ゛…フゥッ…!!( ギィンッ、ギィンッ、ギャァンッ!! )(方やこちらはアタッシュアローの両刃を振り抜生きながら応戦し、互いに火花を散らしていく) ガ シ ッ ――― ダ キ ュ ン ッ ! ! (地面に刺さっていたアタッシュショットガンを引っこ抜くと同時に、ゼロワンの懐に銃口を突きつけゼロ距離射撃を行い距離を引き剥がす) パ シ ッ ――― \ JACKIRISE ! / \ JACKING BREAK ! / (今度はサウザンドジャッカーを引き抜くや否やそのトリガー部を引いて薙ぎ払うと、火炎が放射状に解き放たれる) 」

仮面ライダーゼロワン「ぐゥ…あ…ッ…!(腹部に散弾銃の重い一撃を受けて退けられる)……!パ シ ッ ――― くッ…ぅ…!!(偶然手元にあったプログライズホッパーブレードを手に取り、水平に構えた剣身で火炎を受け止めるように防御する) \ドッキングライズ !/ (アタッシュカリバーとプログライズホッパーブレードを合体させ、二対の刃を持つ武器へと変形させる) \アルティメットストラッシュ ! !/ はああぁぁああーーッ!!!(ブレードを豪快に縦横無尽に振り抜き、巨大な鋼色の斬撃と黄緑色のエネルギー状の斬撃を併せた“アルティメットストラッシュ”を放つ) 」

仮面ライダーアークワン「ッ゛ッ゛……!!! \ カバンシュート ! / (周囲に複製された無数のアタッシュアローを召喚し、強力なエネルギーアローによる連続射撃を放ってゼロワンの一撃を相殺する) \ 悪意・恐怖・憤怒・憎悪・絶望・闘争・殺意・破滅・絶滅・滅亡 / ガ ギ ョ ン ッ ! (―“ パ ー フ ェ ク ト コ ン ク ル ー ジ ョ ン ”―) ッハアアアァァアアアアーーー!!! \ パーフェクトコンクルージョン ! ! / (ドライバーの天面ボタンを連続押印して装填されたキー再び押し込んでチャージする。頭上へと高く跳び上がり、悪意のエネルギーを込めた凄まじいライダー 」

仮面ライダーゼロワン「…もう…やめてくれ…ッ…―――― やめてくれよォッ!!! キュピーン ! (装填されたキーを再び押し込む)(―― “ ラ イ ジ ン グ イ ン パ ク ト ” ――) っはああああああぁぁぁぁーーーッ!!! \ ライジングインパクト ! ! / (上空に跳躍した後、アークワンとぶつかり合う覚悟でライダーキックを炸裂させる) 」


――― チ ュ ド オ オ オ オ オ オ オ オ ォ ォ ォ オ オ オ オ ン ッ ! ! ! ! (ゼロワンとアークワン、両者が放った渾身のライダーキックが全面衝突し、荒野に衝撃が走った)




イズ「…っ……(二人の或人の激突を、曇る表情でただ見守るしかできなかった) 」

仮面ライダーアークワン「ぜぇ…ぜぇ…ッ……!(爆炎の中から飛び出し、何とか大地へ着地する。すでに長時間にも及ぶ交戦を続けていたのか、荒い呼吸が今になって体に追いつく) 」

仮面ライダーゼロワン「はぁ…はぁ…ッ……!(同様に喘息で双肩を上下させていた)……頼む…やめてくれ…!できることなら俺は、「俺」と闘いたくないんだ…ッ…!(嘆声に声を震わせる) 」

仮面ライダーアークワン「ぜぇ…黙れ……ッ…!お前は絶望を知らなさすぎる…ッ…!誰もヒューマギアと人間が笑い合える未来を信じてくれなかった…!互いに不信感を抱き、ヒューマギアはシンギュラリティに目覚めて「悪意」が芽生え、人間との戦争に発展した… 俺とイズはその未来を止めようとした…だが……イズはその争いに巻き込まれ…―――― 死んだ。 」

仮面ライダーゼロワン「――――ッ゛!!?(あり得ない事態、想像もできない未来にただただ困惑し、返す言葉も失ってしまう) 」

仮面ライダーアークワン「もう…俺には何もない… 夢に向かって飛び立とうとした希望もない。そんな俺を支えてくれるたった一つの光ですら…すべて失ったんだ…ッ…!だったら…もう、ぜんぶ、壊れてしまえばいい…ッ……!!(前傾した態勢から、懐より何かを取り出す) 」


――――  ド  ォ  ゥ  ン  …  ッ  …  !  !  (アークワンが取り出したのは、一つのプログライズキー。だが、それは或人たちが今まで使用してきたものとは一線を画すもの。否…もはや、この世に生み出された物とは思えないほど醜悪なオーラを纏った深紅のキー。まるで、それ一つで世界そのものが震撼するような…末恐ろしい存在感を放っていた)


仮面ライダーゼロワン「――――!!?…なんだ…そのプログライズキーは…ッ……!?(目にしただけではっきりと理解できるほどの危機感を放つキーに目を見張る) 」

仮面ライダーアークワン「…俺の憎しみがどれほどのものか…身をもって教えてやる…ッ……!この…―――「世界滅ぼすキー」を使ってなッ…!!!  \ ヘルズホッパーズアビリティ ! /  (深紅のキー「ヘルライズプログライズキー」を起動させ、サウザンドジャッカーへ装填する) \ THOUSAND RISE ! / (トリガーを引き抜き、エネルギーチャージを行うと―――) 」


――――  ズ  ッ  ド  ン  !  !  !  !  (アークワンが掲げたサウザンドジャッカー…その先端より膨大な破滅のエネルギーが天高く放出され、雲を突き抜けていく)


仮面ライダーゼロワン「――――!!…な、なにをする気だ…ッ…!!?やめろ……そんなものを放っちゃ…ッ……!!!(アークワン…もう一人の自分が今から行おうとしている狙いを、その挙動からすべて察して仮面の内側で酷く青褪める) 」


ズ  オ  オ  オ  ォ  ォ  ォ  …  ッ  …  …  ―――――  !  !  !  !  (真っ赤に染まる空…それは世界の終わりを意味していた)


仮面ライダーゼロワン「 や゛ め゛ ろ゛ お゛ お゛ お゛ お゛ お゛ お゛ お゛ お゛ お゛ お゛ お゛ ぉ゛ ぉ゛ ぉ゛ ー ー ー ー ッ゛ ! ! ! ! (世界の終焉という最悪の未来を予期した瞬間、気が付けば身体は無我夢中になって駆け出し始めアークワンを是が非でも阻止せんと必死に手を伸ばしていくが――――)  」

仮面ライダーアークワン「 \ THOUSAND BRAKE ! ! / ――――― む゛ あ゛ あ゛ ぁ゛ ぁ゛ ッ゛ ! ! ! (キーを装填したサウザンドジャッカーのトリガーを押し込み、獲物を振り回しながらその先端部を大地へと突き刺した) 」


――――  ゴ  オ  オ  オ  オ  ォ  ォ  ォ  ォ  オ  オ  オ  オ  …  ッ  …  …  !  !  !  !  (天に放たれた破滅の閃光が、今…地に向かって堕とされる――――)


仮面ライダーゼロワン「―――― ぎ ィ゛ ッ゛ ! ! ! (手にした武器を咄嗟に頭上へ掲げるように身構え、天より降りかかってくるその唯一無二の閃光を受け止めようと試みる)―――― ぐ あ゛ あ゛ あ゛ あ゛ あ゛ あ゛ あ゛ ぁ゛ ぁ゛ ぁ゛ ぁ゛ ッ゛ ! ! ! (この身を犠牲にしてでも世界を守ろうと必死に耐え凌ぎ力を振り絞るが――――) 」


―――――   ┣¨     オ     ォ     ゥ     ン     ッ     !   !   !   !   ――――


破滅の閃光が世界を真っ赤な輝きに染め上げてから数分後…やがて光は途絶えていく。だが…荒野はもはや見る影もなく黒く焼け焦げ、中心部に巨大な陥没が出来上がっている。世界と世界を繋ぐオーロラカーテンですら穴ぼこだらけに歪み、彼らが立っていた舞台は宛ら地獄絵図へと変わり果てていた――――




仮面ライダーゼロワン→飛電或人「はッ…は…ぁ゛……はぁ…ッ……――― ドサァ…ッ……!(辛うじて世界をその身一つで守り切った体はすでに満身創痍であり、倒れ込むと同時に変身が解除される。だが、その生身の肉体は抑えきれない反動によって傷だらけ、血だらけであり、立ち上がることすら困難を極めていた) 」

仮面ライダーアークワン→HIDEN ARUTO「ぜぇ…はぁ…ッ……ぜぇ…はぁ…ッ…!!(世界を滅ぼすキーを使った張本人ですら、その力の反動に呑まれて変身解除へと追い込まれるほど強烈な負荷を抱えていた) 」

宮下愛「……ひどい…っ……こんなの…あんまりだよ…っ……(傷つけ合う二人の或人、傷つく或人…両者の悲痛な体と心に胸を痛めたかのように口元を手で覆う) 」

イズ「……或人…社長…っ……(満身創痍になってしまった或人をその目に、今すぐにでも観客席を飛び出して彼のもとへ向かおうとする。だが、それはできない。それは大会のルールでもあり、破ろうにも観客と戦場の間に如かれた境界を跨ぐことは不可能であるが故に―――) 」

イズ「……ピロリ、ピロリ…――――(瞳を閉ざし、衛星ゼアと交信を開始する)……教えてください、ゼア。私は…どうすれば…―――― 」


コツ、コツ、コツ、コツ…―――――(0と1の電子回路が錯綜するゼアの思考回路。イズ以外誰もいないはずのその領域に、彼女のものではない足音が鳴り響く―――)




Iz「―――― コ ツ … (彼女のもとに歩み寄ってきたのは、もう一人のイズ。これまで多少なりとも相違点があった者たち比較すると、姿形も佇まいも、すべてが完全に一致している。) 」

イズ「……!(振り返った先にいたもう一人の自分に驚きの眼差しを向ける)…あなたは…――――― 」

Iz「―――― 時間がない、急いで…!(問いかけるイズへ歩み寄ると、彼女の両のこめかみに両手を触れ、そのまま互いの額を突き合わせる)……最悪の結論になる前に。(額を通じ、イズに自身のデータを転送する) 」

イズ「―――――!(互いに額を合わせることで、Izから流れ込んでくる幾つものデータを瞬時に閲覧する。Izの正体、彼女が伝えたい真実、そして…大切な人を救う方法を――――) 」


私は、或人社長の秘書ですから――――


イズの記憶回路(メモリー)に流れる幾つもの光景。それは、彼女と或人の出会いから、共に過ごした短くも長い日々のすべて。かけがえのない人と交わした言葉、時間が、すべてゼロから再生されていく――― 」

Iz「……或人社長を…頼みましたよ―――――(それだけを言い残し、体は電子体となって消失する。あるものを、イズの手元に残して――――) 」

イズ「―――― わかりました。(Izから託された想い、それはもう一つの飛電ゼロワンドライバーとプログライズキーとなって手元に渡り、強かに頷いた) 」

イズ「―――――……(ゼアの思考回路から現代に戻ると、閉じていた瞳をゆっくりと開いた)……ダッ…!(すると、客席から立ち上がって何処かへと駆け出していく) 」

宮下愛「――――!(突然立ち上がったイズを見上げる)イズイズ…っ…?どこへ……!?(なにか意を決したような眼差しを浮かべていたイズを止めようとはせず、ただ彼女の背をそこから見送り続けた) 」

HIDEN ARUTO「ぜぇ…はーッ……余計な真似を…してくれたな… おかげで、世界が滅び損ねた…ッ……!だが、次こそ……終わらせる…ッ…―――― \ ヘ ル ラ イ ズ ! / (サウザンドジャッカーから引き抜かれて落ちていた深紅のキーを拾い上げ、そのボタンを押印。破滅へのカウントダウンが、鳴り始める) 」




飛電或人「はぁ…は…ッ…――――― や め ろ お゛ ぉ゛ ッ゛ ! ! ! (我が身に鞭打って立ち上がると、残された力を振り絞るように駆け出してARUTOからキーを奪取しようと取っ組む) 」

HIDEN ARUTO「ぐッ……ちぃッ…!!離せ…このォ…ッ……!!!(或人と取っ組み合いになり、何度も身体を捻りながらも彼を突き飛ばすが…)――――!(その時、ある違和感を覚える。手に握られた物の喪失感を。) 」

飛電或人「…はぁ……はぁ…――――― グ ッ … ! (突き飛ばされた衝撃で倒れ込むが、ついに世界を滅ぼすキーを奪い取ることに成功する。だが…)……!……ダンッ……ガンッ…!ガッ…ガンッ……ダァンッ…!!!(不気味に鳴り響く破滅へのカウントダウン。即ち、キーの発動が停止しないという状況を目の前にその一縷の喜びですら掻き消される。何度も何度もキーを地面へ叩きつけて破壊を試みるが、壊れる気配はない。) 」

飛電或人「…んッ……!!ぅん…ッ……!!ん゛ッ゛……!!くそ…ッ…くそッ…!!ッ…まれ……―――― 止 ま゛ れ゛ え゛ え゛ え゛ え゛ え゛ ぇ゛ ぇ゛ ぇ゛ ぇ゛ ぇ゛ ッ゛ ! ! ! う゛ あ゛ あ゛ あ゛ ぁ゛ ぁ゛ ぁ゛ ッ゛ ! ! ! (どれだけ叩きつけても、どれだけ叫んでも、思い通りにはならない。無慈悲に繰り返される滅びへのカウントダウンの歪なメロディーが、自身にかつてない焦燥感と絶望感を駆り立てさせる。) 」

飛電或人「ッは……!…はぁ…ッ…はぁ……ッ……!!(どう足掻いても、この絶望を回避する方法はない)―――――!(否、一つだけある。その答えに辿り着いた時、まるで…希望と絶望が織りなす複雑な心境に立たされる。それしか方法はない、だが…それを選べば―――その先にある結論を、知っている。故に葛藤する。だが…――――) 」


或人の脳裏に、彼がこれまで関わってきたあすべての人たちの顔が次々と浮かび上がってくる。
不破、刃、天津、滅亡迅雷.net…
更には、ケイオスに転生してから出会ったヒロやテイルス、キャロル、ロビン、ろろん、ポリゴン2、同僚、愛…
そして自身にとって最も大切な存在《 イズ 》―――


飛電或人「――――……みんな…ごめん…っ…… やっぱり…「これ」しか思いつかなかった…ッ…!(楽しかった日々。だが、もうあの頃には戻れないとでもいうような切羽詰まった表情の果てに、ついにその答えを実行に移そうと…キーを握りしめたまま立ち上がる。自身が選択した答え、それは―――――) 」

飛電或人「    \ オ ー ソ ラ イ ズ ! /    (ヘルライズプログライズキーを、なんと…ドライバーへオーソライズした)ぐッ…あ゛……ぁッ… あが…ッ……う゛ぉ゛…――――― が あ゛ あ゛ あ゛ あ゛ あ゛ あ゛ あ゛ あ゛ あ゛ あ゛ あ゛ あ゛ あ゛ あ゛ あ゛ あ゛ あ゛ あ゛ あ゛ あ゛ あ゛ あ゛ あ゛ あ゛ あ゛ あ゛ あ゛ (ドライバーを通じて全身に迸る深紅の稲妻が全身を骨の髄まで蝕んでいく。激痛が何重にも何倍にもなって襲い掛かり、激しく悶え苦しむ) 」

HIDEN ARUTO「……そのキーを…人間の身体で使うのは不可能だ ――― "死ぬ"つもりか?(目の前で苦しみ悶える或人を憐れむように見つめる) 」





飛電或人「 ぎ ィ゛ ッ゛ ! ! (キーを展開する)…世界中の…笑顔を守るためならな…ッ……! ぐ ぅ゛ あ゛ あ゛ あ゛ あ゛ あ゛ あ゛ あ゛ あ゛ あ゛ あ゛ あ゛ あ゛ あ゛ あ゛ あ゛ あ゛ あ゛ あ゛ あ゛ あ゛ あ゛ あ゛ ―――――― \ プログライズ ! / (そして、そのキーをドライバーへと装填した) 」

飛電或人 → 仮面ライダーゼロワン(ヘルライジングホッパー)「 \ Hells energy as destroy the world. HELL RISING HOPPER ! / \ HEAVEN or HELL it doesn't matter. / (世界を滅ぼす力を持つ地獄の戦士―――仮面ライダーゼロワン「ヘルライジングホッパー」へと自ら堕ちていく) 」



アスラン・ザラ「ようお前ら。前回までのあらすじ知りたいか?(カレーを食いながら画面の前の皆さんに話しかける) 」

夜神ムーン「んなことどうでもいいから早く真面目に戦ってくれえええええ!!!(あくまでも常人並みの身体能力しかないムーンくん、襲い来る敵から逃げ回る) 」

アスラン・ザラ「そうかそうか聞きたいか。じゃあ教えてやろうじゃないか(無視) 」

アスラン・ザラ「あれは今から三年前の話だった…俺の故郷ユニウスセブンはバレンタインの日地球軍のメビウスにより核ミサイルによる爆撃を受け、俺の母も含めて多くの人が亡くなってしまった…俺は今でもあの事件を忘れられない……それはそれとして今アナザーな俺達と俺達が戦っている。以上 」

夜神ムーン「ねえ必要だった!?血のバレンタインの下り必要だった!? 」

アスラン・ザラ「てめえ血のバレンタインで死んだ人たちの霊を愚弄するのか!?(バキッ 」

夜神ムーン「お前何なんだよ!!!(理不尽な暴力がムーンを襲う!!) 」

ペニーワイズ「お前なにすんだよ!!!(今さらさっき殴られた仕返しでムーンの頭をいかりやのメガホンでぶっ叩く) 」

夜神ムーン「よ、よせやめろ!!戦闘中だぞ!!(ハゲとピエロのダブルアタック。可哀想な夜神ムーン…) 」

渚カヲル「……愉快だね、彼らは(高台に座って微笑ましくムーン一行のコントを見守っている) 」

氷山漣「莫迦なだけだろう……まあいい、ああいう奴らなら操りやすい…… 」

渚カヲル「侮らない方がいいとは思うけどね(と、顎に手を当てて観戦を続ける) 」

首領パッチ「行くぞけん坊!必殺コンボ………いかりやいろはかるた!!!!!(首領パッチソードを構える)………いかりやも歩けばお化けも逃げる!!!(氷山に向けて首領パッチソードをぶん投げる) 」

泉けん「論より証拠にひどい顔!!!!(首領パッチソードを投げたと同時に使い捨てスカイロッドを氷山に向けて発射させる) 」

氷山漣「ね、ネギだと!?ふざけやがって……(首領パッチソードを掴み取り投げ捨てながら周りに叫ぶ)ペニーワイズ!研!怒ん!前衛は任せたと言ったはずだぞ!! 」

首領パッチ「はっきり言って見られない!!!!(アスランのファトゥム00を借りて、カヲルの乗った高台に向けて発射させる) 」

ペニーワイズ(リメイク版)「(ちゃちゃまるを人質にしている) 」

泉研(冒険王版)「おまえの相手はぼくだ!!(研の発射したスカイロッドをアルファ光線銃で撃ち落とし研と向き合う) 」

アスラン・ザラ「あっまた盗みやがったなお前!! 」

怒んパッチ「わかってる…俺に指図するんじゃねえ!!!(スカイロッドを怒怒んパッチソードで切り裂く) 」

泉けん「…!(冒険王版研を見て)…人間じゃないよあの顔は!!!!(飛び上がり、αガンを放つ) 」

渚カヲル「おっと(ATフィールドを展開、衝撃で爆発するファトゥムを無傷で防ぐ。そしてそのままその場に浮き上がる)……困ったな。僕も動かないとダメか 」

首領パッチ「…!本当はゴリラだ間違いない!(怒んパッチ目掛けて自爆装置を起動させたジャスティスをぶん投げる) 」

泉けん「平気でよくも戦っている!(同時にボルガダイナマイトを複数アナザー共に落とす) 」

泉研(冒険王版)「とうっ!(研のαガンを避けながらベルトを回転させビジュームベルトを放つ) 」

首領パッチ「とうとう負けたかいかりやは!(ちゃちゃまるの芝刈り機を氷山に向けて飛ばす) 」

氷山漣「!!(投下されたボルガダイナマイトに巻き込まれ爆風の中に消えていく) 」

アスラン・ザラ「オラ!どけ!(ペニーワイズと夜神を殴り飛ばし戦場の方を見る)お、やったか!? 」

怒ンパッチ「…モビルスーツ一つで俺を潰せると思うな!(自爆装置に気づかずにジャスティスを怒怒んパッチソードで切り裂いてしまいちゃちゃまる宅とともに爆風の中に消えていく) 」

夜神ムーン「すげぇ理不尽 」

氷山漣「フハハ……(……と、思われたが。いつの間にか首領パッチの背後に回っている)幻 術 だ 。 」

首領パッチ「危ないけん坊!食らえ!えーっと…(あるものを取り出し、タグを読む)タンポンフリスビー!!!!("湯たんぽ"をフリスビーのようにビジュームベルト目掛けて投げる) 」

泉研(冒険王版)「くっ!(ビジュームベルトを相殺され後ろ方向に跳ぶ)君たちは何だ!?なぜ仲間同士で殴り合う!仲間じゃないのか!? 」

怒んパッチ「………こんな核爆発一つで俺を倒せると思ったか…?(首領パッチを怒怒んパッチソードで切り裂く。ちなみに後ろに回り込んでいた氷山も同様に…) 」

首領パッチ「…なにぃ!?(後ろに回り込んだ氷山を見て)ぐああああ!!!!(怒んパッチに切り裂かれる) 」

氷山漣「お前せめて味方がいるかどうかは気にしろよ!?(怒怒んパッチソードを受けるも何故か姿が揺らめくだけで攻撃が当たった様子を見せない) 」

泉けん「た、助かった…(ビジュームベルトが首領パッチのフリスビーに相殺され事なきを得る)…危ないパッチ!行け、お金玉!!!("落とし玉"と書かれたタグがついたロープを引っ張り、怒んパッチと氷山目掛けて特大の鉄球を落とす。なお首領パッチも巻き込まれる) 」

夜神ムーン「そういやリメイク版の奴がちゃちゃまるを人質にしてやがる…早く助けてやらないと……取り敢えずノートにペニーワイズ 即死っと……駄目だ、顔も名前も同じだからこう書くとこっちの方のクソピエロが死ぬ可能性が出てくる…! 」

観客席「落とし玉だろ!!!」「アホ!バカ!」「アホやろう! 」

ペニーワイズ「……こいつが手を出さないなら好都合だ!(ちゃちゃまるが人質にされていることを意に介さずに)…やったなてめえ!!!(アスランに殴り飛ばされた腕に噛みつく) 」

氷山漣「フッ…無駄だというのが分からないのか。オレの幻術の前にお前らの攻撃なんて無意味なんだよ…!(特大の鉄球もすり抜けて余裕の顔で佇む) 」

怒んパッチ「どうせ幻術で切り抜けるからいいだろ、いちいち気にしてたら隙を逃すぞ(さらっと氷山に)…オラァ!(タケノコで鉄の玉をちゃちゃまるに向けて飛ばす) 」




アスラン・ザラ「てめえどんなラフファイトだよこの野郎!カオスドラマは全年齢対象なんだぞお子様が見て泣いたらどうすんだ!!(ペニーワイズに嚙みつかれたままそのまま殴りを入れまくる) 」

ペニーワイズ「むがががが!!!!むがぁぁあ!!がががが!!!(うるせぇ!お前はギャグ漫画で犬に噛まれたシーンを見ても子供が泣くと思ってんのかこのやろう!)(アスランに殴られつつも噛みつく力を保つ) 」

夜神ムーン「さっきからあの僕に似たアイツ……攻撃が当たっている気配がない……まさか!!すでに僕たちは奴の幻術にかかってるっていうのか……!? 」

アスラン・ザラ「野良犬と野良ピエロじゃ話が違うだろこのピエロ野郎!!(そのままペニーワイズを巴投げしてライフルを取り出して向ける) 」

氷山漣「クククその通りだよ。お前らは本物のオレの居場所を認識することは決してない……お前たちの感覚はもはや使い物にならん、全てを疑うんだな! 」

ペニーワイズ「よくも投げたなこのハゲ!いい加減にしないとぶっ殺す!ハゲ!(ライフルに向けて風船爆弾を放つ。そのうちの一つが氷山の方に来た瞬間爆発する) 」

氷山漣「うおっ!?(爆風を咄嗟に躱して)な、何だ……今のは……偶然か?チッ……どうなってる? 」

夜神ムーン「何だ……?アイツ何もないのに身をかわしたぞ……それにさっきの流れ弾……まさか、さっき爆発が起きたところにお前の本体がいるのか?何もいないように見えるあそこに……(突然の天才要素) 」

ペニーワイズ「ぶっ**アスラああああああああっ!!!!(アスランに向けてちゃちゃまる宅の芝刈り機をぶん投げるも暴投して氷山の方へ) 」

アスラン・ザラ「うっせ!誰がハゲだこのクソピエロ!!■!!(風船爆弾を躱しながらライフルを連射してペニーワイズを撃ち抜こうとする) 」

ペニーワイズ(リメイク版)「…!(ちゃちゃまるを抱えて鉄球を避ける。自身に対する反抗と判断したのかちゃちゃまるの毛皮を剥ぎ取る) 」

氷山漣「うおわあああ!!危ねえなおい!!(再び何もないところで大げさに身をかわす動作を行う。それこそ芝刈り機が投げられ何かに当たりそうになった直前に) 」

ペニーワイズ「それは洒落になんねーよハゲ!デコッパチ!お前の父ちゃんもハゲ!(幼稚な煽りをかましながら何故かゲシュマイディッヒパンツァーを発動させ、アスランのライフルを氷山の方に跳ね返す) 」

夜神ムーン「やっぱりだ……お前はそこに『居る』んだな……見せてやる!この僕の作った未来ガジェット『天体観測』でな!!(突然のマモー・ミヤノ要素。氷山がいると思われる場所にその望遠鏡を向ける) 」

氷山漣「ああもうさっきから!!(ライフルを避けながら何かを向けてくるムーンを見つける)させるか!氷山漣が命ずる!!『眠れ』!!(そのまま言霊を放つ) 」

ペニーワイズ「俺に指図するな!!!!(氷山をいかりやのメガホンでぶん殴る) 」

夜神ムーン「ぐッ……!(突然襲い来る強烈な眠気に身を崩す)馬鹿な……声を聴かせるだけで瞬間催眠が出来るなんて……っ!(そのまま崩れ落ちてぐっすり眠り始める) 」

氷山漣「いで!!(ペニーワイズに殴られて)……え?お前見えんの?オレが?え?嘘? 」

ペニーワイズ「起きろアホ!(言霊が効いていないのかいかりやのメガホンでムーンをボコボコにする。オーバーキル感があるが気にしない)次はお前だハゲ!(アスランに向けてファトゥム00を投げる) 」

ペニーワイズ「いやお前そこにいんだろ!!ゾンゲリヤじゃねーんだぞ!(もう1発殴る) 」

夜神ムーン「いてて起きた!!起きたから!!てかお前らはそろそろ仲間割れをやめろ!! 」

泉けん「かりんせんぱいの水着、みれるぞ~………♡(なぜか言霊を喰らい煩悩まみれの寝言を放つ) 」

氷山漣「ぐぁぁ!?(もう一発殴られ困惑する)ばっばかな!?オレの幻術が効いていないだと!? 」

アスラン・ザラ「あってめえ!!また俺のファトゥムを勝手に使いやがって!!■!!(飛ばされたファトゥム00を躱しながらビームブーメランを投げつける) 」

首領パッチ「ホアタァァァッ!!!!(眠ったままときランメモリアルのかなたちゃん直伝コノエ・ムートンショット(回し蹴り)を氷山にかます。実際は意識がないためペニーワイズ同じく幻術を意に介さない) 」

氷山漣「ち、ちくしょう!!(首領パッチに蹴り飛ばされそのまま逃げだす)クソ……研!怒ん!ワイズ!カヲル!何をやってる!こいつらの相手はお前らに任せた!! 」

怒んパッチ「だから俺に指図するなっつってんだろ!!!!(氷山ごと怒怒んパッチソードで首領パッチを切り裂く) 」

渚カヲル「やれやれ。彼も一度崩されると脆いものだね(ペニーワイズと氷山の間に割り込むように現れATフィールドを展開する) 」

ペニーワイズ(リメイク版)「(ちゃちゃまるの毛皮を剥ぎ取った後にちゃちゃまる宅にくくりつけ痛めつけている) 」

氷山漣「やめろって!!(紙一重のマトリックス回避で怒んパッチソードを躱してそのまま物陰へ去っていく) 」

首領パッチ「かなたちゃぁぁぁぁぁあ!!!!(切り裂かれる) 」

泉研(冒険王版)「怒んパッチ君!今は仲間割れはやめよう!……君たちもいつまで仲間割れしてるつもりだっ!!(ワイズたちにアルファー光線銃を連続で放つ) 」

夜神ムーン「逃げられたか…だが何故かペニーワイズには幻術が効かないと分かった今、奴の幻術はそこまで脅威ではない… 」

ペニーワイズ「うるせぇ!■って言う方が■!(ビームブーメランを避ける)だはははは!!!!ビームなんざ怖くねえ!(ゲシュマイディッヒパンツァーでアルファー光線銃を渚や氷山がある物陰とかアスランとかけん坊とか色々なところに跳ね返す) 」

アスラン・ザラ「うおおおこの邪智暴虐のクソピエロめ!!許さんぞ!!(撒き散らされる光線を躱しながらペニーワイズに突っ込んで取っ組み合いになる) 」

泉けん「………アッー!あいさんの水着が流され………!(目を覚ます)おのれジュラル星人め!僕を眠らせるとはいい度胸だ!(アスランのファトゥム00に飛び乗り、ボルガ式に下部についていたジャスティスを泉研に向けて投下して押しつぶそうとする) 」

ペニーワイズ「うるせぇ!俺がルールだぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!(何(アスランと取っ組み合いになり、いかりやのメガホンでボカスカ殴る) 」

渚カヲル「おっと(ATフィールドで弾かれたビームをさらに弾きながら)ゲシュマイディッヒパンツァーか……(と、ペニーワイズを横目にアスランの方に腕を振りワイヤーを出現させ縛り上げる) 」

夜神ムーン「おめーらはそろそろ喧嘩をやめろォォォ!!!(ムーンの怒りの拳がペニーワイズとアスランの頭を直撃!喧嘩両成敗!)ほらアスラン縛られてるし! 」

泉研(冒険王版)「なっ!?(落ちて来たジャスティスに押しつぶされ砂煙の中へ消えていく) 」

怒んパッチ「………どうやらそれどころではないようだな…!(研がジャスティスに押しつぶされたのをみて)おっと、そのまま仲間割れしててもらうぜ(ムーンの前に瞬時に現れ、おやびんラッシュをかます) 」

ペニーワイズ「…!ざまーみろアスラン!お前の動きはあだっーー!(ムーンのゲンコツを喰らう) 」

アスラン・ザラ「クソ!なんだこのワイヤーは!クソ!離れ……あいだ!!(ワイヤーで絡めとられた挙句ムーンのげんこつを受け白目) 」

ヒロ「…………仲間割れしてて大丈夫なのかい(先ほどから引き続き安全なところから観戦している) 」

夜神ムーン「そうだお前ら、もう仲間割れしてる場合じゃ……!?(怒んパッチのおやびんラッシュを受けものすごい勢いで血をまき散らしながら吹き飛んでいく) 」

アスラン・ザラ「ライトォォォォォォッ!!!!!(ムーンが吹き飛ばされたのを見て激昂し種割れを起こしアナザーどもを見据える)もうゆるさないぞ おまえたち… 」

ペニーワイズ(リメイク版)「(ちゃちゃまるをくくりつけて爪を近づけたり離したりしてぴえんしている反応を楽しんでいる) 」


グ ワ(しかしその次の瞬間突然戦場を謎の力場が包む。同時に幻想的なまでの幻が辺りを支配する)


氷山漣「フハハハハ!!ヒプノシス・ゾーンだ!!そのピエロに催眠が効こうと効かなかろうと問題はない!!この世界そのものに幻覚を見せ支配するまさに神の御業!!!恐れおののくがいい!!!(と、トリップしたような幻覚が飛び交う世界の空に氷山の顔が映り、そう語りかける) 」

怒んパッチ「許さねえならどうする?(タケノコによる衝撃波をアスランにぶつける) 」

夜神ムーン「ぐ…ぐあ…アイツまだ近くにいたのか……(周りの悪い夢のような光景を見て戦慄する) 」

ヒロ「…………あ、水着姿のりなりーだぁ…俺がお兄ちゃんだぞ!!!!!(なぜか遠巻きにいたこいつも幻術を喰らう) 」

アスラン・ザラ「くっ!!(衝撃波をクロスガードで防ぎ後ずさる)……こうなったらワイズ……アレをやるぞ(と、ペニーワイズの方を向き一枚のカードを取り出す) 」

ペニーワイズ「あれ…!貴様、まさか…! 」

アスラン・ザラ「……そう。『聖正義融合(ジャスティスフュージョン)』だ!!(と、取り出したカードを地面に叩きつけ発動する)俺は手札から《フュージョン・デステニー》を発動!! 」

アスラン・ザラ「この効果で……ペニーワイズと俺を融合する!!(青色の渦巻きがアスランとペニーワイズの背後に現れ稲妻が走る!) 」

アスラン・ザラ「融合召喚!!カモン!!アスワイズ!!(二人の細胞が渦へと吸い込まれ超融合を遂げていく……!) 」

アスワイズ「……融合完了……(その渦が晴れた時、アスランとペニーワイズが融合した最強戦士、アスワイズがそこに君臨していた) 」

夜神ムーン「……アレが……アレがジャスティス・フュージョンの力なのか……!? 」

志村けん「ありえねーだろバカヤロー!! 」

首領パッチ「怒っちゃやーよ!怒っちゃやーよ!!!(志村の周りを走り回る) 」

泉けん「フュージョンは君の本領じゃないのか!(パッチに理不尽な暴力) 」

首領パッチ「いでっ!(けんに暴力を振るわれる)どっちかっつーとボーボボなんじゃアホ!(泉けんとなぜか志村も巻き込んで殴り合いが始まる) 」

志村けん「何で俺まで巻き添えにするだよ!!(泉けんとパッチを突き飛ばす) 」

首領パッチ「うわぁ!(突き飛ばされる)いやなんとなくそこにいたこら…(ぇ 」

泉けん「アッー!(同じく突き飛ばされ)そんな理由で巻き込んだらダメだろう!…………って僕は巻き添えにしようとしてないぞ!(志村に腹パン) 」

いかりや長介「(メガホンで志村、泉けん、パッチをしばく)三人ともみっともないでしょ?! 」

首領パッチ「がはぁっ(メガホンでしばかれる)出たなサンゲリア! 」

泉けん「アッー!(メガホンでしばかれ)そうか!バッチとあのバケモノが融合すれば奴と渡り合える!(いかりやを見て謎の閃き)今すぐ融合するんだ! 」

いかりや長介「サンゲリアなんかじゃありませんよ全く! 」

首領パッチ「じゃあゾンゲリア!(違  」

いかりや長介「あたしをおもちゃにするんじゃないよ全く!! 」

首領パッチ「だから融合できねーつってんだろ!(泉けんの頭をぶっ叩く)融合したらゾンパッチ(ゾンビ+首領パッチ)ってか!?バカモン!(ぇ(泉けんの頭をもう1発いかりやのメガホンで叩く) 」

アスワイズ「ごちゃごちゃうるせーーーーーー!!!(理不尽に放たれた拳がアホタレどもをまとめて吹き飛ばす) 」

夜神ムーン「なんで僕まで!?(理不尽な拳がムーンを襲う…!) 」

首領パッチ「ぎゃぁぁぁぁぁ!!!!(吹っ飛ばされる) 」

氷山漣「な、なんだアイツら……何やら融合とやらをしたかと思えばいきなり仲間割れか!? 」

首領パッチ「怒っちゃやーよ!怒っちゃやーよ!(甲高い声で)……(吹っ飛ばされた先で氷山と目が合う)………ちょっとだけよ♡(パチ美ボイスで女装し、セクシーポーズでスカートの中を氷山に見せる) 」

泉けん「(キチレコを使って首領パッチに合わせて"タブー"を流す) 」

氷山漣「うわキモ!!な、なんだこいつ!!お前たち早くこいつを……(首領パッチにドン引きしながら後ずさる) 」

怒んパッチ「………ボーボボの真似事なんかして俺に勝てると思うな!(タケノコによる衝撃波をアスワイズに放つ) 」

首領パッチ→パチ美「…あんたも好きねぇ~♡(後退りした氷山に迫る)…今だ!俺のアナザーをやれぇぇぇ!!!(アスワイズに) 」

アスワイズ「この融合が持つのは一分だけなんでな……速攻でケリをつけさせてもらう!!(なんと無数のイージスガンダム型のバルーンアートを空中に生み出し、並べる) 」

アスワイズ「行け!!『りゅうせいぐん』!!(そしてイージス型のバルーンアートが降り注ぎ爆撃のように連鎖的に爆発を起こし地を焼き払う。……首領パッチごと) 」

桂小太郎「うおおおおお!!いけええええええ!!!!(突然割り込み、ジャスタウェイを投げ付ける) 」

泉研(冒険王版)「うぅ……くそぉ……!?(ようやくジャスティスの下敷きから脱出に成功した冒険王版だったがその直後に降り注ぐイージス型風船爆弾に巻き込まれ吹き飛ばされる)うわぁーーーっ!! 」

首領パッチ「ぐあああああ!!!!!((爆発に吹き飛ばされる) 」

桂小太郎「フハハハハハハハ!!これが!!火力よぉ!!!! 」

渚カヲル「とてつもない力だ……少しでも緩めればアウトだったね……(全開のATフィールドを展開しどうにか降り注ぐイージスを防ぐ) 」

アスワイズ「なんで生きてんだよ!!!!!(理不尽)(冒険王版研を押しつぶした後放置されていたジャスティスを横転させカヲルと怒んパッチとリメイク版ペニーワイズと氷山をまとめて核爆発に巻き込む) 」

泉けん「パッチ、しっかりしろ!(吹っ飛ばされた首領パッチをスカイロッドに乗せる)………あれ、リメイク版ペニーワイズって今… 」

桂小太郎「核は持ってて嬉しいコレクションじゃあねえんだよぉ!! 」

渚カヲル「何!?ジャスティスを核爆発させるつもりか、くっ間に合わない……!?(ジャスティスを受け止めようとするも失敗、そのまま巻き起こった核爆発に巻き込まれ吹き飛んでいく) 」

ペニーワイズ(リメイク版)「(ちゃちゃまるをいたぶっていたところ核爆発に巻き込まれる) 」

首領パッチ「とんでもねえあたしゃ首領パッチだよ!(泉けんに救い出され) 」

怒んパッチ「な、何!また核爆発が……!(核爆発に巻き込まれる) 」

氷山漣「な、馬、馬鹿な……核爆発……!?オレ以外全員やられたというのか……っ!?(核爆発によりほぼ全員吹き飛ばされ動揺する)だ、だが残念だったな、オレはそもそもここにはいない!!お前達ではオレを倒せない……!! 」

アスワイズ「フ……ならば、この幻術力場を逆探知してお前の精神を崩壊させてやる…‥いくぞ、『毒電波体操第一』!!(と、腕を上げて氷山の力場に介入しようとするが……) 」


パ ッ(その次の瞬間、アスワイズの融合が解けアスランとペニーワイズに戻ってしまう)


アスラン・ザラ「……!そ、そんな馬鹿な……時間切れだと!? 」

夜神ムーン「そ、そんな……!!せっかく勝てそうだったのに融合が解けてしまった!!融合なしでこの場にいない氷山を……どうやって倒せばいいんだ……!……ん? 」

氷山漣「クククク……!オレ以外が倒されたのは想定外だったが、そいつの融合が解けたなら好都合!!全員まとめてこのまま始末する!!(催眠術の出力を最大まで高め全員の脳を焼き切ろうとする) 」

夜神ムーン「……ん?よく考えたらコイツ名前も顔も割れてるんだし普通にノートで殺せばよくない? 」

夜神ムーン「氷山漣 心臓麻痺っと…(思い立った瞬間すらすらとノートに名前を書き込む) 」

ペニーワイズ「………そういえば誰も名前かぶってないな! 」

首領パッチ「ちゃちゃまるの仇をとらせてもらうぜ! 」

氷山漣「何!?なんだと!?名前を書くだけで殺せるとかなんだそのチートアイテム!!ふっふざけるな!!やめろー!!!し、死にたくない!!!ふざけるな死にたくないやめろ死にたくないーーー!! ウッ(絶命) 」

夜神ムーン「フン……無様な死にざまだ。自分が神のように振舞っておいて最後は無様に生にしがみついて死ぬとはな。ああはなりたくないものだ 」

アスラン・ザラ「(お前も原作あんな感じの死に方だっただろ…) 」

ペニーワイズ「…よし!奴らを倒したぞ!ちゃちゃまるも… 」

アスラン・ザラ「ちゃちゃまるは犠牲になったんだ……犠牲の犠牲にな…… 」

渚カヲル「ま……まさか、僕の集めたチームを倒す……とはね……しかし、これからさらに戦いは激化していく。君たちは……生き延びることができるかい?(と、爆風に巻き込まれたその身体が崩壊し、消えていった……) 」

首領パッチ「勝ったぞ!やっぱり俺たちのパワーは無敵なんだー! 」

泉けん「1234やったぜけんちゃん!くるりと回ってチャージングGO!!! 」

ペニーワイズ「そうだ、これでほとんどの参加者潰しちまおうぜ!(ムーンからいつの間にかデスノートを奪い取っており、かたっぱしから適当な参加者の名前をデスノートに書き込む) 」

KBC「天皇陛下バンザーーーイ!!!!(胸を押さえて消滅する) 」

ステハゲ「ふぁっ、あっあっ……ンァッーー!!!(同じく胸を押さえて消滅) 」

ピカチュウ「(アイコンのような顔になり消滅) 」

加藤茶「俺の真似すんじゃないの!!(パッチをスリッパで叩く) 」

リューク「あ、ちょっと人間殺すのに使いたいから返して(ペニーワイズからデスノートを奪い、死神界に戻っていく) 」

ヒロ「…………なんつうオチだ…(糸目) 」

とりあえずオチとしてランジュには多方面からのビンタを食らってもらいます(理不尽) 」

鱗滝左近次「算段が浅い!(理不尽ビンタ) 」

蝶野正洋「ガッッッデムッッッッ!!!!(蝶野ビンタ) 」

フランクリン・ビダン「やめないか!(ビシィ) 」

ヒロ「らんじゅうううううう!!!!傷は浅いぞ。どれ、傷口に響くだろう。じっとしていなさい(らんじゅをジッとさせる)………(バシィ)(どさくさ紛れにビンタ) 」

らんじゅ「なんでよおおお!!!(´;ω;`)ブワッ(お顔真っ赤っか) 」





仮面ライダーゼロワン(ヘルライジングホッパー)「 \ Hells energy as destroy the world. HELL RISING HOPPER ! / \ HEAVEN or HELL it doesn't matter. / (世界を滅ぼす力を持つ地獄の戦士―――仮面ライダーゼロワン「ヘルライジングホッパー」へと自ら堕ちていく) 」




仮面ライダーゼロワン(ヘルライジングホッパー)「あ゛ぁ゛ぁ゛ッ゛…!うぐッ゛…あ゛ぁ゛…ッ゛……!!あ゛ッ、がッ……う゛ぁ゛ぁ゛あ゛ッ゛…!!!(それはまるで灼熱の業火に焼き尽くされるような、剣山にぶっ刺されるような、高所から叩き落とされるような、舌を引きちぎられるような―――決して味わうことのない「地獄」へと堕ちたような体験が、一瞬でその身に襲い掛かっていく) 」

宮下愛「っ……?!アルトン…いったいどうしちゃったの…っ…!?急にあんなに苦しんで…なんか変だよ…っ!?(観客席から身を乗り出す勢いで戦場に立つゼロワンに目を見張り、酷く狼狽した顔を浮かべる) 」

Dr.エッグマン「……!不味いぞ…ッ…!(その時、いつの間にか愛の傍で観戦していた科学者がゼロワンの挙動を観察し何かに気づく)あ奴からとんでもない破滅エネルギーが充満しているが…その凄まじいまでのパワーを全く制御出来ておらん!……そうか!恐らくじゃがあのキーは、破壊するためのエネルギーは有り余っているが…それを扱うための能力がそもそも皆無なんじゃ!!あの小僧…それを分かっていてあの力を利用したというのか…!?このままでは、奴の肉体の安否は保証できん!死は免れんぞッ!! 」

宮下愛「――――!!(エッグマンの解説に酷く絶句する)……嘘でしょ…アルトン…っ……(まるでこの世の終わりに直面したような絶望しきった顔でゼロワンへ視線を向き直す) 」

仮面ライダーゼロワン(ヘルライジングホッパー)「――――― う゛ ぁ゛ ぁ゛ ぁ゛ ぁ゛ ぁ゛ あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛(悲痛な断末魔と共に全身から放出された深紅の波動が時空を塵一つ残さず無に帰し、あらゆる物体を隔離する閉鎖空間「ヘルライズ空間」を構築していく) 」

仮面ライダーゼロワン(ヘルライジングホッパー)「む゛う゛う゛ぅ゛ッ゛…!!!壊す…壊すう゛う゛ぅ゛ッ゛!!!!(何度も自分のドライバー…その中にあるキーを破壊しようと殴り続ける。その行為は宛ら自傷以外の何でもなく、ただひたすらに自分で自分をいたぶり続けている) 」

HIDEN ARUTO→仮面ライダーアークワン「ぐッ…!!?(崩壊していく世界の衝撃に耐えようと咄嗟に変身を再開する)やめろおおおぉッ!!!それは…俺が世界を滅ぼすために造り出したキーだッ!!お前のものじゃない…ッ…!!返せ、返せええええええぇぇぇーーーッ!!!!(ゼロワンへ飛び蹴りを見舞い、そのまま馬乗りになって上から容赦なく殴り続ける) 」

仮面ライダーゼロワン(ヘルライジングホッパー)「う゛ぅ゛ッ゛!!!あがあ゛ぁ゛ッ゛!!むッ、ぐぅ゛ぅ゛う゛う゛…ッ…!!!(殴られる最中、勢い良く伸ばした両手でアークワンの首を締め付け、そのまま尋常ではない力でねじ伏せながら起き上がっていく)壊す…コワスッ……!!邪魔するな゛あ゛ぁ゛ぁ゛ッ゛!!!(アークワンを思いきり殴り飛ばす、だが―――)―――― ゴ ギ ッ (強烈な殴打の反動でその腕が痛ましい音を立てて骨折する)ぐッ、ぎィ゛ッ゛…ぎゃ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛(あらぬ方向へ曲がった片腕を抑えつけながら侘びしい断末魔を上げる) 」

仮面ライダーゼロワン(ヘルライジングホッパー)「ふゥーッ゛……ふう゛う゛ゥ゛ッ゛…!!ぐッ( ボキッ )ぎィッ( ギコッ )あ゛ッ゛( ベキッ )ぐぁッ( ズキッ )な゛ぁッ( ベギョッ )ぎゃ゛ぁ゛ッ゛( ボギンッ )…はッ……はぁ…ッ…うぐぉ゛…ッ…!!!(骨折の為に神経がイカれ、ぷらぷらと垂れさがった片腕が突如、グロテスクなほど痛々しい音を立てながらあらぬ方向へ次々とねじ曲がり、やがて腕は元通りになる。荒治療というには生易しく、自らを傷つけ、自らを無理矢理治すその様は死人のようであった) 」

仮面ライダーアークワン「ぐッは―――― ド シ ャ ァ ッ …!(ゼロワンに思いきり殴り倒され、起き上がるが…)はぁ…はぁ……―――――!!(異常なまでに豹変したゼロワン/或人の姿に、同じ自分とは思えないほどの、ある種の恐怖にも似た感情が走り、追撃しようという戦意が削がれる) 」

Dr.エッグマン「あれじゃまるで…血液を含む人体のありとあらゆる体液が瞬時に沸騰させられ、ショック死寸前の凄まじい苦痛を延々と味わっているかのようじゃ…攻撃動作の度に肉体のどこかしらが粉砕され、その都度修復されてはまた壊れる…!まさに、「地獄」のような姿じゃ…ッ…!(ゼロワンの一挙一動に阿鼻叫喚) 」

仮面ライダーゼロワン(ヘルライジングホッパー)「あ゛あ゛あ゛ぁ゛ッ゛!!ふゥ゛ゥ゛…ッ゛…!!ふぅ゛ぅ゛ぅ゛う゛う゛ッ゛!!!う゛ッ゛、コワ…コワスゥ゛ッ゛…!!!あ゛ぎゃ゛ぁ゛ぁ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛ッ゛!!!!( ゴッ、ドッ、ベキッ、ドゴォッ!!! )(ひたすらアークワンへ殴りかかる。殴る度に、相手以上に自分自身が傷つき、痛みだす。骨折しては瞬時にその痛みが回復され、再びそれ以上に痛みが走ってはまた繰り返される悲劇。それはまさに地獄の責め苦を受ける罪人の如く狂ったように、ただひたすらに絶叫しながら、「自分」を傷つけ続ける) 」

宮下愛「……やめて…アルトン…っ……!このままじゃ、このままじゃ…!アルトンが、壊れちゃう…っ……!! 」

仮面ライダーゼロワン(ヘルライジングホッパー)「――― ぅ゛ぅ゛ぅ゛ぅ゛う゛う゛う゛う゛う゛う゛ぐあ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛ ゛( チュドオオオオオオオオオオオオオオォォォォォオオオオオオオーーーーーンッ!!!! )(そして、殴り続けたアークワンの首元を掴み上げると、その身が眩い光に包まれ―――共に盛大なる爆炎へと誘った) 」

仮面ライダーアークワン→HIDEN ARUTO「―――― ぐ ぁ ぁ ぁ あ あ あ あ あ あ ッ ! ! ! (反撃する間もなく殴られた挙句、最後の「自爆」に巻き込まれてしまい、ついに体力の限界が到達し変身解除へと追い込まれた) 」

仮面ライダーゼロワン(ヘルライジングホッパー)「はぁ…ッ…はぁッ…壊すゥ゛…!壊すゥ゛ゥ゛ウ゛…ッ!!壊せぇ゛ぇ゛…ッ゛…!!! \ ヘルライズチャージ ! / (装填されたキーのグリップ部ボタンを押印) う゛ あ゛ あ゛ あ゛ あ゛ あ゛ あ゛ あ゛ あ゛ ッ゛ ! ! ! コ ワ ス ゥ゛ ゥ゛ ゥ゛ ゥ゛ ゥ゛ ウ゛ ウ゛ ウ゛ ウ゛ ウ゛ ウ゛ ウ゛ ウ゛ ウ゛ッ゛ ! ! ! !  キュピーンッ!  (キーを再装填することで、右こぶしに破滅エネルギーが集約。まるで灼熱が如く赤熱を帯びていく拳を強く握りしめ、殺意を固める) 」

仮面ライダーゼロワン(ヘルライジングホッパー)「 (――“ ヘ ル ラ イ ジ ン グ イ ン パ ク ト ”――) 壊 れ ろ お゛ お゛ お゛ お゛ お゛ お゛ お゛ お゛ お゛ お゛ お゛ お゛ お゛ お゛ お゛ お゛ お゛ お゛ お゛ お゛ お゛ お゛ お゛ お゛ お゛ お゛ お゛ お゛ お゛ お゛ お゛ お゛ お゛ お゛ お゛ お゛ お゛ お゛ お゛ お゛ お゛ お゛ お゛ お゛ お゛ お゛ ッ゛ ! ! ! ! ! ! !    \ ヘルライジングインパクト ! ! /   (地獄の痛みを一点集中させた最恐最悪の一撃を、アークワンへ叩きつけんとその拳を振り抜いた) 」

HIDEN ARUTO「――――!!!(迫るゼロワンを前に、自分の犯した罪の重さを、そして最期を悟り、目を瞑った) 」

仮面ライダーゼロツー「――――――――(その刹那、瞬間的に両者の間に黄色い閃光が割り込み、ゼロワンの一撃を真正面から受け止めた) 」

HIDEN ARUTO「―――― うわぁ…ッ…!!!(介入してきた謎の戦士・仮面ライダーゼロツーのお陰で死は免れたものの、受け止められた衝撃の余波によって吹き飛ばされる) 」

仮面ライダーゼロワン(ヘルライジングホッパー)「はぁ゛…ぁ゛…ッ…!!は、ぁ…はぁ…あぐ…ッ… ぅ゛…ぁ゛ぁ゛…ッ…―――――  !  !  !  (項垂れていた顔を上げると、そこにいたゼロツーの姿に仰天したかのように動きが停止する) 」

仮面ライダーゼロツー → イズ「―――― きゃふ…ッ……!!(微動だにしなかったが、ゼロワンの一撃を素手で受け止めていた反動が蓄積され、大きく仰け反りながら後退していく) うッ…あ……!(変身が解除される。その正体は、或人にとっては予想外だった存在―――「イズ」であった。一度うつぶせに倒れ込んでしまうが、そのままほふく前進でゆっくりと進みながらゼロワンの身体へ縋るように近寄っていく) 」

宮下愛「……うそ…っ…?イズイズ……!?(目を皿にして、ただ静かに見守り続ける) 」

イズ「 ガ シ ッ ――――― 或人社長…いけません…っ……!(突き出されたまま動かないゼロワンの拳を両手で掴み取り、彼の顔を覗き込むように真下から強い眼差しで訴えかける) 」

仮面ライダーゼロワン(ヘルライジングホッパー)「ん゛ん゛ぅ゛ッ゛…!!ん゛ん゛ん゛ッ゛!ん゛ッ゛ん゛ぅ゛ッ!!(イズの訴えに自制を必死に試みようと悶えている)…イ゛ッ゛…イ゛…―――― 「 イズ 」…ッ……!(真っ暗で、何も見えない。地獄の苦しみで何も感じられない恐怖の中で、ただひとつの微かな光である彼女の声を頼りにに自我を取り戻し、彼女の名を呼んだ)―――― う゛ あ゛ あ゛ あ゛ あ゛ あ゛ あ゛ あ゛ あ゛ あ゛ あ゛ あ゛ あ゛ あ゛ あ゛ あ゛ あ゛ あ゛(悲痛な叫びが残響すると共に、ドライバーからキーが抜け落ちていく) 」


カ タ ン ッ ―― タ ッ ―――― カ タ … ッ … (ドライバーから抜け落ちたヘルライズプログライズキーが地に横たわった。それと同時に、彼らを隔離していた閉鎖空間が硝子の様に砕け落ち、元の戦場へと戻っていく…)




仮面ライダーゼロワン(ヘルライジングホッパー) → 飛電或人「――― ガ バ ッ (地獄から解放されると共に、目の前のイズを抱き寄せる)……イズ…っ……どうして…俺なんかの為に……こんな、無茶を…っ……(血だらけの手で彼女を強く抱きしめる) 」

イズ「……―――――― 」



~イズの回想~


Iz「…私のARUTO社長は、私が壊れてしまったがために…精神が崩壊してしまいました。残念ながら、私には…あの人を救うことはできません。ですが、あなたは違う。あなたにはまだ、「或人」社長がいます。彼を助けることは…結果的に、私のARUTO社長を救うことにも繋がります。だから、どうか私の代わりに…或人社長を救ってください。 」

イズ「…ですが、私には…――――― 」

Iz「……飛電ゼロワンドライバー…いえ、ゼロツードライバーとプログライズキーを、あなたに託します。これによって、あなたは戦う資格を得ることになり、同時に大乱闘への参戦が認められます。もう、これしか方法はありません。時間は、残されていないのです。 」

Iz「……私のARUTO社長に伝えてください。「私は貴方様の傍にいます」と。そして、あなたの或人社長にも…――――― 」






イズ「――――― 或人 / ARUTO 社長…私《 イズ / Iz 》は、貴方様の傍にいます ―――――― 」

飛電或人&HIDEN ARUTO『――――― ! ! ―――――』

イズ「……(「イズ」という自身の想いを二人の大切な人へ告げる。それだけで、ヒューマギアの少女にまた新たな「心」が宿る。人間とヒューマギアが手を取り合い、笑い合える世界。その未来を信じてやまない青年と、同じ歩幅で立って支え合っていくために…「笑顔」を浮かべるのだった) 」

HIDEN ARUTO「―――――! 」




信じています…いつかヒューマギアが、「心」から笑えることを…――――(ARUTOの脳裏に過るのは、Izが最期に残した願いだった―――)


イズ「…私はまだ教わっていません―――「心」を。あなたのギャグで、「心」から笑いたい…!だから…あなたを失いたくない…!(それは二人の或人に向けて言い放たれた言葉。「心」から願った本当の想いを、出るはずのない涙を流して告げる) 」

飛電或人「…っ……ぅぅ…っ…… イズ…っ……!(イズの、「心」からの叫びをその胸に受け止める。いつか何処かで待ち焦がれていた、ヒューマギアである彼女と「心」を通わせること。その願いが叶うと同時に、社長であり、パートナーであり、愛しい人のために自分が彼女にどうしてあげるべきだったのか、今、ようやく気付き始める――――)――― うぅ…ッ……俺が間違ってたんだな……イズを笑顔に出来ないなら……っ…(その答えとして、とびきりの「笑顔」を送った) 」

HIDEN ARUTO「………(或人とイズ、二人の姿をかつての自分とIzに重ねる。自分も、彼と同じ願いを信じて日々を戦い抜いたのだと。大切な人を失ってしまったあの日、すべてに絶望しても…それでも、彼女が残した意思は、想いは、「心」は、いつだって自分の傍にあったことを。ずっと自分を見守っていてくれたんだということを思い知らされる) 」

Iz「―――――(今は亡き機械少女の幻影が、背後からARUTOを優しく抱きしめる。目を瞑り微笑みながら、なにかを告げるわけでもなく、ただ黙して彼を抱きしめ続ける。幻影はそのまま、彼の身体の中へ溶け込んでいくように消滅していく―――) 」

HIDEN ARUTO「―――――(気が付けば、なにかに釣られるように自分も「笑って」いた。自分に憑りついていた悪意は、もう、何処にもない。「心」を救われた青年は、その穏やかさに抱かれて一人静かに涙を流した。) 」

HIDEN ARUTO「………ああ…もう、大丈夫だ。(涙を腕で拭いさると起き上がる)……失ってしまったものは二度と戻らない。だけど…何も残らないわけじゃないってことを、教えてくれた。……ごめん…っ……そして、ありがとう…っ…(その身が淡い光に包まれていく)―――― 彼女を「笑顔」にしてやってくれ。(その願いだけを言い残し、体は天に…反転された世界にへと召されるのだった――――) 」

飛電或人「……ああ、やってみせるよ…―――――「心」の底からな…(消えていくもう一人の自分へにかっと眩しい笑顔を見せながら、昇っていく光を見送るように仰いだ) 」

Dr.エッグマン「むぅ……なんという、奇跡じゃ…(彼らの闘いを見届けると、客席を降りていくように姿を消した) 」

宮下愛「……愛さんも、アルトンたちのように願うよ。みんなのことを、「心」から愛せられるようにって!愛だけに、ね…♪(ほろりと浮かんだ涙を指先で拭いながら、あははと涙交じりに微笑む) 」

飛電或人「……よぉ~~し…!いつか俺も、大爆笑ギャグでイズを心の底から笑わせてやるからなぁ~~~~?(一度俯き、そして、いつものような陽気な表情へと切り替えてイズの方へと振り返り、彼女に笑顔を向ける) 」




イズ「 或人社長と一緒なら、いつか笑ってみせます ――――― 「心」から。(彼の笑顔に、にこりと微笑み返す) 」


――――― ガ ッ … (また一つ、相反する意思の闘いに決着がついたその傍ら…地面に転がっていた「世界を滅ぼすキー」を何者かが拾い上げる。その影は誰にも知られることはなく、静かに消え失せるのだった―――) 」



レゼリア国




ウィラーム「――――(重量感のある剣を背負っているとは思えないほどの空気抵抗を無視した無音の高速移動からヴォイドの懐へ潜り込み)――― らぁッ!! ズ ァ ッ ! ! ! (唯一無二のはずだった雷(いかずち)の剣を振り上げた) 」

ヴォイド「 ヴ ァ リ ッ …(僅かな電撃を帯びた劔を、下に構え、虚像からの攻撃を、25kgの塊を難なく往なす)ギ ィ ン ッ ッ ! ! (互いの稲妻が相殺し合う中、もはや電力に頼って戦闘は皆無であり、瓜二つの自分へ目掛け横に振るう劔は重量にモノを言わせた切れる鉄骨と化した) 」

ウィラーム「……バ ッ ! (薙ぎ払われると共に大きく後退跳躍していく)…互いに単調な攻撃になってきたな。"俺たちの"雷神剣が全然鳴かなねェ。自分との戦いってのは案外熱くなるものかと思ってたが、意外とそうじゃねェらしい――――な!(雷鳴が如く轟くような音を立てて迫り、大跳躍。大きく振りかぶった剣を頭上より振り抜き、下弦の斬撃を見舞う) 」

ヴォイド「…ドッペルゲンガーってのはそんな興奮するようなものじゃねェ。もう一人の自分と見つめ合うってのは、身だしなみを整える時ぐらいで充分だ。 (―――『虹は虹に』―――)(真上から迫るその刃を自らの剣に食らいつかせるように衝突させる) 」

ウィラーム「 ガ キ ィ ィ ィ ン ッ ! ! ! (鋼の残響が鳴り響く。空中で鍔迫り合いとなり、ヴォイドを地面に叩きつけようと重力を駆けていく) 」

ヴォイド「 ギ シ ッ ――― (上下の不利状況から真向勝負せず、剣の重心を僅かに手前に逸らし、ウィラームの重力を誘う) ギ ャ イ ン ! ! (両手を使い、強引に相手の剣を確実に弾き飛ばすと、問答無用の雷神剣の振り上げを繰り出す) 」

ウィラーム「おっと―――― ギ ャ キ ィ ン ッ ! !(刃を弾かれそのまま着地。ヴォイドの刃がその身に迫ろうとした時―――) ガ キ ィ イ ン ッ ! ! ! (咄嗟に振り回した剣を地面へと突き刺し、盾の様にその重い剣戟を防ぐ) ガ ッ ―――『風は風に』――― ブ ォ ン ッ ! ! (そこから引き抜くと共に間髪入れず大振りからの回転斬りを見舞い、その余波が竜巻となってヴォイドを吹き飛ばす) 」

ヴォイド「 ザ グ ン ッ ! (防がれたとほぼ同タイミング。ウィラームの挙動から次の攻撃パターンを図っていたのか、咄嗟に重量感のある剣を突き刺して竜巻に吹き飛ばされまいと凌ぎきる) ガ ッ ――― ド ッ ! ! (竜巻が消えるタイミングを見計らい、初期動作無し(ノーモーション)でウィラームに蹴りをかまし、距離を離す) 」

ウィラーム「ッ――――!(蹴りに数歩退かれる)…よく保ったな。あのまま追撃の一手を食らわせてやろうと思ったんだがよ。(剣を構え直し、疾走―――身体全体を使った大振りな横薙ぎを繰り出す) 」

ヴォイド「…当たり前だ。自分のことぐらい、俺自身がよく知っているんだからな。 ギ ッ (ウィラームの一挙一動にリアクション一つ見せず、視界に収まった大剣を――) ガ ァ ァ ア ア ン ッ ! ! (雷神剣の腹で軌道をずらし、頬を掠める) ゴ ッ ! ! (剣の腹を押していた左腕を、そのまま過密な接近をしてきたウィラームの小さな顔に、流れるように肘打ちを決める) 」

ウィラーム「ごッ――――は…ッ……!(ヴォイドの放つ肘打ちが顔面にめり込むように直撃し、大きく仰け反った)じゃあ――――やられっぱなしで引き下がることはないってことも、知ってるよな!(首だけがくるっと振り向かれ、ヴォイドの脇腹目掛け強烈な回し蹴りを見舞いつつ、そのまま地に倒れる) ガ バ ッ (当然ただではくたばらない。すぐに体をバネの様に弾ませて立ち上がると雷神剣を構え直す) 」

ヴォイド「ッ゛――――(腹部に感じる重い一撃に歯を食いしばり、砂の音を鳴らしながら退いていく) ペ ッ (僅かに赤く染まった唾を吐き捨て、剣を一振り―――) 」

ヴォイド / ウィラーム『―――――― 『星は星に』 ―――――(互いにそっと呟き、本来構えるはずもない構えを取ると…互いに距離感を狂わす程の突出した牙突を同時に繰り出し―――)』

ヴォイド / ウィラーム『――――― ド シ ャ ア ア ア ア ァ ァ ァ ア ア ア ン ッ ! ! ! (盛大なる衝突の果てに磁石の様に反発し合うように大きく吹き飛び、互いに建物へと激突した)』

ウィラーム「……やるじゃねーか…(寝心地の悪い瓦礫のベッドから起き上がると、コートに着いた土煙を振り払う)流石に「俺」とやり合うってのはまともにはいかねーな。(ふと頭上を仰ぐ。空に広がる反転された世界に視線を向けると、そこに何かを見出したかのように目を細める)……戯れの時間はここまでか。最後にアンタの心変わりのきっかけを知りたかったが、それは俺自身の目で、未来で確かめることにするさ。あばよ――――― バ サ ァ ッ (コートを靡かせながら身を翻し、元居た世界へ戻るようにその歩を進めるのだった) 」

ヴォイド「…っ…今も昔も、やんちゃなところは変わらねェみたいだな。(自嘲気味に鼻で笑いながら、乱れた髪を掻き揚げる)……ああ、未来で待ってるぜ――――「魔女狩りウィル」さんよ。(立ち去る男の背に思い出が重なり、その千里の狭間でまた一つ過去との決別を固めるのだった)……空気が変わったか…?嫌な予感が漂うな。(口の端から垂れる鮮血を腕で拭い、文字通り世界で唯一無二となった雷神剣を背負い、その戦場から離れるように立ち去った) 」



― 廃墟 ―


ボンドルド「 (大乱闘用の特設ステージとは言えその造形はあまりにリアル。打ち捨てられた家々が並び立ち、石造りの高い建物のほとんどは長い年月で倒壊している。多少の戦闘もあったためかいくつかクレーターのようなものが出来ており、さながら戦場跡を彷彿させる場となっている。そんな中)―――――ここの地質調査は進みましたか、シラキ。……このステージに使われている素材は全てが素晴らしい。是非とも活用したいものです。 」

シラキ「今は演算待ちだ。直に結果が出るだろう。(後ろ手を組みながら彼の隣へと歩み寄り)……ボンドルド、お前はこの大会をどう思っている? 」

ボンドルド「 …?どう、どは? いささか質問の意味がはかりかねますね。ですが……。大乱闘という大きな舞台で、それぞれが機転と能力を活かし、自らの夢に向かってひた走る。過去も現在も未来も、生者も死者も関係なく。―――素晴らしいと思いませんか?ステージに使われているこの素材はどこから調達したものなのか、どうやって過去や未来の人物を連れてきたのか……知りたいことが山ほどあります。 」

シラキ「やはり研究のことしか頭にないか。無理もないな。……だがわかっているのか? 我々は元々大乱闘には不参加なのだ。ゆえにルールは適応されない。そんな我々が祈手まで派遣していくつのもステージを徘徊している。そればかりか森林を焼き払ったり、水源地に毒を投げ込んだりと、開拓や研究の為なら手段に事欠かん。……これほど好き勝手している者などそうはいまい。ところがだ。この大会の運営は見て見ぬふりだ。警告のひとつもしない。…私には異様に思えるがね。 」

ボンドルド 「 ふむ。アナタのいう疑問はもっともです。ですが、それを見越しての大乱闘なのでしょう。夢…願望…手に入れることは並大抵のことではありません。ゆえに陰で思惑を巡らせる参加者非参加者は数多くいる事でしょう。主催者の方は熟知しています。主催者にとって参加か否かは、その為のキッカケを与えているだけなのでしょう。あとはどのように動こうが自由。自らの足で自らの手で怯える魂を奮い起こさせること。なんと、素晴らしい。……私も、参加者非参加者を問わず、この大乱闘に関わる全ての方々を信じていていますよ。彼等彼女等は強い心を持っている。どんなに凍えそうな絶望の夜でも、きっと夜明けに進むことが出来ると。 」

シラキ「……ふ、お前がそこまで言うのなら、私も余計な心配はしないではおこう。だが、あまり目立ちすぎるのも厄介だぞ?「茶会」の連中からクレームをつけられたくはないだろう? 」

ボンドルド「 ご安心を。あの方々は基本的に中立の立場。云わば傍観者とでも言えばいいでしょう。すべては順調です。きっとこの大乱闘も、そしてヒカリ達の冒険にも、輝かしい希望が待っています。 」

シラキ「輝かしい希望、か。……全てはお前の、いや――――――全ては【アラン・スミシー】のシナリオ通りというわけか。 」

ボンドルド「 ……そろそろ引き上げるとしましょう。演算が終わり次第、祈手達に合流ポイント集合の指示をお願いしますね。 」

シラキ「わかった。お前はどうする? 」

ボンドルド「 私はもう少しだけ、この一帯を見て回ります。では、後ほど―――――(そう言って別の方向へと歩いていく) 」



― 終点 ―




アナザーディケイド「――― むぅ゛ん゛ッ!!(剛腕を振るい、対峙するディケイドを蹂躙していく) 」

仮面ライダーディケイド「くッ…チィ…ッ…!!(前方へ掲げた両腕で敵のブローを防いでいくが、一方的に殴られるばかりで退かれていく) 」

アナザーディケイド「お前の( ドゴッ ) 力は ( ゲシィッ ) そんなッ ( ボゴォッ ) ものかァッ!!( ドゴォンッ! ) (腕脚を豪快に振るいながら進撃していく)そっちの世界線の俺は、ずいぶん衰えたものだ――――なァッ!!( ボギャアァンッ!! )(拳に闇を纏い、強烈な聖拳突きを炸裂させて殴り飛ばした) 」

仮面ライダーディケイド→門矢士「――― ぐ わ あ あ あ ぁ ぁ ッ ! ! (強烈な殴打によって「く」の字に曲がったまま吹き飛ばされると同時に変身解除へと追い込まれ、生身の状態で転がり倒れた) 」

アナザーディケイド→カドヤツカサ「フン…他愛もないな。(全身を覆っていた闇が一つのアナザーウォッチに凝縮されることで元に戻る)幾つもの世界を通りすがる男…「門矢士」。俺もかつてはそうだった。全ての世界を渡り歩くことで、滅びゆく世界の消滅を止めることができると信じていた…だが、結局は失敗した。どれだけ救済を信じても、世界の消滅は止まらなかった。だが、俺はある一つの答えに至った。 」




カドヤツカサ「ならばいっそのこと、そんな不安定な世界は滅んでしまえばいい、とな。今ある世界を破壊し、俺が新たな世界を創る。創造は破壊からしか生まれないからな。故に、俺は世界を通りすがるのをやめた。仮面ライダーであることもやめた。すべての世界を牛耳る大いなる力を得るために…俺は、悪の秘密結社「大ショッカー」の首領となったのだ!(バッと両腕を広げる)…多くの並行世界を俺の力(オーロラカーテン)で繋ぎ…すべての世界を破壊し、この手で再生を行う!お前たちの『世界線』も、破壊してやる…!(突き出した拳を強く握りしめる) 」

ショッカー戦闘員『イーーーーッ!!!(カドヤツカサを慕うように大勢の戦闘員たちが出現する)』




門矢士「はぁ…はぁ…ッ……だいたい分かった。だから、そんなニヒルな格好に変り果てちまった…ってことか。ディケイドでありながら、そうじゃない見た目をしているのも…(膝に手を突きながら立ち上がる)…だが、お前は世界を創造することも!ましてや破壊することなどできない…!なぜならそれは、お前の役目ではなく…「ディケイド」が背負うべき運命だからだ! 」

カドヤツカサ「…なに……?(士を冷ややかに睨みつける) 」

門矢士「最初にベルトを手にした時…俺は確信した。俺たちの生きる世界ってのは、自分が想像しているよりももっと素晴らしいものだってな。そして、人の数だけ、世界がある!人を守ることは、世界を守るも同義!俺は…仮面ライダーになったあの日から、すべてを守ると誓った。その為に破壊の力が必要ってんなら…この不条理なルールを破壊してやると! 」

門矢士「だがお前は諦めた…!自分の信じる想いを無碍にし、その弱さに負けて…「ディケイド」の力を否定した!だからお前にはベルトなどなく…そんな紛い物の姿でしか、かつての自分を維持することができなくなってしまったんだ。「世界を破壊する」というのは、形あるものを壊すことじゃない。人と人、世界と世界、すべてを隔てる壁を壊し、すべてを繋ぐことだ!そんなことも忘れてしまったお前に…「ディケイド」を名乗る資格はないッ!! 」

カドヤツカサ「…ッ……なんなんだ…――――― なんなんだ、お前はッ!? 」




門矢士「――― ス…(ライダーカード「ディケイド」を一枚を抜き取る) "通りすがりの仮面ライダー"だ ――― 覚えておけッ!! 変 身 ! !  カ シ ャ ン ッ ! (カードをバックルに装填) \KAMEN RIDE/ ガ チ ャ ン ッ ! (その状態から更にハンドルを押す) 」




門矢士→仮面ライダーディケイド「 \DECADE !/  カ シ ャ カ シ ャ カ シ ャ カ シ ャ ――― シ ャ キ ィ ー ン ッ ! ! (世界の破壊者・仮面ライダー「ディケイド」へと再び変身する)俺がお前の歪んだ思想を―――破壊してやる!!(パンパンと両手を払い、ライドブッカー・ソードモードの刀身を手で滑らせてから接近する) 」

カドヤツカサ → アナザーディケイド「……―――― ぬぇぇぁぁああああッ!! カ チ リ … \ デ ィ ケ イ ド / ズ グ グ グ ッ … カ シ ャ カ シ ャ カ シ ャ ―――― ジ ャ キ ィ ィ イ ー ー ー ン ッ ! ! ! (憤怒を含んだ雄叫びを上げながらアナザーウォッチの天面のボタンを押すと、再びアナザーディケイドへと変貌を遂げる)―――― 行けッ!!(背後にオーロラカーテンを開く) 」

シャドーカービィ「あははっ…♪みんなやっつけちゃうもんねーだ!(アナザーディケイドが開いたオーロラカーテンより、別世界線の住人たちが次々と現れる) 」

ダークメタナイト「これも宿命か―――――(シャドーカービィへ続くように出現し、黒鉄の剣を光らせながらゆっくりと迫っていく) 」

ショッカー戦闘員『イーーーーーーーーーッ!!!!(アナザーディケイドの合図を受けて一斉にディケイドへ襲い掛かっていく)』

仮面ライダーディケイド「てやァッ!ふんッ、ッハァ!!!(ライドブッカーを振り回しながら戦闘員たちを駆逐しつつ前進していく)ちッ…こいつ…!(オーロラカーテンから止めどなく現れる別世界線の戦士たちを前に尻込みするが…) 」


ギ ュ ォ ォ ォ ォ … ッ …―――― ダキュンッ、ダキュンッ!!(突如として開かれたオーロラカーテンの向こう側より放たれた銃撃が、ディケイドへと襲い掛かる者たちに直撃し引き剥がす)




海東大樹「…士に手出しする奴は、僕が倒す――― 覚えておきたまえ。(オーロラカーテンより、銃型変身デバイス「ディエンドライバー」から煙を吹かせたまま歩いてくる) ス…――― カ シ ャ ン ッ ! (ディエンドライバーにカードを装填) カ シ ャ ッ ! (銃身をポンプアクションのように前にスライドさせる)\KAMEN RIDE/ (ドライバーを天へと突き上げ) ――― 変身! ド ギ ュ ゥ ン ッ ! ! (トリガーを引くと同時にカードの裏面に描かれたディエンドの紋章の投影図が頭上へと発射される) 」

海東大樹 → 仮面ライダーディエンド「 \DIEND !/ (投影図と全身が重なり合う) シ ャ カ シ ャ カ シ ャ カ シ ャ カ ――― ド ギ ュ ー ン ッ ! ! (世界の"お宝"を狙う怪盗・仮面ライダー「ディエンド」 見参)楽しそうじゃないか、僕も混ぜてくれたまえ。愉快な「仲間たち」も連れてきたからね。(背後に開かれた灰色の壁に一瞥を与えながら)――― さあ、行こうか…士!(ディケイドの援護射撃を行うかの如く銃撃を再開する) 」

カービィ「――――わわっ…!?また変なところに繋がっちゃった…!(ディエンドが開いたオーロラカーテンから転倒しかけた態勢で現れる)あっ…!鏡の国で見た黒い僕がいる!他にもいろんな人がたくさんいて、なんだか賑やかだな~…!(悠長に辺りを見渡し始める) 」

メタナイト「偽物の私と闘う羽目になったのはすべてこの私の存在があったせいだ。だが私は謝らないッ!!(オーロラカーテンから飛び出してくるや否やダークメタナイトへ斬りかかっていく) 」

ンード団副団長・メタルマルス「やっほー!俺様は「ン」ード団副団長のメタルマルス様だ!!!俺様のランボルギーニが浦橋の奴にぶっ壊されて損害賠償を請求してやったから俺の今日の気分はラーメン二郎だ!がこんがこんがこんがこん!!シュンシュンシュンシュン!!!!(くっそダサい擬音を発しながらマーベラスコンビネーションによる素早い攻撃でヒロに攻撃を仕掛ける) 」

ソード団員副団長・マルス「やっほー!俺はソード団員副団長のマルスだよー!「ン」ード団ってなんだあ!?あそこにはメタルな俺がいるしポルシェも壊されちゃったし、気分はちゃちゃまるだよー!それはそうと俺のポルシェはDVD鑑賞できるんだ!鬼滅の刃も見放題さ! 」

天王寺璃奈「わっ……元のフィールドに、戻ってきた…?〖*゜o゜*〗(オーロラカーテンから飛び出してくると、開会式の会場でもあった終点に戻ってきたことに気づく) 」

メディ「璃奈様、後方へ避難を!(璃奈と共に戦場へ踏み込むや否や、押し寄せてくるショッカー戦闘員を徒手空拳による鮮やかな手刀裁きで駆逐していく) 」

ヒロ「………馬鹿野郎!(オーロラカーテンに飛び出した矢先にマルスを見て土を盛り上げさせて事故らせる) 」

ダークメタナイト「むッ―――!(メタナイトの斬撃を剣で受け止める)よかろう…かかってこい…!(出現させた鏡の中へと身を投じ、分裂して翻弄していく) 」




仮面ライダーディケイド「海東…!それに、お前ら…!(オーロラカーテンから次々と参戦してくる増援に驚嘆する)……決着を付けよう―――― ディケイド同士、互角の勝負だ!(混戦が始まると、自身はまっすぐにアナザーディケイドへと向かっていく) 」

アナザーディケイド「チィッ…!次々から次へと…まとめて破壊してやる!行け、お前らッ!(他の者たちを指示を下す最中、ディケイドの視線に振り返る)……いいだろう…貴様も返り討ちにしてやるッ…!!(接近するディケイドへ飛び蹴っていく) 」

ンード団副団長・メタルマルス「なーーーーー!!!?俺様のランボルギーニがーーーーーーーーーー!!!!!!(ヒロが盛り上げた土に衝突して事故り、爆発した) 」

ダークサムス「ギュルルルルッ!!!(体を回転させながらヒロに体当たりを仕掛けていく) 」

シャドーカービィ「あっ!あれがもう一人の僕か…!お前なんか、こうだ!こうしてやる!(カービィを発見しては突撃し、「アイス」をコピーして冷気を吐き出し攻撃を仕掛ける) 」

仮面ライダーディケイド「ハッ!!(突き出された鋭い蹴りを手刀で叩き落としつつ、反撃の裏拳をアナザーディケイドの胸部へ見舞う)カ シ ャ ン ッ (カードを一枚装填)\ATTACK RIDE/ ガ チ ャ ン ッ (バックル回転) \BLAST !/ ド ド ド ッ ド ッ ! ! (ライドブッカーを回転させると銃形態に変形し、アナザーディケイドの腹部へ突きつけ零距離乱射する) 」

ハサウェイ・ノア「っと……(オーロラカーテンから現れ、周りを見回す)……また渦中か。我ながらよく巻き込まれる 」

芹沢あさひ「あははっ!凄いっす!!本当にライダーがたくさん居るっす!!(縦方向に回転しながらオーロラカーテンから降りて来る) 」

ロー「――――“ROOM”!(自身が展開した透明のドーム。その範囲内へ瞬間的に出現する)騒がしいな…だが、ここを鎮めればなんとかなりそうだ。(刀をすらりと引き抜いて別世界線の住人たちへ立ち向かっていく) 」

オルガ・イツカ「ぐうっ!(オーロラカーテンから放り出されるようにその場に現れる)……おうおう、これまた厄介な状況じゃねえか 」

アナザーファイター(格闘)「俺が相手だーーーーー!ンとぅーーーーーーーーーーーーーッ!!!!!(戦隊SEを鳴らしながらハサウェイの目の前にダイナミック着地し立ち塞がる)アナザーパーンチ!!(キックを繰り出し)アナザーキック!!(パンチを繰り出し)アナザーヘッドロック!!(ヒップドロップを繰り出すなど、怒涛の連続攻撃を行う) 」

ペニーワイズ「いかりやが歩けばお化けも逃げる!(オーロラカーテンから現れ、別世界の住人たちを爪で蹴散らしていく) 」

アナザーファイター(剣術)「リボルケイン!(ライトセイバーみたいな武器を股間部から引き抜いて構える)おのれディk…ゴルゴム!貴様等の仕業だな!許゛さ゛ん゛!!!(あさひに刺突を繰り出そうと襲い掛かる) 」

アナザーファイター(射撃)「当たれ当たれ当たれええええええええ!!当たりなさいよおおおおおおおおおおおお!!!!(ロックバスターみたいな腕と一体化した砲弾からオルガに狙いを定めで砲撃していく) 」

アナザーディケイド「ぐふぅぅぅううッ…!!(腹部に強い銃撃を受けて数歩退いていく)おのれ…ッ…――――フハァッ!!(突き出した掌から広範囲にも及ぶ闇の波動を解き放ち、範囲内にいる者たちを吹き飛ばしていく) 」

首領パッチ「論より証拠にひどい顔!(ペニーワイズに続いてオーロラカーテンから現れ、トゲマシンガンで敵を蹴散らしていく) 」

ハサウェイ・ノア「ッ!(キックをその場回避で躱しパンチを後ろに跳んで躱しヒップドロップを受け止める)捕まえた……!(そのまま飛びつき逆十字固めに移行する) 」

ガオガエン「フン!!!オァーーー!!!!!(豪快なラリアットで一般参加者を吹き飛ばしながら、自らもオーロラカーテンから現れ)ガオァーーー!!(迫真のキメポーズ) 」

ヒロ「………よし!(体を回転させながら現れたダークサムスをバットでアナザーファイター(剣術)の方に打ち返しあさひを助ける) 」

カービィ「うわわわっ!つめたっ…!(シャドーカービィの放つ冷気に凍えてぶるぶる震える)こんな時は…あ!貰うよ!(アナザーファイター(射撃)の砲弾を吸い込み、「ボム」をコピーする)ていやっ!!(四方八方に爆弾を投げ飛ばして火柱を上げていく) 」

仮面ライダーディケイド(クウガ)「ぐッ…だったら、「これ」だ! カ シ ャ ン ッ ! (闇の波動に耐え忍ぶ中、バックルにカード装填) \KAMEN RIDE/ \KUUGA/ (再びバックルを回すと別ライダー「クウガ」へとカメンライドする)たぁッ―――とりゃあぁぁああーーッ!!(頭上多角跳び上がって波動を飛び越え、そのままアナザーディケイドへライダーパンチを繰り出した) 」

オルガ・イツカ「あってめえ俺に飛び道具はダメだってうぐっ!!!!(安定の矢受けの加護を発揮して全弾命中。しかしそれに反応して銃を抜き放ち)うおあああああああ!!!!(三発反撃を放つ。オートカウンター) 」

アナザーファイター(格闘)「ぐわーーーー!!!いでででで!!いでででで!!ま、待った!ギブ!ギブ……と見せかけての、アナザー毒ガス!!(という名の超臭い放屁をハサウェイへ) 」

泉けん「はっきり言ってみられない!(首領パッチに続いてオーロラカーテンから現れ、スカイロッドで片っ端から敵をはねていく) 」

アナザーディケイド「 ググッ…!?(クウガになったディケイドに殴り飛ばされ怯みかける)…このッ!!(回し蹴りによる反撃を狙う) 」

アナザーファイター(射撃)「いやん、いやよ、いやああああああん!!!!(一発受ける度に絶叫する)やめなさいよおおおおお!!!(オルガの足元へ爆弾を転がし、タイミングを見計らって起爆しようとする) 」

仮面ライダーディケイド(電王)「っと…!カ シ ャ ン ッ !(身を屈めつつカードを再装填) \KAMEN RIDE/ \DEN-O/ (再びバックルを回すと別ライダー「電王」(ソードフォーム)へとカメンライドする)俺…パンパン…―――― 参 上 (両手を払いながら電王の決めゼリフを放つと、ライドブッカーによる斬撃で斬り崩していく) 」

ハサウェイ・ノア「うわっ汚ぇ!!(アナザー格闘ファイターをそのまま勢いで転がりながら巴投げをしてしまう) 」

アナザーディケイド「ごはぁッ…!!(ディケイドに斬り返される度に火花が飛び散る)調子に乗るなよ…ッ!貴様た如きに、「俺たち」の覚悟は揺るがんッ!!う お お お お ぉ ぉ ぉ ぉ お お お お お お ッ ! ! ! (全身から闇のオーラが迸り、潜在的な力を開放する) 」

ペニーワイズ「人間じゃないよあの顔は!(アナザーファイターたちに風船爆弾を飛ばす) 」




仮面ライダーディケイド「――――!こっからが正念場ということか…なら、これだッ!(元のディケイドに戻った後、「ケータッチ」を取り出す ) \KUUGA/ \AGITO/ \RYUKI/ \FAIZ/ \BLADE/ \HIBIKI/ \KABUTO/ \DEN-O/ \KIVA/(その画面にあるクウガ~キバまでのライダーマークをタッチしていく) 」

仮面ライダーディケイド(コンプリート)「 \FINAL KAMEN RIDE/ \DECADE !/(最後にディケイドのマークをタッチ。バックルを取り外し右腰に装着した後、空いた中心にケータッチを装着する) カシャーンッ ! ! ! パラパラパラ… ! ! (その姿が変化し、肩から胸に装着された装甲・ヒストリーオーナメントに9枚のライダーカードが配置される)――― シ ャ キ ー ン ッ ! ! ! (そして、"並行世界の王者"―――「ディケイド・コンプリートフォーム」へと変形する) 」

アナザーディケイド「――― 『オリジナル』と『アナザー』…どちかがこの大乱闘の勝者となるか…ここで決めてやるッ!!(拳を強く握りしめながら身構えると、そこに殺意を込めて襲い掛かる) 」

首領パッチ「本当はゴリラだ間違いない!(アナザーファイター(射撃)に向けてタックル) 」

オルガ・イツカ「これいらねえ!!返す!!(転がってきた爆弾を掴み取ってアナザーファイター(射撃)に向かって暴投) 」

アナザーファイター(剣術)&ダークサムス『ぎゃはああぁっ!!? / !!? (バットで打ち返されたダークサムスがアナザーファイターに激突し、共倒れになる)』 」

アナザーファイター(格闘)「ぐっはああああああああああああああ!!!!(巴投げによって運悪く後頭部を強打してしまい、白目を向いて気絶する) 」

泉けん「平気でよくも(ドラマに)出ている!(スカイロッドの横にペニーワイズと首領パッチがくっつく) 」

アナザーファイター(射撃)「ちょっ…なんてことすんのよおおおおおおおおおおおおおおおきゃあああああああああああああああああああああああああああ(投げ返された爆弾に吹き飛ばされ星になる) 」

アスラン・ザラ「戦場の真ん中でジャスティスを自爆させる!!!!!!!!(戦場の真ん中にジャスティスで落下してきて自爆を開始する) 」

シャドーカービィ「うわぁぁ~~~ッ…!!(カービィが無作為に投げ飛ばしたボムがほぼ全弾直撃してしまう)……ケホッ……こんな、バナナ……ドサァ…!(目を×させながら口から黒煙を吐いて卒倒する) 」

ペニーワイズ、首領パッチ、泉けん「とうとう負けたか、いかりやは!!!!(けんが勢いよくスカイロッドを動かし、その勢いでペニーワイズの爪と首領パッチのトゲが周りを引き裂く) 」

ライナー「オルガ!(オルガに続いてオーロラカーテンから現れる)今度はなんだ、乱戦か!? 」

芹沢あさひ「ほっ、とっ……あはは!凄い凄い!本当になんか攻撃されてるっす!! ……じゃあ、わたしも反撃しようかな(携帯電話型のデバイス……デルタフォンを取り出して耳元に当て)……変身(向けてそう呟き、腰のベルトにデルタフォンを差し込む)……\Standing by.../\Complete/(どこか無機質な機械音声と共に、銀色のラインがあさひの全身に延び……)シャキーン…(ライダーシステムが作動し、仮面ライダーデルタへと変身する) 」

仮面ライダーディケイド(コンプリート)「 \ HIBIKI(響鬼) ! / \ KAMEN RIDE / \ ARMED(アームド) ! /(ディケイドの横に仮面ライダー龍騎の最強形態「装甲(アームド)」の分身体が出現) カ シ ャ ン ッ (カードを横のバックルへ装填)\ FINAL ATTACK RIDE / \ HI HI HI HIBIKI !! / せやぁッ!!( ボ ォ オ ン ッ ! ! ! )(響鬼同様に、長大に伸びたバーナーのような激しい炎を剣身に纏い、二人同時に強烈な燃ゆる斬撃“音撃棒・鬼神覚声”を放って焼き斬る) 」

アナザーディケイド「なにッ―――― ぐ、ググググゥッ…!!(闇を纏う両拳でディケイドの燃える斬撃を受け止めようと試みるが…)―――― ぐがああぁぁあッ!!?(勢いに圧倒されて身体が燃えながら薙ぎ払われる)ぜぇ…ぜぇ…ッ…!まだだ、まだ終わらん…ッ…!むえあぁッ!!(意図的にオーロラカーテンを自身へ潜らせることでその姿を消すと―――)―――ッハァ!!!(ディケイドの背後にその灰色の壁を出現させることで彼の背後へ瞬間移動し、死角より拳を振り上げて襲い掛かる) 」

アナザーファイター(格闘&剣術&射撃)→アナザーギドラ「(その時!不思議な、不思議なことが起こった!のっぺり顔のアナザーファイターたちの身体が一つになっていく!そして…)――――これが第二形態だああああああああああああ!!!!(エスタークみたいな外見になって再び立ち塞がる!!)おら死ねぇい!!!(両手のサーベルを振るって蹂躙していく) 」

オルガ・イツカ「おお、ライナー(現れたライナーを見て)そうらしいな……鎧を切るタイミングは考えた方がよさそうだ。……それに、何故か俺たちのアナザーが出てこねえ。……まさか、な 」

ヒロ「…………さて、次は…(あたりを見渡す) 」

カービィ「ふぅ…もう悪いことしちゃダメだよ?(気絶したシャドーカービィの頬をポンポン突きながら)わぁ~!合体したー!すっごくでかいね~…って、危ない!!(慌ててアナザーギドラのサーベルをしゃがんで避ける) 」

シャンクス「失せろ……失せろ……失せろ……(相変わらずすげェ覇気を放ちながらその場に現れる)……ハサウェイ君!!探したぞ!! 」

天王寺璃奈「ヒロさん、これ使って!(ヒロへ猫耳の付いた砲弾を発射するお手製のバズーカ砲を投げ渡す) 」

ペニーワイズ「………って開幕早々ジャスティス自爆させんなハゲ!!!!(スカイロッドからボルガ式にアスランの頭上にちゃちゃまる宅を落とす) 」

ハサウェイ・ノア「っ!シャンクスさんっ!(シャンクスを見かけて声をかける)シャンクスさんはアナザーを見ましたか? 」

仮面ライダーディケイド(コンプリート)「……お前の動きは―――― 読めている!! ガ ギ ィ ィ ン ッ ! ! (振り返りざまに咄嗟に振るったライドブッカーの剣身で拳を受け止める)俺の力を使い方くらい、俺がよく知っているのは当然だ!はッ!!(アナザーディケイドに蹴りを入れて距離を剥がすと、更にカードを装填する) 」

仮面ライダーディケイド(コンプリート)「 \ BLADE(ブレイド) ! / \ KAMEN RIDE / \ KING(キング) ! /(ブレイドの最強形態「キング」の分身体が出現)\FINAL ATTACK RIDE/ \ B B B BLADE ! ! / おりゃああぁぁあッ!!!(ブレイドと共にエネルギーが集約された剣を構え、アナザーディケイドへ向けて黄金色の強烈な斬撃“ロイヤルストレートフラッシュ”を炸裂させる) 」

ヒロ「……!(璃奈からバズーカ砲を受け取り)よし、任せてくれ!(バズーカ砲でアナザー勢を蹴散らしていく) 」

アスラン・ザラ「やめろ!!!!俺から自爆を奪うんじゃない!!!!!!(ちゃちゃまる宅を的確な射撃で爆散させ自爆を敢行する) 」

シャンクス「ああ……私のアナザーは腕があって傷がない奴だったけどボコボコにして来たよ。……ハサウェイ君、君は…… 」

芹沢あさひ「あっ、見たことあるっす!カードが一杯付いてる……カードの内容全部使えるって奴!わたしもやってみたいっす~ 跡あの三人は……合体したんすね、見た目は随分変わったみたいっすけど……私のアナザー?はこっち来る前に爆発しちゃったんすよね 」

ハサウェイ・ノア「……それが、僕は何故か僕のアナザーを見ないんですよね……僕だけが特別なのか、それとも他にも……あ、武器くれます? 」

ロー「チッ…面倒くせぇ…―――――“カウンターショック”!!(飛び上がると同時に宙づりの態勢となり、アナザーギドラの胸部へ強烈な電気ショックをお見舞いする) 」

アナザーギドラ「ぐっふぅぅう…!!この程度の砲撃ィ…!!(ヒロが放った砲撃に怯みかける)あばばばばばッ!!?(だが、その隙を突かれるかのようにローの電気ショックに感電してしまう)こんの…貴様等あああああああああああ!!!!許さんぞおおおおおお!!!(二対のサーベルを広げて回転斬りを繰り出しつつ進撃していく) 」

アナザーディケイド「ぐがぁ…ッ…!!!(黄金の斬撃に斬り伏せられ転がり倒れるが、すぐに起き上がる)ぐッ…この、俺が……この俺が、押されている、だと…ッ…!?馬鹿な…ッ…!!…だが、認めるものか…俺が…俺こそが、「ディケイド」なんだ…ッ…!!!(腰部の禍々しいベルトに両手をかざすと全身に激しい邪悪のオーラを纏い、ふわりと浮遊していく)――― 消し飛べええええええぇぇぇえええええッ!!!(ライダーキックを模倣した最恐の一撃を、ディケイドへ繰り出さんと迫った) 」

ペニーワイズ「うるせー!お前ばっかり目立つな!(アスランに向けて叫ぶ) 」

シャンクス「はいよ(ハサウェイにビームサーベルを投げ渡してから飛び上がる)失せろ、デカブツ(サーベル、グリフォンを抜きアナザーギドラへ覇気を纏わせた斬撃を放つ) 」

仮面ライダーディエンド「そうはさせないよ? \ FINAL ATTACK RIDE / \ DI DI DI DIEND !! /  は ぁ ッ ! !  (カードのエネルギーを込めた巨大なエネルギー光線”ディメンションシュート”を発射し、アナザーディケイドのキックを受け止めてディケイドを庇う)――――今だ、士ッ!! 」

夜神ムーン「(デスノートをペニーワイズに盗まれた挙句リュークに持ってかれたので欠席) 」

カービィ「あっぶないもの振り回すなあ…こらしめて大人しくしないとね!(その辺に刺さっていた剣を吸い込んで「ソード」をコピー)てやぁぁーーーーッ!!(敵の回転斬り二体擦るように、こちらも同じ攻撃を繰り出す。宛らベイブ〇ードのように激突し合う) 」

メタナイト「 ミ ル 貝 ( 見 る が い い ) ! ! (切り札を発動し、ダークメタナイトを一刀両断する) 」

ダークメタナイト「 ぐ わ あ あ あ あ あ あ あ あ あ あ あ (メタナイトの一撃に真っ二つに切断され、跡形もなく消滅した) 」

ハサウェイ・ノア「(ビームサーベルを受け取って人間大のビームサーベルってどっちかっていうとライトセーバーだよな…って顔をしている) 」

いかりや長介「(メタル化で突撃)誰があたしの噂したんですか!!(メガホンで叩き) 」

メディ「敵の急所を把握!今ですッ!(アナザーギドラの額部へ目掛け起爆式注射器を素早く投擲する) 」

仮面ライダーディケイド(コンプリート)「海東!……よし! カ シ ャ ン ッ (カード装填)\ FINAL ATTACK RIDE / \ DE DE DE DECADE !! / ――― フンッ!!(空中に跳び上がった後、前方に10枚のホログラム状のカード型エネルギーが出現)――― は あ あ あ あ あ あ ぁ ぁ ぁ あ あ あ ー ー ー ッ ! ! ! (そのままエネルギーを突き抜ける中、右足に金色のエネルギーを纏い、アナザーディケイドへ自身の最強ライダーキック“ディメンションキック”を炸裂させトドメを刺す) 」

ヒロ「…璃奈ちゃん、この武器…大いに役立てるよ!(回転切りを土刀で薙ぎ払い、止まった隙を見てバズーカ砲を撃とうと試みる) 」

アナザーギドラ「ぐ、ご…が…ッ……!!こんな、ことが…ッ…――――うぼああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ(最後の一撃すら相殺された挙句、その間隙を突かれて全員の怒涛のラッシュを受けて爆発四散した) 」

首領パッチ「でーっ!!!!メタルサンゲリア!!! 」

アナザーディケイド→カドヤツカサ「――――― ゴ ハ ア ア ァ ァ ァ ア ア ア ア ア ッ ! ! ! (ディケイドのライダーキックを受けて盛大に爆散。その爆炎の中から矯正変身解除された本人が吹き飛ばされ、転倒。その手元に転がったアナザーウォッチは粉々に砕け散った) 」

ペニーワイズ「はたまたゾンゲリア! 」



カドヤツカサ「ハァ…はぁ……―――――!(うつぶせの状態で蹲っている最中、全身から負のオーラが霧散し、白かった髪は黒く溶け落ちていく。やがて、おどろおどろしい雰囲気は拭い去っていき…門矢士に限りなく近い存在感を持った青年へと変わっていく)……っは…はぁ…はぁ……俺は、いったい、なにを…ッ……?(まるで悪夢にでも憑りつかれていたのか、尋常ではない冷や汗を流しながら我が身に起きた不可思議な現象に狼狽の表情を浮かべる) 」

仮面ライダーディエンド→海東大樹「(戦闘が終わったのを確認し変身解除する)あれは…!士が、二人…っ…? 」

芹沢あさひ「あっ!アレで変身出来るんだ……ちょっと見せて欲しいっす~!! あっ……あー……壊れてる…(心底残念そうに砕け散るアナザーウォッチを眺め) 」

仮面ライダーディケイド→門矢士「(アナザーディケイド撃破後、ふうと肩を荷を下ろして変身を解除させる)……その様子…どうやら「お前たち」の意思ではないみたいだな…。(毒が抜けていくように本来の姿を取り戻したもう一人の自分の姿を見つめて呟く)……教えろ。お前たちの言う『世界線』ってのは何だ?どうして俺たちを狙った?何故…俺たちが戦う必要があったんだ…? 」

泉けん「アレを見ろ!化け物だ!ゾンビだ!(いかりやを指して) 」

首領パッチ、ペニーワイズ、泉けん「サンゲリア長介だ!!!! 」

カービィ「……ふぅ~…闘いばかりで僕疲れちゃったよ…お腹空いたし…(ぺしょりと座り込む) 」

カドヤツカサ「…いいだろう…全部、話してやる…。だがそれは…――――(自身の背後から忍び寄る者の存在を察知し、その者へと振り返る) 」




白ウォズ「――――― 私から説明しようじゃないか。(そこに現れたのは、近未来的な服装を纏う得体の知れない男。不気味とも、不敵とも取れる笑みを浮かべては、双方の世界線の者たちひとりひとりへ視線を向けた)……諸君、まずは腰を下ろしてゆっくりと話を聞いてほしい。大人しく話を聞いてくれるのならば、君たちが知りたがっていることをすべて私が話そう。 」

天王寺璃奈「ヒロさん、お疲れ様。〖* >▿< *〗(ヒロにサムズアップ)……?(そんな中、突如現れた白ウォズへ小首を傾げる) 」

アスラン・ザラ「お前ら人の話はしっかり聞けよ(凄い真っ当なことだがこのハゲに言われたくない) 」

メディ「喧しいので静かにしてください(ワイズ共に注射器をぶっ刺して一蹴する)……貴方は…どうやら、何かご存じのようですね。(璃奈と同じく白ウォズへ視線を向ける) 」

ペニーワイズら3バカども「(注射器を刺され大人しくなる) 」

ロー「あれは…ウォズ屋か…?いや、少し違うな。俺の知っている奴を「黒ウォズ」とするなら、奴が「白ウォズ」か…?(現れた白ウォズを半場睨むように見つめる) 」

シャンクス「君は……ウォズ……の、白い方だったか。話してくれるのかい?君が 」

白ウォズ「…そうだね…どこから話すべきか…。君たちにはまず、「この世界にまつわる真実」について教えておこう。少し長くなるが、お茶でも飲みながら、ゆっくりと聞いてほしい。(後ろに手を組み踵を返す) 」

ヒロ「…あぁ(璃奈の横で白ウォズの話を聞く) 」

アスラン・ザラ「……(いつになく真面目な顔で耳を傾ける) 」

現場猫「おもてなしの心、ヨシ!(白ウォズの語りが始まるタイミングで全員に粗茶と茶菓子の羊羹を用意していく) 」

芹沢あさひ「っと、変身解除……っと(銀色の光と共にライダーシステムが霧散し、元の姿に戻り)……うーん、ぶっちゃけ私が何でこんな所にいるかわかんないんすよね、直ぐに何処かに行っちゃったけど冬優子ちゃんも居たし 」

カービィ「わぁ~♪羊羹だぁ~♪(白ウォズの語りなどそっちのけに、出された羊羹を嬉しそうに食べ始める) 」

白ウォズ「…君たちの中には知っている者もいるが…我々が認識する世界とは、生命の意識の数だけ存在する。人と人の意識が重なることで、我々は現実という名の「世界」に共存する。生命が持つ意識は計り知れない速さでそれぞれの世界に流れる時間を巡り、そして超越することで、自分が現実だと認識していた世界とは似て非なる世界へと干渉することもある。それが君たちもよく知る、「並行世界」というものだ。 」




ギ ュ ォ ォ ォ オ オ  … ――― (白ウォズの語りと連動するかのように、オーロラカーテンによって全員の頭上に幻のような虚像が浮かび上がる。地球のような青い星…それが、無数に並列している光景が、プラネタリウムの様に広がる)


天王寺璃奈「地球が、たくさん…?ううん…よく似てるけど、違う…もしかして、この星(ケイオス)のこと、なのかな…?〖*゜o゜*〗(頭上に広がる幻想的な光景に目を奪われる) 」

カービィ「ほわぁ~~…!すっごーい…!お星さまみたいに、僕たちの星までたくさんだぁ~…!(頭上に広がる無数の星に興奮する) 」

ヒロ「…………もしかして、その地球がアナザーの…!? 」

オルガ・イツカ「並行世界……(その言葉を聞きオルガの脳裏によぎるのは、『もう一人の自分』と殴り合った、まだ昔というには早い記憶) 」

白ウォズ「この大乱闘には…数多の並行世界から、様々な者たちが誘われた。本来なら正史世界で死んだ者たちも、交わらぬ過去と未来の人物たちも、みな一様に同じ空間に囚われているのはその為だ。だがその規則に則れば、ありえただろう可能性の自分…すなわち、並行世界の自分があますことなく全員が、この世界に誘われるはずだ。 」

白ウォズ「だが、初めてこの舞台に降り立った時、「自分」という存在はひとりしかいなかったはずだ。つまり、すべての並行世界を対象にしながらも、そこから選出された「自分」は唯一人だった。じゃあ、なぜ今、そんな「自分」が二人も存在しているのだろうか…? 」

白ウォズ「あらゆる可能性を秘めた「自分」を内包する並行世界があるように、「無数の並行世界を内包する世界」もまた、存在する。その世界こそ―――― 『 世界線』と呼ぶ。『世界線』は並行世界とは違い、唯一無二。『世界線』こそが様々な世界の集約地点だ。 」

白ウォズ「だが、ここで一つの矛盾が浮かぶことだろう。このカオスマッシュピードの世界には、並行世界に存在しうる全ての自分ではなく、その中から唯一人の「自分」だけが誘われる…つまり、「自分」がこの世界に二人も存在する理由にはならないのでは、と…。 」

アスラン・ザラ「……なのに、何故か今ここにいる俺達と、それの対になるアナザーしかいない。そこにカラクリが仕込んである……とでも言いたいのか? 」

白ウォズ「流石だね、アスラン君。君の勘は鋭い。…そう、真実はこうだ。誘われたのは並行世界ではない。"その並行世界を内包する世界線から、「唯一人の自分」だけが選定され誘われる"というものだったのだ。故に、「自分」という唯一の存在が重複した。 つまりこれは…――― "唯一無二であるはずの世界線が、二つも存在する"ということだ。 」

門矢士「なんだと…ッ……!?(白ウォズの発言に双眸が泳ぐ) 」

芹沢あさひ「どういう事っすか?その仮説が正しいなら今この状況は完全に何かが狂ってるか言ってる事が間違ってるかっすよね……どこで狂ったんすか? 」

アスラン・ザラ「なるほど……今まで多数の並行世界を内包し、それだけが唯一の一塊と思われていた世界線が……もう一個あった。根底からいろんなものを覆せる発見だ 」

メディ「並行世界…SF作品でよく目にする題材ですが、まさか、そのようなものが… そして、それら不特定多数の世界をも内包する大きな枠組みが、『世界線』……(聊か信じがたいとでもいうように目を細める) 」

白ウォズ「……(困惑、或いは思考する者たちの視線をその身に浴びつつ、彼らの周囲をゆっくりと歩き回る)我々が今いる舞台…『カオスマッシュピード』。ここは、あらゆる時空間から誘われたすべての者たちが集う。この世界に誘われた者たちはみな、共通の目的を持っている。"己が願いを叶えるため"、と。人の願いが手繰り寄せた新たな物語…『カオスマッシュピード』。こうなりたい、ああしたい…そうした「欲望」がこの物語を紡ぎ出す。 」

白ウォズ「その「欲望」は、これまでの君たちの人生の中においても…"常に隣り合わせに潜んでいた"。振り返ってごらん?"君たちが歩んだ軌跡"を。"この世界に刻んだ言葉の一つ一つ"を。"そこに、既に残っているはず"さ。 」




白ウォズ「それが、我々の「欲望」―――― 『 録《 ログ 》』だ。 録《 ログ 》は、この世界を…いや、世界線に内包される数多の世界、物語をこれまで何度も紡ぎ出してきた。「混沌とした物語の世界」を構築するために、人々の欲望…録《 ログ 》は絶対不可欠だった。 」

オルガ・イツカ「もう一つの世界線……そうか。並行世界って言っても、あくまでも同じ世界の同じ存在だったはずの人間だ。並行世界は枝分かれみてえなもんだからな。……だけど、そもそも幹が違えば…… 」

白ウォズ「…しかし、世界は飽和する録《 ログ 》のキャパシティに耐えられず、埋もれ、やがて崩壊する…。だから、ケイオスが持つ「混沌と平和のバランス」が崩れる危険性を予知したこの世界の管理者『 カオスマスター』は、世界線を二分化することを考案した。 」




白ウォズ「君たちのいる世界線『 オリジン』…そして、オリジンとは似て非なる、私たちが住まうもう一つの世界線…それこそが、『AnoZer World』。またの名を、『 Z世界 』。 」

天王寺璃奈「…『オリジン』…『Z世界』…(白ウォズの言葉を繰り返すように、その単語を呟くように反復する 」

アスラン・ザラ「……容量オーバーによる破滅を防ぐために分裂させた世界線が、今度はこういう形で牙を剥くのか。悪い冗談みたいだな 」

ヒロ「………その二分化された世界にも……俺がいるってことか…?(話を聞き) 」

ロー「オリジン…Z世界… あの世界(頭上に浮かぶ「反転された世界」(=Z世界)から奴らが落ちてきた時、誰もが揃ってそう口にしていたな… 」

芹沢あさひ「世界は積み重なって歴史が出来てる物っすよ、そんな、"記憶容量が無くなったから別のを用意する"みたいな事になるんすか? 」

アスラン・ザラ「(Z世界の存在……二つの世界線……そしてその間にある異例空間……此処はアイツに貰った記憶と同じだ……だが、何故此処まで違う……) 」

カービィ「 Z z z … (いつの間にかこっくりこっくりと居眠りしている)  」

メディ「…録《 ログ 》…世界の構造を担うエーテルや魔素とは、異なるものなのでしょうか…?「欲望」とは…私にはまだ、人間の底知れないその欲望のエネルギーを理解しきれていませんが…まさか…世界のシステム構造に干渉することが… 」

ヒロ「…………(居眠りをしているカービィに肘打ち) 」

シャンクス「……それでか。では、何故かアナザーが現れない者たちがいるのかは、ふむ……(と考えながら、いつの間にかハサウェイがいないことに気づく)……アイツ 」

白ウォズ「常識の範疇ならば、君の意見は至極真っ当だ。しかし、生憎だがこの混沌した世界は、その常識の一切が存在しない。我々生命のように、この星もまた「生きている」。蓄積されたものが、いつか来る未来に害を及ぼしかねないことは…皮肉にも、この世界の歴史が物語っているのだよ。(手にしていた近未来の電子書籍板。彼らには視えていなかったが、そのページには「記憶喪失編」というタイトル替えが記されていた)そうだよ、ヒロ君。君が、幾つもの並行世界を救済する特異点であるならば尚のことさ。(ヒロに) 」

カービィ「ぐぇ……ハッ!(肘打ちでパチンと目が覚める) 」

白ウォズ「…かくしてこの混沌世界は、『オリジン』と『Z世界』という二つの世界線に別れることで、安寧の未来を確立させた。双方の世界線は視えざる境界を介して交錯し、互いに行き交う。数多の世界も、生命も、物語も…その「混沌と平和のバランス」を保ち合う世界線のシステムが誕生した。 」

白ウォズ「すべては誰かの底知れない「欲望」が生んだ悲劇。しかし『彼』(カオスマスター)はそれを"喜劇"だと謳った。だからこそ、美しい世界が、素晴らしい物語が、未来永劫失うことなく続くのだからと信じて止まなかったのだ。 」

門矢士「……なるほど、だいたい分かった。「俺」が二人も存在しているのはそういうことか。この大乱闘は、すべての並行世界を内包する世界線から、たった一人の「自分」だけが選定され、招待された。唯一無のはずの世界線が二つも存在するのは、録《 ログ 》とい強大な欲望が溢れ、結果それが未来を滅ぼす危険性を孕んでいることに気づいた「カオスマスター」による救済処置のため…ということか。 」

門矢士「…『世界線』とやらのことは凡そ理解した。それがこの大乱闘と密接にかかわっていることもな。……じゃあ、交わるはずのないその二つの世界線が何故今こうして対面し、更には衝突しようとしている?双方の世界線の住人が戦い合う理由とは何だ? 」

芹沢あさひ「何かが原因でその均衡が崩れたって事っすか?永遠を望まれて生まれたシステムなら、そもそもこうなること自体やっぱりおかしいっすよね?元々行き来してたなら尚更っす 」

アスラン・ザラ「……大方、居るんだろ?この状況を仕組み、この状況を作らなければならない理由を持った黒幕ってやつが…… 」




カドヤツカサ「…それは俺から話した方がよさそうだな。(ここでようやく自身の沈黙を破るように一歩出る)……あれは…―――― 」


数時間前―――


お前たちが、「お前たちの世界」でこの大乱闘の開会式が行われていた頃―――
「俺たちの世界」"も"同じことをが起きていた。
俺たちもまた、己が「夢」の為に異なる者たちと闘っていた。だが…


クレイジーハンド「―――― ギ ャ ァ ァ ハ ハ ハ ハ ハ ハ ハ ハ ハ ハ ッ ! ! ! (大乱闘の舞台。各戦場の頭上に突如現れたモニターには、主催者である巨大な右手…否、「左手」が現れ出でる)大乱闘に集いしすべてのファイター諸君へ告げる!今、この世界に「危機」が訪れている! 」

カドヤツカサ「……「危機」、だと…?(訝しむように眼を細い目ながらモニターを見上げる) 」

クレイジーハンド「お前たちと、お前たちの住む世界とは瓜二つとなるもう一つの『世界線』が、我々のいる『世界線』に引き寄せられるように迫っている…!このままでは、二つの世界は融合し…どちらか片方だけが生き残り、もう片方の存在は消滅するだろう!もはや隣人同士で戦っている場合じゃない。もう一つの自分に押し潰されたくなければ!生き残り長ければ!あの『世界線』を…――――『オリジン』にいる者たちと闘え!!ギャァァアーーーハハハハハッ!! 」


そして俺たち…『AnoZer World』の人間たちは…
お前たち『オリジン』と呼ばれる世界線の者たちと闘うことが運命づけられ
、気が付けば「夢」の為ではなく…
己が「存亡」の為に命を賭けて戦うことを覚悟するようになった―――


カドヤツカサ「―――…だが俺は、そこで俺たちの側にいる主催者の意図に違和感を覚えた。交わるはずのない二つの世界線が融合するとはどういうことなのか?ひとつになれば、本当にどちらかが消え、また生き残るものなのか?仮に融合した場合、その先に何があるのか…?その謎を突き止めようと奴に迫った時、気が付けば…俺は奴の精神干渉を受けて、別人格の俺をこの身に植え付けられてしまった…(額部に手を当てながら) 」

門矢士「なるほど、それが…「大ショッカーの首領になった門矢士」というありもしない別人格だったわけか。他の連中もそうだったのかは定かじゃねえが、少なくとも「お前」は何か黒い気配を感じ取り、その真意を突き止めようとしていたということか… 同じ自分として、流石だと称えてやりたいもんだ。 」

カドヤツカサ「…つまりだ、俺たち『Z世界』の連中は、お前たち『オリジン』と闘う理由なんて端から存在しなかった。主催者側は、俺たちが闘い合うことを狙い…そのためのきっかけとして「己が存亡のため」という大層な嘘をでっちあげたんだ。その目的は―――― 」

白ウォズ「―――― それこそが、「録《 ログ 》」だ。(カドヤツカサの発言へ続くように発する) 」

白ウォズ「君たちは気づいていただろうか?双方の世界線の戦士が闘い合い、負けた者たちが何かを残していったのを。否…残したというよりは、彼ら自身が"そうなった"というべきかな。 」

天王寺璃奈「……!(白ウォズの発言に心当たりがあるのか、はっと顔を上げる)…私、見たことあるかもしれない。それ…「数字みたいな光」だった。何を意味しているのかは、よく分からなかったけど…。 」

オルガ・イツカ「ああっ!ログといや……(それに関連した、過去の記憶を呼び起こそうとするも……ノイズがかかったように思い出せない)……ログと……いや…… 」

ヒロ「………またしても"特異点"…か(白ウォズの言葉を聞き)ログ…ログ……? 」

アスラン・ザラ「……ああ。刻まれた。いや、今も刻まれ続けてる。違うか? 」

芹沢あさひ「……どういう事っすか? …光?良く分かんないっすけど、皆見えてたんすね… 」

メディ「録《 ログ 》……私の目には確認が取れませんでしたが、璃奈様は「それ」を確かに見たようですね。 」

白ウォズ「そう、それが「録《 ログ 》」だよ。(璃奈へ指差す)…先程も申し上げた通り、録《 ログ 》とは、この世界のすべてを構築するもの…故に、人の目には決して見えぬものだ。だが、ある条件下において、それが一瞬だが目に見えるものとして顕現される。君たちは、「対消滅」という言葉を聞いたことがあるかな? 」

メディ「はい。対消滅とは、物質と反物質が衝突して消滅する現象であり…それはCP対称性や「破れ」という概念に属するものです。以前、八雲紫様と破れた世界にてそれに似た話を行ったことがあります。……!まさか、我々が目にした「録《 ログ 》」というのは――――(その時、何かを察したかのように目を見開いた) 」

シャンクス「対消滅……同じ存在同士が接触するとお互いの存在が崩壊するアレかね? 」

白ウォズ「フッ…「八雲紫」か…彼女が、そうか…(独り言のように呟いてはくすくすと笑う)……その通りだ。この世界で起きた対消滅とは…ドッペルゲンガー現象のように「二人の自分」が互いの姿を認識し、そして戦い合った果てに相対的に消滅する現象を指す。双方の世界線のファイターが衝突、そして消滅したその間際にこそ、録《 ログ 》は可視化される。 」

天王寺璃奈「ドッペルゲンガーって…あの、もう一人の自分に会うと消えちゃうっていう、都市伝説だよね…?(確認するようメディの顔を伺いながら) 」

メディ「ドッペルゲンガー現象は、古くから神話・伝説・迷信などで語られ、肉体から霊魂が分離・実体化したものとされています。この二重身の出現は、その人物の「死の前兆」と信じられたものです。死や災難の前兆であるドッペルゲンガーは魅力的な題材であり、自己の罪悪感の投影として描かれることもありました。……ですが、まさか現実にその光景を目の当たりにするとは、思いませんでしたが…(璃奈に)ですが、その録《 ログ 》が、いったい何を意味しているのでしょうか…?(白ウォズへ) 」

アスラン・ザラ「……二人の自分……となると、カヲルと戦った時アイツらに数字が見えたそぶりがなかったのは…… 」

白ウォズ「……気づいていただろうか?消滅した者たちから湧き出て、行き場を失った録《 ログ 》は、一体どこに向かっていくと思う?可視化された録《 ログ 》の流れ行く方向…それは、ある一点に集約されている。この不安定だらけな大乱闘の世界において、最も揺るがないものとは何だ?並行世界や世界線の様に、二つとして存在しないものとは何だ?録《 ログ 》が行きつく先、それは――――」

海東大樹「――――!!ひょっとして…あの『 お宝』かい…ッ…!?(食いつくように身を乗り出す) 」

白ウォズ「……ようやく"ここ"まで辿り着いたみたいだね。(海東の発言に、不気味に口角を上げた)……双方の世界線の境界に創られた異例空間が、この『カオスマッシュピード』。ここは、人々の欲望・録《 ログ 》が強く、深く、大きく渦巻いている。歴史上決して見られない最も膨大な欲望が、今…かつてない"混沌"を呼び起こそうとしている。 」

白ウォズ「我々をここへ誘った『張本人』は、我々では到底理解できないほどの、とてつもなく壮大な野望を秘めている。そのカギを握るのが、ここにいる誰もが求めている、あの『 宝 』だ。 」

門矢士「二つの世界線、録《 ログ 》…そして、『 宝 』… なるほど、だいたい分かってきたぞ…!すべての因果は繋がっているんだ…! 」

ロー「二つの世界線が交錯し合い、互いの自分自身がやり合うことで「録《 ログ 》」が生まれる。そしてその「録《 ログ 》」のすべては、あの『 宝 』のもとへと流れていく。まるで…俺たち自身が何かに利用されているかのようだ…良い気がしねえな。 」

メディ「もし、その話が事実だとすれば…我々は今、世界線云々以前に戦っている場合ではないのではないでしょうか?この大乱闘と呼ばれる大きな祭典の裏に何か恐るべき陰謀があるのだとすれば、それは…由々しき事態に発展する危険性が高いです。」

アスラン・ザラ「(……ここまで来て、同じだ。アイツからもらった記憶と、一言一句……だが、この違和感は……?) 」

カービィ「難しい話で何のことだかさっぱりだけど~…つまり!もう僕たちが戦う必要はないってことでしょ?それっていいことだよ~♪ 」

カドヤツカサ「俺たちやお前たちが最初から狙っていたあの『 宝 』が、すべての答えだ。だったら、直接奪ってその中身を確かめればいい。そうすればきっと分かるだろう…この大乱闘が生み出された由縁を、俺たちがこの世界に誘われた意味を、すべての謎がな…! 」

ヒロ「……敵は、その"張本人"……… 」

天王寺璃奈「…これは、お祭りであって、そうじゃない…。なにか、ものすごく嫌な予感がする…。でも、ここまで本当のことを知ってしまったら、もう…誰も後戻りできないと思う。ううん…進まなくちゃいけない。自分の目で、すべてを確かめなくちゃ…! 」




白ウォズ「……さて、私は「真理」へと至る道標を教えた。ここから先は、君たち自身の目で確かめ、その「真理」を掴み取るといい。これ以上、「観測者」である私がこの世界に干渉するのはご法度だからね。 」

白ウォズ「さあ、行きたまえ。己が「夢」を叶える為に―――(最後にその一言を言い残し、自身が開いたオーロラカーテンの向こうへと消えていった) 」

芹沢あさひ「戦うことで蓄積されたエネルギーで、何かが起きてるって事っすよね…でも、『宝』の奪い合いが今度は起こるんじゃあないっすか? 」

ロー「間違いなくな。どっちにしろ、戦いは避けられない。この先で何が待ち受けているのかもわからねえ…相当の覚悟が必要になってくる。(あさひに) 」

海東大樹「…ふっ…「お宝」争奪戦のスタートさ―――― バ ッ (たとえ何が起ころうと、自分の理念が揺らぐことはない。全ての「宝」を手に入れるために、青年は駆け出していく) 」

カドヤツカサ「……(白ウォズが姿を消した後、もう一人の自分・門矢士へと振り返る)……どうやら、俺がお前たちにしてやれることも、これが最後のようだ…(気が付けば、その下半身がすでに消滅しかかっており、徐々に体が薄れかけていた)…真実を告げるために意地を張っていたが…先の闘いで敗れた俺に、もはや生存する意味はなかった。 こいつを持っていけ。 (そういうと士へあるものを手渡す。それは、彼が持っていたケータッチの上位互換「ケータッチ21」だった) 」

アスラン・ザラ「……『オレ』は、いいのか?(白ウォズの去り際、意味深な視線を向け、そう呟く) 」

門矢士「――――!! お前…っ……! (消えかけていくツカサに絶句しながらも、ケータッチ21を静かに受け取る) 」




[1629126] 「 カドヤツカサ「それは、俺が「通りすがりの仮面ライダー」だったことの証だ。お前が持っていろ。そして、すべてを繋げるために、すべてを破壊しろ…!お前が…――――仮面ライダー「ディケイド」だ…!(門矢士にすべてを託した男は満足げに口元を綻ばせ、ついにこの物語から姿を消した―――) 」


[1629127] コ ォ ―――――― ン … (カドヤツカサが消滅する。彼のいた箇所に残された数字の光…「録《 ログ 》」は[1629127]を指していた。僅かに可視化された録《 ログ 》はある方角へ吸い寄せられるように進みだし、その方角へ向けて消滅した――――)


ヒロ「………(そっと璃奈の手を握る)俺も行こう。…目を背けるわけには、いかないからな… 」

天王寺璃奈「……うんっ…!(ヒロと手を繋ぎ、ツカサが残した録《 ログ 》…その行く先を見据える) 」

アスラン・ザラ「……(曖昧な顔をして、少し悩んでから口を開く)……おい、お前たち 」

芹沢あさひ「私は多分、誰にも負けないっすけど……あはは!でもなんか凄いお宝なんすよね!楽しみっす!! 」

カービィ「えっ…ええぇ~…!ま、まだ闘いは終わらないの~…!?ふぇぇぇ…僕もう疲れたん…(ごくごくとお茶を飲む)……でも…うん…!なんだか、放っておいたらいけない気がする…!僕も一緒に行くよ! 」

メディ「……みなさん、覚悟は決まったみたいですね。(面々の表情を確認しながら)……?(「どうかしましたか?」とアスランに小首を傾げる) 」

アスラン・ザラ「……もし、もしだ。俺の……いや。アイツの記憶が正しければ……あの『宝』は……それこそ、お前たちの立っている『舞台』を、ひっくり返すような代物のはずだ。……正しければ、な 」

芹沢あさひ「舞台……?(『舞台』という単語が聞こえた方に、ぐるりと顔を回し)やったあ!冬優子ちゃんも探して、多分愛依ちゃんも居そうだから……凄いステージになるっすよ! ……(スッ、と顔が変わり、『宝』の方向へと駆け出す) 」

アスラン・ザラ「正しいという確証は何処にもない以上……下手なことは言えないが。これだけは言っておく。何を前にしても……『続けて』みせろ。お前たちにはその権利がある 」

ロー「……だろうな…(アスランの重みのある言葉を受け止めながらも、その重圧が物語る未来を予測するように強かに頷く)…すべての世界が繋がり、すべての者たちが誘われた。その時点で、かつてない何かが起ころうとしているのは明白。ロクでもねえことだろうが…俺たちが「ここ」にいる意味を鑑みれば、こんなところで臆して足踏みしている場合じゃないはずだ。……俺は行く。真実とか宝とかどうこうじゃなく、俺の意思でこの戦いにケリをつける。(帽子を目深に被り直し、その瞳に決意の火を灯す) 」

門矢士「――――……行くぞ。(もう一人の自分が残した録《 ログ 》…その道標が差す方角を見据えて、他の戦士たちを連れて走り出す。全ての真実を、己が「夢」を、その手に掴むために―――) 」

アスラン・ザラ「……俺もそうする。俺は舞台に立ってこそいるが……奴の言う「観測者」に限りなく近い、そんな存在なはずだ。だが……そんな不安定な存在だから出来ることもある…… 」

アスラン・ザラ「……あああーーーーっ疲れた!!!!シリアスモードは本当に疲れる!!!!クソ、あんなに真面目に語ったのはいつぶりだ!!!!!オラ起きろ馬鹿ども!!!!!多分そろそろノート返してもらえたと思うからムーン迎えに行くぞ!!!!!!(と、今までの息を吐きだすようにいつものテンションに戻り三馬鹿を叩き起こす) 」

リューク「(なぜかムーンではなくアスランと3バカどもの方にデスノートを落とす) 」

ペニーワイズ「あいてー!!(起こされる)俺たちバカかな? 」

首領パッチ、泉けん「わっかりません! 」

ペニーワイズ、首領パッチ、泉けん「あっピッカピッカのー!!!いっちねんせい!!!(カメラが3バカにフォーカスされる) 」

ペニーワイズ、首領パッチ、泉けん「あっ、デスノートだ!」「俺のものだ!」「ばか!俺だ!俺のものだ!」「ウルセェ!お前散々使っただろバカ!」「バカっていう方がバカなんだよ!」(リュークが落としたデスノートの取り合いが始まる) 」

いかりや長介「何争ってんのよアンタたちは?!(三人の頭をメガホンで叩く) 」

ペニーワイズ「いってーな化け物!(ブーメラン)(メガホンで叩かれる) 」

泉けん「サンゲリア?今僕たちはデスノートの取り合いをしているんDA☆ 」

首領パッチ「オメーがデスノート持ってもモテねえってのゾンビ!(メガホンで頭を叩かれる) 」

首領パッチ「と言った隙にいただきー!(デスノートを奪い取る)だはははは!!!これでアナザー連中は皆殺しじゃあああ!!!(舌を上に出しながら) 」

ペニーワイズ「くっそぉ……(パチンと指を鳴らす)パチ美ちゃん♪今日のパンツの色は?(歌い始める) 」

首領パッチ→パチ美「今日はパンツ履いてないわ~♪(セーラー服を着て便乗) 」

ペニーワイズ「ヤーーッホー!パンツ履いてない!ヤッホーパンツ履いてない!ヤッホーパンツ履いてないやっほっほー!(パチ美のスカートを勢いよくめくり上げ、けんの目とパッチの手を塞ごうと試みる) 」

首領パッチ「何すんのよエッチ!(デスノートにペニーワイズの名前を書こうとする) 」

泉けん「アッー!(呆然とした顔で) 」

ペニーワイズ「……うわぁぁあやめろパッチ!(ドッタンバッタンオオサワギ 」

タイキック「オマエラナニバカナコトヤッテルンダ!!(けん、ワイズ、パッチのお尻に足がしなる蹴りを見舞う) 」

3バカ「アッー!(ケツを蹴られる) 」

ペニーワイズ「くそー、サンゲリアだと思ったらタイキックだった…(立ち上がる) 」

首領パッチ「このドラマは全年齢対象だからもしかしたらマニトウが出てくるのはまずかったかもな…(立ち上がる) 」

泉けん「かわいそうないかりや長介…でもこれで観客席の子供たちがゾンビに震えることもなくなりました(ボルガ博士が爆破した時のようなトーンで) 」

マルマイン「だめだこりゃ(自爆) 」

いかりや長介「だから勝手に人を殺すんじゃありまs!!!(爆発に巻き込まれ黒焦げ)ダメだコリャ… 」



― 破れた世界 ―


キャロル「やろう…………CAROL!! ┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨(ザッ!!ザッ!!ザッ!!ザッ!!ザッ!!ザッ!!) 」

CAROL「そういう君もキャロル=サン・ジョースター 」

キャロル「みんなビビジデランデソンデネグロカルマンドーレホメストーニポポス、略してキャロルって呼んでるよ。(呼んでない)これからよろしく(社交辞令的にアームレスリング) 」

CAROL「ヤ"ァ"ァ"ァ"————— !!(シンプルに拒否の意を示しつつ腕をへし折られる)ぱわ----------------------!!(自慢の技から元気) 」

ダニィ「 ふぉぉ!? ふぉぉ!?  ニゲルンダァ(負け犬(虫ケラ科・幻獣種・大型犬)が走ってくる) 」

キャロル「ダニィ!? 紹介するよ、犬のダニィ!?って言うんだ、心配しなくてもいいよ、人は噛むけど裁くのは私のスタンドだから 」

星の氷神(スターガイア)「☆☆☆☆☆☆おとなしくしやがれ☆☆☆☆☆☆(キャロルのランドセルから現れダニィに鋭いアッパーカット) 」

CAROL「ダニィィィィイーーーーー!?何をするだァーーーーーッ!!よくやった!(熱い握手) 行くぞッ!!!!! バァーンッッッッッ(キャロル!メタルキャロル!NEOキャロル!アナザーキャロル!CAROL!五人の(ガソリン)スタンド使いが揃い!!スーパーカーのガソリンを満タンにして少女たちは目指す!星の砂のGermany!!(鎖のように絡みつくkarma)) 」

隣の酒井さん「なんかぁ今日はものものしいのぉー……腕に変なカップラーメンを巻いた子供がたくさんじゃぁ フィラストォ--------!!!!!!!!! 」

キャロル「通行人は退いておいた方がいいぜ!!今からここは戦場と化すんだからよ!!(酒井さんの顔面においしいおいしいお寿司を叩きつけるのはかわいそうなのでそのまま口に入れてもぐもぐさせお帰りいただく)暴力!!!暴力!!!!!!(鬱憤ばらしにピカマンの頭をブロック塀に叩きつける) 」

CAROL「(カップラーメンにカードをセット、スロイーング) 決闘<デュエッ>!!!!!! 私のターンド…… 」

キャロル「  >> 無  効 <<  (札束でCAROLの顔面をぶん殴る!!先行ターンを買収した!!)私のターン!!ドロー!!    ・・・・・・・・。   (手札審議中)  [遊戯王をアンインストール]  ブチ [遊戯王をインストール] (華麗なるリセマラ) 私のターン!ドロー!!!(デッキごとカップラーメンからドロー!!好きなカードを好きなだけ使えるどん!!)私はフィールド魔法!『ウマ娘プリティダービィ』を発動!! 」


―― カオスマッシュピード → ウマ娘プリティダービー ――


解説のサタナエルさん「春はあけぼの、ハルウララは未出馬ですがなんか普通に迎えてしまいました有馬記念……      ではなくアメリカ合衆国を駆け抜ける大陸横断レース、その名も『スティールボールラン』!!ジョジョ第七部で開催されたあれが復刻ライト版で開催されます。ちなみに第六部は未視聴です 」

仲本工事「(ウマ娘は)やめました。やってません。 」

実況のなかやまきんに君「ぱわぁー!! 」

解説のサタナエルさん「やぁー!(IQは、粉微塵になって死んだ) 」

トウカイヌマクロー「(スタートラインで震えている) 」

解説のサタナエルさん「一斉にスタートしました!全員出遅れているので実質足並みの揃ったスタート!!全員ポンコツのランクFウマなので実力さはほとんどなし!!くそつまらないですね!!!! 」

ゴールドシップ「>>首位へ怒涛の追い上げをしてくるのはゴールドシップ!すごい!すごい勢いで追い上げてくる!<< >>その後方に続くのはあーーーっとこちらもゴールドシップだ!!<< >>その後方に5名並び追い上げてくるのは……やっぱりゴールドシップだ!!<< >>その他、後方に控える50人のウマ娘が……やっぱりゴールドシップだ!!!!!すごい!!!!すごいぞゴールドシップ!!!!!!<< 」

仲本工事「言いたかねーな…(しゅんとして観客席に座る) 」

アタマシンゲキオー「>>ああああーーーっと!!!ここでまさかの乱入者が!!超大型ウマ娘の軍隊を引き連れ人類を踏み潰しながらいついかなる時代も自由のために進み続ける『進撃の巨人』!!サクラシンゲキオー!!サクラシンゲキオー!!だああああ!!このままゴルシの群も進撃されてしまうのかァァァァ!!<< 」

メジロマックイーン「おかしい!!おかしいですわ!!こんな……!!阪神はあそこから負けるしゴルシさんは分身するし……!?何なんですのォ!?(先頭集団を普通に走る) 」

レンゴクキョージュロー「 >>あああああああ!!このLISAが歌ってそうで実際LISAが歌ってるテーマソングと共に現れる興行収入400億ペリーの覇王色の覇気はァァァァァ!!!<< うまぴょい!!!!!!うまぴょい!!!!!!うまぴょい!!!!!!うまぴょい!!!!!! >>レンゴクキョジュローだ!!!!!ついこないだもテレビ版がやったばかりなのに今度はどこに現れた!?アベマか!?アマプラか!?違う!カオスドラマだああああ!!全てのテーマソングがLISAになってしまううううう!!!<< 」

首領パッチ「(観客席にてちゃちゃまるからゴルシに賭けるようにもらった金でコーラをぐびぐび飲み干してる) 」

セガタサンシロー「>>タケノコノサトノダイヤモンドガチャからすり抜けやがったこの野郎はァァァァ!!<< 心を燃やせ!! >>セガタサンシローだ!!セガタサンシロー!!セガタサンシロー!!!!ゴルシのドロップキックを物ともせず首位に食い下がっているが徐々に頭が鬼滅に進撃されているううううう!!!<< 」

キャロル軍団「「「「「「「「(首位がロサンゼルス辺りを走っている頃、ゴール地点のマンハッタン島が大爆発し、空間が砕け……)   >>BOMB!!<<  パワァァァァァァァ!!!!! (殺伐としたウマ娘スティールボールランにキャロル軍団が!!) 」」」」」」」

キャロル「 パンッッッ (ワニに平手打ち、無残様のページ全てをシュレッターにかけ、鬼がいないやさしい世界を作る。普通にそこまで面白くないので鬼滅は滅びた) この手に限る パンッッッ (LISAに平手打ち。現行のアニソンを全て演歌に置き換える) パンッッッ (特に理由のない平手打ちがライナーを襲う!!!!) 」

テイエムオペラオー「ハーッハッハッハッ!!天よ!地よ!人よ!!見たまえあの天変地異を!!これがレース……レース…? しかし、これこそがまた覇王のレースとも言えるだろう!!見るが良い覇王の走りを!!(先行集団でなんか格好良いエフェクトと共には知っている) 」

キャロル「 チュ チュミミミミィィィィィン (Act4の力でシンプルに空間をこじ開け実家のように並行世界へ出入りする) 俺がこの世界を救ってやるよ  」


―― 進撃の巨人 ――


――― その日人類は思い出した。壁の中に囚われた屈辱を、奴らに支配された絶望を……


エレン・イェーガー「ああ……奴だ……   巨人だ  (ウォールマリアに手をかけ、人類に宣戦布告しに現れたその巨大すぎる影を指差す) 」

キャロル「  ┣¨ォォォーーーーz______ン  (世界線の壁をぶち壊しウマ娘スティールボールランに参加した全員を引き連れ進撃してくる)  >>BGM:音割れAC/DC - Thunderstruck<< F●CK YOU!!!!! (超大型巨人に熱い平手打ち) 」

超大型巨人「  ヴゥ"!!!!!!  (平手打ちされ入れ歯が吹っ飛ぶ) クゥゥゥーーーーーン (子犬のような啼き声をあげその場でうずくまる) 」

キャロル「いいか…エルディア人諸君…君達は…今をもって”自由”だ…(手錠をかけられフロックくんを道連れに連行される)  オンドゥルルルルルルルルウルルル (護送中のパトカー諸共音速回転しながら飛びマーレ大陸に墜落、雑に爆発する) 」

超大型ゴルシ群「「「「「「>>マワリマワッテサァイマァ!!!!!!!カサナリアッタミイライィ1!!!!<< (キャロルに連れられるようにしてマーレ大陸に上陸し制圧、踏み潰した全てを三頭身マスコット(物理)に変えてしまう)」」」」」 」


―― 鬼滅の刃 ――


メジロマックイーン「もう別の作品のテロップが入りましたわ!!!! 」

竈門炭治郎「(悪寒、よく知る家族のそれと、血の匂いが紛れ実家から漂うことに、肉親の死を連想させる状況に大粒の汗を流し帰路を走る、走る、走る。)母さん、みんな……!頼む!どうか無事で——————(そうして家にたどり着いた炭治郎は、見た——————) 」

ペニーワイズ「(テロップを勝手に「ドリフ大爆笑」に差し替える) 」

キャロル「(炭治郎の家の中から戸をメジロマックイーンの抱き枕でぶち割りシャイニング☆入場) 強くなれるぅぅぅ理由をうるせええええ知らねええええええ!!!!!>>ドラゴンクエスト<< (畜生柱、参戦!!!!!) 生殺与奪の権を他人に握らせるな!! パンッ 惨めったらしく泣くのはやめろ!! パンッ (炭治郎へ平手打ち!炭治郎へ平手打ち!) お前は命に嫌われている(富岡さんに平手打ち!!) 私は長女のキャロル!次女のキャロルが鬼畜(元からです)になったので仲間たち(別の世界線から無理やり連れてきた)と元に戻しに行くぞ! 」

夜神ムーン「そこはワイズ大爆笑じゃないのか! 」

キャロル「(ペニーワイズの鼻をもぎとり堕姫の顔面にシュート!)見てくれがいい事以外ポンコツ!!みゆきち!!(ペニーワイズの鼻をもぎとりのギュータローの顔面にシュート!)強いことしか取り柄がないくせに上限の下っ端!!あと妹の名前梅っていうんだぜ!! 」

キャロル「(無限列車編のスクリーンにダイナミック入場。Z世界から30人の自分を引き連れて) こまじさんもうやめて(裏声) 役立たずの狛犬(地声) どうしてお前は肝心な時にいないんだ。役立たず(裏声) 上限一人仕留めたぐらいなんだというのだ(地声) こまじさんもうやめて(裏声)(猗窩座に代わり番こにトラウマを抉るやさしい音を響かせる) 」

メジロマックイーン「やめてくださいまし!!私のグッズを攻撃に使うのはやめてくださいまし!!!(ワイズの後頭部をウマ娘パワー全開で阪神応援バットでボコボコに殴り倒し、メガホンと共に火を付ける) 」

猗窩座→アスラン・ザラ「モウヤメルンダ!!!モウヤメルンダ!!!モウヤメルンダ!!!モウヤメルンダ!!!(こうして悪い鬼(被害者)はワイズ大爆笑に就職しましたとさ。めでた死) 」

キャロル「(メジロマックイーンの艶のある髪にデスクライトを当てる)私は感動した。ウマ娘の意思は不滅なんだと 」

鬼舞辻󠄀無惨「 ダウーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!! (尊いメジロマックイーンオーラは太陽の如き輝きをオギャル!!むざんはしんだ) 」


―― けものフレンズ ――


キャロル「  バンッ (けものフレンズ2企画書をバックに詰めゴミ箱に捨てる) ………スンッッ(いたたまれない気持ちになりつつも、ケモフレ2の消滅により発生した新たな未来……通称ヤバンアチホー、又の名を『サンアンドレアス』でジャパリバスに乗り、前の世界線から連れてきたメンバーと共に歩道を爆走する) 」

メジロマックイーン「触らないでくださいまし!!!!あっ触ってない、ライトですのね…… …(フレンズたちが目に入り)うっ頭が……触れてはならない世界観<<アカシック・レコード>>が…流れ込んで来るっ… 」


―― ジョジョの奇妙な冒険 ――


モブソンフィリップ「オーライ オーライ!! 全く重てえなぁ何が入ってるんだ?  シルカツベコベイワズツベコベェ!!> (船からクレーンでDIO入りの棺桶を引きずり上げようとする) 」

キャロル「  キエンズゥァン!!!!!!   (熱々のピッザをクレーンのロープに投げつけ切断、DIO入りの棺桶を奈落の底へ沈める) パァンッッ(ついでにアナザー花京院の顔面をはたき枝豆を眉間に埋め込み配下に加える) 」


―― Devil May Cry5 ――


ダンテ「——————よおバージル!扉を開けっ放しだぜ。(クリフォトの頂点。唯一の肉親、因縁の兄弟との最終決戦お舞台に降り立ち、背を向けて座す人物に声をかける)————闇魔刀をよこせ 」

キャロル「———————欲しければ、力づくで来い(名刀『メジラマクイーンの抱き枕』を手に、プラスチック椅子から立ち上がる踵を返す)————いつものことだ 」

ダンテ「…………………………。……………………………………————————— 。(手に顔を当てしばらく考え込む)—————。 ネロの腹違いの兄娘とかか? 」

―― ドラえもん ――

のび太「キャロエモオオオォオォオxン!!!またジャイアンがガチャ自慢してくるよぉぉぉーう!!(だばだばだば) 」

キャロル「しょうがないなぁのび太くんは……     ガチャコッッ  ┣¨ン ┣¨ン ┣¨ン ┣¨ン  ┣¨ン(重厚な音を響かせ、暴力の具現『重火器』『刃物』等を順番に置いて行く)どれでも好きなものを持っていけ泥棒 」

バージル「  バンッッッ  (のび太の横からすっと現れ『ちきゅうはかいばくだん』を手に取る)アイニードモァパワァ ダンテマストダイ >>BGM:音割れBury the Light << 」

メジロマックイーン「どの作品に行ってもバイオレンスですわ…CERO『D』スタートですわ… 」


――――少女は言葉の通り数多の世界線(特異点)を奔放に滑走し、爆破し、救い、その度に仲間(合意を得ていない)を引き連れ次の世界線へ進む。これを繰り返し、そして――――




電脳新世界・令和軍団「ヒュゥゥゥウウウウウウウウウ ウ  ウ         ┣¨    ンッ    ┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨ンンンン (ひび割れた新世界令和の成れの果てがどこからともなく、大乱闘の舞台に墜落。そして遅れて大量の同一個体の残骸が降り注ぐ) 」

キャロル&アナザーキャロル「 ドン ドンドンドン  ゴッッ (オーロラカーテンを何度も殴りつける音が響く。やがて斧、ではなくメジロマックイーンの抱き枕が貫通し)  ┣¨ォォォォ———————>>BGM:音割れBury the Light << —————————ン!!!!!!!!!!! (キャロルとZ世界のキャロルが『今までの世界線』で引き入れた仲間と共に、この舞台へなだれ込んでくる)ハロー アイニードモア パゥワアアアアァァァアアアアアアアアアア了了了了了了了了!!!!!!!! 」


――― 全てを破壊し!全てを壊せ!!―――


【キャロル艦隊:第乱闘の舞台中枢に合流まで残り……   01:00時間 】



夜神ムーン「ハァ……ハァ……クソッ……やられた……!!(満身創痍の中身体を引きずるようにアスランたちアホンダラ衆の前に現れる) 」

アスラン・ザラ「うわなんだお前大丈夫か!?お前リュークのところにノートを返してもらいに行ってたんじゃなかったのか!?(突如ボロボロの身体で現れたムーンに驚きそのさまを心配する) 」

夜神ムーン「ああそうだ……ノートを渡してもらうためにリュークに会いに行った……そこまでは合ってる……だが…… 」

首領パッチ「……おいちょっと待て!リュークはさっきまで俺らのとこに…まさか偽物のリュークか! 」

ペニーワイズ「………まさか俺たちのところに現れたのはあのマニトウ(いかりや)か!?(ぇ 」

夜神ムーン「……えっ!?(首領パッチの発言に本気で驚く) 」

夜神ムーン「まっ待て!?アイツこっちに来てたのか!?じゃ、じゃあノートは!? 」

首領パッチ「………やっぱりか(ムーンの顔を見て)俺達かムーンか…どっちかに会ったリュークがサンゲリア長介の変装の可能性が高い!(ぇ 」

アスラン・ザラ「……そういやこいつらが奪い合ってたような……(ペニーワイズたちの方へ視線を送る) 」

ペニーワイズ「…え、ここにあるけど(デスノートらしきものを取り出す) 」

夜神ムーン「(ペニーワイズが持っているノートを見て)……僕の今までの苦労なんだったんだよ!!!!!!! 」

アスラン・ザラ「え……えっと…… 」

泉けん「………いや、いくらあの人が化け物やゾンビみたいな顔とはいえ流石に死神に扮装は出来ないと思うんDA…ムーンはノートを持ってるのかい? 」

夜神ムーン「持ってねえよ!!!!必死にひーこら言いながらこの広大な大乱闘のフィールドを駆けずり回ってリュークを探して結局見つからず取り敢えず満身創痍の身体を引きずってお前らと合流したらお前らがノート持ってた僕の気持ちが分かるか!!? 」

アスラン・ザラ「うん……なんというか……その……大変だったな…… 」

首領パッチ「なんだあのゾンビ無罪だったのかよ(無関心そうに) 」

ペニーワイズ「とりあえずお疲れ。(ぇゾンゲリアvsリューク見たかったんだけどなぁ(ムーンの必死の訴えをあっさりと流す) 」

泉けん「あっさりと結論づいちゃったね(ムーンの苦労はガン無視) 」

アスラン・ザラ「ところでそこまでになるって何があったんだよ。そんなボロクズみたいな恰好で 」

夜神ムーン「まあお前らがろくに心配してないのはいつものことだから置いておくとして……本当にひどい目に遭ってきたんだ……多分今日は厄日だったに違いない…… 」

アスラン・ザラ「それでどんな目に遭ってきたんだ?(古傷を抉る鬼畜) 」

夜神ムーン「お前他人の不幸を聞き出すテンションじゃねえだろ!! 」

夜神ムーン「……分かった。少し語ろう。本当に……本当にひどい目に遭ってきたんだ……例えば…… 」


~~~~~ (回想に入る音) ~~~~~


夜神ムーン「よし、ノートを探そう。一応この切れ端は僕が持っているから、これを手掛かりにすればノートを持っているはずのリュークにコンタクトを取れるはずだ……(と、切れ端を持って力の感じる方を向く)……よし。この広大なフィールドを徒歩で探すのも面倒だな…… 」

運転猫「カオスマッシュピードバスですよ~。無料で他のステージへ向かえますよ~(と、丁度いいところに通りがかるバス) 」

夜神ムーン「ん、バスか?あんなギミックもあるのか……閉所ゆえに戦闘になったら不利だが……まあ、今はとにかく移動したい……使ってみるか 」

夜神ムーン「ふぅ……こうも安らげる空間は久しぶりだな……(割と客のいるバスに乗り込み安らぎを感じている) 」

運転猫「次はぁ~なんとかかんとか~なんとかかんとか~(運行先を覚えていない運転手の屑) 」

美樹さやか「……役に立てなきゃ捨てちゃうの? ねえ…この世界って、守る価値があるの?教えてよ……(乗客のホスト相手にかんしゃくを起こしている) 」

美樹さやか「あたし、何の為に戦ってたの!?教えてよ!!今すぐあんたが……教えてよ!!!(サーベルを召喚し、車内で暴れ回る) 」

夜神ムーン「……ほ、本当に安らげる空間かこれ!? 」

偽マフティー「パリーン(窓を割って車内に侵入する)乗客各位に申し上げる!!私はマフティー・エリンだ!!このバスは我々が占拠した!! 」

ヒロ「(バスの中で死んでる) 」

美樹さやか「(ヒロの遺体を偽マフティーに向けて蹴飛ばし、追撃の様にサーベルを飛ばし)こんなもの!!こんな…こんな!! 」

偽マフティー「なぁんだこいつ!?(ヒロの遺体を受け止めそのまま盾にしながらサーベルを受けマシンガンを撃ち返す) 」

夜神ムーン「(これ流石にヤバいよな……なんか暴れてるしバスジャックまで来てるし死人まで出てるし……) 」

夜神ムーン「(此処はアレだな、隣に座ってる女の子にこっそり合図を出してこの状況を収めるのに協力してもらって……)トントン(と、隣に座っている客の太ももを二回指で突く) 」

ヤン「ドサクサに紛れて太もも触らないでよこの変態!! 」

夜神ムーン「(これは何の理不尽だ!?) 」

美樹さやか「(マシンガンを受けて出血しながら後退る、が……)あははっ!痛くない!!凄い、この身体……痛みだって消せる…!!(サーベルを両手に構え、マシンガンにも怯まず偽マフティーに突進) 」

夜神ムーン「…………ごめん…… 」

ヒロ「…………(蹴飛ばされマシンガンの盾にされ、さやかに切り伏せられる)…………(起き上がる)なんでだよ!!!(ムーンに対して理不尽なビンタ) 」

偽マフティー「チッ!(さやかと戦いマシンガンで窓を割りまくりながら車内を駆け回り夜神ムーンの方の座席が騒がしいことに気づき)よく喋る!!!!(そっちに向かって銃を放つ) 」

夜神ムーン「ってえし!!(ヒロにビンタされながら)ちょっなんで僕!?(そのまま偽マフティーの放った弾丸が直撃!!)ばああああかあやろおおおおおおおおおお!!!!!!誰を撃ってるぅぅぅぅぅぅぅ!!!?ふざけるなあああああああああああ!!!!! 」

美樹さやか「教えてよ!!私に!!どうしてェ!!!(騒ぎ立てる夜神ムーン達にサーベルを飛ばす) 」

夜神ムーン「うわああああっ!!!!(さらに飛んできたサーベルに被弾しさらに血をまき散らしながら勢いよく回転する)だあああああ!!!!!そんな世の中でいいのかぁ!!!?オイ魅上ィ!!!松田ァ!!!!!こいつらを殺せ!!!!!撃てぇ!!!!!!(錯乱) 」

松田「抹殺するべきだ!!!!(何故かそこに居合わせており夜神ムーンに銃を撃ち込む) 」

夜神ムーン「まぁぁつだぁぁぁ!!!!此処はさすがに僕じゃないだろぉぉぉぉ!!?もっと撃つべき奴らがいるだろおおおおおおお!!!!そこの女とか!!!!かぼちゃとかあああああああ!!!!!(夜神ムーンの身体はもうボロボロ) 」

運転猫「当バスはなんかこれから爆発します!!!!(ど う し て) 」

ヒロ「やめろ!こんなことしてなんになる!(サーベルをムーンに躊躇なく弾く) 」

ヒロ「…………爆発!? 」

夜神ムーン「なあああんでだよおおおおお!!?なんで爆発するのか言えよおおおおおおお!!!! 」

美樹さやか「……爆発?あははっ!!!そうだよ!皆吹っ飛んじゃえばいいんだ!! 」


ズドオオオオオオオオン!!!!!(バスガス爆発!!勢いよく爆炎を上げ横転するバス!!)


夜神ムーン「どうしてだよおおおおおおおお!!!(ガス爆発を起こしたバスから放り出されるように吹き飛んでいき転がっていく) 」

夜神ムーン「ハァ……ハァ……あの状況から脱せられたのはいいが……このままではノートを取り戻す前に野垂れ死んでしまう……!!(ボロボロの状態のまま周りを見渡す)此処は室内……どこかの大型商業施設とかそんな感じだろうか……良かった、此処なら一応休める…… 」

夜神ムーン「ちょ、丁度いいところにベンチがある……ここで休んでいこう……(と、ベンチを見つけそこに座り込む) 」

両儀式「……おい、オマエ(そんなベンチに座ったムーンの隣にいて彼に話しかける) 」

夜神ムーン「はい? 」

両儀式「なんか見ていてムカつくから隣に座らないでくれるか? 」

夜神ムーン「 」

夜神ムーン「………………わかりました…(脚を引きずりながらベンチを立つ) 」

夜神ムーン「ぼ……僕には休息すらないのか……こうなったらとにかく足を動かして一刻も早くリュークに会いに行った方がいいな、そうに決まってる(重傷のままノートの切れ端を手掛かりに歩き続ける) 」

松田「大変ですね~月くん(のんきにボロボロの月に並走する) 」

夜神ムーン「お前なんでついてきてるんだ松田ーーーっ!!!!僕がこんなにボロボロになってる一因はお前にあるんだぞーーーっ!!!! 」

ヒロ「(爆発で黒焦げになり、ベンチに座ることを断念して地面に寝そべる) 」

弥海砂「あれ~月じゃん。いつも一緒にいるピエロ達はどうしたの? 」

夜神ムーン「ミサァ!!!よく来てくれた!!!!マジで!!!!!(今まで見たことないレベルで喜ぶ新世界の神)いやあのピエロどもは好きで一緒にいるわけじゃないんだ!!!あんな奴らは人間を爆弾として使うしネギを武器にして戦うしハゲだし碌な奴らじゃない!!!!!本当に!!!!!碌な奴らじゃない!!!!!!ミサお前がいて本当に良かったもうお前でいい!!!お前の持ってるノートをくれ!!!!最後に頼れるのはやはりキラとしての繋がりだったんだ!!!!!!! 」

弥海砂「ありがとう……でも私今ノート持ってないの…… 」

夜神ムーン「どうしてだよおおおおおおおおおおおおお!!!!!!!!! 」


~~~~~ (回想が終わる音) ~~~~~


夜神ムーン「みたいなことがあってな……これでも一部なんだが 」

アスラン・ザラ「お前俺たちを碌な奴らじゃないとはどういうことだ馬鹿野郎!!!!(理不尽な暴力がムーンを襲う!) 」

首領パッチ「てめー誰がネギを武器にして戦うハゲだゴルァ!(ムーンの頭にゲンコツ) 」

ペニーワイズ「ちょっとでも同情した(ちっっっっっっともしてない)俺がバカだった!(ムーンにちゃちゃまる宅を投げつける) 」

泉けん「今度という今度は許さないぞ!(許す機会すらない)(ムーンに対してスカイロッドを叩きつける) 」

首領パッチ「もひとつおまけ!(ムーンにファトゥム00を叩きつける) 」

夜神ムーン「お前ら少しは怪我人に対する配慮をしろおおおおおおお!!!!!(アホタレどもの理不尽な暴力を受け倒れ込む) 」

首領パッチ「流石に可哀想だからこの辺にしといてやろうぜ() 」

夜神ムーン「……(ああそうだな……今まで悲惨な目に遭ってきたのは事実だ……しかし……収穫もあった。大乱闘のフィールドに落ちていた……)(懐から赤い鉱石を取り出し、眺める)(こいつは……あの時の幻影と同じ気配を感じると同時に……『アイツ』も使ったあの宝石と同じ雰囲気を感じる) 」

夜神ムーン→夜神月「……真面目にやるのはいつぶりか……コイツらとの絡みも長くなったものだな……(と、不穏な雰囲気を感じる鉱石を懐にしまい込み)……いいだろう。昔の僕とは違う。今回こそ、新世界の神となる……! 」

アスラン・ザラ「バカ野郎!!!!(最後の一発をシリアスモードのムーンにぶち込んでから首領パッチの声に反応し)ん、ああそうだな。この辺でやめといてやろう 」

夜神月→夜神ムーン「がってめえこのハゲ!!!お前いつか来るべき時が来たら真っ先に抹殺してやるからな!!!! 」

ペニーワイズ「あ、でもハゲはその通りだと思う() 」

ヒロ「…………俺は…?(地面に寝そべったまま) 」

関羽「そんなものはない。 」

泉けん「(いかりやのお面をつけながらちゃちゃまる宅の上で裸踊りをする) 」

???「………(歩いていたところ寝そべっているヒロに気づかず踏みつけてしまう) 」

ゴールドシップ「………(歩いていたところ寝そべっているヒロに気づかずドロップキックしてしまう) 」

ヒロ「ぐえっ!?(踏みつけられ)ぐほあっ!?(ドロップキックを喰らう)…いや気づかずにドロップキックってなんじゃい!(ビシィ 」

泉けん「俺はマニトウだ~(いかりやのお面をかぶりながら)取り憑いてやる~!!(無謀にもゴルシに取り憑きにかかるエロガキ) 」

いかりや長介「(ボロボロになりながらも欽ちゃん走りで現れけんの尻に柔らかい棒でシバく)誰があたしの真似していいって言ったのよ?言ってみなさいよ!! 」

泉けん「アッー!!本物の化け物だ!(ボロボロになったいかりやを見て)夜神ムーンってやつが言ったんだ!(大嘘) 」

ペニーワイズ、首領パッチ「ぎゃぁぁぁぁぁ!!!!ゾンビだああああああ!!!(ボロボロになったいかりやを見て悲鳴をあげる) 」

いかりや長介「誰がゾンビだバカヤロー!!(その柔らかい棒でワイズとパッチの尻をシバく) 」

首領パッチ「お前だぁぁぁぁぁ!!!何があったんだ、そんなゾンビみたいにボロボロになって……… 」

いかりや長介「誰か彼かにボコボコにされたんですよ全く! 」

ペニーワイズ「なんてこったい…サンゲリアをこんなにもボコボコにするほどの強者がいるとは! 」

泉けん「そういえばさっきメタル化したサンゲリアがいたけど…まさかそいつにやられたのか…!? 」

首領パッチ「そういやあれ上手くできてたな、本物と全く変わらない化け物みたいな感じだったぜ… 」

いかりや長介「誰がサンゲリアですか!!(三人のケツに足がしなる蹴り) 」

首領パッチ「サンゲリアじゃなくてエイリアンだろ!(ぇ 」

ペニーワイズ「あだーっ!(蹴りをくらい)とりあえずそんなボロボロで汚れた状態なのもアレだしちゃんと洗わないと(いかりやの顔面にダイレクトでしおってぃーの聖水をかける) 」

いかりや長介「(聖水をかけられ)ごががががががが!!! 」

首領パッチ「すげぇ、しおってぃーの聖水でいかりやの汚い顔もちょっとは…綺麗になってねーじゃねーか何だよこの汚い顔!(汚れが取れたいかりやの顔を指して) 」

ペニーワイズ「その顔は元々だからそれ以上綺麗にはならねーよ(シャワーを止める)それでは汚い顔のまま次の戦い行ってみよー!(つ づ く と書かれたテロップを出す) 」

泉けん「よーし!チャージングGO!!(ムーンとアホタレ勢といかりやをスカイロッドに乗せて発進する) 」



― 終点・会場地下・謎のラボ ―


岡部倫太郎「――― おい、そこの「貴様等」。俺たちが視えているかぁ? 」

岡部倫太郎「……なぜ何も答えない…?モニターのそっち側にいる間抜け面の「貴様等」だァ!! 」

椎名まゆり「オカリン、誰と話しているの~…?(彼の背後からひょこっと顔を出す) 」

岡部倫太郎「…フッ、まあいい…。ここが「"真"未来ガジェット研究所 feat.カオスマッシュピード」(※特設会場)だぁ…!所属研究員を紹介しておこう。まずは、ラボメンナンバー001!ラボ創設者にして狂気のマッドサイエンティスト!この俺、鳳凰院凶真…!そしてラボメンナンバー002!コスプレ作りの紅一点!椎名まゆり! 」

椎名まゆり「トゥットゥルー♪まゆしぃで~す☆ 」

岡部倫太郎「そして、ラボメンナンバー003!スゥーパァーハカー!橋田至ゥ! 」

橋田至「ハカーじゃなくてハッカーだろ常考 」

岡部倫太郎「以上だ! 」

流石兄弟「「俺たちを忘れるなああああああああああああああ!!!!(しおってぃーのグッズを大量装備した二人組が雪崩れ込んでくる)」」

岡部倫太郎「我々"真"未来ガジェット研究所の目的は、世界の支配構造の変革にある…!"混沌"に巻き込む発明を生み出すことだ!分かったか?わかったら、とっとと「貴様等」の秘密を話すがいい!! 」

橋田至「でもさぁ、結構興味深いテーマじゃん?もし仮にぃ、「僕たちがモニターの中の存在」だとしたら、それを見極める術はあると思う? 」

岡部倫太郎「ないな。 」

橋田至「即答かよ!!!!! 」

岡部倫太郎「故に、そのような疑問は不毛。機関に対抗し、世界の支配構造を打ち砕く方法について考える方がよほど有意義だ。ところでこいつを見てくれルカ子よ!こいつをどう思う?(ポケットから取り出した赤い携帯電話を徐に取り出すと、その起動された画面を見せつける) 」


赤い携帯電話に映されていたのは、メールの本文。謎のアドレス「kubomi51」から送られてきた一本のメール…そこには、意味不明な数字の羅列が一定時間に一桁ずつカウントされているGIFのようなものが映され、その下方には以下の文言が記されていた―――


――― 「 e38199e381b9e381a6e3818c30e381abe381aae3828be69982e38081e9a198e38184e38292e7a588e3828c 」 ―――


漆原るか「すごく…難しいです……(委縮) 」

岡部倫太郎「そうだァ…この意味不明に羅列された数字とアルファベットのメッセージ…!ダイバージェンスメーターのものとは似て非なるこの数値が示すものとは何か!?そうだ…この文には、世界の支配構造を変革する謎の暗号が埋め込まれていると考えるのが必然…!これらを解析する術は現時点において存在せず、あのIBN 5100をもってしてもあまり意味を成さないだろう…だが必ず暴いてみせるぞ…!この「鳳凰院凶真」―――がッ!!(例の厨二臭いポーズ) 」

牧瀬紅莉栖「そんなわけないでしょ。それはただの16進数よ。本当にありがとうございました。(呆れた様子で現れる)16進数は、文字列に変換することでその暗号化されたメッセージを読み解くことができるのよ。(「貸してみなさい」と岡部から携帯電話を取り上げ、PCに接続して解読を開始する)橋田、Hexツールを起動してコードに変換してみて。 」

橋田至「了解しますた~(カタカタとキー音を鳴らしながら操作を開始する) 」


――― 「 すべてが0になる時、願いを祈れ 」 ―――


牧瀬紅莉栖「……「すべてが0になる時、願いを祈れ」…?(その一文に眉を潜める) 」

椎名まゆり「お願い事かぁ~…♪まゆしぃたちがここに来る途中、電車の中で短冊を書いたときみたいだね~。まゆしぃ、お願い事ならたくさんあるから何度だって教えちゃうよ~♪ 」

橋田至「まるで神龍じゃん。オラワクワクすっぞ! でもさぁ?なんか怪しげじゃね?それにこの妙なカウントタイマー。「 0 」に進むどころかますます遠のいているんですけどー?なあオカリン、その送り主のアドレスにどういうことか聞いてみた方が早いんじゃね? 」

岡部倫太郎「この鳳凰院凶真がッ、機関が送り込んできたメールに答えると思っていたかッ!?……だが、これが奴らの挑戦状というのであれば、受けて立とう…そう思い私は、自らの素晴らしい宣戦布告の文を刻み込み、贈呈してやろうと返信した!……なのに、なのに…ッ…!!何故か「拒否」されてしまったァッ!!!おのれゴルゴム!!許゛さ゛ん゛ッ゛!!! 」

橋田至「結局返してんじゃん!…ん?でも返信できなかったってどゆこと?(携帯を手に取り適当なメッセージを打ち込んでそのアドレスへ返信を行おうと送信ボタンを押すが…)……あんれま!オカリンのいう通りエラー吐いちゃったお!どゆこと~?! 」

牧瀬紅莉栖「……相手の方で受信をブロックしているのかしら?でも、だからって送信側がエラーになるなんてありえない話… それにこのアドレス、ユーザー名らしきものはあってもドメイン名がないのにどうやって送信を… 奇妙ね…。(顎元に手を当て考え込む) 」

牧瀬紅莉栖「…おさらいしましょう。本文の内容は意味不明だけど…つまり、今なお増え続けているこのカウントが「 0 」になる瞬間がいつかやって来る。その時に、返信を受け付けないこの謎のアドレス「kubomi51」への送信が解除されるかもしれない、ってことね。 」

牧瀬紅莉栖「だけど、仮にメールが返信できるようになったところで、それで何が起こるのかしら?このカウントが意味するものとは?増え続けるカウントが「 0 」になるってどういうことなのかしら…? 」

岡部倫太郎「わからん…だが!このメールこそが、世界の支配構造を変革する「鍵」となるのは間違いない! 」

牧瀬紅莉栖「根拠は? 」

岡部倫太郎「偶発的に発生した俺の"運命探知の魔眼"(リーディング・シュタイナー)が見たのだ!間違いない!間違いないぞー!ぐわーーーははははーーー!!! 」

牧瀬紅莉栖「(要は勘ね…)(岡部の話し方からそう察して溜息をつく) 」

椎名まゆり「ねえねえ、オカリン~?もしも…もしもね?そのメールにメッセージをお返しできるようになったら…まゆしぃのお願い事を、その人に送ってほしいの。 」

椎名まゆり「――――――― 「                  」 って (天使のような無垢なる笑みと共に、その願いを告げる) 」




岡部倫太郎「――――(まゆりの口ずさんだその願いごとに呆気取られながらも…)……フッ…いいだろう!(幼馴染の彼女らしい素敵な答えだと不敵に微笑み、了承したように強かに頷いた) 」

岡部倫太郎「今よりこのメールを「Chaostic Daylight」(混沌たる夜明)…即ち――――『 C.Dメール 』と命名するッ!!!新たなメンバーたちを加えた我々"真"未来ガジェット研究所は!これよりこのメールを世界に"混沌"とした変革を齎す「鍵」とし!来る『ゲート』が現れるその時まで!なんとしても生き延び、死守するのだッ!! 」

岡部倫太郎「 これもすべて――――『  カオスゲート  』の導くままに…!  」

岡部倫太郎「ルゥゥウカ子よ!あの合言葉を言ってみよ! 」

漆原るか「えっ…?!え、えっと…エル・プサイ…コンガリィ……/// 」

ミヤコ「L(サイズの)プリンが、こんがりぃ…?うんうん…♪表面がこんがりとした焼きプリンもおいしいの~♪(どさくさに紛れてプッチンプリンを食べている) 」

岡部倫太郎「プリンでもコンガリィでもぬぁぁああああいッ!!!(発狂)ダル!至急ラボメン全員へ緊急招集をかけろ! 」

橋田至「でもさぁ?あの個性強すぎる面々を呼び集めるのってはっきり言って無理じゃね?? 」

岡部倫太郎「フフフ…そうなることは既に読めている…!(何) ならば!今から言うことを総員に達せよ!! 」

岡部倫太郎「――――― 「 闘え、己が"夢"の為に 」 ――――― 」



― 関ヶ原 ―




伊達政宗「YEEEEEEAAAAA―――ハァッ!!!(黒馬に跨って広大な荒野を疾走し、六本の刀「六爪」を縦横無尽に振り回しながら立ち会派だ狩る者たちを吹き飛ばしていく)林檎!ついてきてるかァ!? 」

林檎姫「はい!伊達さんのためなら…たとえ火の中水の中どこまでも…❤(政宗の雄姿を背後から拝みながらうっとりしている) 」

五十嵐一輝「おっ…!みんな張り切ってるな…!先輩ライダーたちも頑張ってるみたいだし、「俺たち」もいいところみせてやらないとな――――バイス! 」

バイス「うわははははぁ~!!(一輝の身体から霊体で飛び出してくる)おうよ!俺っちたちのほうが、断ッッ然イカしてるってこと!画面の前の良い子たちに見せつけてやろうぜ~!イエ~イ♪見てるぅ~?(カメラ目線でダブルピース) 」

五十嵐一輝「誰と話してんだ…?まいっか…!行くぜ、バイス! \ リバイスドライバー ! / (リバイスドライバーを腰へ装着する) 」

バイス「あいよー!俺っちと一輝の、抜群のコンビネーションで優勝もぎ取ってやるもんね~!! 」

五十嵐一輝「―――― 一気に行くぜ! \ レックス ! / はぁぁぁ……―――― ガ シ ョ ン ッ ! (取り出したレックスバイスタンプの天面ボタンを押した後、底へ息を吹きかけ、ドライバーへ押印) \ Come on ! レ レ レ レックス ! / \ Come on ! レ レ レ レックス ! / 」

バイス「ウワハハハハ!ウッホ~~~~~イ!!(変身態勢に入った一輝の周囲を飛び回る) 」

五十嵐一輝「―――――――   変 身 ! !   ―――――――(バイスタンプをドライバーへ装填する) 」

五十嵐一輝&バイス → 仮面ライダーリバイ&仮面ライダーバイス『 \ バディアップ ! / \ オーイング ! ショーニング ! グローリング ! ゴーイング ! / \ カメンライダー ! リバイ ! バイス ! リバイス ! ! / (悪魔と契約して誕生した二人のライダー、仮面ライダー『リバイ』と『バイス』へと変身を遂げる)』 」

伊達政宗「Hmm…?(目前に佇む二つの影…仮面ライダーリバイとバイスを見据えるように眉を潜める) All right!次の獲物はてめーらだ!!Yeah!!!!(黒馬から跳び上がると、六爪を天高く突き上げた態勢から頭上より振り下ろして襲撃する) 」

林檎姫「ちょ、あ…っ…!伊達さん!私をひとりにしないでぇ~~~~!!(ぴえん)(取り残された黒馬にしがみつきながら戦場を疾走していく) 」

仮面ライダーリバイ「おっと!?(政宗の襲撃を前転回避して振り返る)―――沸いてきたぜ!(突き出した手を強く握りしめて政宗へと殴り掛かっていく) 」

中須かすみ「みなさんファイトですよ~!可愛いかすみんのエールを送り届けちゃいますからね~♪(観客席より投げキッスを選手たちへ送る) 」

???「(大勢の参加者がひしめき合う中、何やら苛立った様子でタブレットのような物を見ながら)………クソ……クソクソクソクソッ!!どうなってる!?何でメルたんからの連絡が途切れた!?イチコもだ!!ブラックレミリアの奴は何を手こずってるんだ!?オリジナル特攻の武器は与えておいたはずなのニッッ!!!!(タブレットを叩いて)………ンンンンンンッッ、落ち着けェ……落ち着けェ……まだ大勢の幹部が残ってる……落ち着いて戦況を………ッッ 」

仮面ライダーバイス「その三日月模様のヘルメット(※兜)?なかなかイカすじゃん!俺っちが勝ったらそれ貰おうかな!(リバイと連携して政宗へショルダータックルを繰り出そうと迫る) 」

伊達政宗「ギィンッ!!(リバイの拳を六爪で受け止めるが…)チィッ!!(動きを封じられている間にバイスのタックルを受けて吹き飛ばされるが、すぐに受け身を取る)Nice bodyだ。だが、この独眼竜を討ち取れるかな…?派手に行こうぜ!!ハァッ!!!(稲妻を纏う六爪を振り回し、四方八方にも及ぶ電流を見境なく放出していく) 」

林檎姫「どひゃああああ~~~!?!?!?(暴れ奔る黒馬から転倒し、運悪く???の後頭部へ頭突きしながら落下する)あいっ…たぁ~~~~…!!伊達さん酷いや……ん??(ぶつかった箇所を摩りながら目の前???に気づき始める) 」

仮面ライダーバイス「うっそ!?お前バリバリできちゃうのー!?俺っちも雷出してみtあばばばばばばば(政宗の電流を直に受けて感電する) 」

仮面ライダーリバイ「不味い!(電流を跳び越えて回避する) シャキィンッ !  (空中にて斧型武器「オーイングバスター50」を手にすると、落下の勢いに任せて政宗へ鉄槌の一撃を繰り出そうと武器を振り下ろした) 」

???「………お?(ふと、林檎姫と目が合い)………おい女、今オデを見たな?見たって事は、オデの野望の為の生贄になってくれるという意思表示だよな?な?そうなんだろうそこのアマさんよォッッ!!!!(全身を包む黒ローブの袖から二丁の拳銃を出し、林檎姫に目がけて引き金を引く) 」

林檎姫「んひいいいいいい!!?!?!?なんで私ばかりこんな目にぃぃいいいいい!?!?!?(ギャグマンガ走りで逃走を図る) 」

エースバーン「 ヒ ュ ン ―――― ド ゴ ォ ッ ! ! ! (???が引き金を引こうとしたその瞬間、その傍へ隕石が如く落下。舞い上がる砂塵の中より、不敵な笑みを浮かべた一匹のエースストライカーが姿を現す)―――― 面白そうなことになってんじゃねえか。オレも混ぜてくれよ。(そういうと???へ紅蓮の渦が襲い掛かっていく) 」

伊達政宗「 ギッ―――ィィイイインッ!!! (斧による強烈な一撃を交差した六爪をもって全力で受け止めてみせる)…ニ ィ ッ … !気に入ったぜ、Masked rider!!共に楽しもうぜ…Have a PARTY !!!(リバイを押しのけると、全身に稲妻を纏って刺突の態勢で突撃していく) 」






セフィロス「―――――――――――――  カ  ッ  (リバイス達の目前に突如、謎のフラッシュとともに出現する) 」

仮面ライダーリバイ「ああ、一気に行くぜ! ガギャァンッ!! (刺突を豪快に振るった斧で弾き返し、火花を散らす)\ スタンプバイ ! / \ オーイングスラッシュ ! /  っはあああぁぁーーー!!! (先端のオーイングスタンプを取り外しスタンプ台に押印することでチャージ。直後、エネルギーを纏った斬撃波を振り払った) 」

仮面ライダーリバイ「――――うわっ!!?(技を繰り出そうと武器を振りかけたその時、舞い落ちる黒羽と共に降臨したセフィロスの後光に眩んで攻撃を中断してしまう)な、なんだ…!?また新たなファイターか…!? 」

???→シング「ハァ!?(引き金から指を離し、エースバーンを見て)おォいッッ!!!こォのボケウサギもどきがよォッッ!!!何邪魔してくれてんだアッ!?お前ェ………ッ!!!(興奮状態でローブを脱ぎ捨て、2頭身くらいの身長に黒コートを着て、青い仮面で顔を隠した本体を現し)オデがァ!!『闇の眼球』教祖であり次期混沌世界の王であるシング・バレッティーノと知っての狼藉かァ!?アァッ!? 」

伊達政宗「Hmm…New challengerか…いいぜ、かかってきな。(リバイとの交戦中に現れたセフィロスへ刀の切っ先を突きつける) 」

林檎姫「ぜぇい…ぜぇい……タ、タスカッタヨ…!orz 」

エースバーン「なんだぁ…テメェ…?(激昂するシングを傍目に呆然としている)まっ、そんなことはどうでもいいさ!(何) オレと闘えよ!(セフィロスに一瞥を与えながらもすぐにシングと向き合う) 」

セフィロス「ほう………何やら騒がしいと思って来てみれば、悪魔とはな。フッ……面白い。少し遊んでやろう。 さて………どこからでもかかって来るがいい。 」

仮面ライダーバイス「おーーーいででで…ようやく痺れが取れてきたョ…!(よろよろと起き上がる)うわっ!?なにあれ!?なんかヤバそうなの来ちゃった感じ!?(セフィロスの登場にやや興奮気味) 」

仮面ライダーリバイ「ああ、確かに強そうな相手だ…!でも臆していられないぜ!なんたって俺は…家族を守るために戦うお兄ちゃんで、「仮面ライダー」だからな!(そういうと勇ましく駆け出し、セフィロスへ飛び蹴りを仕掛けていく) 」

伊達政宗「HAッ!!“DEATH FANG”!!(リバイの反対側より、三本の刀で斬り上げようとセフィロスへ攻撃を仕掛ける) 」

林檎姫「えっ…なにあれやだイケメソ…// ……あ、も、もちろん…伊達さんの方がかっこいいけど…//(ボソボソ)(物陰からセフィロスたちを見ながら呟いている) 」

シング「戦えだとォ……!?(仮面ごしに、血走って真っ赤になった目でエースバーンを睨みつけ)ふざけんなこのアホガキがッッ!!!!オメェとオデがやんのは戦いじゃねェ!!一方的かつ徹底的な――――――――   大虐殺何だよォォォォォォ!!!!!(二丁拳銃から黒いオーラを纏った弾丸を乱射し) 」

エースバーン「うおッ!?(慌てて弾丸を―持ち前の動体視力をもって―潜り抜けるように回避していく) うっひゃおっかねえぇ~!!だが生憎その(銃弾)動きは散々見飽きたぜ!今度はこっちからだッ!(脚部に紅蓮を纏い、シングの脇腹目掛け豪快に振るって蹴り飛ばそうとする) 」

セフィロス→セフィロス×2「――――――――― カ ッ (再び謎のフラッシュが起こるとセフィロスの姿がふたつに増え、背合わせに佇む)――――――――  ザ キ ュ イ イ イ イ ィ ン ッ ! ! ! (背合わせに立つふたりのセフィロスが伊達政宗とリバイにそれぞれ同時に一閃を繰り出す) 」

仮面ライダーリバイ「―――!!?(分裂したッ…!?)ぐわああぁ~~ッ…!!(一閃に切り崩される)はっ…はっ……なんて強力な攻撃だ… よし、バイス!俺たちも…!(立ち上がる) 」

仮面ライダーバイス「あいよぉ!俺っちと一輝の抜群のチームワーク、見せちゃうもんねーだ! ふんッ!! (そういうと地面へ拳をめり込ませ、くり抜いた岩石を盾のように構える)うおおおお~~!!!(そのままセフィロスへ突進していく) 」

シング「ぬうううっッッ!?コンチクショウがァ!速いじゃねぇかよッッ!!!(拳銃をしまい)……だったら、これじゃァっッ!!!零距離『闇の手(ダーク・ハンズ)』ゥゥゥゥッ!!!!!(自身の足元から黒い手を多数出現させ、エースバーンに向かわせる) 」

伊達政宗「――― ガ ッ ギ ィ ィ イ イ ン ッ ! ! (セフィロスの斬撃と衝突し合い、鍔迫り合いへと発展)MARVELOUSだ!!竜の爪を受け止めるとはな!だがこっからHeat upだ…!ヘァッ!!(六爪を豪快に振り回しながら宛ら乱舞の如く進撃していく) 」


セフィロスの一閃は対象物だけに留まらず、〝空間〟をも斬り、空間に裂け目を発生させる。


エースバーン「なっ…なんて数だ…けどよッ!(最初につかみかかろうと襲ってきた黒い手を跳び越え、そのままその腕に着地。腕を足場にしながら疾走し、次々と迫る無数の手を身を捻りながら華麗に受け流しつつ、次第にシングとの距離を詰めていくと―――)――― ッらぁ!!!(彼の顔面へ足をめり込ませる勢いで蹴り飛ばす) 」

林檎姫「……ん?なんか変な感じがする…?(ふと何かを察して振り返る)ぎょえええええええええええええ!?!?!?!?空が、空が割れてるうううううう!?!?!?(セフィロスが断裂したものと思われる「割れた空間」に目玉が飛び出て仰天する) 」

シング「おいおいおいおいおいおいおいおいオイィィィィ!!!マジかよテメェふざけんじゃねぐボずしゃ$&’((IKH!"&'E%#*+!!!!!!!(意味不明な奇声を上げながら吹き飛んでいく) 」

エースバーン「っしゃぁ!!どんなもんだい!……ッ……?(ふと頭上に広がる割れた空間を仰ぎ見る) 」


パキパキパキパキパキィィンッッ―――――――(突然、何処からともなく氷の手が出現し、飛ばされたシングを受け止める)


巨大魔獣(魔獣ガノン)「グオオオオオオオオオオオン!!!(裂かれた空間の奥から巨大な魔獣が召喚され、リバイスに突進) 」

シング「ぐほァっ……(氷の手に受け止められ)ぐ……ァ………あ、あんにゃろゥ………!!!(割れた仮面から、灰色の肌と茶色のショートヘアをした、丸い目の少年の顔が現れる)……あ、あれ……この氷は………。 」

仮面ライダーリバイ「……!任せなッ!(セフィロスをバイスへ任せ、自身は巨大魔獣へ突撃していく)はぁぁぁああああ―――おりぁああぁッ!!(跳躍後、その脳天目掛け斧を振り推して突き出し、そのまま手放して背後へと降り立つ) 」

????「シュタッッ――――(シングの隣に降り立ったのは、黒のウシャンカを被り、毛皮のコートに身を包んだ銀髪の少女であり、真ん丸な水色の瞳でシングをじっと見て)……にぃに、にげる。 あれ、きけん。(巨大魔獣を指さし)あれ、るぅでも、ぱきん、できない。 」

セフィロス×2→セフィロス「(姿がひとつに戻る)――――――― ヴ ァ サ ァ ッ ! !(黒の片翼で自らの身を護るように覆い、伊達政宗の攻撃を堪える) 」

仮面ライダーバイス「――――隙ありぃ!!!(政宗と拮抗するセフィロスの背後を取り、掴んでいた岩石を大きく振りかぶってその後頭部へ叩きつける) 」

シング「お……おぉ……助かったゾ、『ルクシア』………ッ(鼻血を垂らしながら少女に笑いかけ)そうだな………オデとしたことが、頭に血が上って気付かなかったゼ………すまねぇが、あのクソウサギにやられたせいで上手く動けん………つ、連れてってくれ………!(少女にしがみつき) 」

巨大魔獣「グアアアアアアアアァ!!(リバイの攻撃を受け、消滅する) 」

????→ルクシア「りょうかい。 ………(シングを抱き上げた後、エースバーンの方を見て)おい、うさぎ。 おまえ、あとでるぅが、ぱきん、する。 おぼえとけ。 うさぎ。 (そう言ってオーロラカーテンの向こうへと消えていく) 」

エースバーン「……なんだ…?いっちまったか…(戦線離脱したシングたちを見て片耳をポリポリと掻いた) 」

仮面ライダーリバイ&仮面ライダーバイス『ナイスだぜ一輝~! / お前もな!よっしゃ…バイス、一気に行くぜ! / あいよぉッ!  \ レックス スタンピングフィニッシュ ! ! /  っはああああぁぁぁぁぁーーーーーッ!!! (二人で放つライダーキック“スタンピングフィニッシュ”をセフィロスへと炸裂させる)』 」

セフィロス「フッ……(不敵な笑みを浮かべる) 〝  ス  ー  パ  ー  ノ  ヴ  ァ  〟 (そう唱えると、銀河系の彼方から彗星を呼び寄せる。その彗星は冥王星、土星付近の小惑星群、木星を次々と粉砕させて太陽に飛び込み、太陽は爆発的に膨張し、水星・金星を飲み込んで混沌界に迫り、彼自身ごとあらゆる者達を飲み込んでいく。詠唱後、スタンピングフィニッシュによりスーパーノヴァのほうへと吹き飛び、その姿は来たるそれへと飲み込まれるようにして消えていった) 」

仮面ライダーリバイ&仮面ライダーバイス『俺たちは! / 俺っちたちは!(すべてを呑み込まん息で迫る巨大彗星を前にしても、二人の闘志が揺らぐことはない―――)――― 絶 対 諦 め な い ッ ! ! ! はあああああああああああぁぁぁぁぁーーーーーーッ!!!!!(二つの石が交じり合うことで一つの強大な力を成し、「50」の文字を象ったエネルギーが肥大化。そのまま彗星と激しく衝突し合った)』 」

伊達政宗「独眼竜は"伊達"じゃねえぇ!!!ハッ!!!(六爪を翼の如く広げ、勢い良く、天高く、跳び上がる)Come on! It's not over yet!!“Hell or Heaven”!!!!YEAAAAAAAAAAHッ!!!!(強烈な稲妻を纏った六爪による凄まじい突撃で宙へと飛び出し、セフィロスが呼び寄せた彗星とぶつかり合う) 」

エースバーン「あれは止めねえと不味いだろうな…ぃよしッ!!!カッ――ガッ――――ドッ――――(その辺に転がっていた石ころをリフティング。蹴り上げる度に火炎を纏わせ、やがてそれは一つの大きな火球を成していく)―――― いけおらあああああああああああああああああああああああああぁぁぁぁぁーーーーーッ!!!!(ひときわ大きな火球“かえんボール”を彗星目掛け蹴り飛ばし、それは豪速の勢いで空間を突き抜けていく) 」


チ ュ ゴ ォ ォ ォ ォ ォ ォ オ オ オ オ オ オ オ オ オ オ オ オ オ オ ー ー ー ー ー ン ッ ! ! ! ! ! ! (世界を呑み込まんとする彗星に三位一体の大技が炸裂し、大乱闘部の舞台に眩い光が広がっていくのだった――――)




― 終点 ―




白ウォズ「………(衝突の果てに和解の契りを交わす双方の世界、そんな中でも今なお鎮まることのない大乱闘。熱狂渦巻く大舞台を一望できる高台から何かを見据えているかのような神妙な顔つきを浮かべていた) 」

黒ウォズ「 ザ ッ … (そんな白ウォズの背後に現れたのは、もう一人のウォズ…否、「オリジン」としてのウォズだった) 」

白ウォズ「……こうして再会を果たしたのはいつらいだろうか。あの出会いはまるで昨日の出来事のようであり…或いは遥か昔の時代だったようにも思えるよ。そんな刹那にして久遠のひと時を、確かに私たちは体感したはずだ。(淡々と語り出す最中で黒ウォズへと振り返る) 」

黒ウォズ「……今、君と出会って、ようやく思い出した。私は確かに一度、この経験を味わっている。だが、何かが違っている。並行世界の果てに世界線があるように、その世界線ですら何か大きな枠組みの一つの世界に過ぎないような…そんな途方もない時間軸の歪みによって生じた物語…。何故、歴史は繰り返されるのか? 」

白ウォズ「…その問いには語弊がある。歴史は繰り返されるものじゃない。塗り替えられるものだ。誰かが感じた既視感(デジャブ)も、それは真新しい記憶にへと書き換えられる。蓄積された記憶が、記録が、世界や物語をまた一つ新たな舞台へと誘う。 」

黒ウォズ「…誰が、何のために……? 」

白ウォズ「あらゆる物語に散らばる幾多の「録《 ログ 》」…それらが集い『 因果律記録 』が生まれ出ずる。「因果律記録」があるからこそ、混沌の物語は「歴史」として記録され、かの地にて永遠に保管される。その目的は「物語の完成」だ。物語がいつか必ず迎える結末に到達した時、この記録は終結し…「観測者」たちの世界へと解き放たれる。どんな歴史や物語にも意味があると…まだ見ぬ世界へそのメッセージを残すために。 」

白ウォズ「だが、すべてのものには必ず終わりが訪れる。『 』はその結末を恐れていた。だから、無限に物語が繰り返されるシステムを築くために『 彼 』は「箱庭」を旅立とうとしている。自らが「物語を紡ぐ者」になることで…ね…。 」

黒ウォズ「…それが、この大乱闘という舞台が築かれた…本当の「真理」…! 」

白ウォズ「すべての夢を導くものが、あの『』だ。だが、その中身が果たして君が見てきたものと同じかどうかは分からないよ?君たちと『 彼 』。必ず誰かがあの『宝』を手に入れる。その時、すべての答えが出るだろう。 」

白ウォズ「 「ウォズ」――――君はどんな答えを導き出す?  」

黒ウォズ「……私は…―――(躊躇うような眼差しを一瞬浮かべるも、その脳裏に浮かぶ者たち―忠誠を誓った魔王と呼ばれる青年や彼を慕う仲間たち―の笑顔がフラッシュバックする)―――私は、「私」だ。この世界(ものがたり)に生きるただ一人の存在…「ウォズ」だ。私は、私であると強く謳いたい。たとえ大きな歯車の一部だとしても、何処にも存在しないものだとしても…"私は確かに「ここ」にいる"ということを、その証を刻みたい。この世界に生きるすべての者たちと共に! 」

[1629483] 白ウォズ「ふッ―――― (黒ウォズの決意に、含んだ笑みを零す) …ならば、私が何かを告げる必要はもうないな。何故なら私は「君」だからね。その答えは、一つだ。(彼のもとへ歩み寄り、掌を突きつける) 」

[1629484] 白ウォズ「――――― 行こうか、まだ見ぬ物語を祝うために。その身が光に包まれる。だが当の本人は慌てる様子は微塵もない。すべてこうなることがわかっていたかのように。零した笑みと共に己が夢と意思をもう一人の自分へと託し、その体は数字の光を残して消滅するのだった―――) 」

黒ウォズ「……――――― 感謝する。(今は亡きもう一つの影に一礼し、託されたものを感じ入るように口角を上げる) 」

黒ウォズ「……行かねば…すべてが消えてしまうその前に――――(マフラーを手繰り寄せながら踵を返し、かの地へと向かうのだった―――) 」






















――――― 第4章 : 記録喪失 ―――――
















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最終更新:2022年12月31日 22:05