夜神月(DEATH NOTE) - キャラクター死亡掲載Wiki | charadeadofwiki

夜神月

概要

漫画『DEATH NOTE』の主人公。
容姿端麗、頭脳明晰、スポーツ万能、優れたコミュニケーション能力、抜群の演技力と社交性、手先が器用、超モテモテ、瞬間記憶、漫画系主人公の長所横取りのハイスペックすぎる人物。警察官僚である夜神総一郎を父に持ち、自主的に英才教育を鍛錬しながら正義感と責任感を常に心掛けてる。円満で裕福な家庭、ギフテッド、良好な人間関係、完璧超人の無双状態とも言える。が、その恵まれた環境でその秀でた優秀さに自惚れ、他者を内心で「世界のゴミ(無能)」と憐れみ、本心を口から吐き出せない状況と打開できない不満を隠し続け、退屈な日常に憂い続ける。

そんなところ、窓を覗くタイミングで偶然にもデスノート(以下：ノート)が校庭に落ちるのを目撃する。放課後回収し、自宅部屋でノートを解読する。当初は懐疑的だったが、実験的に2人の犯罪者を殺害し、その効力が本物と知ると真面目な優等生らしさの良心が次第に消える。その数日間、手当たり次第で世界中の犯罪者を次々とノートで殺害すると落とし主である死神「リューク」が姿を現す。そこで彼(リューク)に「世の中から腐った人間を全て殺し、僕は新世界の神として君臨する」と堂々と宣言する。やがて犯罪処刑人『キラ』と呼ばれ始めると史上最悪の連続殺人事件として世界一の探偵「L」がキラ逮捕に向けて本格的に捜査開始。宣戦布告の際には煽りに激情した事でLの影武者をTV地上波の大衆前で殺害、そして「キラは間接的に人を殺せる」推理が事実と直感したLに再度宣戦布告され、天才VS天才の世紀末の勝負が幕開けする。

キラ事件捜査の正義側を自己保身のために躊躇なく殺したことをきっかけに、正義感は歪曲し、目的の障害とみなした善人殺しも正当化し厭わない、独善的サイコパスキラーへ本格的に変貌。そして、自分がLに疑われる事を機に日本捜査本部に潜入する動機付け(キラ捜査協力→実際はL殺害で捜査本部洗脳)で加入、後に第二のキラである「弥海砂(以下：ミサ)」を惚れさせ、ミサの幸福目的(実際はミサの能力を見込んだ利用)を約束しレムと結託し、策略バトルが常に展開されるもレムとLの相討ちの形でL殺害に成功。最大の天敵を潰した事で余裕の笑みを浮かべ、傲慢さと自己顕示欲が覚醒し、そして新世界の創造に向けてレムのノートで殺害を加速していった。が、Lを殺した際に生じた違和感と疑惑が捜査本部面々(父と松田除き)に募った事、その死がLの後継者にヒントを与えた事、自己陶酔が最期に墓穴を掘り自滅を招く事、まだ本人は知る由も無かった。

大学卒業後、警察官としてスピード出世し続け、二代目L或いは父の後継者(警察庁刑事局局長候補)でアリバイ作りと自己保全を確立。「ノート争奪作戦」では父を囮(犠牲)にマフィアを壊滅させる形でメロを孤立に追い込む。そして、メロに自分がキラと確信した事を機にミサにノート所有権を魅上照(以下：魅上)に移させ、所有権放棄した彼女を用済みにする。SPKと日本捜査本部包囲網により自分に対するキラ容疑が確定した事で、『悪はこの世から完全に「削除」されるべき』という共通思想とキラの崇拝・信仰者である魅上を新たな第二のキラとしてノートの裁きに任命する。そして、大学生時代に惚れさせた高田清美(以下：高田)もキラの代弁者兼第三のキラとして魅上代行の裁きに任命し、着実に包囲網を潜った殺人事件を続けさせたかと思いきや、捜査本部の相沢にホテルの密会がバレてしまい、秘密裏にSPKと日本捜査本部包囲網が魅上と高田にキラ容疑が確定し、そして大敗を喫する事件が起こる。

ニアとの直接対決3日前にも高田がメロに拉致される。監禁先の教会でトラックを留めた隙に高田はメロを指示通りに殺害。がこれもメロによる突発的な策略の内であり、魅上が本物のノートを使用させる事で高田の名前をノートに書き込み殺害させる事で、魅上のキラ容疑の証拠として確定させる魂胆だった。予期せぬ2人の失態に気付けず、SPKのジョバンニに偽物と本物のノートの両方に細工を施され、直接対決の当日を迎える。YB倉庫に辿り着いた魅上が自分以外の名前を本物のノートに記入した事に偽りの勝利を慢心し、35秒後に「ニア、僕の勝ちだ！」と自己陶酔しきって宣言する。

死因

上記の失態が災いし、SPKと捜査本部側にキラ側の策略が全て筒抜けになり、ニアおよびその場にいる人間全員の抹殺が失敗する。自己顕示欲を出し切った勝利宣言が実質的な自白になってしまった事、デスノートに仕組まれた証拠、夜神月＝キラが確定的になると、命惜しさで見逃しを狙い自供する。窮地に追い込まれ、キラ主観の雄弁ながら腕時計に仕込んだノートの切れ端でニアの殺害試みるも、騙し続けた件と宇生田と本部長の無駄死に激昂する松田の乱射に倒れ込み失敗。そして大敗が察すると動揺を隠し切れず、遂にはプライドを捨て去り、リュークにSPK達をノートで殺すように懇願する。が最後の希望(リューク)にも「死ぬのはお前だ」と見限られ、そして...
「夜神月」
ノートに記入された事を凝視し、40秒後の死に怯え発狂し続ける。「死にたくない！！！」「逝きたくない！！！」という叫びも虚しく、その瞬間にも心臓麻痺で死亡してしまった。

遺言

「......」