FfH2 041g ハイボレム閣下、悪魔的芸術で勝利するの巻 その3
ハイボレム閣下の降臨
154ターン。ハイボレムを召喚、乗り換えました。
沸いた場所は予想通りヴァレディアの右のようです。ハイボレムにしてはかなりの好立地。都市を3つつくる後背地もあるし、ちゃんと他の都市と地続きです。
悲惨な初期立地の例
ここで今までに遭遇したハイボレムの涙目な初期立地をご紹介。
山があって出られません!!
2カ国に完全に挟まれ動けない!!
唯一の出口が「灼熱の砂漠」になっていて腐った死体が出られない!!
ハイボレムの最初の都市は大抵こんな感じになります。ある程度広さのある僻地なら最高で、動けないとか出られないとかよくある話。ここはもう完全に運。場合によっては詰みますが、まぁなんとかなるなる。たぶん。
ハイボレム閣下の内政
他国が戦争をしてない状態なら自分から仕掛けるしかありません。今回は他国同士でかなり広範囲に戦争をしてる状態(元文明のファラマー含む)なので、ハイボレムから積極的に戦争をする必要はありません。
内政をして防備を整えつつ、マネスが沸くのを待つ感じの受身なプレイで充分です。
最初にやるのは大抵ヴェールの英雄ユニット「堕落せしロジェ」の生産です。でも他国に取られてしまうことも多いです。
社会制度も変更したいところ。しかしハイボレム召喚直後に自動的に変更されてしまうため、数ターン待たなければできません。
また初期はお金に困りがちなので、交易でマナを他国に売り渡して小銭を得るのも貴重な収入源になります。
157ターン。案の定、元文明のファラマーに取られました。まぁこんなもんです。
159ターン。
次に狙うのは「九人衆ギルド」です。ハイボレムで戦争をする場合、金銭出力を上げて傭兵を大量に雇うのが割と楽な道です。ただし傭兵にも「デーモン」の昇進がつくため「無生物」で、快足の魔法が効きません。傭兵には初期昇進もないため、移動速度は最低レベルになります。このあたりもハイボレムで戦争をしづらい理由です。
停戦可能な文明が出てきたので、停戦しておきます。元文明のファラマーの研究が早かったため他国から取れる技術はありませんが、お金なんかは結構もらえます。
今回はヴァレディアがヴェールに改宗してくれるようなので、させておきました。これでヴァレディアも「邪悪」文明に。
邪悪文明の都市を破壊すれば「マネス」が得られるので、人口が足りないようならヴァレディアに戦争をしかけるという選択肢が出てきます。
こういう風に他国を邪教の道に引きずり込めるのは、ファラマーの時にきちんとヴェールを布教していたお陰。下準備が大事なのです。
こんな風にほとんど何もしてないのに有利な条件で停戦できるのは、ハイボレムの軍事力評価が異常に高いためだと思われます。時代が進むと簡単に追いつかれることもあるので、停戦するなら早めにしておく方がいいです。
161ターン。ハーピーイベントで芸術家をゲット。このイベントでは不満が+15発生してかなり長い時間都市が機能しなくなるため、他の文明ではあまり役に立たなかったりします。
しかしハイボレムの都市には「悪魔の市民」がデフォルトで配置されていて、不満や衛生が関係ないため積極的に利用できます。
この芸術家をボムにして第三都市用の文化圏を確保。
162ターン。ファラマーがロジェに続いて「地獄全書」まで持っていってしまいました。遺産建造に積極的な文明がいなければかなり後まで残ってることも多いんですけど、ファラマーはダメっぽいですね。「地獄全書」でミスリルを取って、傭兵に装備させて……という夢は絶たれました。
戦士しか置いてこなかったからさっさと滅亡してくれるかと思ってたんですが、かなり奮戦しちゃってるみたいですね。邪悪文明が頑張ってくれるのはよいことです。
163ターン。やっと革命。ギルド制を採用してハイボレムの本領発揮です。
164ターン。最初の大技術者が誕生しました。ハイボレムは都市の維持にパンを必要とせず純粋な「専門化経済」が可能です。そのため大量の偉人が誕生します。
今回最終的に誕生した偉人は、大技師8・大芸術家5・大賢者3・大商人2でした。場合によってはもっと多くなります。
大技師は取っておいて遺産建造に使うのも手ですが、研究が遅れ気味になってくると他文明に遺産を取られがちになることも。その場合は研究に投入するのもいいでしょう。
167ターン。九人衆ギルド完成。これで戦争になってもある程度はなんとかなりそう。
ヴァレディアが目の前にスタックを持ってきたので戦争かなー?と思ったんですが、どうやら近所のアケロンさんに向かうようです。軍備を無視して遺産を作ってたので、冷や汗をかきました。
ようやく首都が目標値の人口30に到達。研究は「演劇」を終えて「重商主義思想」に向かっています。自由主義を採用して文化出力を上げるためです。
177ターン。ヨナスをヴェールに改宗させました。
土地改善は工房などハンマー系中心です。ギルドまで研究していれば、技師よりハンマー効率がいいです。小屋を作っても育てるのに時間がかかる上、灼熱砂漠の侵食で潰れることがあるなど、あまり効率はよくありません。
ハイボレム閣下の危機
180ターン。地下評議会の議決で、ヴァレディアに自動的に宣戦してしまいました。アケロンに向かっていたはずのヴァレディアのスタックが全てこちらに向かってくる形に。
第三都市が落とされ、首都の防備はザルで、かなりのピンチ。完全にただのミス。好感度のために採用していた地下評議会がアダになりました。ちょっと諦めムード。
183ターン。ヴェールの儀式官がごっそり死んでしまいましたが、ハイボレムと長弓の頑張りによりどうにかしのいでます。傭兵を増やしたりしてなんとか耐えられるかどうか……?
185ターン。腐った死体や傭兵の補充によりどうにか撃退。落とされた第三都市の奪還に向かいます。
難なく達成。
187ターン。ヴァレディアと停戦。革命で地下評議会も脱退しました。自動宣戦は二度とごめんです。
世界に響け! デーモンハイボレム閣下・オンステージ!
205ターン。重商主義思想の研究を終え、自由主義を採用。ここからは本格的に文化勝利に向けて動くことになります。
とりあえず各種宗教を研究して布教し、神殿を建てて文化ブーストを狙います。
211ターン。大体の状況。とりあず人口が足りません。
ヨナスに技術を渡すついでにロゴスに宣戦させました。とにかくもっと戦争してください!
213ターン。カシエルがバシウムを召喚しました。バシウムはヴェール文明に自動的に宣戦する、戦争発生装置です。今回はカシエルの領地が遠いので、とりあえずどこかで戦争しまくって欲しいハイボレムにとってはありがたい存在。近所に沸くと厄介極まりない敵になりますが……
215ターン。バシウムの世界魔法「天罰」により大ダメージ。近くに敵がいないのであまり関係ないですけど~
230ターン。ヴァレディアがロゴスに宣戦。各所で戦争しまくってますね。その割にいまいちマネスが少ないのが気になりますけど、大体目標値が近づいてきたのでなんとかなるかなーというところ。
各種宗教の研究も終わり、信奉者1体で運良く「天界の秩序」と「エススの枢密院」を除く全宗教の保有に成功しました。
「天界の秩序」はハイボレムが敵都市を占領する時に自動的に消える宗教です。ハイボレムの都市にも新たに布教することはできるんですが、次のターンには消えてしまうので研究するだけ無駄になってしまいます。
236ターン。各都市への布教も終え、文化スライダーを上げて本格的に文化出力を上げる態勢です。
他の文明に少し文化高めの都市があるようですが、この程度なら問題ないでしょう。
首都の状況。毎ターン文化+500を超えています。
ぽんぽん生まれる吟遊詩人を投入。大吟遊詩人“オフェオファエ”親分の文化ボムです。
244ターン。防衛のための軍需優先でのユニットの生産もやめ、革命してフィニッシュ態勢。
各国の文化出力状況。ファラマーを一気に抜き去りました。
完全に押されているヴァレディアの都市の文化圏。
かなり心が揺れてるようですねえ。文化転向も時間の問題かも?
263ターン。どっさりやってきたカシエルのスタック。遠路はるばるご苦労様です。
どうやらキャラドンとカシエル・バシウムの連合軍により、ヴァレディアが滅亡寸前になってる様子。防波堤がなくなってやっとここまでこれたようです。
264ターン。迫るカシエルのスタック。
しかしこの時の3都市の文化値は……
そして……
265ターン。ハイボレム閣下の文化勝利達成。
どや顔にもほどがありますねぇ……
プレイ時間も4時間と短いですね。前回のバシウムよりターン数は多いですが、かかった時間は半分程度です。この差は、スタックを動かして戦争するプレイと、ほとんど動かず内政だけ続ける文化勝利狙いの違いでしょう。
これにて今回のプレイメモは終了。読んでくれた方はお疲れ様でした。ありがとうございました~
おまけ:「マネスの館」~「蝋人形の館」替え歌歌ってみたハイボレム~歌詞
貴様もマネスにしてやろうか
炎燃え立つ雪の奥深く
死体を運ぶ謎の悪魔が
誰も知らぬ 秘密の都市だ
生きたままマネスの如く
死ぬまで働け 明日はもうないさ
今夜もひとり 生贄になる
手足も口も 動かぬほどに
身の毛もよだつ悪魔の歌声
吟遊詩人に迫る惨劇
窓を震わせる 殺人ソング
砂地に飛び散る生き血のしぶきが
我輩の歌を 讃えているのさ
今夜はお前が マネスになる
堕ちていく 地獄の底に
朝 残酷な時 天使は笑い
悪魔はもだえ マネスは泣き
天罰痛てぇ!と本気で叫ぶ
I shall never return to hell da! ha! ha! ha!
生きたままマネスの如く
死ぬまで働け 明日はもうないさ
Lalalalalalala・・・
感想など
今回のプレイメモでは、前回のバシウムに続き、まだ無かったハイボレムを選びました。
最初のうちは戦争屋らしく制覇勝利を目指してプレイしてたんです。ところが首都人口が100を超えても勝負が終わらず、メシャベルが出るわミスリル付きの傭兵が150体を超えるわで、なんだかんだと200ターン終盤になってから戦争がめんどくさくなり、方針を切り替えて300ターンを超えてからアッサリ文化勝利するという経験をして考えを変えました。
その時のSSです。
やっぱり、ハイボレムは文化勝利が一番楽!!(笑
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