現代の巻 前編「ヌーヴェル・オルレアンの乙女」
インドシナ出兵とヌーヴェル・オルレアンの乙女
「私がシャルル・ド・ゴールである。今回の国民投票により大統領の任を務めさせてもらう。
まずは国土の回復のため軍事力を増強するぞ。手始めに元属国のインドシナに出兵する。
インドシナの独立都市はフランス編入を求め都市反乱が続いている。彼らを支援するのだ。
司令官にはフィリップ・ルクレールを任命する。よろしく頼むぞ。」
「かしこまりました。あっという間に全都市を陥落させてご覧に入れましょう。」
フランス共和政初代大統領となったド・ゴールはフランス編入を求めるインドシナ独立諸都市の
反乱を支援し、広州の駐留軍をインドシナに派兵。1912ADのハノイ(占領)を皮切りに、
1923ADにパガン(帰属後放棄)、1929ADにアンコール(破壊)、1934ADにプノンペン(占領)、
1939ADにシンガプーラ(破壊)と、次々に落としていき仏領インドシナを統一した。
「これでとりあえずアジア方面は落ち着いたな。次はアメリカだ。駐留軍の視察に参る。
アステカの都市がアメリカに奪われ両国は決して仲がいいとは言えんからな。
北アメリカ駐留軍の平和治安維持活動の国連決議も考えなければいかんしな。」
「閣下、専用機の準備が整いました。ご搭乗願います。」
「おおルクレールよ、インドシナから戻ったか、ご苦労であった。北アメリカ視察にもついて来てくれ。
北アメリカ駐留軍の軍備補強の必要があれば遠慮なく言ってくれ。では参ろうか。」
インドシナ出兵中の1923ADパリの国際連合が完成し、ド・ゴールは初代事務総長となった。
フランスの世界遺産は1915ADに三峡ダム、1919ADに英仏海峡トンネルを完成させ、
第一の大国の貫禄を世界に見せつける事となった。また1918ADには3都市目となる
フランス・エキノクスジャルの文化が50000を超え全盛となり、フランスは文化勝利を達成した。
しかしそのフランスの力を快く思わない者も間違いなく存在していた。
フォート・シカゴのペンタゴンへ向かう途中、ヌーヴェル・オルレアンの
空港に降り立ったド・ゴールはその事実を目の当たりにする事となる。
「これは遠路はるばるのお越しお疲れ様でございます。」
「任務ご苦労。アメリカとアステカの様子はどうだ?」
「両国間は先のアメリカのティカル獲得により不穏な雰囲気が漂っていますが、
現状紛争らしきものはありません。ただアメリカの軍事技術はここ近年上がってきております。
注意する事に越した事はないかと…。ぐっ、ぐあぁ…銃弾が…か、体に…。」
「な!なんだこの銃声は?おい、お前しっかりしろ!」
ババーン!!
「そこにいる皆さん!すぐに伏せて下さい!それと公安隊は、全員迂回して追捕してください!」
「何だと!?敵のテロリストの襲撃か?それにあの馬上の指揮官は女か?」
「ふぅ…。なんとか仕留めました。先住民の襲撃かと思われます。
あ、申し遅れました。私はここヌーヴェル・オルレアンの
公安部隊を率いておりますジャンヌ・ダルクと申します。」
「公安局の者か。任務ご苦労、おかげで助かった。若いのに見事な指揮ぶりだな。
警官にしておくのはもったいないな。しかし、未だに先住民の襲撃があるのか、ここは?」
「いいえ。ここそのようなここ何十年もありません。確認したところによるとかなりの装備を
持っております。まるでどこかの軍隊の一兵士の様であります。
只今アステカの公安局とも連絡を取っておりますがあのような者はご存じないようです。」
「ふむ…。だとすればいったいやつらはどこのものなのだろうか…。
まずいな、公安部隊だけでは収まりがつかぬかも知れん。
ルクレール、至急フォート・シカゴの北アメリカ駐留本軍の一部を回すよう連絡を取ってくれ。」
「萌え~…。」
「おい!何をジャンヌに萌えているんだ!ぼけーっとしてないで早く連絡しろ!
それとジャンヌをその駐留軍の指揮官に任命する。公安局には私から連絡しておく。」
「わかりました。不肖ジャンヌ・ダルク、全力で任務に当たります。ただ一つお願いがあります。
私は騎兵隊の扱いには慣れていますが、それ以外はまったくの無知です。
当分の間は騎兵隊の一士官として指揮を取らせていただきますがよろしいでしょうか?」
ジャンヌの先祖は代々アメリカ先住民と戦ってきたヌーヴェル・オルレアンの保安官であり、
その資質を受け継いだ彼女はその若さにもかかわらず異例の昇進を遂げるのであった。
このフランス大統領暗殺未遂テロ事件は国内に動揺を与えた。
いったいどこの国の仕業であったのか判らなかったからである。
この事件をきっかけにフランスは軍備の強化を急ぐ事となった。
フランス=コミューン成立とギリシャ独立戦争
「軍備の強化のためには今の社会制度のままじゃ到底手に負えんな。
各都市の軍事ユニットの生産を早め、その維持費削減のため、
警察国家、国民国家を採用する。経済制度も重商主義に戻すぞ。」
「閣下。戦車の生産ラインの準備が各都市進んでおります。
機甲部隊の編成をしていきましょう。それと空港もほぼ全都市に建設終了しています。
赤十字のあるフォート・シカゴで歩兵及び長距離砲を生産し空輸で配備していきます。
沿岸の主要都市では艦隊を編成しており、ローマでは爆撃機を生産開始する予定です。」
「わかった、ご苦労。さてこの体制変更で国名もフランス=コミューンと改める。
国連軍の主力として世界の平和維持に努めていくことになるだろうな。」
1929AD、フランスは社会制度を変更しここにフランス=コミューンが誕生した。
今まで文化増幅に特化させるために自由市場を採用していたが、
重商主義に変更する事により大恐慌の心配が無くなり生産力増幅施設を
全都市に建設可能となりフランスの工業化が進んでいった。
国内の軍備が整いつつあったフランスは新たな展開を見せる事となる。
「1910年にトルコからギリシャが独立したが、トルコは阻止しようとしているな。
ポルトガルとその属国のドイツは独立を支援しているそうだな。」
「はい。ただし各陣営は一進一退の攻防を続けております。
戦況が進展する事はほとんど無く、膠着状態です。
各国から参戦依頼も来ております。いかが致しましょうか?」
「では、フランスもギリシャ独立を支援する事にしよう。ここでトルコについても周囲を囲まれるだけだ。
ここは欧州各国と結んで共闘ボーナスを稼いでおくとしよう。ヨーロッパ軍をバルカン半島に進める。
前線基地ベオグラードを基点にトルコ領に進軍せよ。もちろん指揮官はお前に任せる。」
「かしこまりました。フランス機甲部隊の力見せ付けてくれましょうぞ。」
1927AD、バルカン半島の付根に新都市ベオグラードを建設、文化爆弾をを投下し前線基地とし、
1932AD、フランスはトルコに宣戦布告、イギリスも防衛協定により参戦し欧州連合軍を結成。
欧州連合軍の主軸、フランス軍は戦車6自走砲2機関銃兵6で進軍し1936ADにイスタンブール、
1941ADにオスマントルコの首都ソグドを占領した。しかし隣接としコンヤの文化力により
ソグドはトルコ領に囲まれ、コンヤには長距離砲を含むスタックが駐留しているため進軍は止まった。
「うむぅ…。コンヤはさすがに軍が多いか。軍備は格下とはいえ油断はできんな。
戦闘機で空爆を続けているが、なかなかスタックを崩せん。」
「そうですな。機甲部隊が都市に隣接しようものなら弾幕により壊滅の恐れもあります。
ここは爆撃機の援軍を待つしかありませんが、時間がかかりそうですな。
ん?あのフランスの騎兵隊は…まさかジャンヌ殿では?」
「ジャンヌ・ダルク着陣いたしました。」
「ジャンヌよ。私は別にお前を呼んだ覚えはないぞ?アメリカ駐留軍はどうした?
それに騎兵隊のみで来るとはいったいなんのつもりだ?」
「トルコ戦線が膠着していると聞き馳せ参じた次第です。アメリカの方は軍備が増強されて
おりますので心配はないかと。ところで閣下、私にコンヤ攻略の策があるのですが、
よろしければ、指揮を取らせていただけますでしょうか?」
「なんだと?いくらお前の指揮が見事だったとはいえ司令官のルクレールを差し置いて
指揮を取るなど…、なあルクレール…ってまたジャンヌに萌えているのか?」
「ジャンヌたんのためならたとえ火の中、水の中ついて行くよ!萌え~!」
「ということでご了承いただけたようなので行って参ります。ルクレーヌ殿、一緒にイスタンブールに
いったん戻りましょう。新しい馬が手に入りましたのでそこで再編成してから前線に戻ります。」
「……。」
「イスタンブールに着いたけどジャンヌたん、いったい新しい馬って何n…ってどこに行くのー?
そっちはは空港だよー?」
バババババ……!
「これが私の新しい空飛ぶ馬、ガンシップです。ルクレール殿もそちらの一機にお乗り下さい。」
ジャンヌ率いる衛生兵つき騎兵隊は、イスタンブールでUGされガンシップ部隊となった。
ルクレールもジャンヌと共にガンシップ部隊を率いソグドの包囲を突破しコンヤを攻撃、
領土地形を無視できるガンシップはコンヤ攻撃後にソグドへ退く波状攻撃で、
コンヤ駐留兵を各個撃破した。長距離砲を全滅させた上で機甲部隊を投入し
1950ADコンヤを占領破壊した。1950ADにイスタンブール、ソグドをギリシャに割譲した後の、
1954AD、トルコは都市独立により滅亡した。アラビア半島のポルトガル軍が挟撃したためである。
対仏大同盟と第一の奇跡
「両名ともギリシャ独立戦争はご苦労であった。旧トルコ領はギリシャとポルトガルに任せ、
全軍パリに戻す。これからはフランス国内の治安に当たってくれ。それとジャンヌ・ダルク。
お前は今回の勲功により機甲部隊一軍団を任せる事にした。よろしく頼むぞ。」
「ありがとうございます。それにしてもヨーロッパの情勢は未だに不安定ですね。
1939年には、オランダの首都アムステルダムが文化転向によりフランスに帰属し、
5年後には滅亡していますから。隣国ドイツも旧ロシア領を次々と占領しております。
いやな予感がしてならないのですが…。」
「ドイツは未だポルトガルの属国であるし今回の戦争で共同戦線を張っていたから、
我がフランスに戦争を仕掛ける事はないだろう、心配するな。パリに戻ったら
お前は機甲部隊とともにアメリカに戻り治安維持に努めてくれ。
私はこれからトルコの防衛協定先のモンゴルとの和平交渉に行って参る。」
「かしこまりました。その前にパリを観光してもよろしいでしょうか?
パリは世界一の文化都市と聞きます。お洋服などお買い物して行きたいので。」
「はっはっは、構わんぞ。歴戦の兵とはいえ、さすがのジャンヌも女の子であるのだな。」
「それではジャンヌたん。このおじさんがパリを案内してあげるよ。
その時はとっておきのいいお店も紹介してあげるから、萌え~。」
「は、はい。ありがとうございます…。」
フランスはこの時点で世界一の文化を誇っていたが、技術研究も一流の大国であった。
技術で対抗しうるのは同盟国のイギリスのみだが、1910ADにはコンピュータを獲得し、
1921ADにはインターネットが完成しておりイギリスの技術が流れてくるのであった。
その甲斐もあって1931ADの高度航空技術によりガンシップ部隊を編成できたのである。
しかしこの時、後にフランスに史上最大の危機が訪れる事などを誰も予想できなかった。
「なんだと!インカが我々に宣戦布告してきただと!
ひょっとして前に大統領暗殺を狙った先住民とはインカの軍兵だったのか?」
「その可能性が高いです。さらに悪い事に属国のヴァイキングも参戦してきております。
しかも防衛協定によりモンゴル、ポルトガルそしてその属国ドイツ、ギリシャ、中国も
宣戦してきております。ヨーロッパ戦線ではイギリス以外の諸国に囲まれた形になります。」
「なんということだ。ジャンヌたんがアメリカにすぐに戻らなくて正解だったな。
しかし、あまりにも敵が多すぎる。ここは国連会議を開き各国に協力を仰ぐしか無い。
大統領は各国首脳との連絡を取っているとのことだが…。」
「くっそー、どいつもこいつも、役立たずばかりだ!日本はモンゴル、中国相手に精一杯。
マリはポルトガル植民地と抗争中。まだこれは許せるがアメリカ、アステカは互いに
牽制し合いまともに参戦できないとの事だ。イギリスは参戦を承諾してくれたが
軍備にまったく力を入れておらん、まったく宛てにはできんわ!すぐに軍議を開くぞ!」
「(神よ。このフランスの危機をどうかお救い下さい。ジャンヌはこの身をフランスに捧げます。
どうか力をお貸しください…。…えっ?神の声が聞こえる…。)」
「ジャンヌたん、聞いてるのか?軍事会議が始まるよ。仕方ない、おじさんは先行ってるよー。」
「(…ジャンヌ聞こえますか?あなたは本当は時を越えて生まれてきた者。試練に立ち向かうのです。
私から時を越えた味方をあなたの元に送りましょう。この者達はきっとあなたの力になるでしょう。)」
「軍議を始めるぞ。ん?ジャンヌはどうした?まだ来ていないではないか?」
「お待たせしました。こちらの方々がいらっしゃっていたので遅れました。すみません。」
「こ、この方々は…。ま、まさかフランス史の偉大なる将軍達…なのであるか?」
「左様。わしはルイ14世旗下の大コンデ公ルイ2世じゃ。フランスの危機と聞いてやって参った。
ド・ゴール大統領、このわしに一軍預けてみる気はないか?」
「同じくやって参ったぞ。ナポレオン旗下のルイ=ニコラ・ダヴーだ。俺たちに任せておけ。
このフランス包囲網すべて打ち破ってみせようぞ。」
「はっ…!こ、これは夢か幻か?本当であるならばこれほど頼もしい味方はおらん。
ジャンヌよ。これはいったいどういうことだ?」
「私も未だ信じられませんが、神の声を聞きました。我々フランスに力を貸していただけると。
しかし、信じる価値はあると思われます。ぜひ彼らに機甲部隊をお与えくださいませ。
もしいやだとおっしゃられるのなら私はこの会議には参加致しかねます。」
「むむむ…。し、しかしだなぁ…。こんなことがあるものだろうか?うむー…。」
「閣下!まずは行動することです。そうすれば神も行動されます。
フランス滅亡の危機を救えるのは私達と彼らしかおりません!
なにとぞ我らにご命令下さい『対仏大同盟を打ち破ってくれ』と!」
「わ、わかった。もう迷いはせん、全員よろしく頼むぞ!
では各方面軍の部隊編成に入る。ルクレールはドイツ本国方面軍、
ジャンヌはポルトガル方面軍、大コンデ公は旧オランダ領から東部ドイツ方面へ、
ダヴー殿はギリシャを平定後、旧ロシア領のドイツ方面をお任せする。」
「戦車部隊の扱いおよびガンシップの操作方法は私とルクレール殿からご説明申し上げます。
各軍戦車9ガンシップ1自走砲3移動式SAM2の編成でお願いします。
では皆さん参りましょう。フランスに栄光あれ!」
1960AD、フランスに時代を超え神の使者が舞い降りた。第一の奇跡である。
インカを中心とする対仏大同盟はヨーロッパ戦線ではポルトガルとその属国、
そしてヴァイキングによる強大な連合軍から挟み撃ちに合う形となった。
果たしてフランスはこの難局を乗り切る事ができるのであろうか。
今回のフランスの花
ジャンヌ・ダルク(1412-1431)
「行動することです。そうすれば神も行動されます。」
「オルレアンの乙女」とも呼ばれ、フランスの国民的英雄であり、カトリック教会で聖人。
13歳の時「祖国を救うため神によって選ばれた。武具をまとい人々を先導するのだ。」との「声」を聞く。
その後この「声」を神の啓示として何度も耳にし、それに従い百年戦争の際オルレアン解放に貢献し、
シャルル7世をランスで戴冠させ、フランスの勝利に寄与したとされる。
コンピエーニュの戦いで捕虜となり、宗教裁判で異端者と断罪され、ルーアンで火刑になった。
今回のRFCまとめ(作者未プレイの文明も多数含んでいますので参考程度にご覧下さい。)
攻撃侵攻重視型(カルタゴ・ペルシャ・ヴァイキング・スペイン・モンゴル・トルコ・アメリカ)
カルタゴ:紀元350年までに染料資源を3つ確保するか、交易によって手に入れる
紀元350年の時点で地中海沿岸の都市を5つ支配している
ペルシャ:紀元600年までに世界の全領土の8% を支配する
紀元700年の時点で2つの聖都を支配している
ヴァイキング:25隻の船を沈める
スペイン:紀元1700年の時点で、イギリス、フランス、オランダの都市がアメリカに存在していない
紀元1760 年の時点でアステカ、インカの領土を支配している
モンゴル:紀元1300 年までに中国を支配する
紀元1500 年までに世界の全領土の10% を支配する
トルコ:紀元1870 年の時点で少なくとも他の3つの文明を属国化している
アメリカ:紀元1900年の時点で、北米、中米及びカリブ海にヨーロッパの植民地が存在していない
紀元2000 年までに石油資源を10確保する
カルタゴ、アメリカは交易のみでは資源確保を達成するのはかなり難しいでしょう。
ペルシャ、モンゴルは単純に領土を広げる事で達成ですが安定度に要注意です。
安定度マップを必ず確認して領土拡張していきましょう。(マヤ編最終章コメント欄参照。)
ヴァイキング、スペインは艦隊による撃破によるものです。
技術研究を進め海軍力を高め、海上封鎖を利用して各国海軍を撃破していきましょう。
トルコは開始時の技術アドバンテージで属国にすることも可能ですが、
同時に軍事力を高め戦争により領土を削ってからの方が属国後の独立の可能性も減ります。
重要な要素は早めに軍事都市を確保する事、そして新大陸発見ボーナスによる軍備拡大も
可能な状況であれば忘れずに行いましょう。ルネサンス以降は海軍力も上げる事をお勧めします。
社会制度は、まず「世襲統治+君主制+神権政治」による安定度とユニット経験値の増加です。
ルネサンス以降は「警察国家+国民国家+国有化」の社会主義鉄板制度になるでしょう。
都市の増加は安定度に多大な影響を及ぼします。そのためにも最低でも「国民国家」を
採用するのは後半の必須条件となるでしょう。その際刑務所・公安局等の設置もお忘れなく。
コメント
感想や叱咤激励などお手柔らかにお願いします。