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OCC(One City Challenge)で難易度国王でクリアしました。OCCだといままで気がつかなかった様々なテクニックに気づかされて大変役に立ちました。参考になれば幸いなのでプレイレポを書いてみようと思います。
まずはじめに
- 指導者の選択
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偉人の量産が勝利に必須である以上は哲学的は外せません。残りの1つは衛生ボーナスのある拡張的か、小屋スパムとの併用で威力の発揮する財政的のどちらかです。今回は哲学、財政のエリザベスを選択しました。
- 初期地形
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1都市しかない以上地形の選択は文字どうり死活問題です。川沿いであるのは当然として氾濫原も3~4つはほしいところです。あと初期の不思議の生産ボーナスのつく大理石もあるとよいでしょう。衛生にボーナスのつく港の建設できる海沿いも大切な条件です。それは後述する外交の条件にもなります。
- 勝利条件
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もちろん宇宙勝利です。宇宙勝利を目指す上で障害となるのが時間でAIがスコア勝利してしまうことや、国連で外交勝利をされてしまうことです。国連はAI同士で戦争になるように仕向ければある程度は防ぐことができますが、時間に関してはどうしようもありません。だいたいいつも残り20~30ターン位で宇宙船が完成するので、宇宙船の作成の順番を間違えたり都市の生産力が足りないと時間で負けることになります。
- 外交
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おそらくOCCでももっとも重要なことの1つでしょう。絶対に国境を接する文明は「不満はない」になってないといけません。「警戒している」では潜在的に戦争を仕掛けられる可能性があります。「いらだっている」では戦争を仕掛けられるのは時間の問題です。外交画面でどの文明に対して「不満はない」であるのかを調べそれ以外の国とは取引をしない、資源を献上する、国教をあわせるの3つをすれば難しくはありません。AI文明が独走を始めたら戦争を引き起こして袋打たきにもちこんで引きずり落とすように工作しましょう。国教を会わせるという意味では当然接している文明の数が少ないほど容易です。そういう意味では半島の付け根をAI文明1つに押さえられているような半島の先端などが望ましくなります。周りを多くのAI文明に囲まれた内陸部などは国教の不一致から外交面では厳しいでしょう。
- 技術
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私は国王レベルでOCCを5~6回クリアしましたがいずれのプレイでも一都市だけでも終盤まで技術先進国になることができました。基本的に技術ビーカーを増産する、生産力増大の改善をたてられる、衛生増大の改善をたてられるを優先的に研究しましょう。
- 偉人
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偉人をどれだけ生み出せるかも勝利に直結します。偉人が生まれたらアカデミーと聖都の建設をのぞいてすべて定住させます。偉人を消費して研究を進めるよりは長期的にみたらその方がはるかに役に立ちます。偉人は商人や技術者が生まれないように不思議を建設します。金銭は預言者の定住を繰り返し布教に努めれば使い切らないほどたまりますし、不思議は序盤をすぎれば一切建設の必要はありません。ひたすら科学者が生まれるように専門家を調整しましょう。
プレイ方針
- 序盤
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序盤は不思議の建設に全力を注ぎます。偉人ポイントを稼ぐためにストーンヘーンジを建設し、その後オラクルで法律を研究して儒教を得ます。その後はパルテノン神殿で偉人ポイントを増産し大図書館を建設します。技術もそれぞれの不思議が建設できるように研究を進めます。この時期はAIは拡張に専念しているので戦争を仕掛けられることはほとんどありません。
- 中盤
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大図書館の建設し終わったころには国境にはAIの都市が多数建設されるようになります。この時期から態度によっては戦争を仕掛けられる可能性が出てきますので儒教の布教に努めます。この時期は儒教の宣教師しか生産せずひたすら国境を接するすべての文明の都市に布教に回ります。経験的にAIはたとえ聖地を持っていても全都市に布教されれば儒教に転向してくれることもあります。その後は聖都を建設し、平和主義を採用して偉人ポイントの増産と布教による金銭収入の増大、AI文明の態度の軟化により勝利への道筋が見えてきます。
- 後半
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教育を発見し、大学の建設後は自由主義を研究して無料技術を得ます。その後は、溶鉱炉を作り生産力を上げるために鋳金を研究し人口を増大させるために生物学、公衆衛生を研究して病院を建てます。こうして準備が調ったらひたすら宇宙船の建設を目指します。まずロケットを研究してアポロ計画、宇宙船の外殻を作りつつ平行して人工衛星を研究しましょう。外殻やスラスターは複数生産する必要があるので時間がかかりはじめに作成するべきです。その後はスラスターを生産しつつエンジンを解禁する核融合を研究します。後は宇宙船の生産速度を高める研究所を建て、残りのパーツを完成させるための下位のまだ研究してない基礎技術はAI文明と交換しながら研究してください。作れるパーツがなくなったらビーカーを生産しましょう。下手に工場を解禁する産業主義などの技術を自力で研究しようとすると時間が足りなくなる可能性があります。インターネットや軌道エレベーターはなくても大丈夫です。このころになると偉人はもう勝利に関係しないので偉人ポイントのための専門家もすべて生産に従事させます。生物学により農地の生産性がアップしているので宇宙船の生産に入ったら地形を作り直し、農地と工房と小屋を新たに作って生産力と人口を極限まで増やして都市の基礎体力をつけるのを忘れないようにしましょう。あとは時間との戦いです。
それでは始めよう
Civ4を購入して2ヶ月、その間にやはりりCiv中毒になってしまった。彼女とのデートには2回寝ぶっちし、友達との約束にも寝ぶっちし、テスト前日にも勉強の合間に2~3時間はやっていた。そしてついに夏休み物理学を志す同士達との解析力学の自主ゼミもさぼってしまい、私は自分に失望した。それからは毎日まじめに物理の勉強に励みCiv4を忘れようとした。しかし勉強も順調なので夏休みもあと2週間の夏休み限定ということでまたCivの世界に帰ってきた!手始めに国王OCCをまたやってみる。昔のスクリーンショットは残っていないからだ。果たして1ヶ月のブランクを乗り越え勝利できるのか?
スクリーンショットが大きすぎて読みづらくてごめんなさい…
選択文明は内政に関しては、最も優秀な指導者であるとの声もあるエリザベスを選びました。
首都の周辺の地形は貝、魚、牛となかなかである。衛生が人口に直結するのでありがたい。いつものごとくまず陶器をめざし、その後神秘主義で初期偉人用ストーンヘンジを建設しながら青銅器…とすすみオラクルで法律と儒教をゲットし、森林伐採で偉人増産のパルテノン神殿とアレクサンドリア図書館までの遺産4連発が順調に進む。もちろん小屋は序盤から建てるべき。ちなみに小屋スパムを覚えてから皇子脱出しました!
気になる国境を接する国はペルシャ、無料宣教師で布教すると国教も儒教になってくれた。ここまでは順調です。
文明配置は左上に中国、左真ん中にペルシャ、左下に我がイギリス、中央にはアラビア、右にギリシャという配置。戦争狂のアレキサンダーとの間に2カ国あり接している国は比較的おとなしいペルシャのみ!これはなんとかいけそうだと確信!生まれた預言者はまず都市に定住させて発展をブースト、二人目は聖都建設に使用。アレクサンドリア図書館後は教育をめざし、ピンポイントで重要な技術のみを研究してOCCらしくサクサクと進む。
どうやら今回のトップにしてライバルになりそうなサラディン。国力は頭一つぶんリード、そのあとはギリシャ、ペルシャが僅差といった順番です。大きく差をあけて中国といったところ。神学、音楽、弓、工学といった科学技術の発展に役に立たない技術は後進国とトレードすべし。哲学ゲットから平和主義でさらに偉人ブーストをかけます。
うーむ、どうやってサラディンをたたくか…と思ったらアレキが戦争してくれるらしい。その後アレキには何度か1000ゴールド単位で経済支援を何度か行いつつ旧式のユニットをプレゼントし戦争を煽ります。今回は国教解放がうまくいかず儒教の布教は不発だった、ガッカリ。その後なぜか生まれてくる偉人が預言者ばかりでひとりも科学者がいない…と思ったら専門家の配置を忘れていた。はずれの預言者ばかりが3人もたっまてしまった。おかげでいまだアカデミーがないではないか…。あわてて科学者2人配置して建設しました。
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このミスはけっこう重大だ。やはり腕がなまっていると実感。アレキ対サラディンもサラディンが一都市奪って終戦した。プレイ終えてからはもっとガンガン援軍を送り叩くべきだったとここでもミスを犯していた。自由主義→天文学→生物学→医学からいよいよロケットでアポロ計画発動。アポロが最初に終わったのはイギリス。
まだイギリスがリードしている。しかしサラディンと人口10倍、国土は6倍だ
しかしだんだん中盤あたりから裁判所や大学といった改善が効果を発揮し始め、AIの都市の数の差による生産力の絶対値の差がでてくる宇宙船レースです。しかし私は宇宙船レースに備えて隠し球を用意していました。それは平和主義プラス哲学志向でためにためた偉人達である。かれらの黄金期の連続コンボでこのレースを制するのだ。黄金期でロンドンの生産力は倍増し勝利も見えてきた。カウントダウンもはじまりいよいよ終わりの始まりです。
黄金期第一陣はスラスターで終わった。さあ、第2弾だ…と思ったら計算ミスで偉人が一人足りずに不発というここにきて痛恨のミス。仕方がないのでなくなくここに来てほとんど意味のない芸術家や預言者を定住させ処分する。ここで方針を修正し今回はインターネットをつくり、小屋をつぶして工房と農地にし生産力を集中することにする。インターネットで技術が流れ込んでくるので科学研究費はすくなくても大丈夫である。しかしインターネットに18ターンもかかってしまった。果たして間に合うのか?インターネットで宇宙船に必要な下位技術を補いつつ核融合一番乗り…んんっ、偉大なエンジニアがボーナスでもらえたではないか。さっき偉人を処分してしまったのが悔やまれる。ここにきてミスが重なってしまった。サラディンは順調に技術がすすんでいるが、宇宙船3番手のペルシャが化学研究が遅すぎる、そこでインターネットを生かすためあえてこの時期にペルシャに技術援助を行う。
あと36ターンでロボット工学とドッキングベイに遺伝子工学と冷凍睡眠室を作らねばならない。かなり微妙だ。インターネットは不発で結局両方自力で開発するハメに…
残りあと8ターン、しかし最後の部品があと7ターンで完成だ。これならなんとか残りあと1ターンで勝利できそう!
しかしサラディンもあとエンジン1つ。果たして勝利の女神はどちらにほほえむのか?
エンターキーをおそるおそる押すと…
ガックリ、あと5ターン差で負けてしまった…。思えばいくつもの失敗が脳裏に浮かんだ。やはり大科学者の絶対数が専門家の配置忘れで全然足りてなかったというのが大きなミスだ。それ以外にも計算ミスの黄金期の第2弾の不発もある。インターネットも、あと残りがロボット工学と遺伝子工学のときペルシャへの技術援助はもてる技術をすべて放出させるべきだった。そうすれば(宇宙船はサラディンとの一騎打ちだったので)どちらかがペルシャから流れてきて、両方を研究する必要なくなり勝った可能性もあったと思いました。しかしそうしたテクニック的なミス以外での最大の根本的なミスは、外交が流れに流されていたままだったことです。その結果、サラディン対ギリシャ戦という千載一遇のチャンスでギリシャを孤立させてしまった。(ペルシャとサラディンの関係は険悪だったので)今にして思えばあれは外交上の天王山だった気がしてならない。イギリスから宣戦してでもペルシャを動かすのは試す価値は十分にあったのだ。儒教という外交の切り崩しカードも全く活用されていなかった。自国の生産力の絶対値の低いOCCでは外交も流れにまかせるだけでなく、自分で流れを切り開くのを忘れていたことが最大の敗因ではないだろうか?
最後に
すいません、文頭で勝利したとか書いていたのに久々にやったら負けてしまいました。
スクリーンショットも大きすぎて非常に読みづらいプレイレポになってしまいました。
近いうちにちゃんと勝利して読みやすいのもかきます。
ここまで読み終わった人はできれば感想もかいてくれれば嬉しいです。どうかお願いします。
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スクショ大きすぎて見づらく、読む気になれなかった --
-1行読む度にブラウザ画面を横スクロールさせなきゃいかんのはさすがに・・・ --
-読み辛いから勝手に画像縮小しておきました --
-最後一か八かで宣戦しなかったのが残念だね。それともう少し軍備に関する記述が欲しかったかな。でも楽しかったよ。勉強の方も頑張れ。 -- [[.]]
-http://www.stack-style.org/SidGame/civ4strategy/0000400009.html ここと併せて読むと非常に参考になりますね --
-スクショ小さくなってから抜群に読みやすいし、面白かったよ。やってみたくなった。 --
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