後編
Gandhi, Gandhi Ain't it good to be alive? (ガンジー、ガンジー 生きているってのは良いことじゃないか)
AD1690に文化都市が陥落したことで、始皇帝文化勝利が潰えました。
この時点で感じていた残る脅威は以下のような感じでしょうか。
・ユスティのバチカン
・ユスティの文化
・イザベルの国連
・ユスティの国連
・イザベルの制覇
始皇帝によって余計な手間を被ったイザベルですが、次こそ本来の標的ギルガメに向かうことでしょう。
残り少ない対イザベル好感度に脅えながら、ギルガメに対してほぼ無償で鉄道を供与しています。
機関銃兵によって可能な限り時間を稼いでほしいものです。
戦後の外交状況はこちらです。
ギルガメと先ほどの始皇帝をスケープゴートに仕立てつつ、限界近くまでイザベルの友好度を下げています。
こちらはこの時期の技術状況。
コンピュータ関連技術では圧倒的に先行してますが、AIはロケット工学方面を突っ走っているでしょう。
イザベルも和平介入の技術供与のせいもあってか、そろそろ技術的に追いついてきた模様。
先ほどの戦争の余韻が未だ冷めやらぬAD1705。
「18世紀は戦争の世紀」となるのを暗示しているかのような事態が発生。
イザベルユスティがギルガメに対して同時宣戦。
おそらくユスティは便乗宣戦だと思われます。
ちなみに同年ギルガメはアポロ計画一番乗りですが、この段階で全く焦ることはありません。
単にロケット工学一直線でアポロ計画発動させるだけなら、プレイヤーがやれば1600年代から可能なのですから。
遅れること1ターンのAD1710にガンジーも対ギルガメ宣戦。
今まで散々援助してやったんだから、せめて散り際には共闘ボーナスで恩を返してもらわんとな
そしてギルガメの最初の都市陥落は、AD1715に対ユスティ戦線で発生しました。
しかもユスティがスコアトップに躍り出るというオマケ付き。
どうやらユスティの国力も、いつの間にかイザベルと肩を並べたようです。
「奇襲にしろ早すぎる…ここでギルガメがユスティの属国になるのは良くないな…」
ギルガメがユスティの属国化することを恐れたためユスティにのみ和平介入。
「人のえ……相手に手を出すのはやめてもらいたい」って偉い人も言ってた。
お前は国に帰ってマ○かいて(注:マスメディア研究の意)国連でも作ってろ
「イザベル様、此度は我がインドも全軍をもってお手伝いを致しますぞ!」
でもやることは対始皇帝と同じで、斥候がイザベルスタックに随行。
こちらは後のAD1750にイザベルが都市攻略した時のもの。
AD1760にギルガメはイザベルの属国化。
再びイザベルがスコアトップに躍り出て、ユスティが作る予定の国連はただの箱になりました。
嫌なランダムイベントが発生してますが、そのうち一部農地を工房に置き換える予定だったのでこの機会に。
国有化も合わせて行い、この体制でアルファケンタウリを目指します。
どうでもいいですがAD1715に、始皇帝のアポロ計画も発動。
まだ勝利を諦めてなかったんですか…
イザベルのアポロ計画はAD1755。
ここから始皇帝やギルガメが国連を建てることはないでしょうが…打てる手は今のうちに。
同じくAD1760イザベルに対して、ユスティへの宣戦依頼をかけます。
二大国の票を割って国連勝利妨害。 文化トップであるユスティの文化勝利妨害。 交易切らせてインドへの宣戦に対する保険。
技術リードを削る代わりにAI勝利条件の芽を潰していきます。
ここで読み違えて、どちらかが一方的に戦争に勝ってしまった場合非常に厄介です。
が、両者共に国土縦深性に富んだ大国で技術も同等。
一進一退の攻防の末、そのうち停戦にも応じてくれることでしょう。
ユスティvsギルガメ戦を見る限り、イザベル快進撃による制覇の懸念もないと判断してゴーサイン。
便乗宣戦も行って、イザベルとの友好度を再び上げにかかります。
神権導入と便乗宣戦により、イザベルとの仲が回復してきているのが分かります。
今回の宣戦依頼によりイザベルユスティとの間に入った亀裂は、もはやゲーム終了まで修復不可能でしょう。
神権によるバチカン封じ、国連建造国操作と宣戦依頼による国連封じと、外交勝利対策はこれにて完了。
残るはユスティ文化・イザベル制覇を引き延ばせれば、我がインドが勝利者です。
各AIの勝利条件達成を遅らせるべく外交操作を行いますが、この際には技術リードを引き換えにしてます。
が、もうすぐインターネット。
「こりゃ勝ったかな」と思った矢先のAD1770。
イザベルに対してまさかの始皇帝宣戦。
完全に自分の勝利条件への道を見失ってますね…
手詰まりになったAIが、末期的にこういう状態になることはままあります。
とりあえず、これで間違ってもイザベルの迅速なユスティ併合という事態は起きないことを確信。
さてイザベルギルガメvsユスティ始皇帝はどう推移するのでしょうか。
我がインドは戦争中のギルガメの軍を避けつつ観戦モードに入ることにしました。
ちなみにユスティが警察国家導入で本気を出してくるようです。
宗主殿にプラスチックをねだられましたので引き渡したり。
始皇帝参戦によりパワーバランスが崩れたようにも思えましたので。
技術リードなんてものは全く意に介していません。
インターネットさえ取れれば、アルファケンタウリ到着は我がインドが一番乗りです。
ちょうど同じAD1770にインターネットを取得していました。
先にアポロ計画を発動させた連中も多く、予定通りロケット工学まで取得。
研究所を建造した後、アルファケンタウリへの道を開きにかかります。
この先必要な研究はまだまだあるので、別に先行されているわけではありません。
ただ1700年代の外交操作にあたって、コンピュータまでのルートを少しイザベルに渡しました。
おそらくインドの次に宇宙勝利するのはそのイザベルでしょうね。
アポロ計画発動はAD1790で、ここから一気にパーツ建造を行います。
姉さん事件です。
地政学的な側面に加えて…始皇帝の参戦も影響か?
AD1805にスペインの首都マドリッドが陥落。
斥候二号(宣教師)が殉職してしまいましたので、三号(宣教師)を派遣することにします。
ユスティのスコアがわずかにイザベルを上回りましたが問題ありません。
元々この戦争の目的は二人の仲を決定的に引き裂くこと。
互いに互いの票が無ければ国連勝利など出来ないのですから…
尚、ユスティの文化勝利まではまだ100ターンもかかるとのことです。
でもインド近辺の都市を落とされる前に、そろそろ停戦してもらいましょうか。
斥候一人やられて175ゴールドにて我がインドは停戦…と。
スペイン文化の海に沈んだマドリッドと、コンピュータ技術を手にしてAD1820ユスティは引き下がりました。
こうなるとピンチなのは調子に乗った始皇帝。
斥候一号が「宣戦されたし」との状況を伝えてくれてます。
でもギルガメ戦から続く共闘期間とイベントによって、ユダヤウォールは必要以上に機能中なんですよね…
ちなみにユダヤ仲間だった始皇帝とは、古代から始まった交易も今もって機能中。
いつだったか屋根の上にあげといて梯子を燃やしたこともありましたが、表面上はマブダチ。
可哀想なので便乗宣戦はやめておいてあげましょう。
AD1864に、過去の三大文化都市を全て落とされた始皇帝は降伏。
大陸から追い払われて、彼の領土は南方の島だけになりました。
イザベルの陸地制覇率は50%近くなりましたが、まだまだ制覇勝利にも外交勝利にもほど遠いです。
さらに属国無しの力ならユスティのほうが上ですし、これを削って制覇するのは至難の業でしょう。
イザベルの旧首都マドリッドも彼のもの。(海タイルのない陸の孤島みたいなもんですが)
ちなみに国連建造はAD1835で狙い通りユスティ。
イザベルの属国二つも、先ほどまで戦争していたせいで議長選出時には棄権票。
議長はユスティに決まり制覇率50%のイザベル涙目。
大国二つがケンカして仲違いしてる上に「ありえん!」連発するインドのせいで今後ただの箱と化します。
後編まとめ
・ここからは是非こちらを別窓でどうぞ→Angie(邦題:悲しみのアンジー)
ここまでの一連の外交操作により、様々なAIの勝利条件を妨害して来ました。
バチカン国連における大国の外交勝利…
そして小国の文化勝利や大国の制覇勝利…
ここまで来ればもうほぼ全AIにとって、宇宙勝利が最短の近道になります。
逆に言うと、そこまで持ってこないことにはプレイヤーの勝利の道筋は無いわけです。
(外交勝利は違います。そのうち気が向けば天帝OCC外交勝利レポなんかも。)
今回のようにインターネットを取得した上に研究で先行していれば、間違いなく宇宙最速はガンジー。
特に今回行っているOCCのハンマー出力は群を抜いていますしね。
次に来るのはイザベルの宇宙かユスティの文化か…どっちにしろこっちの宇宙が先だ
100%の勝利を確信したガンジーでした。
が…、
ここで気がついたのがユスティ文化勝利の再浮上。
この前見た時は50ターンを越える数字だったのに…
かれもいつの間にか文化勝利に絞って文化出力を上げていたようです。
らくに宇宙に飛び立てると思わせておいてこの仕打ち…これが天帝か…
ウイルス増殖を思わせるかのごとく、これ以降ターン1%ペースで引き上げられていきます。
ソフィア大聖堂を実際に建造した東ローマ帝国…その文化の底力を完全にあなどっていました…
国家体制等により、文化勝利への残りターン数は大幅に変化します 残りターン数はあくまで目安に留めておいて、蓄積された総量で判断しましょう またAIも文化爆弾による加速を行ってきますので、終盤は特に注意して下さい
気づくのが遅れましたが、時間稼ぎのためにイザベルをぶつけます。
マンハッタンを発動させてウラン供与させるかどうか迷いましたが、宇宙船続行に決定。
この時点でも、なんとか先にアルファケンタウリに行けると思っていました。
宣戦依頼では技術全てを放り出してでも、ユスティの文化勝利を遅らせる必要があります。
しかし彼女が向かったのは前回落とされたマドリッド奪還。
じゃなくて本土奥深く行けよ!じゃなくて行って下さいお願いします!
孤立化していたマドリッドはすぐに奪還されましたが、無情にもカウントダウンは進んでいきます。
このあたりで自分も宣戦。
戦士一人の軍追加ですが、1ターンでも全盛を引き伸ばせる可能性があるのなら…
適当だった都市管理もやり直し、とにかく1ターンでも早く宇宙船を飛ばせる道を探ります。
ユスティの文化爆弾炸裂が炸裂したと見えて、一気に残りターンが加速。
ここでどうやっても宇宙船到着が間に合わないことを悟りました。
このターンにイザベルユスティ停戦。
最後の希望も絶たれました。
敗北に向かってエンターを押し続けるのは辛いです。
が、ここまで頑張ったのですからしっかり星の運命を見届けましょう。
……言葉もありません。
But Gandhi, Gandhi They can't say we never tried (でもガンジー、ガンジー ボクたち頑張らなかったなんて言わせないよね)
番外編に続く