Are you Alice?(赤組)

  • KP/にゃご
  • SK/陸亜
  • PC1/白矢 鳴(モノ)
  • PC2/テオ・ガルヴァーニ(ユツキ)

◆導入――メイちゃん


SK(陸亜): その日メイちゃんは、お仕事も無いのでせっかくだからとお部屋の掃除と整理整頓をしていました。
いつ彼女が帰ってきてもいいように、お部屋は清潔にしておかないとね!
SK(陸亜): 先日メイちゃんがもらったのは、二次元?彼女からのチョコレートや、お仕事先のいわゆるビジネスチョコ、それに女装が趣味だけどれっきとした男友達や、先月とある事件でお世話をした島根の女の子など、多種多様に渡っていたようですね。
最早コミュ障とか言ってられないコミュニティ持ちです。
SK(陸亜): 色んな人の顔を思い出しつつ手を動かしていたメイちゃんは、ふと一冊の本を目に留めます。
表紙にパステル調のウサギが描かれた、かわいらしい絵本です。
よくよく見覚えがあるのは、これはメイちゃんが件の女の子に買い与えたものだったからですね。
SK(陸亜): メイちゃんと一緒にいる間、メイちゃんやお仕事先の上司、それに頼れるイケメン精神科医の先生など、色んな人から絵本を与えられていたので、忘れていってしまったのかもしれません。
白矢 鳴: ああ、後で送らないとなあとか思いながらなんとなく開いたりしてると思います
SK(陸亜): では、休憩も兼ねて椅子に腰かけたのでしょう。
懐かしさをおぼえながらページをめくっていきますが――ふと、メイちゃんは何か不思議な感覚に見舞われます。
SK(陸亜): 誰かに呼ばれているような、誰かを探しているような、どこかに行かなければならないような。
ある種穏やかな強迫観念にも似たそれに、メイちゃんは立ちあがろうと、部屋の床に着けた足に力を入れました。
入れたつもりでした。
SK(陸亜): 何故。思うよりも先に、メイちゃんは引っ張られるような感覚に陥ったでしょう。
あるはずだったところに、あるはずだったものがない。メイちゃんの足は床を捉えることもなく、空気を上から下に思い切り踏み抜いていました。その身体は当然のように、重力に従っていともあっさりと落ちて行きます。
SK(陸亜): 落ちて、
落ちて、
――落ちて。
SK(陸亜): 頭上を仰げば、そこには――闇の中にぽっかりと空いた穴が。
そこから覗ける、それなりに見慣れた自室の天井が。
急速に遠ざかっていくのを、確認したことでしょう。
白矢 鳴: 楓ちゃんに思い馳せてそうだしぼんやり見上げてるんだろうかな
SK(陸亜): 間もなくその明かりもなくなり、メイちゃんは真っ暗な空間をひたすらに落ち続けています。
やがて上も下も右も左も分からなくなりつつあり――完全な暗闇であるから無理もありません――まるで宙に浮かんでいるような感覚さえ覚えます。
突然の奇妙な事象に<1/1d4のSANチェック>です。
† 白矢 鳴
 SAN(70) : (コロコロ…) 1D100 : 11 [ 計:11 ]
白矢 鳴: じゃあ(なんだこれ……) とかぼんやり続きに思ってるんだろう
SK(陸亜): メイちゃん本当不思議な出来事慣れしすぎて最早SAN減らなくてもいいんじゃないかと思わなくもないですが、まあそんな風に落ちてるんだかうかんでるんだかといった具合ですね。
SK(陸亜): やがて、不意に生まれたやわらかな光が、辺りをを包みます。どうやら、電気スタンドの明りのようですね。
そうして見えた光景は――実に奇妙なものでした。
SK(陸亜): 様々な家具――メイちゃんの自室のものもちらほらと見えますが、大半は大きなソファ、カフェテーブルなど見慣れないものばかりです――が見えます。
更にはティーカップやポットといったお茶会の道具、クッキーやキャンディなどのお菓子。
そして大きな姿見が、メイちゃんの周囲で同じように落ちているのが分かります。
SK(陸亜): 【家具】【姿見】【下方】いずれかに対し≪目星≫が行えます。
これは元の姿の状態ですので、メイちゃんなら変更時から目星-20で69%ですね。
白矢 鳴: いずれか……なら姿見に目星しましょう
SK(陸亜): 姿見ですね。目星どうぞ。
† 白矢 鳴
 目星(69) : (コロコロ…) 1D100 : 66 [ 計:66 ]
SK(陸亜): 成功ですね。では、メイちゃんは大きな姿見が下からゆっくりと上がってきて、自分の姿が映っていくのを見るでしょう。
ですが奇妙なことに、それは落ちて行く自分の姿と上下逆さまであることが分かります。
鏡に映るメイちゃんの姿は、鏡と共に上へ上へと上がっていくことでしょう。
白矢 鳴: ええと、姿見が上がっていって、メイちゃん本体は下に落ちるのに鏡の像は一緒に上に上がっていっているのかな
SK(陸亜): そういうことですね。ちょっと変だなと思いつつも、SANチェックは発生しません。
他の家具たちもゆるやかに落ちる速度を遅めていき、次第にメイちゃんから離れて上へ、上へと向かっていきます。
当然スタンドの明りもなくなり、メイちゃんは再び暗闇に包まれました。
SK(陸亜): さて、メイちゃん。ここで、1d100を振りましょうか。
† 白矢 鳴
 : (コロコロ…) 1D100 : 74 [ 計:74 ]
SK(陸亜): はい。では
そうして暗闇の中を落ちて行くメイちゃんですが、ふいに風の流れが変わります。どうやら底が近いようですね。
白矢 鳴: んむ、それなら下の方を見るかな
SK(陸亜): 下の方を見れば、ぼんやりとではありますが明るくなっているのが分かります。はっきりとした光源ではありませんが、どこかに繋がっていそうですね。メイちゃんの身体は、これだけ長時間落下していたとは思えない、そこそこの速さで落ちて行くでしょう。
SK(陸亜): というわけで、しっかりばっちりかっこよく着地できるかどうか≪幸運≫どうぞ。
† 白矢 鳴
 10点ください : (コロコロ…) 1D100 : 39 [ 計:39 ]
SK(陸亜): 39点でした。
穴を落ち切ったらしいメイちゃんは、運よくたっぷりと重ねられた葉っぱの上にぽふんと着地したようですね。
周囲は依然として暗いままですが、葉っぱや草、湿った土の匂いから森の中のような感覚を覚えるでしょう。

◆導入――テオ君


KP(にゃご): その日テオ君は、いつの間にか職場と化した阿久津探偵事務所で、社長である阿久津さんの使い走りとして、資料室で資料を漁っているところでした。
(前日がバレンタインとか今日って土曜日じゃないかとかは関係なく、本日はお仕事です。まあコミュ力高いテオ君のことなので前日は方々の知り合いからたくさんのチョコを頂いたことでしょう。)
KP(にゃご): 秘書である雛子ちゃんはとても有能なスーパー秘書なので、資料の管理だってばっちりです。
とはいえ、古い資料や、ピンポイントで情報を探すのはなかなかに難しいものですから、ちょっと時間がかかっていました。
KP(にゃご): 色々と資料を渡り歩いた末に、どうやら古い調査記録が役に立ちそうだということに気付きます。
そこでテオ君は、脚立を使って棚の一番上の段から、分厚い資料を取りだしました。
足元がちょっとあやうい感じですが、そこは頑張れ男の子。
テオ: 女性に危うい事は任せられない、プレイボーイイタリア人として!と言う訳でお手伝いはニコニコしつつ頑張りますよ。頼られるのは嬉しいし。
KP(にゃご): うん、素敵なプレイボーイだ。では頑張ってお手伝いしようね。
ふと。テオ君は取り出した資料を持ったと同時、何か不思議な感覚に見舞われます。
KP(にゃご): 誰かに呼ばれているような、誰かを探しているような、どこかに行かなければならないような――ある種穏やかな強迫観念にも似たそれに、テオ君はつい、一歩後ずさりしてしまいました。
――何もない、からっぽの、空中へと。
KP(にゃご): 当然、テオ君の足は何を捉えることもなく、空気を上から下に思い切り踏み抜きます。
テオ君の身体はぐらり、と傾き、重力に従っていともあっさりと落ちて行きました。
KP(にゃご): 落ちて、
落ちて、
――落ちて。
KP(にゃご): つい目をつぶっていたテオ君は、いつまで経っても訪れない衝撃に、不思議に思うことでしょう。
目を開けば、そこには――闇の中にぽっかりと空いた穴が。そこから覗ける、それなりに見慣れた資料室の天井が。
急速に遠ざかっていくのを、確認したことでしょう。
KP(にゃご): 視界はあっという間に暗闇に塗り替えられ、テオ君は真っ暗な空間をひたすらに落ち続けます。
やがて上も下も右も左も分からなくなり――完全な暗闇であるから無理もありません――まるで宙に浮かんでいるような感覚さえ覚えます。
突然の不可解な出来事に<1/1d4のSANチェック>です。
†テオ
 SAN(62) : (コロコロ…) 1D100 : 20 [ 計:20 ]
KP(にゃご): うん、成功だねやったね 幸先良いな
テオ: 「こ、こんな紐付きバンジーなんて阿久津さん事務所に導入したなんて聞いてないからッー!」と叫びつつも、怪奇慣れかそんなびびらなかったんですかね笑
KP(にゃご): しばらく暗闇を落ち続けていると、やがて、不意に生まれたやわらかな光が、辺りをを包みます。
どうやら、電気スタンドの明りのようですね。
そうして見えた光景は――実に奇妙なものでした。
KP(にゃご): 様々な家具には、資料室にあったであろう物もちらほらと見えますが、大半は大きなソファ、カフェテーブルなど見慣れないものばかりです。
更にはティーカップやポットといったお茶会の道具、クッキーやキャンディなどのお菓子。
そして大きな姿見が、テオ君の周囲で同じように落ちているのが分かります。
KP(にゃご): 【家具】【姿見】【下方】いずれかに対し≪目星≫が行えます。これは元の姿の状態ですので、テオ君なら目星+20で62%ですね。
テオ: えーと、下方って床って事になりますか?
KP(にゃご): 見てみないと床かどうかはわかりません。落ちてる方向ってことですね。
テオ: あ、了解です。じゃあ落ちてる方向の床に目星で。
†テオ
 目星(62) : (コロコロ…) 1D100 : 5 [ 計:5 ]
KP(にゃご): wwwwwそこでクリティカルなの???!!
テオ: >>まさかのクリティカル<<
KP(にゃご): <底の見えない暗闇を見つめてしまった(探索者)は<0/1d2のSANチェック>となります。>
ただし、クリティカルなのでそうだな…任意のテオ君の持ち物をひとつ発見して取得していいこととしましょう。
テオ: 落下して衝撃受けたら嫌だなーと思って見たらこの展開かよ!笑
「ひ、ひいいい!!底なし沼ならぬ底なし穴ってどういうことなの!」と涙目になりつつ、取り戻すのはマジカル★スタンガンで。
†テオ
 SAN(61) : (コロコロ…) 1D100 : 67 [ 計:67 ]
KP(にゃご): では持ち物からスタンガン以外が削除となりますね。そしてSAN失敗か1d2どうぞ
†テオ
 SAN喪失 : (コロコロ…) 1D2 : 1 [ 計:1 ]
KP(にゃご): 家具たちはゆるやかに落ちる速度を遅めていき、次第にテオ君から離れて上へ、上へと向かっていきます。
当然スタンドの明りもなくなり、テオ君は再び暗闇に包まれました。
さて、ここでテオ君。1d100を振っておきましょう。
†テオ
 謎 : (コロコロ…) 1D100 : 75 [ 計:75 ]
KP(にゃご): はい。では
そうして暗闇の中を落ちて行くテオ君ですが、ふいに風の流れが変わります。どうやら底が近いようですね。
というわけで≪幸運≫どうぞ。
†テオ
 幸運(70) : (コロコロ…) 1D100 : 54 [ 計:54 ]
KP(にゃご): 成功ですね、では穴を落ち切ったテオ君は、運よくたっぷりと重ねられた葉っぱの上にぽふんと着地しました。
周囲は依然として暗いままですが、葉っぱや草、湿った土の匂いから森の中のような感覚を覚えるでしょう。
テオ: 「うわあああああッ…!!と、あ、あれ…い、痛くない…葉っぱ?」
と周りをきょろきょろ見渡しつつ
「地下に森…? いや、普通じゃ流石にありえないよねこんな事」

本編-1
最終更新:2014年03月26日 21:16