コンペロリショタバトルロワイアル@ ウィキ

カサブタだらけの情熱を忘れたくない

最終更新:

Bot(ページ名リンク)

- view
だれでも歓迎! 編集
雄二とマヤは修行を行うのに落ち着ける場所として、桜田ジュンの家と命名されていた民家まで移動していた。

「えーーい!!」

斬月を引き摺りながら、雄二はマヤの太刀筋を見切り、その剣撃を受け止める。
既に一時間近く、このような特訓を繰り返し、雄二はマヤに戦闘技術を叩き込んでいた。
マヤの動きは悪くない。テレビで見ただけのCQCを習得できる彼女は、雄二の指導をスポンジのように取り込み、間違いなく一時間前よりは強くなっていた。

(……誤算、だったな)

強いには強い。少なくとも"一般"の同年代の相手なら、多分余程の事がなければ男相手でも勝てるかもしれない。
だが、プロを相手にするには到底心もとないとも、雄二は考える。

(この斬月とは、かなり異質な武器なのか……戦雷の聖剣、思いの他出力が低いぞ)

雄二の当時のプランは、マヤに戦雷の聖剣を最低限使えるようにすることだ。

はっきり言えば、元から剣技の方には期待していない。
予想以上にセンスは良い為、しっかり鍛えれば相応の剣士にもなれたかもしれないが、それを半日にも満たない時間で叩き込むのは無理だ。
だが、異能力を纏う武器であるなら、異能で拙い戦闘技能を補い、自衛程度の力は身に着けられるだろうと考えてしまった。
銃の扱いを教えることも考えたが、むしろ素人に下手に重火器を扱わせるよりは、異能を持つ武器の方が習得難易度も低いと誤認してしまったのだ。

その理由として、まず雄二に支給された斬月が常時開放型の斬魄刀であったことが起因する。通常の斬魄刀と違い、斬月は常に始解の状態を維持している。
その点に注視し乃亜によって斬月のみ、その持ち主の霊気や魔力に値するものを斬撃に変える特質を、誰にでも使用可能とした。
故に異能に縁のない雄二は、初めて触れた異能である斬月を他の異能の武器の基準として想定し、マヤの戦雷の聖剣もコツを掴めば誰にでも使えるような代物だと誤認してしまっていた。

前提として、聖遺物を用いた戦闘方法は汎用性という点においては欠陥品だ。
形成、創造を始めとする異能力の発現はエイヴィヒカイトを始めとした複合魔術を扱うか、
裏技として相手に魂を喰われ、その後捕食者の持つ聖遺物を奪い復活するなど、いくつか方法があるにせよ、共通するのは超人であること、更に使いこなすのに最低でも数日は必要とすること。

その為、これも乃亜によって調整されている。
活動、形成、創造……更にその上など以ての外ではあるが、戦雷の聖剣は単に一つの武器として、多少の身体能力向上、雷を操る力を発現するよう乃亜に調整されて支給されていた。

(多少の電撃は撃てる。身体能力は上がっているが……とても、プロ相手に使えるようなものじゃない)

数年後の雄二なら、まず先に戦雷の聖剣の使い勝手を確認し、マヤの修行を考慮していたのだろうが、まだ未熟な時期の雄二ではそこまでの発想には至れなかった。

「はぁ……はぁ……大分、剣のコツ掴めてきたかも」

武器の性能は引き出してきている。しかし、雄二の想定以上に時間が足りない。
せめて一年でもあれば、話は大分変ってくるが最大でも三日前後の殺し合いでは、どう足掻いても成長が間に合わない。


(それに、俺も斬月を使ってみて分かったが……やはり重すぎるな。しかも、この一段上の卍解とやらも、俺には使えそうにない)

マヤとの修行程度であれば、斬月を引き摺りながらも応戦は可能だが、実戦ではとても雄二の膂力が追い付かない。
斬月の放つ、月牙天衝も雄二では、集中し力を溜めてようやく放てる程度だ。
その消耗度合いも尋常ではなく、これをメインウェポンとして使用するのは無理がある。

とはいえ持て余すが、常時開放型である以上、始解の姿までは使用できる。
条件さえ揃えば月牙天衝も発動できるが、その更に上、卍解を取得するには斬魄刀から、その名を聞き出せねばならない。
だが、斬月はその出自からして非常に例外に例外を重ねたイレギュラーな存在だ。そもそも、斬月の卍解である天鎖斬月が本当の意味で、卍解であるかも詳細は不明な代物。
その特異性からして、斬月から卍解し天鎖斬月を手に出来るのは、やはり死神代行たる黒崎一護を於いて他には居ない。

元より、斬月に限らず卍解に至るまでの過程は、それぞれの死神の持つ、境遇、能力により様々だ。故に、やはり本来の担い手でなければ、卍解は扱う事は出来ないのだろう。

「マヤ……すまない、俺の認識が甘かった。修行についてだが―――」

誤算を意識した上で、余計な事を引き摺る時間があるなら、それを改善に使う方が有意義であることを雄二は知っている。
雄二はプランを変更し、銃の扱いを教える事に決定した。
あくまで、護身用であることを強調し念頭に置いてだが、マヤの高いセンスを考えれば自衛用には扱えるはずだ。
恐らく使いこなすのは不可能な、聖遺物に拘り続けるよりずっといい。

「銀ちゃん、人がいるでおじゃる!!」

そう、伝えようとして、雄二の言葉は別の第三者の声にかき消された。






――――――――――



「銀ちゃんは、かわゆいのぉ」

(何なのよ、このガキ)

神戸しおを取り逃がした後、乃亜のガキ染みた放送を聞き苛立ちながら島の中を散策する水銀燈の前に、珍妙な子供が現れ、懐かれてしまった。
その子供の名前こそ、おじゃる丸。この島屈指の危険人物の一人である。

おじゃる丸は水銀燈に一目惚れした。

この世ならざる、尋常ではない至高の美しさ。
触れることすら烏滸がましい神々しさ。

絹のような白銀の髪、雪のように白くさりとて温かみのある柔肌、宝石のように輝く美しい瞳。

おじゃる丸は、この美しい人形のおなごを、是非、持ち帰ろうと決意してしまった。

「ニケ~揺れないよう歩いてたも~」

「へーへー」

何で、俺は見ず知らずの子供をおぶっているんだ? こんなことやってる暇ないし、クロの事なんとかしなきゃいけなくね?

そんなことを考えていたのは、おじゃる丸と遭遇したもう一人の少年、それは勇者ニケ。
クロとの一件後、首輪を外す方法やクロの病を治す方法を探さなきゃと色々考え、取りあえず駆け回ってみたところ、おじゃる丸と水銀燈に合流してしまった。
当然だが、そのままの流れで、ニケがおじゃる丸の牛車代わりになったのに、そう時間は掛からなかった。

「ニケ、貴方のそのデュエルボードとかいう乗り物で移動すれば良いじゃない? 貴方達に合わせて移動するだけで、飛べる私からしたら時間の無駄よぉ」
「俺に言うなよ」
「嫌でおじゃる! マロは早いのが苦手でおじゃる!!」
「……チッ」

ニケに支給されたアイテムの一つが、デュエルボードと呼ばれる、スケボーのような乗り物だった。
クロエと別れた後、ランドセルを漁るとこの乗り物が出てきたので、水銀燈達と出会う前はこれを乗りこなしエリアを移動していた。
本来の用途だとカードゲームで使うらしいが、ニケにはよく分からないのでスルーした。カードで遊ぶのに、スケボー乗るっておかしくないか?

「銀ちゃん、人がいるでおじゃる!!」
「うるさいわねぇ」

取り合えず、このおじゃる丸を何処かに放置できる場所。
そして、たまたま水銀燈が見知った施設である桜田ジュンの家が近場にあったことから、三人はここを当面の目的地として移動し、その桜田ジュンの家の前で修行していた雄二とマヤに遭遇した。




――――――――――



「へえ、少しでも戦えるように修行をねぇ?」

「うん、私、大分強くなったんだ。この剣から電気も出るようになったし!」

「マヤ、そのことなんだが……」
「そなたら、プリンはないでおじゃるか~」

雄二とマヤ、水銀燈、ニケ、おじゃる丸、全員が殺し合いには乗っていない意思を確認した上で、改めて情報を交換し素性もある程度明かし合った。
元少年兵だったり、普通の女の子だったり、アリスゲームを宿命付けられた薔薇乙女だったり、勇者だったり、満月ロードから時間移動してきたやんごとなき雅なお子様だったり。
とにかく、全員の話が噛み合わないが、最早この人数全員が嘘を言う筈がない。
更に水銀燈も巻かなかった世界を始め、平行世界知っていたこともあり、平行世界を越え参加者は選定されたのではと、結論付けた。

クロエ・フォン・アインツベルン、神戸しお(水銀燈目線では、名前は不明)、彼女らのような危険人物の情報を交換し、更にそれぞれの殺し合い開幕以降の経緯を話し合っていく
その中で、マヤは自分が雄二と修行していたことを明かした。

「そんなに強いのであれば、マロの前で御前試合をせぬか? ほれニケ、相手をせい」
「え、俺……?」

相手がプリンを持っていないことを確認した後、だらーんとしながら、誰を豚にでもしようかの~と品定めしていたおじゃる丸が口を開いた。
マヤの自信満々な態度から、興味を惹かれたのだろう。

「うん、私も修行の成果を確認したいし、良いよ! ニケ、やろう!
 ニケは勇者なんでしょ! 私も戦乙女なんだから!!」

「……えぇ」

マヤの様子にニケは少し違和感を覚えていた。
口にした戦乙女という単語が、とてもマヤに釣り合っているようには見えない。
意気揚々と剣を構えるマヤを見ながら、ニケもランドセルから武器を取り出して構える。

「……しかも相手は剣で、俺、丸太か」

自分に支給された武器の一つ、丸太を掴んで溜息を吐く。マヤの持っている剣はかなりの名剣のようにも見える。
こんな丸太で、一応練習試合とはいえ、本体の自分ごと真っ二つになったりしないだろうか。

「待ってくれ、二人とも……マヤ……」

「始めるでおじゃる!」

雄二の声がまたもや掻き消される。
慣れた口調の、おじゃる丸の声を合図にマヤから動き出した。
練習とはいえ、相手は真剣、ニケも気を張りマヤの動きに注視する。
剣からバリッと紫電が迸る。見てて、少し冷や汗を流した。

(か、加減とか……あの娘出来るんだよな……?)

こんな丸太、すぐに焼き切れるのではと心配になる。
しかも、ただでさえ重くて掴み辛い、真剣が万が一にも自分に当たらないよう、より一層掴む手に力を込めて出方を伺う。

「せーのー!!」

確かに、マヤは非常に高いセンスを持っている。
この一時間近くの修行でも、相当な効率で自身の経験値として取り込み、急成長を遂げたのは間違いない。
だが、あくまで一般人の範疇だ。それをモンスターを相手に実戦経験を積んでいる現役の勇者を相手にするには、練度があまりにも足りなかった。

「……あれ」

剣を振ってきたマヤの動きを察知し、右に避ける。確かに速いとニケは感じた。

「よっと」

ただし、一般人の女の子にしてはだ。
そのまま、背後に回り、器用に丸太の先でマヤの背中を軽く小突く。
呆気なく、マヤは前のめりに掌を地に突き、転んでしまった。



「お、おかしいな……疲れてるのかな……」

戦雷の聖剣を使っていて、身体能力はある程度上がっているとマヤは認識していた。
ニケは特段、剣技が得意ではない。しかも、武器もこんな丸太だ。
しかも、元々は一般人だと聞いていたので、本気でもなかった。
なのに、マヤは一切の反撃も何も叶わぬまま、ニケに軽くあしらわれてしまった。

「ゆ、雄二……私……」

「なあ、雄二?」

ニケも雄二を見る。
武器の効果でパワーアップ出来る。
だから、その武器の性能を引き出す為の修行をしていたと言っていたが、それは本当に現実味のあるプランなのか疑問に思えた。

「すまないマヤ、俺の斬月と勝手が違うみたいだ……。
 斬月はずっと能力を……始解というらしいが、それが解放されたままみたいだが、マヤのそれは……習得するのに時間がきっと掛かる」

「そ……そんな」

むしろ、マヤの素質は非常に上澄みだと言っても良かっただろう。
乃亜の調整もあれど、多少の電撃と身体能力向上までは引き出せたのだから。
しかし、だからといってこの殺し合いを加速させている強者達に匹敵する程ではない。

「ねぇ、マヤちゃんといったかしらぁ?」

強いショックを受けたマヤに対し、水銀燈が眼前に降り立ち、囁やいた。

「残念だけれど、貴女には戦う力はあまりないわぁ」

「……そ、そんな……こと」

「良いから聞きなさい。その剣を極めるより、もっと現実的な提案をしてあげるわぁ。貴女、私と契約――――」

「おほっ……そなた、てんで弱いの」

私と契約して、マスターになりなさい。そうすれば、きっと雄二君の役に立てるわぁ。
水銀燈がそう言いかけた時、おじゃる丸が口を挟んだ。

「修行と言っておったが、そちは今まで一体何をしておったでおじゃる?」

言うだけならば簡単である。おじゃる丸は特に悪気もなく、思った事をそのまま口にする。

「今のは、調子が悪かっただけだし……」
「おじゃ? 真剣勝負に次はないのう。かわゆいマロを守れなかったら、どうするでおじゃる?」
「こ、の……!」

おじゃる丸の言動に苛立つ。そもそも、何故お前を守る前提なんだと、拳に力が籠る。
胸倉掴んでぶん殴ろうと思い、寸前で留まる。相手はまだ子供で、自分はずっと年上だったからだ。
それでも、奥歯が擦り切れる程に歯を噛みしめ、悔しい思いを表に出さぬよう耐える。


「おじゃる丸、お前、何様なんだよ!!?」
「やんごとなき、雅なお子様でおじゃる。当然であろう?」
「こ、このガキ……」

ニケの突っ込みに対し、おじゃる丸はきっぱりと言い放つ。態度は何処吹く風といったところだ。

「……一人にさせて」

しかし、この太々しい子供の言う事にも一理あった。マヤもニケとの先の試合で、完全に実力の差を痛感させられてしまったからだ。
それに一時間程とはいえ、聖遺物に触れ続けていたらこそ分かる。聖遺物の力、乃亜が調整したと言ってもそう易々と使えるものではないと。
ただ、それでも雄二の言葉を信じて、戦雷の聖剣の力を少しでもモノにしようと、覚悟を決めて剣を振るって来ていた。

「マヤ……すまない、俺の判断ミスだ。異能持ちの武器の扱いを、甘く見てしまっていた」

「ごめん、今は何も聞きたくない」

雄二とは目を合わせないよう背中を向け、桜田ジュンの家の中に入っていく。少しでも一人になりたくて、誰にも見られたくはなかった。

雄二が悪くないのは分かっている。むしろ、何の義理もない自分にここまで良くしてくれている。し過ぎているくらいだ。
だからこそ、雄二の力になりたかった。チマメ隊の皆を守れるくらいに、誰も死なせない為に、何処か危ない雰囲気がする雄二に無理をさせない、力になれるように。
なのに……。

『修行と言っておったが、そちは今まで一体何をしておったでおじゃる?』

自分の決意も、覚悟も、雄二のしてきてくれた事を全部否定されたようだった。
弱いから、強くないから……渇望が足りないから。
手にある戦雷の聖剣を見る。未だ、何も応えてくれない戦乙女の剣、自分の想いが足りないからなのか。

「お願いだから、力を貸してよ……」

戦雷の聖剣はやはり、何も応えてはくれなかった。




――――――――――



「銀ちゃん、ほれ近うよれ……」

「おじゃる丸くぅん? 私ね、とーっても可愛い妹がいるのぉ。今度、紹介してあげるわぁ……真紅っていうのぉ。
 私より、ずぅぅぅと可愛いからぁ、もう私に付きまとうのはやめなさぁい?」

「おじゃ!? 真紅ちゃんとな?」

水銀燈は苛立ちながら、おじゃる丸をあしらう。出会ってからずっとこの調子で付き纏ってくるのだから、たまったものではない。
殺そうと思ったが、別参加者の目もある。それに優勝狙いに切り替えるには、まだ時期が早すぎる。
なのだが、打ちひしがれたマヤに契約を持ちかけようとした所を邪魔されたりと、どうしてもおじゃる丸に対し、苛立ちが止まらない。

「この……斬月ってやつ……丸太よりデカいし重くて、俺も振るの無理だな……重たっ」

「そうか……役立ててくれるなら、譲ろうと思っていたが」

斬月の性能を確認していた雄二とニケの二人に、水銀燈は視線を移す。
戦闘要員のあの二人とは契約をするのは、あまり好ましくはなかった。
力を貰う事で彼らの戦力の低下もありうる。乃亜の言うハンデを背負わせるほどの強者を相手にする時、少しでも戦力は多目に見積もっておきたい。
だから、戦力として特に換算出来ないマヤは打ってつけの契約対象だったが、その機会もみすみす逃した。

「……俺は、取りあえずホグワーツってとこ行ってみる。魔法とか色々参考になるものもありそうだし、クロの事も何とかできるかも」
「そうか……俺とマヤは……もう少しここに残る」
「なあ……その……ごめんな。ウチの連れが」
「いや、いい……。あのまま実戦に行けば、マヤが死ぬ可能性もあった……」
「そ、そうか……」
「俺も役に立てるか分からないが、クロエって娘の事を何とかできないか調べてみるよ」
「ありがとう……助かる」

ニケとしては、取りあえずこの近くにあるホグワーツへと足を運んでみるつもりだ。クロの不治の病を治せる、都合のいい魔法とかあるかもしれない。

「私も、貴方に同行してあげる」
「銀ちゃん、まろも一緒に行くでおじゃる~」
「げっ」

雄二と情報交換を終え、そのままこっそり桜田ジュンの家を発つ筈が、先回りしたかのように水銀燈が声を掛け、ニケの足をおじゃる丸が掴んでいた。

「お、お前さ……おじゃる丸と一緒に雄二のとこで……」
「私だけに、このガキを押し付けるだなんてそうはいかないわぁ? それにマヤって娘と、このガキを一緒にしない方がいいでしょ?」
「それは、まあ……そうなんだけど」
「ニケ~おぶってたも~」
「ちったぁ、自分で歩けよな!」

溜息を吐きながらおじゃる丸を背負い、ニケは桜田ジュンの家を出発した。

(……あのマヤって娘、大丈夫かな)

ニケは僅かに関わっただけだが、雷の剣を持っていた女の子の事をもう一度だけ思い出し、一度だけ振り返った。


【B-3/1日目/深夜】

【勇者ニケ@魔法陣グルグル】
[状態]:健康、不安(小)、おじゃる丸をおんぶ中
[装備]:丸太@彼岸島 48日後…
[道具]:基本支給品、ランダム支給品1、龍亞のD・ボード@遊戯王5D's
[思考・状況]
基本方針:殺し合いには乗らない。乗っちゃダメだろ常識的に考えて…
1:とりあえず仲間を集める。でもククリとかジュジュとか…いないといいけど。
2:クロの願いに対しては…どーすんべこれ……取りあえず、ホグワーツ行って都合の良い魔法ないか調べてみるべ。
3:あのマヤって女の子も大丈夫か?
※四大精霊王と契約後より参戦です。


【水銀燈@ローゼンメイデン(原作)】
[状態]健康、めぐ救出への焦り
[装備]なし
[道具]基本支給品、ランダム支給品1~2、ヤクルト@現実(本人は未確認)
[思考・状況]基本方針:一刻も早くここから抜け出す
0:一先ずニケと同行する。
1:首輪を外して脱出する方法を探す。どうしても無理そうなら、優勝狙いに切り替える。
2:ハンデを背負わされるほどの、強力な別参加者を警戒。
3:契約できる人間を探す。(おじゃる丸は論外)
4:真紅が居たら、おじゃる丸を押し付ける。
[備考]
※めぐを攫われ、巻かなかった世界に行って以降からの参戦です。
※原作出展なのでロリです。
※Nのフィールドの出入り、契約なしで人間からの力を奪う能力は制限されています。


【坂ノ上おじゃる丸@おじゃる丸】
[状態]健康、ニケに背負われ中
[装備]こぶたのしない
[道具]基本支給品、ランダム支給品1~2
[思考・状況]基本方針:カズマの家に帰りたい
1:カズマや田ボを探す。
2:シャクを誰か持ってないか探す。
3:誰でもいいから豚にしてみたいでおじゃる(子供故の好奇心)
4:銀ちゃんはかわゆいのう……絶対持ち帰るでおじゃる。真紅ちゃんも会ってみたいのう。
[備考]
※参戦時期は後続の書き手にお任せします。

※三人とも、クロとしおを危険人物と認識し、参加者が平行世界から呼ばれていると結論付けました。(おじゃる丸は話半分で聞いてます)






「……難しいな。人を救うのって」

一人になった雄二はポツリと呟く。早速、大きな失敗をしてしまった。
自分にとっての麻子の偉大さが、居なくなってから身に染みるように分かる。
他人を助け、指導し、育成するのが、こんなにも難しいとは思わなかった。

自分の中で確実性の高い方法を選んだつもりだったが、現実はあの太々しい貴族ぶった子供に一喝されるほどの甘いプランだった。
それを引き摺る気はないが、大いに反省はしなくてはならないし、ここから立て直していかないといけない。

「そう、上手くはいかないか……麻子も何回もこんな思いをしたのか」

もう今は居ない恩人を想い、そして五人を救うというのは大分先が長いなとふと思った。



【B-3 桜田ジュンの家/1日目/深夜】

【風見雄二@グリザイアの果実シリーズ(アニメ版)】
[状態]:健康
[装備]:斬月@BLEACH(破面編以前の始解を常時維持)、グロック17@現実
[道具]:基本支給品、浪漫砲台パンプキン@アカメが斬る!
[思考・状況]基本方針:5人救い、ここを抜け出す
0:マヤの修行プランを考え直す。
1:マヤに同行。保護しつつ、共に戦う。まずは修行だ
2:パンプキンの性能を知りたい。だが性質上、戦場でだろうな
3:この重い斬月を使うのは難しい。工夫する必要がある。
4:未熟なマヤのことを考えて海馬コーポレーションにはまだ近付かない
[備考]
※参戦時期は迷宮~楽園の少年時代からです
※ 割戦隊の五人はマーダー同士の衝突で死亡したと考えてます
※卍解は使えません。虚化を始めとする一護の能力も使用不可です。
※斬月は重すぎて、思うように振うことが出来ません。一応、凄い集中して膨大な体力を消費して、刀を振り下ろす事が出来れば、月牙天衝は撃てます。


【条河麻耶@ご注文はうさぎですか?】
[状態]:健康、おじゃる丸に言われた事への強いショック(大)
[装備]:戦雷の聖剣@Dies irae
[道具]:基本支給品、ランダム支給品0~2
[思考・状況]基本方針:チマメ隊や雄二、みんなと一緒に戦う
0:……私、全然強くなれてないのかな。
1:バラエティじゃないなら、わたしが戦わなきゃ!……だったけど。
2:雄二って何かリゼみたいなやつだよね。やっぱ強いのかな?
[備考]
※あくまで武器として、戦雷の聖剣を扱う事が可能です。多少の身体能力向上と、小規模の電撃を撃てるくらいです。
 エイヴィヒカイトのように聖遺物と霊的に融合するのは不可能です。(つまり、活動、形成、創造、流出等その他諸々は不可)
 一般人にしては、センスは非常に高い方です。ただ、戦闘の達人や超人としての域に至るには、差があり過ぎますし、ロワ内だと鍛錬の時間が足りなさ過ぎます。
※チノやメグが参加してる可能性があると思ってます


※二人とも、クロとしおを危険人物と認識し、参加者が平行世界から呼ばれていると結論付けました。



【支給品紹介】
【龍亞のD・ボード@遊戯王5D's】
不動遊星が龍亞達でもライディングデュエルが出来るよう作ったスケボーのような簡易型のD・ホイール。
モーター内臓なので、当然速い。
イメージ的には、コナンのスケボーにデュエル機能も付いたものと考えて貰えれば分かりやすいかも。



011:心の刃 投下順に読む 013:初めての食事風景
時系列順に読む
094(候補作採用話):勇者の挑戦 勇者ニケ 014:この素晴らしき魔剣と契約を!
124(候補作採用話):天使にラブソングを 水銀燈
193(候補作採用話):馬鹿に刃物、おじゃる丸に…… 坂ノ上おじゃる丸
008:迷路の中、僕ら二人、空を目指す 風見雄二 050:Everyday Level Up!!
条河麻耶

タグ:

+ タグ編集
  • タグ:
ウィキ募集バナー