臨戦レウス戦記19

臨戦レウス戦記19


俺はレウス。モップのライフルを片手に今日も戦っている。しとしとと降り続く雨。静寂に満ちた空間の中で、俺の足音がいやに大きく響く。
夜闇の中、都市を照らすのは点滅する街灯。電光掲示板にはエラーメッセージが表示されている。俺は今、ドレッドと戦いつつ高速道路を駆け抜けている。ドレッドは二足歩行のロボットのような見た目をしている。自律型のAI搭載で、戦闘能力は非常に高い。その姿はあの野郎を思わせる。
ドレッドはレーザーライフルとレーザーソードで追撃する。俺はそれを避けつつ超スピードの戦いを演じている。
レウス「くそっ、このままでは埒が明かねぇ。何か手立てはないのか!?」
ドレッド「俺はお前をここで処分する。」
ドレッドのレーザーソードでの攻撃は読めてきた。俺はレーザーソードの出力を最大にし、ドレッドへ斬り込んだ。ドレッドの機械の体に、俺のレーザーソードが深々と突き刺さる。ドレッドは断末魔のような声を轟かせる。
ドレッド「UGAAAA!?!?やるな…だが!」
ドレッドがガチャガチャと変形しだす。
「MODE=STRIKER!」
レウス「なっ!?」
ドレッドは下半身をエアバイクに変させ、レーザーソードで追い討ちをかける。俺は咄嗟に避けるが、レーザーソードは俺の帽子をかすめた。
レウス「速い!ならば…」
俺はマグナムモップで連続攻撃する。ドレッドはエアバイクを巧みに操りながら回避していくが、俺はその隙を逃さなかった。マグナムモップがドレッドを貫通する!レーザーソードを持った腕が宙に舞う。
ドレッド「ぐ…ここまでとはな…こんなことになるとはな…」
「MODE-FULL-BURST」
レウス「!!!」
ドレッドは異形に変形する。その姿はまるでカマキリのようだ。
ドレッド「フハハハ!これが我の全力だ!貴様なぞ、粉微塵にしてくれる!」
ドレッドはレーザーソードとレーザーブラスターを乱射する。俺はそれを避けつつ、マグナムモップで攻撃する。しかし、ドレッドは速い。まるであの野郎みたいだ。だが!
俺はモップ野郎、こういうのは慣れてる。ドレッドのレーザーブラスターを避けつつ、マグナムモップで攻撃する。俺はあいつの攻撃を何度も避けるうちに隙を見つけだす。ドレッド「貴様……何故当たらない!?」
レウス「俺は、わかってるんだ!」
ドレッド「畜生!ならばこれだ!」ドレッドは一気にレーザーライフルを放った!
俺はライフルの雨を縫うように避けつつ、マグナムモップで攻撃する!ドレッドはレーザーブラスターを放ちつつ、俺から距離を取った。ドレッド「認めん。こんなところで終わってたまるものか!」あいつは再びレーザーブラスターとレーザーソードで攻撃してきた!俺は避けつつ、マグナムモップで反撃する。しかし……ドレッド「…!?」もうレーザーブラスターは弾切れのようだ。俺はそこに一撃、ドレッドに食らわせた。ドレッドはバラバラになって崩れ落ちた。
レウス「今だ!」
俺はモップにエネルギーをチャージし、強烈な一撃を放つ。
[HYPER-SWEEP!]
俺の一撃が、ドレッドの体を両断した。
ドレッド「ガァァ…システム…エラー…システム…エラー…ヴォォォォォ…」
ドレッドは爆発四散し、そして消えた。俺はひとまずほっとした。だが……やはりあの野郎の影がチラつく。いつかは決着をつけねぇとな……そう思いながら、俺は帰途についた。あ?帽子がボロボロだって?そんなもん直すさ、こんなんで挫ける俺様じゃないぜ。俺はそれを確認したあと、その場を去った。何故ドレッドがこのタイミングで現れたのか……その答えはいずれわかる。俺はこれからも戦い続ける。この都市の平和を取り戻す為に。俺は必ず勝ってみせる!その思いを抱いて、戦い続けるのであった。
I will fight for DESIAE 。
続く
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最終更新:2024年11月29日 20:01