(輪読用)Differential Forms with Apprications to the Physical Sciences

chap5.5&chap5.6

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satoshi

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chap5.5&chap5.6

Euclidean Simplices
ユークリッド空間の中で単体という概念を定義する
例えば2単体はP_{i}をベクトルとして
P=t_{0}P_{0}+t_{1}P_{1}+t_{2}P_{2}    , t_{i}>=0,\Sigma  t_{i}=1
↑三角形の辺と内部の点の集合
これを
(P_{0},P_{1},P_{2})とかく。

当然(同じ次元の)単体の和も考えたくなるから定義する(chain)。

この時点で、n単体が張る空間がベクトル空間になる臭いがプンプンです!
閉区間とか三角形が基底になるとか胸熱!

つぎに、境界演算子∂を定義する。
例からわかるように、まさに境界です。
コイツは単体sに2回作用すると0になることが示せる。
∂∂s=0
(ddω=0と似てる!)

”標準単体”を図のように定める(おそらく多様体の積分を定義するために)。

標準単体からn次元多様体Mへの写像Φを定めて、その像を特異n-単体という。
Φは逆像をもつことは仮定しない(ImΦが一点でもOK)。

特異n-単体の線形結合を特異n-chainという(この辺は単体の時と同じ)
境界作用素の定義と性質は単体と同じ。

M上のn-chainの集合をC_n(M)と書きます。
特異n-chainに対して∂を作用すると(n-1)chainになります(外微分dはn-formを一つ上げる演算子でした)。


  • 難しい所だったので非常に助かります。
    このページは chap5.5&chap5.6 かな?
    単体を定義するのは、
    関数の積分のときに短冊形の区間の和に書くのと
    同じような意味合いでしょうか? -- taka (2011-07-12 20:58:15)
  • >関数の積分のときに短冊形の区間の和に書く  僕もそういうイメージで、例えば2次元の時に3角形になるのは”単体の次元”と、
    単体を設置する次元の整合性がとれるからだと思います。 >このページは chap5.5&chap5.6 かな? 直しました。指摘どーもです。 -- いいじま (2011-07-13 00:37:56)
  • 標準単体のスカラー倍、たとえば[0,1]の2倍ってどういう意味でしょう?
    -- いいじま (2011-08-20 05:55:39)
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