騎士団入団試験

騎士団入団試験とは2010年10月29日より行われたエルフヘイム騎士団が入団試験を行い、新たな団員を広く募った出来事。
呼称はイベントシナリオ名より

概要

エルフヘイム騎士団の支部がレジスタンスの襲撃に遭ったため騎士団の活動に支障が出始め騎士団総帥であるドンチャッカは頭を悩ませていた。
現場からは業務に対する不満を聞かされ、元老であるカシアス老からは成果を見せろと矢の催促を受ける板ばさみ。
このままではドンチャッカの失脚は時間の問題である。そうなれば「『戒律』を守る為ならば、レジスタンスを殺害するのはやむを得ないという武闘派」である副団長が騎士団総帥に繰り上がることは確実であり、エルフヘイムの為には、ドンチャッカの解任というエンディングは防ぐべきかもしれないと思った一人のエンドブレイカーが計略を行った。
業務に支障が出ないよう広く人材を募集するべきだと。
言外にエンドブレイカーたちが騎士団を手伝うと・・・。

対象のシナリオ

入団面接と試験を行うということでイベントシナリオ形式で登場した。

実際の募集文

●エルフヘイム騎士団新規団員募集
 エルフヘイム騎士団では、騎士団業務拡張につき、新規団員を募集しています。
 平和で豊かなエルフヘイムを守る為、君達も、エルフヘイム騎士団で働こう!

 健康でやる気があれば経験や経歴は不問です。
 高給優遇、週休2日、騎士団退団後の就職斡旋あり。
 当日、簡単な面接と実技審査があります。

 入団希望の方は、騎士団本部の人事課にお気軽に問い合わせください。

 エルフヘイム騎士団人事担当・サックス。
 エルフヘイム騎士団総帥・ドンチャッカ。

結果

最終的に343人のエンドブレイカーが騎士団へ新たに加入した。
試験の合間には情報収集を行った者もあり、さまざまな情報を得ることができた。
また、試験の終了間際に戒律の勉強会が開かれ、ドンチャッカが把握している戒律のことが明かされている。
入団者は特別な旅団に入団するという形で反映され、その中で騎士団関連の依頼は進行すると思われる。


メモ

  • 騎士団内にマスカレイドがいる痕跡はなかった。
  • 副団長一派達は元々いた騎士団員で戒律原理主義。
  • レジスタンスの活動が活発になる前はそれほど大きい組織ではなかったが、レジスタンスの活動にあわせ規模が拡大し騎士団の主流派が原理主義でなくなった為、原理主義の旧来の騎士団がトップでは組織をまとめられず、戦士として多くのエルフから尊敬されていたドンチャッカを総帥に迎えた
  • ドンチャッカのパートナーは幼なじみの男性で、今は、ドンチャッカ家を取り仕切る執事長のような仕事をしているらしい
  • 副団長の背後には後ろ盾の大貴族がいるらしい
  • 都市警備隊出身者が都市警備隊に戻りたがっているらしい
  • 副団長たち戒律原理主義は評判がよくないらしい
  • ハーフエルフ処刑担当はスフィクス家が担当しているらしい。
  • 戒律は、かつてエルフヘイムを滅びより救った『妖精騎士』によって定められたものであり、数千年前のことと森の主の話と一致している。
  • ハイエルフとダークエルフの起こりについてもこの頃。
  • 妖精騎士はエルフヘイムを破滅から救った存在であり全てのエルフが尊敬すべき祖先達
  • 戒律の謂われを知っているエルフは少数であるし、戒律を伝える古い文献というものも存在していない
  • エルフにとっての『戒律』は、言葉で教えるようなものでは無いという。エルフであるならば誰であっても、戒律を知る事ができ、それが『偽りでは無い』事を感じ取る事が出来るらしい。
  • 戒律は人を殺す為のものでは決して無い。全てのエルフが戒律を守ったならば、ハーフエルフが生まれる事は無いのだから
  • レジスタンスは『戒律が正しく無いので破戒する』のでは無く『戒律によって訪れる災いは、皆で少しづつ分かち合うべきであり、ハーフエルフやパートナーのいないダークエルフだけに押し付けるべきでは無い』と主張している。
  • 対してドンチャッカは『皆で少しづつ分かち合うべきと言うレジスタンスの考え方は高潔であり、尊敬できるものだ。だが、災いとは、我々エルフヘイムのエルフ全員が等しく分かち合ったとしても、それを支えきる事ができない程の規模なのだ。』と答えている。
  • 殆ど全てのエルフは『戒律により処刑されるハーフエルフやダークエルフを可哀想だと感じて』いる。そして『救えるものならば救いたい』とも考えている。だが、それでもなお、戒律が守られ続けてきたという歴史そのものが戒律が正しいものである証だと言えるのではないだろうか?


登場人物

  • ドンチャッカ
    職務に忠実で誠実な人物。レジスタンスに関しても戒律に反している「ハーフエルフの存在」と「パートナー不在のダークエルフ」に関しては厳しいが、それ以外の構成員に関しては極力傷つけないよう厳命している。人間に関して尊敬の念を抱いており、排他的なエルフの態度は改めるべきという考えを持っている。
  • サックス
    エルフヘイム騎士団人事担当。
    眼鏡をかけ生真面目そうな雰囲気のあるエルフ。美形とはいえないがなかなか切れる男のようだ。
    ドンチャッカに対して文句ばかり言っているが、それは信頼の裏返しとも言える。ドンチャッカからの信頼も厚くいい間柄であることが伺える。
  • 副団長
    本名不明。また、登場も話題のみ。
    戒律原理主義で固められた元々からエルフヘイム騎士団だった人物。レジスタンスに対して強行な態度で臨むべきという主張で、ドンチャッカを中心とした現主流派と対立している。バックに大物貴族がいるらしくそれを笠にきている。
  • スフィクス家
    ハーフエルフの処刑を担当している家。詳細は不明。


関連項目

最終更新:2010年11月08日 18:07