クライブの真意

クライブの真意とは2011年1月30日に出発したドンチャッカとの戦いから逃走した謎のマスカレイドエルフの正体であるクライブと対峙した事柄。
呼称は依頼の特性からサイト独自につけたもの。

概要

ドンチャッカとエンドブレイカーの戦いにより傷を負った森の主は、突如現れた謎の上級マスカレイドのエルフによって救出され逃亡することになった。→ドンチャッカと森の主
それに対しドンチャッカは騎士団の総力を持ってエンドブレイカーと協力し森の主と仮面エルフを追うと宣言、追跡のため騎士団員が森の中へと入ったのであるが、そこに待ち受けていたのは異形化し歪な姿となったバルバの群れだった。
ドンチャッカはこれらはマスカレイド化したバルバの成れの果てと判断、止めをエンドブレイカーにさせるよう指示し、協力してこれを撃破することができた。→謎の仮面エルフ追撃戦
そして、その中の一隊が謎のエルフの元へ到着する。
謎の上位マスカレイドエルフの正体は、レジスタンスの若きリーダー“クライブ”その人だった。
その傍に森の主の姿はなく、たった一人で今まで逃げていたのが嘘のように対応するクライブ。
クライブは決して私利私欲の為に“密告者”を得ようとしたのでは無く、“密告者”をスフィクスに渡す事だけは避けるためにマスカレイドとなり“密告者”を得ようとしただけなのだ。
そして自分が敗れた今、強大なスフィクスの勢力はレジスタンスの拠点にいる最後のハーフエルフ達を連れ去る筈。そうなれば、スフィクスの野望を止める事は不可能になる。
そう話した後、クライブは提案する。

「……今更、こういうのは都合が良すぎるとは思いますが、私の話を聞いてくれないでしょうか?」

 対話か戦いか
 運命の選択は、エンドブレイカー達に委ねられた。

該当のシナリオ

謎の仮面エルフ追撃戦にて追撃に成功した闇、吠ゆるのメンバーが参加できるシリーズシナリオとして登場した。
通常シナリオで初の難易度「難しい」の依頼となった。

結果

エンドブレイカーが選択したのは「対話」だった。
もちろんクライブは戦い倒すべきマスカレイドであるとした上で言い分は聞こうという構えだ。
クライブはこのエルフヘイムで起きていることをすべて語った。
戒律の成立から始まり、スフィクス家の企みまでを語ったクライブはその上で自分がマスカレイド化した理由を告げる
「エルフヘイムを貪り尽くすスフィクス家の長老の野望。それを止めるには、彼が密告者の力を得るのを邪魔し、その間に自分が密告者になるしかない――それが、私が、マスカレイドになった理由です」と・・・。
スフィクス家はすでに最後の戦いの準備を終えている。
これを阻止するには『妖精騎士の寝所』を襲撃し、スフィクス家の力の源を絶つしかない。
そのことをエンドブレイカーに伝えた後、クライブは去っていった。
マスカレイドとなった以上、クライブもまた配下のマスカレイドを率いて最後の戦いに参戦しなくてはならない。
そうしないとクライブの配下までスフィクス家の軍門に下る可能性が高くなってしまうからだ。それはクライブの本意ではない。
『私が密告者の力を得たならば、エルフヘイムの全ての棘を吸収し、現在までにマスカレイドになった者達を連れてエルフヘイムを去る』
その約束が守られるかどうかはわからない。
だが、スフィクス家にこれ以上力をつけさせないためにはここでクライブを見逃すことはやむをえないと判断した。
「リコッタや彼らの事をお願いします。厚かましいと……我ながら思いますけどね」
別れ際にそう言ったクライブ。もっと早く出会えていればと後悔が募る。
だが、時間はない。この情報を持ち帰りスフィクス家に対抗しなくてはエルフヘイムに未来は無いのである。
最後の戦いのときは刻一刻と迫っている。


登場人物

  • クライブ
    レジスタンスを纏め上げてる若きリーダー。外見は二十歳前後の青年。片方に下がる青い羽飾りが印象的で丸眼鏡をかけている。不幸なハーフエルフやダークエルフを救う活動を続けている。
    ということになっていたが実はマスカレイドだったことが判明。クライブはスフィクスの魔の手からハーフエルフやダークエルフを守るためにマスカレイドになったというが・・・。

用語

  • スフィクス
    エルフヘイム政府内で戒律に違反している者を処刑する担当を担っている家系。
    ということだったが、エンドブレイカーの調査により闇の兄弟事件の黒幕ではないかという疑惑が上がっている。
    クライブの話が本当であるならばハーフエルフやダークエルフを集めている強大なマスカレイドの勢力だということになるが・・・。
  • 密告者
    予言者との接触にて森の主が語ってくれた遥か数千年の昔エルフヘイムに襲来した強大な敵のこと。
    マスカレイドの王か何かなのだろうと予想している。

関連項目

最終更新:2011年02月07日 23:14