騎士団総帥襲撃事件
騎士団総帥襲撃事件とは2010年12月7日に起こった
エルフヘイム騎士団総帥ドンチャッカが
エルフヘイム政府要人カシアスの私兵による襲撃を受けそれを退けた事件。
呼称は事象からサイト独自につけたもの。
背景
カシアス老は焦っていた。
エルフヘイムを災厄から守るためにはエルフヘイムに住むすべてのエルフに戒律を守らせなければならない。だが、現実には
レジスタンスの活動は徐々に拡大し、元々ハーフエルフに同情的だった一般市民もそれに対して好意的にも取れるような態度をとるものもいた。再三のレジスタンス討伐の要請を騎士団に出すものの騎士団総帥ドンチャッカは戒律に反するハーフエルフ、パートナーをなくしたダークエルフ以外に関しては消極的で埒が明かない。
危機感を覚えたカシアス老は裏組織を結成し、レジスタンスの名声を地に落とすための活動を始めた。その手段は仕事にあぶれたならず者にレジスタンスの名を騙らせ悪事を働き『レジスタンスは都市警備隊を襲い、大儀のために市民を道具にするような集団である』と世間に広めるというもの。レジスタンスに悪評が立てば人の心は彼らから離れると期待して行ったことだった。だが、この行為は多数の
エンドブレイカーが参加している都市警備隊の活躍によりエルフの村に多大な被害を出したものの鎮圧される。
これを受けカシアス老は、レジスタンスの名声を地に落とすには次の手が必要だと感じそれを実行できるだけの実力と信用のある人物を探していた。
概要
カシアス老の考えた次の手は「レジスタンスにより騎士団総帥ドンチャッカが殺害された」という状況を作り出すことだった。
人望のあるドンチャッカがレジスタンスに討たれたとなればレジスタンス掃討の機運が高まるだろうと考えられたからである。
カシアス老の組織した
裏組織の試験に突破した実力と信用をもった人物たちも現れ準備も万端である。
「
闇の兄弟」を名乗る戒律に反した集団も現れ始め時間がないと感じたカシアス老は計画を実行に移した。
事件のシナリオ
偽レジスタンスに潜入していたエンドブレイカーと騎士団に参加しているエンドブレイカーの二つの視点から同じ事件が描写されている。
それぞれの経緯はそれぞれの事件を参照のこと。
結果
ドンチャッカ襲撃の実行部隊として雇った人物たちはなんとドンチャッカの騎士団に通じていた。
口封じのためドンチャッカ及び実行部隊を排除するため配置していた私兵及びカシアスに内応していた騎士も、駆けつけてきたドンチャッカ子飼の騎士により敗走。カシアスは騎士団により拘束された。
これにより、レジスタンスの悪事といわれていたことの大部分がカシアス老によって引き起こされていたことが発覚し、副団長を始めとしたカシアスに通じていた騎士たちは失脚した。
騎士団総帥ドンチャッカはそれを受けて都市警備隊フルートやレジスタンスとの対話の必要性を示唆している。
登場人物
- ドンチャッカ
エルフヘイム騎士団総帥。
職務に忠実で誠実な人物。レジスタンスに関しても戒律に反している「ハーフエルフの存在」と「パートナー不在のダークエルフ」に関しては厳しいが、それ以外の構成員に関しては極力傷つけないよう厳命している。人間に関して尊敬の念を抱いており、排他的なエルフの態度は改めるべきという考えを持っている。
カシアス老に呼び出されその屋敷へと向かう。
- カシアス老
エルフヘイム騎士団の最大の出資者。≪戒律≫至上派を代表する人物で正しきエルフ以外への硬直した態度が見られるようだ。ドンチャッカを呼び出した人物。
関連用語
- デスクロス団
カシアス老が結成した偽レジスタンスの組織へ潜入したエンドブレイカーが名乗った団名。最終依頼のタイトルから「〈隠れていたものを〉あらわにする,」「露出させる.」という意味を持つ「Disclose」をもじっていることが伺える。
関連項目
最終更新:2010年12月07日 17:06