カードリスト > > 第3弾 > 琥020_島津義久

武将名 しまづよしひさ 三州総大将
島津義久 統一名称:島津義久
   生没年:1533~1611

「血潮を流し、島津は進む。
      青海の末、天つ大空へと!」

薩摩の大名。
父・島津貴久の隠居にともない家督を継承し、3人の優秀な弟とともに九州統一に邁進した。
豊後の大友氏を破り、肥前の龍造寺氏も撃破して島津氏最大版図を築く優秀な指導者であると同時に、文化人でもあった。
勢力
時代 戦国
レアリティ SR
コスト 3.0
兵種 鉄砲隊
武力 9
知力 9
特技 昂揚
計略 龍伯の采配(りゅうはくのさいはい) 味方の武力が上がる。
さらに鉄砲隊であれば射撃時の攻撃回数が増え、移動しながら射撃できるようになる
必要士気 6
効果時間 知力時間
Illust. 夢路キリコ
声優 立花慎之介

計略内容
カテゴリ   士気   武力   知力   速度   兵力   効果時間   備考  
鉄砲号令 6 +3 - - - 12.7c(知力依存0.2c) 鉄砲隊であれば
射撃回数+3、移動しながらの射撃が可能に

(最新Ver.2.0.0A)

調整履歴



所感
島津4兄弟の長男は鉄砲隊として参戦。
武力と知力はともに9と3コストとしては過不足ない性能だが、特筆すべきは計略にある。

計略「龍伯の采配」は味方の武力を上げ、鉄砲隊であれば射撃数が増加し、移動しながら射撃できるようになる号令。
武力上昇値は士気6としては控えめだが、射撃数増加によりかなりの火力上昇が期待できる。
さらに射撃しながらの移動が可能となることで、敵を追いかけるあるいは逃げながらの射撃が可能となり、結果的に殲滅力の向上に繋がる。
効果時間も比較的長いので、正面切って敵とぶつかり合うよりも効果時間と移動射撃を活かして敵をいなしつつジリジリと削っていくような動きが向いている計略。

勢力不問の号令であるため、最大士気の制約さえクリアできるなら他勢力の鉄砲隊も恩恵を受けることが可能。
味方鉄砲隊に狙撃を付与し射程を伸ばす乾退助や、乱戦しながら射撃できるようになる丹羽長秀といった鉄砲絡みの全体強化と組み合わせた際の爆発力は圧巻。

解説
島津四兄弟の長兄。
計略名にある「龍伯」は、九州征伐で秀吉に降伏後、出家した際に名乗った名である。

本人は出陣せず戦は三人の弟に任せていたため、現在では引きこもり大名と揶揄されることもあるがその内政、外交手腕は一級品。
関ヶ原で義弘が西軍に与したにも関わらず、粘り強い交渉で薩隅二国の安堵を勝ち取っている。

通り名・三州総大将とは、薩摩・大隅・日向の三国の総大将という意味。
幼少期に祖父の島津忠良から「義久は三州(薩摩・大隅・日向)の総大将たるの材徳自ら備わり」と評され、自身が当主になった際は実際に上記三国を統一した。

正月の贈り物セリフにある島津家の鏡餅は、鎌倉流正月飾と言われ、初代当主の忠久の代から伝わるものである。
これは三方に米を盛り、その上に32個の餅と7本の立松を飾るといった独特なもの。
現在の正月でも島津家別邸がある仙巌園で見ることができる。

ホワイトデーの贈り物セリフにある福羹(ふっかん)とは、隼人町(現:霧島市)の浜之市地区の名物で、黒砂糖と小麦粉を使ったういろうのようなお菓子のこと。
当地区は古くから琉球と交易をしており、黒砂糖が手に入りやすい環境であった。
富隈城に行った義久が住民から献上されたこのお菓子を気に入り、皆に福が来るようにと「福羹」と名付けた。

大戦シリーズにおいて
戦国大戦では島津家所属で何枚かのカードが存在したが、特に最初に登場したSR島津義久(島津の采配)がリファイン元と思われる。

コストや計略名こそ違うものの、似た様な高コスト文武両道スペックに射撃回数増加号令であり、更に絵師も声優も同じ。
「島津の勇者たちよ!」という計略セリフに懐かしさを覚える戦国大戦経験者も多いことだろう。

尚余談ながら、戦国大戦において島津家は、ほぼ勢力固有特技として鉄砲隊に「車撃ち」(移動射撃可能効果)が付いていた。
このあまりの強さから、島津家が参戦してしばらくの間は「島津大戦」と揶揄されるほど大暴れし、悪評を買った。
後に車撃の射撃時には、移動速度が低下したり、射撃回数が低下するなどの下方修正が繰り返し行われて落ち着いたものの、戦国大戦というゲームを語る上では欠かせない一幕だった。

コンパチブル武将
武将名 登場Ver. 差異 入手方法
琥020_島津義久 Ver. 通常版 通常排出
EX082_島津義久 Ver.2.1.0B イラスト
裏面フレーバーテキストの台詞
金剛石商店(バサラ石交換所)

台詞
台詞
開幕 血潮を流し、島津は進む。青海の末、天下へと!
計略 島津の勇者たちよ!存分に武と勇を奮え!
└絆武将 死した者たちの心を背負い、進め!!
琥021_島津義弘 対象時 魂を背負え、義弘!だが、楽しむ戦を決して忘れるな!
兵種アクション 撃て!
撤退 託したぞ…
復活 道は見えている
伏兵 猛りは抑えねばな…
攻城 足を止めるな!
落城 数多の傷跡を負おうとも、島津の魂は途絶えはしない
贈り物① 膝をついた時、腕を掴むか、とどめを刺すか。
厳しいようだが、お前とはそういう”対等”でありたい。
贈り物② 名を今に 残しおきける……ああ、日新斎様が詠んだ
いろは歌だ。興味があるなら教えよう。
贈り物(お正月) 生米に松の枝と三十二個の餅を飾るのが、
島津家の鏡餅だ。誤って倒さぬようにな。
贈り物(バレンタインデー) ああ、お前にもう容赦はしない。時に争い、諌める、
最後まで。この血にかけて、約束は違えぬ。
贈り物(ホワイトデー) ”ふっかん”という菓子を持ってきた。
福を授ける羊羹で、福羹と書く。私も気に入っている。
贈り物(ハロウィン) 昔はよく臆病だと揶揄されたものだが、この惨状は……
私は先に屋敷に戻ってもよいか……
友好度上昇 道は見えている
寵臣 当主として堂々と、新たな世界への一歩を踏み出そう!
└特殊

贈り物の特殊演出
対象武将琥004亀寿姫
会話武将 台詞
琥004亀寿姫 父さん、今日は戦に行かないの?
ゆっくりお話しできる?
琥020島津義久 ああ。お前のことも屋敷の者に
任せきりになってしまっていたな。
琥020島津義久 詫びに新しくぬいぐるみを作らせたのだが、
今日どれをやるかはくじ引きで決めるぞ。
琥004亀寿姫 いつもそれなんだから、父さん……
話す時間があるだけいいけど!

対象武将琥016島津家久
会話武将 台詞
琥020島津義久 家久もそろそろ茶の湯を覚えたほうがいい。
琥020島津義久 茶会で他家の者と膝を交え、縁を結ぶのも
乱世では欠かせない能力だぞ。
琥016島津家久 どうも食指が動かないんです。
酒の席に持ち込めれば解決するし……
琥020島津義久 懐に飛び込んでいける性格はよいことだが
不安のよぎる言い方だな……

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最終更新:2024年10月20日 02:18