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etorarowa @ ウィキ

風を受けてはただ進む

最終更新:2022年01月01日 00:35

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だれでも歓迎! 編集
 雄二とチノは突如としてモニターに映る二人の主催者による放送を見ていた。
 本来ならばチノのような少女にこんなものを聞かせるべきではないだろうが……状況が状況だ。たとえそれがどれほど重い現実だとしても、受け止めなければならない。

 きっと麻子でもこの放送を聞かせる。現実逃避など許さない。
 彼女はそうやってガキを一人前の男に育て上げたのだから。

 二人のシュールな見た目に惑わされることなく、雄二は冷静に彼らを観察する。
 ちなみにチノは意味不明な二人の格好に困惑していた。
 まあギャグ漫画から出てきたような珍妙な姿の男を見たらこうなるのは無理もない。

『今で殺し合いの参加者全員が確定したから、参加者名簿を見て確認してね?』
『あとこれはサービス、確定前に死んじゃった参加者、紹介しとくわぁ』

(確定前に死亡した参加者、か。まるでこの放送が始まるまでロクに参加者も決めずに集めたような言い方だな……)

 参加者の確定という単語に雄二は違和感を覚える。
 そういえばチノと出会う前……殺し合いが始まったばかりの時に名簿を軽く確認したが、何故かそこには何も書いていなかった。

 もしかしたらあの段階では正式な参加者すら決定していないのかもしれない。
 大量の人間を雑多に放り込み、更にそこから主催者が選定した者のみを参加者として指名した……そんな可能性すらもこのイカれた主催者達なら有り得る。
 ならば選ばれなかった者はどうなるのか。参加者として確定すらしなかった者はどうなるのか?

「こんなものを開催する時点で当然だが、趣味の悪い奴らだな」

 もしも雄二の考察が当たっているなら、この主催者はとんでもないゲス野郎だ。
 だがまあ別に彼らが特別だとは思わない。こういう輩はこれまで何度も見てきた。

 そもそも父親からして屑だし、過去に自分を拾ったことのあるオスロも大概だ。なんならオスロがこの殺し合いの主催者として協力している可能性も考えている。

(そういえばオスロは女装した俺を可愛がっていた時期もあったな……)

 殺しの才能を見抜き、育成するまでオスロは雄二を愛玩動物のように可愛がっていた。

(あの珍妙な格好はオスロの趣味なのかもしれない。……いや流石にそれはないか)

 ウィッグを被れば少女のようだった幼少期の雄二と違い、あのキチガイ達はどう見ても女装が似合っていない。
 いくらオスロがそういう趣味の持ち主でも相手くらい選ぶだろう、多分。
 ド直球に言うとモニターに映されたあの二人組は雄二が不快だと思う程度には気持ち悪い。

『音速の鬼』

 最初からいきなり意味不明な名前をぶち込まれた。
 音速の鬼なんて名前の人物、日本中を探してもきっと存在しないだろう。

 普通の一般人ならここで困惑するものだが、裏社会に通ずる雄二は違う。

(ふむ。本名以外の名前で参加している者もいるということか)

 雄二自体がI-9029という名で恐れられているからこそ、そんな結論に至る。
 音速の鬼も人間としての名前があっただろうから間違いではないのかもしれないが……。

『ティッピー』
『サザンカ』
『プロデューサー』
『桐間紗路』

「え……?」

 次々と呼ばれる死者の名にチノが呆気に取られた。

 雄二としてはプロデューサーという謎の名前が引っ掛かるが、それ以上に重要なことがあることも理解している。

 ティッピーとシャロ。彼らはチノの口からペットと友人としてその名を聞いていた。
 つまりチノはこの短時間で二人も大切な者を失ったということになる。
 幸い雄二の知り合いは誰一人として死亡していないが、いきなりチノの大切な者が二人も殺られたのはスタートとして最悪だ。

 しかもチノの友人を守るといった矢先にこれだ。
 誰か犠牲者が出るということは予想していたが、まさかこの短時間で二人も死ぬというのは雄二としても想定外。だがこの現実に向き合う他、道はない。

「大丈夫か?チノ」
「大丈夫です。まだティッピーとシャロさんが本当に死んだと決まったわけじゃありませんから……」

 日常を謳歌していた少女は現実逃避を始めていた。
 普通の学園で普通の生活を送ろうとした元軍人の特殊工作員は、哀れな少女を見つめる。

 知り合いの死に向き合うがどれほど辛いことか……雄二には痛いほど理解出来る。

 少年時代。父親から解放されてようやく手に入れた普通の生活は一年ほどで終わり、母親を失った。
 姉を失った経験もある。結果的に彼女は生きていたのだが、ずっと死んだと思っていた。
 オスロが設立した施設で自分に優しくしてくれた少女を失った。

 家族として面倒を見ていた犬――ジョンを目の前で熊に殺された。
 自分の子に食わせるためにジョンを殺したその熊を雄二は殺す事が出来なかった。
 大切な者を守れなかった。

 ――そして育ての親も同然と言える師匠を……麻子まで失った。

 だから雄二はチノの苦しみがわからないわけじゃない。
 必死に現実逃避する姿を哀れむことはあれど、批判する気はない。
 時間をかけてゆっくり現実と向き合えばいい。何も急いで現実を直視する必要はない。

 ――――そう言ってやりたい気持ちは山々だが、今は状況が状況だ。
 こうしている間にも死者は増え続けているかもしれないし、否が応でも現実と向き合う必要がある。

 チノの現実逃避に合わせることは簡単だろう。
 主催者二人組の言っていることに証拠はなく、雄二が「たしかにあいつらの言っていることは嘘の可能性もあるな」とでも言えばチノは安心して現実逃避を続けられる。

 だがそんなことはただの一時しのぎにしかならない。
 これから先、ティッピーやシャロの亡骸を目撃する可能性もあるのだ。
 それを見ても現実逃避するほど壊れてしまう可能性もあるが――風見雄二は香風智乃を守ると決めている。だから彼女を壊させやしない。

「心して聞いてくれ、チノ。――ティッピーとシャロはほぼ間違いなく命を落とした」
「でも……証拠がないです……」

 彼らが死んだ証拠。
 そんなものはたしかに持っていないし、示されてもいない。
 だがチノは別に証拠を求めているわけでもない。むしろ証拠なんてない方が良いだろう。
 何故なら証拠として死体が見つかってしまえば、現実逃避が難しくなるのだから。

「たしかに証拠はない。だが根拠はある。
 こんなにもバレやすい嘘をついても主催者としての威厳を失うだけで、殺し合いを円滑に進められなくなる可能性が出てくる。
 あいつらとしてはそんな展開を望んでいないだろう」
「…………」

 雄二の言葉にチノの表情が少し暗くなる。
 彼の言っていることは正しい。主催者が簡単にバレるような嘘をつかないなんて、チノにだってわかる。
 現実逃避をしているような口振りなのに、壊れ切れていないから理解出来る。
 だからといって納得は出来ない。ティッピーとシャロが死亡したと認めたら、大切な日常が完全に壊されてしまうから……。

「……それでも証拠がなければティッピーとシャロさんが殺されたとは限りません」
「その通りだ。だから『ほぼ間違いなく』という言葉を使った」

 ほぼ間違いなくという言葉には、ティッピーとシャロが生き残っている可能性も存在する。
 だからチノとしては二人が生きていることを信じたいが――

「……だが生きている可能性は限りなく低いだろうな。
 チノ。テュポーンに襲われたお前なら、この殺し合いの過酷さを理解しているはずだ」

 風見雄二は香風智乃に現実を突き付ける。
 それはチノのためであり、散っていったシャロとティッピーのためでもある。

「そんなこと……」

 チノが絞り出すように声を出した。
 それを言ったら大切な日常が壊れてしまうのに――とめどなく溢れ出す感情を少女は抑えきれない。

「そんなこと、わかってます……!」

 チノにとって大切な日常は唐突に終わりを迎えた。
 もうシャロやティッピーと会うことは二度と出来ない。
 そんなことはわかっている。テュポーンという常軌を逸した存在に襲われたチノが理解出来ないはずもない。

 アレは自分達とは明らかに異質の生命体だ。実際チノも雄二が助けに来なければかなり危うかっただろう。

 リゼならなんとかなる――そんな幻想も夢見れない程にあの鬼は凄まじかった。

 そしてあの怪物があっさり引き下がるほど風見雄二という青年もまた、常軌を逸している。

 殺し合いが開始して早々に遭遇したのがそんな二人ということもあり、チノはこの殺し合いが超人ばかり集められたものだと思っている。
 どうして自分やシャロやティッピーが巻き込まれたのかまでは不明だが、自分達が狩られる側ということはテュポーンに叩き込まれた。

 チノは運良く雄二に助けられた。
 だがシャロやティッピーは運悪く、誰にも助けられなかった。

 現実はあまりにも厳しくて、理解出来てもそれに向き合うことは難しい。
 悲しみという感情が心を覆い尽くして、なかなか前を向いて歩けない。
 だからなにがなんだかわからなくなって――無力な少女は超人に八つ当たりするかのように、声を荒げてしまった。
 咄嗟にチノは「すいません……」と謝罪するが、雄二は「気にするな」と返す。

「大切なものを奪われて感情を荒らげるのは悪いことじゃない。
 俺にだってそういう経験がある。だからお前の気持ちもわからんでもない」

 そうだ。
 チノの感情は何も間違っていない。
 むしろ知り合いを殺されても平気な顔をするような少女なら、その方が色々と心配になる。

 だから雄二はチノを責めることなく、彼女が落ち着くのを待つ。
 香風智乃は逃げ出さない。もしもこの場から逃げ出したらすぐに追い掛けてとっちめるだけだ。
 風見雄二は香風智乃を守ると言った。その言葉に偽りはない。

「お前は何も謝る必要ない。その涙はそれだけシャロやティッピーのことが大切だったという証拠だ」

 雄二に言われてようやくチノは自分が泣いていることに気付いた。
 そしてチノは暫く涙を流し続けていた。雄二は彼女が泣き止むまで傍らで見守る。

 ○

 それから暫くしてチノは雄二に問い掛けた。

「……雄二さんは、何を失ったことがあるんですか?」
「色々だな。具体的には俺に優しくしてくれた少女、飼い犬、友人、師匠……」
「それくらいで大丈夫です……。変なことを聞いてしまってすいません。」

 予想以上に多くのものを失っていた雄二の言葉をチノが遮った。
 なんだか悪いことを聞いたと思ったようで、申し訳なさそうにしている。

「師匠は死にかけの俺に『生きろ』と言った。
 アレはただの幻かもしれないが……それでも俺はその言葉を信じている」

 オスロを殺害して全てが終わった時、雄二にはもう余力がほとんど残されていなかった。
 それでも麻子から『生きろ』と背中を押されたことで奇跡的に生還を果たしたのだ。

「そしてシャロやティッピーが本当にチノのことを大切に思っているなら、彼女達もお前に同じことを言うはずだ」

 傷心中のチノの心に雄二の言葉がスっと入ってきた。

 シャロやティッピーを信じているからこそ、二人が自分に『生きてほしい』と思っていると考えることが出来る。
 特にティッピーはチノの祖父だ。孫の生存を願わないはずがない。

「そう、ですね……」

 だからチノは前を向かなければならない。
 ティッピーやシャロの死を認めた上で、それでも生きなければならない。

「チノが泣いている間に名簿を確認したが、ココアとリゼが巻き込まれているらしい。
 俺の知り合いの名前も記されていた」

 ココアやリゼとまたラビットハウスで働くために。
 もうシャロやティッピーは帰ってこないけれど……それでもまだ取り残された友人達はいる。

「ココアさんとリゼさんが……!」

 ココアとリゼの二人まで失いたくない。
 これ以上なにも失いたくない。
 そのために否が応でも現実を見なければならない。

「二人が危害を加えられる前に探し出す。それでいいか、チノ」
「はい。特にココアさんは一人でも大丈夫か不安です」

 チノの調子が少しづつ、戻っていく。
 ひとまずチノが落ち着き、現実と向き合ったようで雄二も安心した。
 シャロやティッピーも大切な存在だとは思うが、きっとココアが何よりも大事なのだろう。
 情報交換や自己紹介した時もそうだが、何かとココアの名前を出すところからそんな気がする。

「ココアやリゼと一緒に生きて帰るぞ、チノ」

 自分達だけではなく、ココアやリゼと共に。
 そんな夢物語のようなことを雄二は恥ずかしげもなく、本気で達成しようとしている。
 だからチノにとって雄二の言葉は夢だと思えなくて。主催者に臆することもなくハッキリとした口調で語るこの人なら――――風見雄二ならば本当に自分やココアやリゼをこの殺し合いから救ってくれると信じられる。

「そうですね。それと雄二さんの知り合いの人も探しましょう」
「うむ。多少は気が晴れたようだな」

 チノの表情が先程よりも明るくなっている。自分の友人だけでなく、雄二の知り合いを探すということまで考えが行き届くようになったことは大きな進歩と言えるだろう。

 だがまだまだ問題は山積みだ。
 特に名簿に記載された香風智乃とチノ――この謎については早急に解明する必要があるだろう。
 まだ名簿に目を通していないチノは気付いていないようだが……そもそもこのチノは『香風智乃』か『チノ』どっちの名前で記載されているかも不明な状況だ。
 テュポーンのようにチノを模したクローンが存在する可能性もあると雄二は考えるが、それにしては何を目的として生み出されたのか見当もつかない。

 そしてヒース・オスロやテュポーンといった雄二が一度はこの手で殺害した者達の復活。死人が生き返るという状況は流石の雄二も初体験だ。
 死んだと思っていた姉が実は生きていたというパターンならあるが、オスロとテュポーンは雄二が直々に仕留めた。生きているはずがない存在だ。

 オスロとテュポーンがなんらかの手段で蘇生した――そんな現実では有り得ないような可能性が浮上してくる。
 普段なら思いも至らない可能性だが、この場では自分の知る現実を基準に物事を考えるだけ無駄だろう。

 とりあえず諸々の考察や首輪の解除のためにも姉の一姫と合流したい。こういうことは自分よりも姉の方が得意だと雄二は自覚している。

「姉か……」

 雄二には一姫という姉が居て、同行者のチノにはココアという姉のような存在がいる。

 チノの話を聞く限り一姫のような性格ではないようだが、ブラコンとシスコンという意味では妙な類似点があるらしい。
 そんな姉に助けられたという意味では雄二とチノも共通していた。

 そしてこの場でも雄二は一姫の頭脳を求め、チノはココアを探す。
 妹と弟が自分達の姉の行方を探している――そんなふうに言い表せるような状況でもある。

「雄二さん……?」

 チノがこちらの顔色を伺うように覗き込んできたことに気付き、雄二は改めて気を引き締める。

「とりあえずこれからの方針を伝えようと思う。
 まずはチノの友人であるココアとリゼ。そして俺の知り合いの一姫と蒔菜を探す」
「一姫さんと蒔菜さんですね。わかりました」

「一姫は俺の姉で蒔菜は俺の娘のようなものだ」
「その年齢で子供ですか……!?」
「まあそうなるのが普通の反応か。
 ……要らん誤解を招かないように理由だけ説明しよう」

 そして雄二は蒔菜とこういう関係になった理由や経緯を説明する。
 血の繋がりこそ存在しないが雄二は蒔菜のパパで、ココアはチノの――――

「わかりました。そういう関係は私にも少し心当たりがあります」

 雄二はチノのその言葉を深くは詮索しない。
 何故ならそんなことをする必要もなくチノの語る『そういう関係』がなんなのか察せられたから。

「ふむ。ならばそれを崩さないためにも、ココアを探さなきゃな」

 香風智乃、入巣蒔菜、風見一姫、保登心愛、天々座理世……雄二がこの場で救わなければならない少女は5人も居る。
 そう、あの時と同じ5人だ――――

『一人十衛!
 貴様は国民10人の命を救うことと引き換えに、始めて死を許される。
 5人にまけてやる!国民5人を救うまで、野垂れ死にすることは許さん』

 5人という数に麻子の言葉が脳裏に蘇る。

(また5人か。因果なものだな……)

 そして『香風智乃』以外にも存在する『チノ』――――果たして彼女は何者なのか?

 色々と考えたいこともあるが……とりあえずチノにはかつて自分が教わったこの言葉も伝えておくべきだろう。

「いいか、チノ。ここは戦場だ。悩んだり考えたりして、行動を起こさない奴は死ぬ。
 だからこれから先、もしも自分達だけで対処出来ないような敵が現れたら一目散に逃げることにする」

「わかりました」

 チノとしても雄二の意見に反対する気はなく、あっさりと承諾する。
 そして彼らは自分達の大切な者を探すべく、進み始めた。

【B-7/1日目/深夜】
【風見雄二@グリザイアの果実シリーズ】
[状態]:健康
[装備]:
[道具]:基本支給品、ランダム支給品1~3
[思考・状況]基本方針:チノ達と共にバトルロワイアルからの脱出
1:チノとその友人達を守る
2:次こそはバカ弟(テュポーン)と決着をつける
3:入巣蒔菜、風見一姫、保登心愛、天々座理世を探す
4:首輪の解析は一姫に任せる
5:もしも自分達だけで対処出来ないような敵が現れたら一目散に逃げる
[備考]
アニメ版グリザイアの楽園終了後からの参戦。

【香風智乃@ご注文はうさぎですか?】
[状態]:右頬や体に殴られた跡
[装備]:
[道具]:基本支給品、ランダム支給品1~3
[思考・状況]基本方針:雄二さんやみんなと一緒に生きて帰る
1:雄二さんを信じます
2:ココアさん、リゼさん……無事でいてください……
3:入巣蒔菜、風見一姫、保登心愛、天々座理世を探す
4:もしも自分達だけで対処出来ないような敵が現れたら一目散に逃げる
[備考]

009:結果など論じなくたってご覧のとおり 投下順 011:外の世界とはディスコミュニケーション
時系列順
C75:「世界を取り戻せ」 風見雄二
香風智乃

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