FGO 9周年記念で実装された期間限定★5ビースト。
水着キアラアーキタイプ:アースソドムズビースト/ドラコー同様にガチャ召喚時の特殊演出がある。
クラスはビーストであり、各クラスとの相性はスペース・エレシュキガル専用のものとなっている。

+ スペース・エレシュキガルのクラス特性
スペース・エレシュキガルのクラス特性
相性 バーサーカーを含む基本クラスに等倍
アヴェンジャーには不利
アヴェンジャー以外のエクストラクラスには与ダメージ1.5倍&被ダメージ0.5倍
全てのビーストクラスに等倍
スター集中度 147(アーチャー並)
攻撃力補正 1.0倍
クラススキル -
- -
成長 種火、フォウくんはALLのみクラス一致
再臨素材 ピース、モニュメントを使わず、2種の素材を使用
スキル素材 スキル石を使わず、レベルごとに1種の素材を使用
- -
その他

ステータスはATK寄り型*1。ATKは同レアリティ同クラスのドラコーに負けるが、槍クラスの自分よりは上。
カード構成はB2A2Q1+A宝具。Hit数はB4/A4/Q5/EX5/宝具5hit。
N/Aは0.33と宝具5hitの標準値であり、通常殴りは宝具に引きずられて標準から下げられている。
クラススキルは「対魔術 EX」「空間保存 A」「女神の神核 E-」「獣の権能 E」「単独顕現 E-」「II EX」「ネガ・スペース EX」。弱体無効(3回)、通常攻撃時にNP5獲得、対サーヴァントのクリティカル威力アップ、スタン・石化・拘束・豚化無効など多数の効果がある。
属性は獣・混沌・善。特性は〔神性〕〔王〕〔豚化無効〕〔ヒト科(第1段階) 〕〔夏モード(第1段階) 〕〔超巨大(第2・3段階) 〕〔浮遊(第2・3段階)〕を所持。

好感度システムという独自システムを持っており、バトル中の行動によってエレキシュガルの宝具効果が段階的に強化されていく。

+ マスター好感度ゲージについて
マスター好感度レベル マスター好感度 マスター好感度段階
1~3 0~29 Mate
4~6 30~59 Buddy
7~9 60~89 Darling
10 90~ Destiny
  • 宝具の効果が変化する。
  • バトル毎にリセットされる。
  • マスター不在のクエスト時・フレンドサポート時は0で固定となる。
  • コンティニュー時は引き継がれる。
行動 好感度 備考
絆Lv.5 +5 開始時
スターティングメンバーに編成 +5 開始時
〔水辺〕のフィールドに出撃 +10 登場時または〔水辺〕状態付与時の1回だけ
有効なコマンドカードを選択 +3
ブレイブチェインを成立 +6
スキルを使用 +3
他より先にスキルを使用 +2 1Tに1回だけカウント
宝具をオーバーチャージ状態で発動 +5~20
マスタースキルの効果対象にする +5 オーダーチェンジ等一部スキルを除く
令呪の効果対象にする +10 霊基復元(コンティニュー)を除く
  • 「絆レベルを5以上にする」は一度絆レベルを上げたらその後全てのバトルで有効。常に好感度ゲージが+5された状態でバトルが開始するようになる。
  • 「スタメンに選ぶ」「水辺フィールドに出撃する」もバトル開始時から適用されるものなので、スタメンで出せば好感度レベル2から、さらに水辺フィールドなら好感度レベル4から開始する事になる。
  • 「マスタースキルの対象に選ぶ」は、単体対象のスキルをSエレシュキガル以外のサーヴァントに対して使った場合以外の全てのマスタースキル使用で発動。全体対象のスキルや、そもそも対象を取らないスター獲得などのスキルでも好感度が上がる。
  • 「有効なコマンドカードを選ぶ」とは、単に宝具でないSエレシュキガルのコマンドカードを選択する事を指す。相性有利の状態でコマンドカードを選んだりする必要はない。ただし、Sエレシュキガルが何らかの行動不能状態になっている場合はコマンドカードを選んでも発動しない。
    • 宝具カードは、それがオーバーチャージで発動されて「宝具をオーバーチャージで発動する」が発動したのでない限り、カードを選んでも好感度は上昇しない。

スキル

【スキル1】ゴッデス・シュガー A CT:8-6
味方全体に攻撃力アップ(3T)&宝具威力アップ(3T)&NP即時獲得&即死耐性アップ(3T)&毒状態(デメリット)(3T)を付与する。
全体にNP20%獲得を持ちながらも、カード色を選ばずに宝具火力を上げることが出来るハイブリッドな全体支援スキル。
また、全体即死耐性100%アップ(3T)と貴重な効果を持ち、無敵や対粛清防御などを貫通してくる即死に対策があるのが心強い。
デメリットで付与される毒はたいしたダメージではないが、自身のクラススキルによる弱体無効を1回消費してしまうことに注意。

【スキル2】ビースト・ドライバー B CT:9-7
NPとスターを即時獲得し、自身のスター集中率アップ(1T)と「通常攻撃時のダメージ前に自身のクリティカル威力を大アップ[Lv](1T)する状態」を付与(1T) する。
攻撃時前に100%クリティカル威力アップバフを、1Tの間重ねることができるスキル(実質的に乗せられる最大数は3回)。また、スター獲得と集中を同時に併せ持つので、好きなタイミングで大ダメージを狙える。
スター系の効果はどれも1T限定なため、可能な限りブレイブチェインで全弾クリティカルを狙いたい。3弾目の最終クリティカル火力は300%と高倍率に。
自身にNP獲得50%があるため、スキル1と合わせて合計NP70%を獲得できる。1つのスキルで70%ではなく分けて獲得できる点を活かしたい。
複合スキルにありがちだが、クリティカルを狙いたい場面とNPを補充したい場面が一致しづらいのがややネックになる。

【スキル3】ミッシング・スターリング EX CT:9-7
自身に無敵(2回・3T) &ガッツ(1回・3T)&強化解除耐性アップ(3T)を付与し、自身にHP回復&弱体解除&スキルCTを2進める。
防御系スキルの詰め合わせにCT減少が付いたスキル。無敵と強化解除耐性は回数制持続型で扱いやすい。
高難易度で厄介なギミックである強化解除への対策になる強化解除耐性だが、回数は1回だけなので通常攻撃で強化解除など複数回来る場合は注意。
スキルCT短縮数は2と多く、強力な効果を持つスキル1~3スキルの回転力を高められる。アペンドスキル5や、アトラス院制服の「メジェドの眼」と組み合わせると、応用の幅が広がる。

宝具「 終局宇宙に閃く獣冠 (エディン・シュグラ・コラプサー)

マスター好感度増加(値はOC依存)後に敵全体にダメージを与え、ダメージ後に攻撃強化状態を解除&中確率即死を行う。
マスター好感度Lvにより追加効果が発生する。またマスター好感度Lvに応じてダメージも増加する。
Lv4以上:自身の即死付与成功率をアップ(1T)
Lv7以上:自身に防御無視&無敵貫通(1T)
Lv10以上:スター50獲得(1T)

当キャラでも特に目を引く、好感度システムに影響される宝具。好感度が高いほど、段階的に追加効果が発生し、さらに宝具威力が上がっていく。
好感度の説明と上げ方はパッシブスキルの「II(インフィニティ・インジケーター)」の項目か性能欄上部の「マスター好感度ゲージについて」を参照。大雑把に言えばエレキシュガルを優先的に操作すると好感度が上がる。
フレンドサーヴァント利用時は好感度システム自体がない点は注意。好感度レベル0の性能で固定となる。

レベル4で即死率120%に到達し、即死宝具に近い性能を出せるようになるが、雑魚扱いされる銅枠エネミーの即死率(DR)が0.8で設定されていることが多く、あと一歩のところで確定ラインに届かない。確定させたいなら何かしらの援助が必要。
レベル7でエネミー側の防御ギミック対策が追加され、防御および無敵を貫通する。ダメージカットや耐性系については無視できないので注意。
レベル10(最高段階)まで上げると、基礎威力から二倍の強力な全体攻撃と変貌する。
ただし、好感度自体は1Tでレベル10まで持っていけるようなものではなく、普通にやっていては3ターン目でもレベル7程度までとなる。

Arts宝具としてはNPの回収量は高いとは言えずWキャストリアの援助でもエネミー3体相手にNP100%回収できないことが多い。
この点に関してはNPスキルの分割使用やスキルCT減少による再使用などを駆使して工夫したい。

総評

特殊な要素を数多く持ちあわせる変則的なキャラクター。
独自システムである好感度ゲージを擁しており、このシステムを活用することでその真価を発揮する。
専用のクラス相性によって等倍以上の有利状況で戦えるクラス自体は多く、周回適性も備える。
反面、等倍前提になり火力不足に陥る場面も多く存在するため、横バフやギミック対応を活かした工夫が必要となる。

周回ではスキルの順番に気をつける必要はあるが、好感度を溜めればクラス相性次第でメインアタッカーとしても十分な火力が期待できる。
アペンドスキル5の「スキル再装填」と別途のスキルチャージ短縮を合わせればスキルを重ねがけ可能になり、その分好感度も溜められるようになる。好感度を素早く高めて宝具を使用していきたい。
アペンド5+スキル3+アトラス院制服だけでスキル1が2T目に、スキル2は3T目にリチャージが間に合う。
サポーターからのNPを少し足せば容易に宝具が2発撃てる。他のアタッカーと組み合わせるか、さらにサポーターからNPをもらって3発撃つか編成の幅は広い。
S2によるクリ殴りも強力だが、NPチャージとクリティカルが同時に必要にはなりづらく、カード運とも相談になるため周回としてはやや使いづらい。
全体にバフとNPを撒きつつ自身も大量のNPを獲得でき、不利クラスもアヴェンジャーのみなのでサブアタッカー適性も高め。
前述のCT短縮によるスキル再使用と合わせれば、攻撃バフ40宝具バフ40NP40を横に配布することが出来る。

ギミック対策効果も多く所持しており、高難易度やストーリー攻略では有効に機能する。
スキルでは無敵・ガッツ・回復・弱体解除・強化解除耐性、(味方全体に)攻撃・宝具バフとNP20、さらに即死耐性を高回転で付与できる。
さらにクラススキルでは3回の弱体無効・スタン系統の永続無効化、宝具も攻撃強化解除に加えて好感度が溜まれば防御無視・無敵貫通・スター獲得がつくようになる。
ターンを重ねるごとに好感度はどんどん上がっていくため、その分多用なギミックに対応することが出来るようになる。
弱体耐性が回数制であること、防御関係は自身の強化が中心で仲間へは即死耐性と攻撃強化解除のみであること、序盤は好感度依存の宝具による防御無視・無敵貫通が得られない点には注意。攻撃強化解除で敵の攻撃をしのぎ、敵宝具などへの対処はNPを配布した仲間の防御宝具などに任せよう。

欠点はやはりその独特のクラス相性。特に相手をする機会の多い基本7クラスがバーサーカーを含め等倍なのは辛いポイント
攻撃有利なエクストラクラスは周回ではたまにボスとして出る程度であり、ボスに有利であっても道中は等倍がほぼ前提、3wave目もボスの取り巻きをどう処理するかが焦点になってくる。
また、自己バフ量は低い部類なので好感度を溜めるか横からのサポートがないと火力を出しにくい。
イベント等での周回では、しっかり好感度をあげるなり宝具レベルを上げるなりしないと要求火力ラインに到達しづらい。NPや横バフ面を活かして同じく横バフを持つ味方と組ませるといいだろう。
なお、フレンドから借りた場合は好感度ゲージが無いため、性能が大幅に落ちる点も注意。

相性の良いサーヴァント

Artsサポーターとして定番のキャストリアや、星出しやクリティカル威力・OCアップで好感度上昇できるレディ・アヴァロンは好相性。
自スキルでNP70を工面できるので、AS2を解放すれば蘭陵王由井正雪などのNP20サポーターとも礼装不問で宝具を打てる。
スキルの再使用が現実的に可能であるため、スキルCT減少を持つサーヴァントやマスター礼装「アトラス院制服」と合わせるのも良いだろう。
スキルCT減少キャラ例:玉藻の前水着伊吹水着鈴鹿
即死宝具を活用する場合、両儀式(剣)“山の翁”のスキルで相手の即死耐性を下げられることも覚えておきたい。

相性の良い概念礼装

自スキルでNP70を工面できるので、初期NP礼装に縛られず選択肢は広い。
黒の聖杯への適性も高いので、火力を追求するのであれば装備したい。定番のオーシャン・フライヤーももちろん有効。
OC上げによる早期の好感度アップを目指すなら、魔性菩薩恋のお呪い救済を願いし者など。
銅枠エネミーを確定即死させたいならヒュドラ・ダガーという選択肢もある。

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最終更新:2025年01月01日 16:20

*1 HP補正・ATK補正はドラコーと異なる