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ブックマークレット (Bookmarklet) とは
ブックマークレットとは、ウェブブラウザで作動する JavaScript プログラムの一種のことです。
通常ウェブブラウザで
ブックマーク(お気に入り)を選ぶと、登録しておいた URL に遷移しますが、
URL の代わりに JavaScript プログラムコードをブックマークしておくことで、それを選んだ時にプログラムが実行されてちょっとした機能が実現できます。
そのようなものをブックマークレットと言います。
ユーザーがウェブブラウザのお気に入りなどに設置されたブックマークレットをクリックすると、
ブックマークレットに記述されたJavaScriptの小さなプログラムが、ウェブブラウザで起動する。プログラムはページの外観や表示を変更したり、
他の場所にジャンプしたり、子ウィンドウを表示したり、ウェブブラウザで表示中のウェブサイトのURLを取得したり、ユーザーに追加情報の入力を促したりする。
一部のプログラムはクライアント上の処理が終わった後、ネットワーク上のサーバーにあるアプリケーションのWeb APIを呼び出して情報を渡し、処理を依頼する。
サーバーのアプリケーションは処理を実行し、結果をユーザーのウェブブラウザに表示する。
ブックマークレットを使うメリット
Chrome拡張機能とは違い、ブックマークレットは常時読み込まれている訳ではないのでプロセスとメモリの節約になります
設置
基本的にはブックマークレットのハイパーリンクをお気に入りに登録すれば、設置は完了します。
またはウェブサイトで、ボタン型のブックマークレットを提供しています。
この場合、ボタンをウェブブラウザのお気に入りやブックマーク
ツールバーにドラッグ・アンド・ドロップすれば設置は完了するが
Sleipnir はドラッグ・アンド・ドロップでブックマークを登録できないので直接書き換えて設置する
例としては
javascript:void(window.open('http://web.archive.org/*/'+document.location.href));
ブックマークを右クリックしてプロパティを開き上のscriptをURLにコピー・ペーストします
名前は好きに書き換えていいです
Sleipnir 4 の場合はエンジンを Trident に切り替えるとブックマークレット上で右クリックから「お気に入りに追加」で
ブックマークレットを簡単に設置することが出来ます。
ブックマークレットの使用方
ブックマークに登録したブックマークレットをクリックする
ブックマークレットの使用例
Google 日本語での検索結果を英語の検索結果に変更する
javascript:var%20url=location.href; var%20word=url.match(/(#q=|search\?q=|&q=)(.*?)($|&)/)[2]; var%20subw=window.open('https://www.google.com/search?q='+word+'&hl=en').document;
httpsでブックマークレットが動かない
user.ini に以下の起動オプションを追加することで動作するようになります。
--allow-running-insecure-content
※安全でないコンテンツを 検証しないようになります。
関連リンク
最終更新:2014年09月02日 08:58