ギャルゲ・ロワイアル2nd@ ウィキ

胸には強さを、気高き強さを、頬には涙を、一滴の涙を。

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胸には強さを、気高き強さを、頬には涙を、一滴の涙を。 ◆UcWYhusQhw



俺は……どうしたらいい?

俺は未だに迷っていた。
自分―宮沢謙吾―がどうするべきかと。
先程から山小屋を出て黙々と森を進んでいるのだが俺の心は晴れないまま。
俺自身はどっちが正しいか判断できない。

「……ふう。皆はどうしているのだろう?」

いつも傍にいた最高の仲間。
俺達のリトルバスターズ。
恭介、真人、理樹、鈴、来ヶ谷も。
あいつらはどうしているのだろうか。
理樹は消極的だからな。でも殺し合いには乗ってないはずだ。
鈴は人と話すのが極端に苦手だから、誤解されてないといいが。
来ヶ谷は……あいつは趣味に走ってそうだ。性格的に。
真人は変わらないだろう、あいつは。
恭介は持ち前のリーダーシップを発揮してるだろうな、きっと。
どんな時も皆らしくいるにちがない。
皆はそういう奴らだから

はは……俺は結局仲間の事しか考えられないのか。

俺はこの殺し合いの中でも。
仲間だけなんだ。
俺はみんなの為に何かしたいと考えていた。
でもこの片腕で出来るのだろうかと。

だけど違うんだ。
片腕でもやるしかないんだ。

ならやることは決まってる。

俺は護りたい、仲間を。

あいつらの笑顔を。

どんな時でもだ。
その為には他の人を……殺す事も厭わない。
あいつらに迫ってくる危険を事前に排除するんだ。
恭介、真人、来ヶ谷は大丈夫そうだが理樹達は違う。
だから俺は他の人を殺す。
あいつら以外。
あいつらが少しでもいきてくれるのなら。
きっと後悔はしないはずだから。
だから俺は、後悔しないんだ。

殺す、そう思ったとき胸が痛く感じた。
当たり前だ、俺は人を殺した事などない。
俺の決意は人を殺す事なんだ。
どんな奴らでも殺す。
覚悟は……しなきゃいけないんだ。

すべては仲間の為に。

どんなか弱い子でも、力のない人間でも。助けを求めていた人間を。

ころさなきゃいけ……

……古式。

俺は救えなかった。
助けを求めていたのに。
俺が……無力なせいで。

俺は古式みたいな助けを求める人間までも殺す事ができるのか。
自らの手で。
出来るのというのか?
俺は……。

すまない、古式。

俺は殺す。
そんな人間さえも殺すんだ。

俺は仲間に生きて欲しい。
だから……だから。

そんな……辛そうな顔しないでくれ。

俺は頭を振る。
幻想の古式を振り払うように。

覚悟は……する。

そう、するんだ。

だから行こう。
こんな所で立ち止まってはいけないんだ。
まずは武器の確保。
できれば刀のような刃物がいい。
手に入れられそうなのは街か。
では行くか。

……ん?

木々の隙間から光が漏れている。
誰かいるのか?
俺は身を潜めながらそこに近づく。

そこにいたのは一人の少女と一人の大男。
そしてその状況は大男が今にも剣を振り少女を殺す所。
どうやら少女は体が竦んで動けないみたいだ。
まさに獲物をかる肉食動物。

まあ……俺には関係……ない。
むしろこちらの武装が貧弱な分あの男に立ち向かうのは無理だ。
だから行くべきではない。
逃げるべきなんだ。
俺はそこ立ち去ろうとする。

……見捨てるのか?

俺の中でそんな声が聞こえる。
なにを言ってるんだ。
俺は殺し合いに乗る。
だから、死んだほうがいい。
あんな弱いそうな少女なんて。
見捨てた方がいいに決まって……

……可哀想ですね。

……やめろ!
でてこないでくれ! 古式!
俺は! 俺は!
仲間の為に殺すんだ!
だから、だから!

……本当は助けたいんじゃないですか? あの時できなかった事を。

違う!
違うんだ!
俺は理樹達を助けたい!
だから、ここで俺が行くわけにはいかない!
いったら、戻れない!

だから、すまない!
本当にすまな……

「……誰か……助けて……お願い……救って……私は……生きたい!」

体が動いた。
俺の意志とは関係無しに。
その生の渇望に。
救いの手に。
動くべきではないはず。
でも動いた。

あの時救いの手を掴めなかった。
でも今は掴みたい。

ただ救いたい。

だから

「伏せろおおおおおおおおおおおお!!!」

手に持ったスタングレードを投げる。
激しい閃光が走る。
俺はその前に視界を隠したので直撃は受けなかった。
大男はモロにうけて動けないでいる。
今のうちにとその少女いるべきところに駆け寄り手を取り少しその大男から離れる。

今のうちに逃げようか?

「待て!」

ちっ、もう気付いたか。
その男はもうこちらに向かって構えている。
戦うしかないのか。
片腕で。

「あの……私は渚砂といいます……貴方は?」

その助けた少女は俺に向いてそういった。
とても儚げな可愛い子だ。

俺は結局動いた。
理性ではなく感情で。
救いたいと。
二度とあんな思いはしたくない。

覚悟なんて結局出来ない。
いやしない、殺す覚悟なんて。
俺がすべきは救う覚悟だったんだ。
もう誰も殺しはしない。
無理なんだ、俺には。
仲間達は勿論救う。
でもそれは決っして殺しあいに乗るのではない。
皆を助けて護るのだ。

そうしか俺はいきれないのだから。

だから

「宮沢謙吾……君を救いにきた!」

そう宣言する。

もう後悔しない為にも。

だから俺は今ここにいる。

ふとあの古式の笑顔が見えた気がした。

うん、俺はこの子を救うよ。
全てを持って。



◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇



さて、今、俺は男と向き合ってる所だ。
この男にいくつか聞きたいことがある。

「お前、名前は」
「我が名はティトゥス。お前は」
「宮沢謙吾だ」

ティトゥス。
そう名乗った男はなんとも禍々しい刀を持ってこちらを睨む。

……強い。
構えてるだけで凄まじい威圧感。
果たして勝てるのか。
いや勝たなきゃいけない。
渚砂を救うためにも。

「何故、この子を襲った」
「その女が引き連れていた魔物の魔力に惹かれただけだ。大したものでもなかったしな。そして用済みだから殺そうとしたまでだ」
「ちっ……そんなことで」

間違いなくこの男は殺し合いに乗っている。
なら戦うしかない。
片腕で戦えるか分からないがそれでもだ。
救うと決めたんだ。

「逃げられるか? 渚砂」
「さっき足をひねっちゃって……まだうまく走れないです。すいません」

なら、なおさら護らなくちゃ。
俺が護るんだ。
今度こそ。

「もう御託はいいだろう。割り込んできたのなら覚悟はできてるのだろう? 死合おう」
「……ああ、負けられない」

とはいえ装備もない。
どうする?
武術はそこまで自信はないが。
でも逃げるわけにはいかない。

「……謙吾さん、よければこれを」
「……これは刀?」

そんな俺に渚砂が一つの刀を差し出した。

その刀の銘は「古青江」
間違いなく名刀の一つ。

俺にとって凄まじく便利なものだ。
何と言ったって刀剣類。
俺の得意とする分野。
かたじけない。
これがあれば……いける!

「あり難く貸してもらよ……下がっていて」
「はい……がんばってください」

渚砂にそう言って渚砂を少し下がらせ俺は前にでる。
片腕は使えない。
今のままでは満足に刀もふれないだろう。
そしてこの男。
身のこなし、気迫、どれをとっても強い。
普通の打ちあいになったら負ける。

なら、どうすればいい? 俺。
この男を倒す必勝の手は。

そうだ、これだ。

俺はその考えに到った時腕を吊っていたカーテンを外した。
その瞬間鋭い痛みが発したが気にしてる暇なんかない。
そして少し震える左手で鞘を持ち深く腰を落とす。
最後に右手は柄に添えるだけ。

そう、この構えは

「ほう……居合いか。面白い」

居合いの構え。
これが必勝の構えである。
本来居合いなどやった事はない。
しかし今の俺の状態ではこれに懸ける他ないのだ。
片腕だけで俺が戦う、唯一の手。

その必殺の一撃に懸ける。

「では……死合うか」
「……」

さあ戦闘開始。
もう無駄な言葉などいらない。

全てを読め。

風を。
刃を。
場の流れを。
相手の動きを。
人の心を。

そして全てを懸けろ。
己が技を。
己が力を。
己が意志を。
己が魂を。
己が心を。

この刃に全てを懸けて。

一瞬の隙を逃すな。

相手が作る隙。

それこそ一撃を与える好機なり。

絶対に逃すな、宮沢謙吾。

魂は熱く、そして心は冷静に。

そう望むは明鏡止水の如く。

どれほどの時が経ったのだろうか?
解らない。
お互いにずっと向き合ったままだ。
距離は3mもない。
でもただその場で呆けてる訳ではない。

互いに狙ってるのだ、相手に付け入る瞬間を。

いつかできるだろう、その瞬間まで。
虎視眈々と機会を狙う。

風が吹く。
その風が俺の体を冷やす。
風は木々を揺らし音を奏でる。

不思議だ。
こんな殺し合いの中なのに。
凄く心が静かだ。

ただ心に感じるのは今の風と曲げる事のない意志。

ああ、俺は。

今この瞬間。

最も死に近いこの殺し合いで、俺は最も生きていると感じた。

誰かは救う為に。
俺は俺らしく感じる事が出来るんだ。

そして、その時。
ティトゥスが持つ刀が一瞬下がった。

疾駆。

その時は絶対見逃すわけにはいかない!
奴が作ってしまったその一瞬の隙を!

もう俺のリーチだ!
柄に手をかけた右手に力が入る。
引き抜け!
そして切り裂け!

そして俺が出来る最速の抜打ち。

鞘から抜け出した刃は凄まじい速度をもってティトゥスに裏切り上げ気味に噛み付こうとする。

獲った!

だがティトゥスの顔を驚き染まっているのではなく笑っていた。
そして

「愚かな者め……誘ったのも分からないのか?」
「なっ!?」

俺が放った渾身の居合い切り。
それにティトゥスはあわせて来た。
そしてぶつかる刃と刃。

だか結果は誰が見ても解る。
片腕の力と両腕の力。
それは居合い切りのスピードをプラスしても追いつかないものだった。
そう結果は明確。

「ぐぅぅ!」

俺が放った刃ははじき返されてしまった。
ティトゥスがその俺の隙を見逃すわけにはいかない。

「はあああ!」

ティトゥスが放つ袈裟切り。
それはまさしく豪腕からなる渾身の一撃。
重く早い。
俺はそれ何とかバックステップで避け距離をとる。

運がよかった。
もう少し反応が遅ければ斬られていた。
距離をとりもう一度居合いの構えを取る。
ティトゥスは無理に追ってこなくてまたこちらに向かって構えを取っていた。

くっ……あれは誘導だったのか。
油断した。
それぐらいも見抜けないとは未熟だ。
危うく死ぬところだったかもしれない。

落ち着け、俺。
深呼吸をしてもう一度前を見据える。

が、その時左腕に鋭い痛みがはしる。
使いすぎたか……鞘を持ってるのまで辛くなってきた。
骨折したものを無理にしたから限界が来るのは当然なのだが。
手が震える。

駄目だ……これを見せてはいけない。
気付かれたら狙われる。
早期決着を。

狙うのは自然な隙だ。
よく考えるとあれは不自然な隙だった。

見極めろ、宮沢謙吾。
次で決める。

感覚を研ぎ澄ませ。
今、感じるのは風。
そして再び訪れる静寂。

その静寂の中で心を研ぎ澄ませ。
自分が望むのは何だ?
彼女を救いたい。

ならすべき事は奴を倒す事だけだ。
ストイックに考えろ。

彼女を救う。
その為に俺は立っている。

なら刃に灯すのは何だ。
刃に魂を。
刃に心を。
刃に感情を。
刃に己が全てを。
そしてこれからの未来を。

全てを灯す刃に負けはない!

俺は絶対負けない!

そして一つの突風が吹いた。
その時あいつが一瞬、瞬きをしようとしていた。

見えた!

そう思った時にはもう走っていた。
これがラストチャンス。
刃よ! 届け!

「ぬぅ!」

ティトゥスが刀を横薙ぎに振るう。
だがそれは苦し紛れでしかない。

「甘い!」
「……跳んだだと!?」

俺はそれを跳躍して避ける。
そして出来るのは奴の完璧な隙。

「くらえええええええええええ!」

よって絶対の好機。
俺は自身ができる最高の抜打ちを放つ。

鞘から抜け出した刃は前と同じようにうねる様に奴の首元に迫った。

かった!

もう当たる寸前。
俺は勝利したと思った。
だが

「……見事。だが『常識』から抜け出せなかったようだな」
「……え?」

刃は届かなかった。

俺の腕は奴の両腕におさえられて。
え、でも奴の両手は剣を持ってるはず。
何故?
俺は視線を奴の方に向ける。

そこには普通の人にある筈のない第三、第四の腕が。
馬鹿な……。
奴は人間じゃないのか。

「お主との死合いは楽しかった……ではさらばだ」

その言葉とともに奴は俺に刀を横薙ぎに振るう。
瞬間腹部に凄まじい痛みが襲う
そして俺は崩れ落ちるように倒れた。
奴は満足そうに渚砂のほうに向かう。

負けたのか? 俺は?

迂闊だった。
人でないことを考慮するのを。
まさかあんな物があるなんて予想がつかない。
もう俺は助からないだろう。

意識が朦朧としてきた。
ああ……俺は何も出来ないまま死ぬのか。
救う事もできず。
俺は救う事も許されないのか。

でももうしぬのだ。
どんなに頑張ってもそれは覆せない。
もう……無理なのだから……

……諦めるのですか?

ふと悲しそうな古式が語りかけてくる。
諦めたくない。
でも……体が動かない。
助けたいのに。
救いたいんだ! 俺は!

……じゃあ……救えばいいじゃないですか? 後悔したくないんでしょう? 全ては貴方の意志次第ですよ?

……古……式。

俺は……

俺は……もう二度と後悔なんかしたくない!
ここでなんか死んでられない!
俺は古式のように救えないなんて嫌だ!

俺は!
俺は!
もう二度と!
救えると思った命を! 

「取りこぼしたくなんかないんだあああああああああああああああああああああああああ!!!!!!!!」

動いた。
体が。
動かないと思ったのに。

いや、動かされてる。
意志に。

救いたいという意志にだ。

「ウオオオオオオオオオオオオオオ!!!!」

ただ向かう。
ティトゥスの方に。
全力で。

「何!?」

奴は気付くのが遅かった。
俺はそのがらあきの背中に向けて

「俺が……救うんだあああああああああああ!」

斬り付けた。

少し浅く入ったがそれでも初めて切りつけることが出来た。
奴は、驚きつつも

「……ふははは! 意志でたっているか人間。見事だ! 最高の死合いだったぞ! その小娘はお前に免じて見逃そう!」

そういって立ち去っていった。
とても満足そうに。
俺には追う気力などなかった。
そして

「謙吾さん! ありがとうございます!……謙吾さん!?」

そのまま崩れ落ちた。
もう流石に限界だ。
当然だ。
もう俺は死ぬんだから。

頑張ったと思う。
……俺は。
救えたんたのだから。
だから悔いはない。

だから今は彼女にいくつか伝えたい。
俺の意志やこの島でどうやって生きたいくかを。

「いいか……俺はもう直死ぬんだと思う……それは間違いなんだ」
「そんな!? そんなのって……いや……」

だから残り短い間に伝えたい

「俺には……最高の仲間がいる。どんな事があっても失いたくない奴らだ。名前はリトルバスターズ」
「リトルバスターズ?」

そう。
最高の仲間。
どんな時でも支えあって一生失いたくない奴ら。

「君にも……そういう人いるか?」
「……はい。居ます……失いたくありません」

なら答えは簡単だ。

「全力をかけて救え……失いたくないのなら……でもそれはけっしって殺し合いに乗るってことじゃないぞ?」
「……はい」
「馬鹿な……俺は乗りかけた……でも違うんだ……仲間は殺し合いに乗った自分を喜んでくれはしないんだから
 救うって事はな……自分が頑張って意志を貫く事。そして最後にその仲間に頑張ったといわれればいいんだ 
 殺し合いになんか……のったら……そんな事を言わないから……」
「……はい……は……い」

ああ……泣かないでほしい。
君はきっと優しい子なんだなあ。
……救えてよかった。

「だから……その大切な……人以外にも救いを求めてる人を救って欲しい……できるかな?……無茶なお願いだな」
「します……私は……やって……みます」
「そうか……何でこんなこというかと言うのはね……君に……救われたから……俺は」
「私が?」
「そう……きみが……救ってと言ったから……俺は……間違えずにいて……救われた」

だから……今はこんなにも心が温かい。
うん……幸せだ

「もし……リトルバスターズにあったら……伝えて欲しい……俺は……やっと掴むことが……できたと」
「……わかりました」

ああ……この子を泣かせてしまった。
俺らしくない。
その一筋の涙をぬぐってあげたい。
もうできないのが悲しい、とても。

「じゃあ……さっきいったこと……約束できるかな」
「はい……私……は……大切な人も救って……そして救いを求めてる人を救います!……絶対……ぜっ……たいに」

彼女はそういい切った。
ああ……よかった。
本当にそう思う。
俺は

「君を救えて……嬉しい……ありがとう……」

幸せものだ。

もうなにもみえなくなった。
そしてきこえずらくなってきた

「けん……ご……さん?……けん……ご……さ……あ……ああああああああああああああああああああああ!!!」

ああ……や……っぱ……り……な……み……だ……に……あ……わ……な……い

き……み……の……こ……え……わ……す……れ……な……い……き……み……の……な……み……だ……わ……す……れ……な……


◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇


私は謙吾さんの遺体のまえで祈っていた。
自分を救ってくれた彼に。
精一杯。
尾花ちゃんも祈ってる。

私は決意した。
絶対謙吾さんとの約束は破らないって。
それが彼にできる恩返しだと思って。

これからもっと苦しい事もあるだろう。
でもきっと希望の未来があるから。
だから歩き出そう……過酷が立ちふさがっても。

でもいまは祈ろう。

ただ……この意志をつら抜いた人に。


【E-4森林下部/一日目 黎明】

蒼井渚砂@Strawberry Panic!】
【装備:古青江@現実、尾花@アカイイト】
【所持品:ランダム不明支給品x1、ナイスブルマ@つよきす -Mighty Heart-】
【状態:健康、悲しみ、全身びしょ濡れ】
【思考】
基本方針:殺し合いには乗らない。大切な人も救って、そして救いを求めてる人を救う
0:ただ祈りたい。
1:源千華留、若杉葛、羽藤桂を探す
2:信頼出来そうな人を探す
3:リトルバスターズに謙吾のことを話す


【備考】
※参戦時期は千華留ルートより、明確な時期は未定。
※フカヒレは渚砂のバストを80と断定しましたが、それが合っているかどうかは定かではありません。
※尾花が頭の上に乗っています。 



【尾花@アカイイト】
【状態:健康】
【思考】
基本方針:葛と桂を探す。それまで渚砂のことを守る。


【ティトゥス@機神咆哮デモンベイン】
【装備:双身螺旋刀@あやかしびと -幻妖異聞録-】
【所持品:支給品一式、不明支給品0~1(刀剣類ではない)アサシンの腕】
【状態:右肩に軽い斬り傷と火傷、背中に浅い切り傷】
【思考・行動】
基本行動方針:死合う
1:美術館に向かう。見つけた参加者とは死合う。
2:刀剣類と『屍食教典儀』(もしくは類するもの)を探す。
3:ウィンフィールドと死合いたい。
4:骸骨の男が追ってくるならば、再び死合う。
【備考】
※参戦時期は、ウィンフィールドと二度目の戦いを終えた後です。
※身体能力の制限に気づきました。
※刀の召喚は、魔導書などによるサポートが無ければ使用不可能です。





◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇



俺は……これでよかったのかな。
死に行く中そう思う。

救ってそれでよかったのかと。

正しいと今でも思う。
でもちょっと不安なのだ。

ふとかおを上げると。

そこには懐かしい顔。

……古式。

彼女は笑ってた。
満面の笑みで。

……ああ。

これで。

今度こそ。

救えて

……本当に

……よかった。


【宮沢謙吾@リトルバスターズ! 死亡】


048:クモノイト 投下順 050:何気ない遊園地に、数々の出会い
047:GO MY WAY!! 時系列順 051:私の救世主さま
012:真逆 ティトゥス 057:First Battle(前編)
014:天から舞い降りたシ者 蒼井渚砂 068:嘆きノ森の少女
020:誰が為に刀を振るう 宮沢謙吾


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