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凶月の里

きょうげつのさと

神咒神威神楽の用語。

凶月一族の隠れ里。秀真からは遠い場所にあり、三日はかかる。
忌避された歪み者が最後に辿り着く流刑地。真っ当な者なら近寄ろうともしないため、漏れ伝わる情報は少ない。紫織曰く「割と普通な感じ」。
禍憑きを外に出さないために御門が作り上げた牢獄であり、結界により歪み者は入ることは簡単だが出ることは難しい。結界には十重二十重の術法が編み込まれ、龍明に匹敵する術者でなければ下手に出ようとすると結界が暴走して一人残らず消し飛ぶ。
晦日には陰気査定があるため唯一結界に僅かな撓みが生じる。

里から僅かばかりに逸れた森の中に入って数分歩けば花畑がある。何故か何時からか存在していたもので、歪みの影響かとも危惧されたがむしろ異常なほどの清浄な空気に満ちている。

大欲界天狗道完成後に射干によって里は焼かれ、凶月の一族は咲耶を除いて殺されてしまうが、第七天に移り変わった後は、咲耶はこの地に留まり一族を弔い慎ましく暮らし、子育てに奔走していたところ、咲耶の噂を聞いて凶月と同じく武家から逆賊扱いされた玖錠御門一門、坂上の一族などが集まってくるようになり、里は活気を取り戻した。
里は座の交代劇で行き場を失った者達の受け皿とであり、八百万の天の下で集った者らの寄り合い所は、単純に人手が増えたというだけでなく、玖錠の武、御門の智、といったそれぞれの特質を分かち合う相乗効果。かつては存在しなかった絆の概念を実践して助け合うのだった。
その後歴史的には彼らは逆賊のままではあり、心無い風評やら差別はないわけではなかったが、追走の手はなかった。というのも当時、天狗道から移行する混乱の中、国は凶月や逆賊の郎党を気にする余裕もなかったからである。そして新たに人権という概念ができた結果、暴力的な迫害を受けることも一度もなかったという。


備考



関連項目



コメント

  • 凶月の里、ハプスブルク家みたいに家系図収縮したりしてない? -- 名無しさん (2023-01-15 16:54:36)
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最終更新:2025年12月09日 22:42
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