ケルディムガンダム CHERUDIM GUNDAM |
登場作品 |
機動戦士ガンダム00 |
型式番号 |
GN-006 |
全高 |
18.0m |
重量 |
58.9t |
所属 |
ソレスタルビーイング |
搭乗者 |
ロックオン・ストラトス |
武装 |
GNスナイパーライフルII GNビームピストル GNシールドビット GNミサイルポッド GNライフルビット |
特殊装備 |
トランザムシステム フォロスクリーン |
【設定】
新生ソレスタルビーイングが開発した第4世代の
ガンダム。
狙撃を得意とした
ガンダムデュナメスの後継機で、名前は智天使「ケルビム」に由来する。
シンプル化した頭部狙撃用高精度カメラ、よりスマートになった狙撃用コントローラー、相変わらずサポート用ハロの同乗スペースなど、デュナメス譲りの機構が採用されているほか、GNドライブは稼働による狙撃への影響を抑えるために後腰部に移設され、武装はデュナメスのものの発展型と、正しくデュナメスの正統進化型と言える機体になっている。
一方で初代ロックオン・ストラトス(ニール・ディランディ)の提言(と強い拘り)を受けてGNビームサーベルは廃止された。
他の第4世代のガンダムと同様にトランザムの使用を前提に開発されているため、使用後の戦闘力低下は可能な限り抑えられている他、トランザム使用中にはフォロスクリーンが頭部前面に展開可能で、命中精度の向上が図られている。
決戦用装備である「GNHW/R(ジーエヌヘビーウェポン/ライフル)」装備時には右肩にGNライフルビット、左肩に腰部から移設されたGNシールドビットを装備する事で、かつてのフルシールド装備のデュナメスを彷彿とさせる姿になる。
ほぼ全ての機能がニールの提言を受けて設計された機体であり、難無く使いこなしていたとはいえライルの本当に得意とする戦闘スタイルからややズレていた事と、情勢やマイスターが1人欠員になったなどにより求められる役割が変わったため、
後継機では得意とする戦法が若干変わる事となった。
バリエーションとして、基地内部への突入のために閉所での戦闘用にGNビームピストルII以外の全ての武装を換装し、7つの銃を持つとして「セブンガン」をコンセプトとした形態であるケルディムガンダムサーガが存在する。
【武装説明】
GNスナイパーライフルII
デュナメスのGNスナイパーライフルの発展型で、使用する時にはデュナメスと同じくライフル型コントローラーと頭部ガンカメラで照準をつける。
不使用時は折りたたんで右肩に固定可能だが、折りたたんだ状態でも「3連バルカンモード」として使用可能。
スナイパーライフル時より威力は低下するが取り回しと連射性に優れ、弾幕を展開できる。
とはいえ乱戦になった際には破壊される事はともかくとしても、(秘匿のためもあったが)持ったままGNビームサーベルを抜いていたニールとは異なり、ライル自身によって投げ捨てられてGNビームピストルIIに持ち替えられる事も結構あったりした。
EXVSシリーズでのケルディムのメイン射撃として一瞬で着弾するすさまじい弾速のビームを発射する。
3連バルカンは未採用。
GNビームピストルII
GNビームピストルの発展型で、バックパックに2基搭載されている。追加兵装扱いだったデュナメスの時とは異なり、接近戦用として標準装備となっている。
ニールの提言を受けてか銃身の下には耐ビームコーティングが施された刃が追加されており、相手のビームサーベルを受け止められる様になったためにサーベルへの持ち替えの必要なしに格闘戦への対応が可能になっている。
元々射程が短く、連射性と取り回しも非常に良かった上で上記の機能が追加された事で攻防を兼ねる接近戦用兵装となったため、GNビームサーベルの廃止に踏み切られたとみられる。
更に柄が90度稼働するため斧のように使うことも可能らしいが、劇中ではその様な使い方はされなかったため格納用形態としてのみの扱いだった。ちなみに小説版では粒子かく乱ミサイルを撃ち込まれた際に使用していた。
最終決戦時には、腰部に2基追加された。
GNシールドビット
GNフルシールドの発展型で、左肩部、後腰部、両膝部の計9基のビットを切り離し任意の位置に移動させる事で全身の防御を実現する。
これらの制御はフルシールドと同様に全てハロが行っており、自機の可動を制限されることなく防御できるだけでなく、味方や母艦など、更に広い範囲の防御も可能となった。
各ビットにはビーム砲が内蔵されており、攻撃を防ぎつつ別のビットで反撃、といった連携も可能。
また、ビット4つを口の形に連結させる事でアサルトモードとなり、より強力なビームを撃つことができる。
GNミサイルポッド
デュナメスよりも数は減ったが、前腰部に2発×4基を搭載している。
フォロスクリーン
トランザム時のみ使用可能な狙撃用の機能。背部から両肩の上にデバイスを展開し、面前に青く半透明なスクリーンを表示させる。
使用中は膨大な情報の高速演算処理によって敵機の動きの予測を含め、更なる射程と命中精度の向上を実現するとの事。トランザム時にはCPU等の性能も向上させているという事なのだろうか。
GNライフルビット
最終決戦用の追加装備で、右肩に2基、腰部に4基装備されている。
1発の威力が控えめだったシールドビットとは異なり、GNスナイパーライフルIIと同等とされる。
右肩の2基は展開せずとも可動するため砲塔としても使用可能。
ちなみにHGのガンプラだと右肩のライフルビットは可動しないので小改造が必要。
【原作での活躍】
初出撃は
アレルヤ・ハプティズム救出作戦で、自称初心者こと二代目ロックオン・ストラトス(ライル・ディランディ)が搭乗。
にもかかわらず精鋭揃いであるアロウズのMSを撃ち落とすなど高い狙撃性能を発揮しアレルヤ救出に貢献。
メメントモリ攻略戦では電磁場光共振部を失敗が許されない状況で見事狙撃、メメントモリ崩壊の余波でアーバ・リント少佐の乗艦も撃沈した。
最終決戦ではGNHW/Rを追加装備して出撃。
アロウズ艦隊を撃滅した後に外宇宙航行母艦「ソレスタルビーイング」制圧のために内部に突入し、そこで待ち構えていた兄の仇である
アリー・アル・サーシェスの
アルケーガンダムと交戦する。
狭所での戦闘でもあり徐々に押されていったが
ティエリア・アーデがヴェーダを奪還しトライアルフィールドを使用した事で、アルケーガンダムも行動不能になり、容赦なく破壊した。
その後1対3の戦闘で押されていた
刹那・F・セイエイの
ダブルオーライザーの援護に駆けつけリヴァイブ・リヴァイバルの駆る
ガデッサと交戦、中破状態で武装もビームピストルとシールドビット2基しかない状況ながら互角に戦い、最後は人差し指を失った状態で相手の格闘攻撃を1秒だけ可能なトランザムで回避しつつ背後を取り逆手で抜いた予備のビームピストルを突き刺しゼロ距離射撃で撃破した(EXVS.シリーズの後格闘の元ネタ)がケルディムも戦闘不能となった。
その後は動力源をGNコンデンサーに変えて修理されるついでにケルディムサーガに改修され、CBの協力組織によって宇宙で不穏な芽を摘み取るための任務で使用された。
2ndシーズンのCBで運用されたケルディム以外のガンダムは
リボーンズキャノンに撃墜された
セラフィム、ELSに浸食された挙句セラヴィーIIの自爆に巻き込まれたダブルオー、改修されたが外伝でELSに接触攻撃を仕掛けてしまったために浸食され結局破壊された
アリオス、
ラファエルの上の人に改修され時間を稼ぐためELSを巻き込んでラファエルと共にトランザム自爆したセラヴィー…と軒並み喪失しているが、本機だけは無事だった。
00本編及び外伝に一切影響のない「ビルドファイターズバトローグ」「EXA」ではケルディムサーガも破壊(前者はガンプラでEXAでは頭部を持ち去られロックオンが命に別条のない重傷を負った以外はどのくらいの損傷なのかは不明)されており、それを含めた場合一通り破壊されたことになる。
【パイロット説明】
ロックオン・ストラトス
CV. 三木 眞一郎
ソレスタルビーイングのガンダムマイスター。
本名はライル・ディランディで、フォーリンエンジェルス作戦で戦死した
ロックオン・ストラトスことニール・ディランディの双子の弟にあたる。
兄の援助を受け商社マンとして働く一方、反連邦政府組織「カタロン」の構成員(コードネーム:ジーン1)としても活動していた。
ライルの存在を知らされていた刹那・F・セイエイから兄の話を聞き、カタロンにソレスタルビーイングの作戦内容を流す目的で参加、兄のコードネームを引き継いだ。
双子ということもあり容姿は瓜二つで、加入当初はトレミーのメンバーからも間違えられた。
ただ、口調の違いや愛煙家であることなど、ささやかながら違う部分がある。
他人から優秀な兄と比較されることを非常に嫌い、幼少期は逃げるように寄宿舎で過ごし(それによりKPSAのテロに巻き込まれずにすんだ)、ニールの面影を見ていたフェルトには違う人間であることを理解させるために強引にキスをした。
一方で兄のことは尊敬しており、随所に兄を目標としていることをうかがわせる言動がみられる。
テロに対してはどこか達観しているところがあり、KPSAのリーダーがアリー・アル・サーシェスであること、刹那が組織に所属していたことを聞いても最初は特に怒らなかった。
小説版曰く家族から離れすぎてて実感がわかなかったとか。
キャラクターデザインのがゆん氏によるセカンドシーズンと劇場版の間を描いた漫画によると初めてお付き合いした女性は自分と兄の事を似ていないといった人だったらしい。
モビルスーツに乗ったことも無い完全な素人と謳ってソレスタルビーイングに参加したが、実際にはカタロンでモビルスーツに乗ってそこそこの戦果を挙げていた。
初出撃のアレルヤ救出作戦では飛び回る
ジンクスIIIを狙撃し見事命中させるなど、高い潜在能力を発揮した。
物語中盤にアニュー・リターナーと出会い、出撃する時には告白をし相思相愛の中になった。
しかしアニューがイノベイター(イノベイド)の使命に目覚め、脱走した時には彼女のシャトルを狙撃できずに逃がしてしまう。
そして彼女との戦闘では必死の説得もあり一時的にはアニューの奪還に成功したかにみえたが、
リボンズ・アルマークが彼女の意識を乗っ取り撃墜されかけたところを出撃前に「撃てない場合は俺が撃つ、恨んでくれて構わない」と告げていた刹那が撃墜、アニューも戦死した。
戦闘後は刹那に対して激昂し殴りつけ、落ち着いた後も刹那を後ろから撃とうと銃口を向けるが、撃つことは出来ずに銃を降ろした。
その後は刹那に対するわだかまりは消え、イノベイドたちやサーシェスへの怒りを覚えるようになる。
最終決戦で家族の仇であるサーシェスと激戦を繰り広げ、機体は中破させられながらもトライアルフィールドの効果もあり撃破、脱出したサーシェスを追って彼を殺害し、家族と仲間の仇を討った。
その後は押されていた刹那の援護にかけつけアニューの同位体であるリヴァイブ・リバイバルと対決、機体状況の差を覆しリヴァイブを撃破した後はトレミークルーに救出された。
最終決戦後はライル・ディランディではなく、ソレスタルビーイングのガンダムマイスター「ロックオン・ストラトス」として
生きることを決め、家族とその隣に建てたアニューの墓の前に誓った。
ファンやアニメ雑誌からはニールの方をロックオン、彼の方はライルと呼ばれることが多い。
正式登場したのはセカンドシーズンからであるが、ファーストシーズンの第9話で僅かながらであるが既に登場していた。
ファーストシーズンにおいては家族の墓参りに訪れたロックオンを木陰から見守るロックオン似の青年こそライルと思われたが、実際は墓前にいた方がライルで木陰にいたのが兄のニールだった。
ファーストシーズンの小説版のエピローグにもライルは登場している。
舞台版ではニールが生存するので出番はなかった。
愛車はニールと同じランチア037ラリーでニールから贈られたものとなっている。ちなみに三木氏の愛車からとられている。
1980年代に200台以下生産され、当時のレースで賞を獲得した名車で当時日本でのお値段はでは1000万ほど。
ちなみに完全に当時品が2019年に一億円近い金額で落札された。
そんな300年物が外装も内装も当時品という博物館行きになりそうな逸品であり、おまけにエンジンも現代と同じ化石燃料なため作中で行われている石油などの規制により維持費や燃料代はとんでもないことになっているようだ。
現代で言うなら通勤などの生活に馬車を利用しているレベルとまで例えるファンも。
ライルも受け取ったときはドン引きしていたようだ。
【原作名台詞】
- 「狙い撃つぜぇ!」(武力介入時)
- 台詞はニールと同じだがハロから聞いたのでイントネーションは異なっており、ライルは語尾が上がっている。
- 「その名の通り、狙い撃つぜぇ!」(第38話(2nd第13話))
- 「オーライ、おまけにケルディムもつけてやるよ」
- イノベイターに覚醒したアニューがミレイナを人質に取った際に救出のために現れた際にアニューから勧誘された時に刹那にアイコンタクトをした後の台詞。小説版では勧誘に対し内心満更ではなかったらしく刹那が自分の意図に気付かなかった場合は…
- 「撃てよ…狙い撃てよ…俺は何のためにここにいる…何のためにカタロンに…ソレスタルビーイングに!」
- 逃亡するアニューに狙いを定めながらも撃つことができない自分に言い聞かせながら。
- 「システムの助けがなきゃ、イノベイターもその程度かよ!」(第50話(2nd第25話))
- ヴェーダのシステム支援が無くなったことで、マニュアル操縦で戦いざるを得ないリヴァイヴに対して。
本機が参戦したEXVSではリヴァイヴどころかリボンズも未参戦でイノベイドが味方のティエリアしかいなかったためか、「助けが無きゃ、てめぇもその程度かよ!」とアレンジされて汎用台詞となっている。
- ロックオン「ハロ、トランザムは!?」
ハロ「ワンセコンドカノウ、ワンセコンドカノウ」
ロックオン「…上等!!」- リヴァイブとの対決中。この後のケルディム突撃からの1秒だけのトランザム絡みの演出は00の戦闘のなかでも屈指の名シーン。
何故かMBONまで覚醒ゲージがMAXになったときにハロが「ワンセコンド可能」と言っていた。全覚抜けでも数秒は持つのに。
- 「これが…ソレスタルビーイングだ…!アニュー…」(同上)
- リヴァイヴを1セコンドトランザムで撃破したロックオン。しかし、同時にケルディムも戦闘不能となり、気絶してしまう…
ハロ
CV. 小笠原 亜里沙
ソレスタルビーイングのサポートメカ。
ガンダムデュナメスの時と同様、ケルディムガンダムの機体制御などの操作支援を担う。
シールドビットおよびライフルビットの制御も行い、相棒として2代目ロックオン・ストラトスをサポートする。
【原作名台詞】
- 「ロックオン、イキテタ!ロックオン、イキテタ!」
- ライル・ディランディとの初対面時の台詞。
ロボットのハロでもライルとニールの区別は付かなかったようだ。
- 「ネライウツゼ!ネライウツゼ!」
- 2代目ロックオンの初実戦時に「こういう時、兄さんならなんて言ってた?」と尋ねられての台詞。
【ゲーム内での活躍】
EXVS.
コスト2500の純射撃機として登場。
機体名は「ケルディムガンダム」だが、武装は最終決戦仕様の「ケルディムガンダムGNHW/R」になっている。
スナイパーライフル(メイン)、ビームピストル(格闘、格闘CS)、GNミサイル(サブ)、GNライフルビット(特射)と多彩な射撃を持つ射撃機体。
長い赤ロックと合わせ高い狙撃能力を見せる超弾速のメイン、それを補佐する各射撃、自機にも僚機にも張れ、射撃どころか格闘まで弾くGNシールドビット(特格)も備える。
メインは相手の動きが止まる着地や攻撃、動きの軸に合わせて撃たないと全く当たらず、まさに「狙い撃つ」ことに特化している。
格闘CSのビームピストル連射は地上撃ち(レバー入れあり)、空中撃ち(レバー入れあり)、振り向き撃ち、マルチロック時、振り向きマルチロック時とパターンが多い。
覚醒技ではメメントモリ攻略戦でのセラヴィーとのコンビネーション技、セラヴィーがスタン属性のハイパーバーストを発射し狙撃追撃を行う。
しかし格闘が発生の遅いカウンター以外に一切なく、虹ステもカウンター成功時以外にできないと近距離戦は不得手。
近距離戦が得意な機体、射撃バリアを持つ機体、自分と同等以上の機動力を持つ機体には大いに苦戦させられることだろう。
苦手機体が非常に多いので、相手を寄せ付けない、寄られてもそれを捌く技術も狙撃能力と同等以上に求められる玄人向けの機体。
XBまでの本作のみの強みとして、(恐らくバグだろうが)覚醒中の格闘CSでシールドビットがアサルトモードに入った瞬間にキャンセルし、N特射を展開し発射することでライフルビットと同時にシールドビットからもゲロビが出るという小技があった。普通に格闘CSを撃つ場合と違い、移動しながら撃てるので非常に使い勝手が良かった。
またEXVSの稼動初期は過去シリーズの同様に緑ロックでも銃口補正が効いていたたがそれが原因でどの距離からでもメイン射撃がほぼ必中であたる状態であったため全機体共通で緑ロックでは銃口補正がかからないように修正された。開幕当初の強さはそれだけではなく、メインの銃口補正が凄まじくよく、横BDに命中させたり、空中でメインを当てた敵にもう一発メインを当てれるほどで、さらにシールドビットも出撃時点で使用できたためコストオーバーしても保険があるという後のインフレが進んだ作品でもトップをとれそうな強さだった。…流石にEXVS2以降は厳しいかもしれないが。
ちなみに家庭版のミッション用超広範囲
ステージでは狙撃が届かないこともあるらしい。
EXVSFB.
細部に調整が入ったが、やることは全く一緒。残念ながら上記のシールドビットアサルトモードを移動しながら使う技は削除された。
カウンターが成功時でなくても虹ステ可能になり、フワステと格闘の相性が良いため近距離自衛が幾分か楽になった。
メインの弾数が3発になったのでより狙い撃ちやすくなった…が、より強力な近接性能を誇る機体が増えたので、さらにプレイヤースキルが求められるように。
EXVSMB
セラヴィーがサブに追加され、00と同じようにゲロビを撃つ、もしくはGNバズーカを三連射してくれる。
ミサイルは射撃CSに移行した。
Sドライブ発動中はメイン射撃の弾数が増えるという特殊な仕様が与えられている。
一方でMBONのS覚醒にも言えるのだがピストルの振り向き撃ちからピストルにキャンセルして落下しようとすると振り向き撃ちの前転を繰り返しその場でくるくると回り続けるだけなのでメインや射撃CSなどでしっかりと振り向いてから下りよう。
アップデートにより後格の発生が大幅に上がり、より扱いやすくなった。
性能とは関係ないが、家庭版のミッションモード用のボイスを使いまわしたのか、各種攻撃時に言う台詞が増えた。特にメイン使用時に「狙い撃つぜ!」と言うようになったのが印象的か。むしろ今までなかったのが不思議ではある。
MBON
体力低下、シールドビット回収コマンド入力時に落下するように。
家庭版のミッションモードではエンディングと同時に解禁される敵味方問わず被弾すると即撃墜扱いとなるスキル『一撃必殺』を装備して開幕から登場するターゲットやボス機体を狙い撃ったプレイヤーも多かったようだ。
EXVS2
長らく支えてくれたセラヴィーがリストラされた。
アシストがこれまでのNと同じくらいのゲロビを撃つ
00ライザーとミサイルを発射するアリオスになり、覚醒技が狙撃に。
メインより弾が大きいため弾速は遅く感じるが誘導が強く相手の自由落下や高跳びなら容易に打ち抜けるようになった。さらに動作もすぐに終わるので相手に与えるプレッシャーは増したと言える。
CSのミサイルはデュナメス同様時間差で爆発するタイプになり、下格成功時の1secondトランザムのピストル連射が格闘属性になり、最後に爆発してメインで追撃可能な打ち上げになりリターンも増した。
そして無駄にアクロバットで隙が大きく役に立たなかったピストルの振り向きが消えた。
セラヴィーリストラによりダブルオーのアシストとしても登場。狙撃をしてくれる。
EXVS2XB
シールドビットアサルトモードが時限式で使用可能になった。
一定時間追従しメインorピストルに連動して照射ビームを撃ってくれるのだが、弾速、銃口補正に優れており、さらにビットなので射角制限がない、おまけに発射されたからダウンしてもビームは出たまま…と強力な性能をしているため、自衛どころか相手を追い回したり起き攻めできるほどの性能。特格のレバー下なので従来のシールドビットと間違えないように。
これまでは接近されたら全力で迎撃していたのに一時的とはいえ逆に追いかける立場になるとはだれも予想できなかっただろう…
シリーズ経験者なら誰もが驚く(時限式)突砂(突撃するスナイパー)の誕生である。
言うまでもなくアサルトモードが切れたらいつものケルディムに戻るので使用後の状況も考えた立ち回りをしよう。
また、アシストに00が格闘攻撃をしてくれるのも追加された。
これまで使いにくかったマルチロック格闘CSもレバー下になりサーチ替えしても暴発しにくくなったのもありがたいところ。
ちなみに、初代エクバの相方であった
マスターガンダムもそこそこ強化され、稼働初期はケルディムとの組み合わせを見る機会がそこそこあったため、初代EXVSを思い出した熟練兵もいたとか。
前作でダブルオーが猛威を振るったので下方の一環としてアシストの動作が狙撃からライフルビットに変更。
ぶっちゃけ微妙な性能。
OB
メインがBD中でもレバーNで構え撃ちをするように。
サブがダブルオーライザーとアリオス同時呼び出しに変更。
Nでダブルオーがミサイル、アリオスがGNキャノン、レバー入れでアリオス、ダブルオーの順に突撃して格闘を行う。
本作では緑ロックでの攻撃はダメージ減少するようになるという仕様が追加されており、痛手……に思えなくはないがガナザクのような曲げ撃ちゲロビ、
クシャトリヤなどのファンネル主体の機体に比べるとそこまでではなく、長い赤ロックもありそこまで気にならないことも。
さらに、他の機体はアメキャン対応のアシスト呼び出し時に振り向きがなくなったりピョン格からの接地ズサキャンがなくなるなど、着地を狙う分にはチャンスが増えることもあると追い風でもある。
とはいえ今作では2500に厳しい環境であるので油断しないように。
ダブルオーのアシストからはリストラ。
【勝利・敗北ポーズ】(EXVS.)
勝利時
通常時:膝をついてスナイパーライフルを構える。狙い撃つぜ!
覚醒中:ライフルビットを自機周辺に停滞させて直立浮遊。
覚醒技中:セラヴィーのGNキャノンの隙間からスナイパーライフルを構える。メメントモリ攻略戦の再現。
敗北時
左腕と左脚を失った状態で倒れ伏せる。
後期EDでの姿に近い。
ちなみにステージ「REBIRTH」では元ネタの後期ED仕様のケルディムが転がっている。
【勝利・敗北ポーズ】(EXVS.FB以降)
勝利時
スナイパーライフル保有中に勝利:膝をついてスナイパーライフルを構える。狙い撃つぜ!
ピストル保有中に勝利:ビームピストル2丁をクルクル回した後に決めポーズ
覚醒中:ライフルビットを自機周辺に停滞させて直立浮遊。
覚醒技中:セラヴィーのGNキャノンの隙間からスナイパーライフルを構える。メメントモリ攻略戦の再現。(MBONまで)
敗北時
EXVSと同じ。
【その他の活躍】
ガンダムビルドファイターズトライ
第13話のニールセン・ラボでのバトルロワイヤルで登場。使用者は神奈川県代表本牧学園のチーム「グレートK」のリーダーであるカリマ・ケイ。
ガンプラ学園の実力を偵察するためにキジマ・ウイルフリッドの
トランジェントガンダムにGNビームピストルIIで攻め立てたが、本来
大型モビルアーマーを愛用するはずのカリマが本気ではなかった事から手を抜かれ、本気を引き出そうとGNシールドビットで仕掛けた包囲射撃もGNパルチザンを掲げて防がれ、直後に斬撃波でビットとピストルを全て破壊されて武器と戦意を喪失した。
ちなみにカリマの声を担当したのは杉田智和氏で、DESTENYで参加して以降たまにガンダムに登場しつつも、なかなかガンダム…どころか名ありパイロットすら演じる機会がなかった(一応地球連合のMAザムサザーのパイロットは演じた)り、氏の代表作のある作品だと氏以外の
メインキャラの声優がほぼ全員ガンダムに乗ったことがある、スパロボでガンダムに顔がそっくりなロボには乗った、親友の中村悠一氏は
ライバルから
ガンダムに乗る主役、
兄貴分や
脇を支えるサブキャラなどかなりのキャラを演じた…など視聴者からネタにされていたが、ガンプラかつ自分の専用カスタム機ではないとはいえ、ようやくガンダムに乗れたと言える。
まあ杉田氏はガンダムよりジオン側のMSの方が好んでいるそうで『ガンダムに乗りたいとは言ったことがない』とラジオかなんかでおっしゃっていたそうだが。
とはいえモブキャストとはいえ乗ったザムサザーには愛着があるそうで、後にブレイカー3やサンダーボルトにも出演することとなった。
ガンダムビルドファイターズ バトローグ
三代目メイジン・カワグチがレナート兄弟(本エピソードで新しく登場した三男もいる)を招いて連邦軍特殊部隊によるソレスタルビーイング掃討戦というシチュエーションのミッションで(バトローグ仕様のケルディムサーガだが)CPUの機体として登場。
1/144サイズながらコックピットにはライルの姿もあり、メイジンの作りこみがうかがえる。
スーパーロボット大戦
『第2次Z 再世篇』で初登場、現状ソシャゲを除くと唯一の参戦となる(TV版の参戦回数が少ないからだが)。ライフルビットなどのヘビーウェポンは武装扱いとなり、使用時にのみ姿が変わる。
ロックオン(ライル)は兄と同様に主人公・クロウと親友関係となり、彼ら貧乏くじを引くことの多い
デュオやダイガードの青山と貧乏くじ同盟を組むことに。
また、条件次第では原作で死に別れたアニューを救う展開があり、劇場版に移行した続編では直接登場こそしないものの生存が正史となっている。
ちなみにシールドビットの仕様が「一定値のダメージを軽減する」ため「一定値以下のダメージを無効化する(それ以上は素通しする)GNフィールド」を持つセラヴィーよりもゲーム的に防御に優れていたりする。
ちなみにトランザムはメメントモリ狙撃と連撃からの1セコンドトランザム風の接射の2種類あるが、前作のデュナメスのGNスナイパーライフル同様サーシェス相手にトランザム狙撃で撃墜すると専用の台詞が利ける。
ソシャゲ版の『CC』および『X-Ω』ではニールが死亡しないのでファン念願の兄弟での共闘が実現した。
GNドライヴはどうなっているのだろうか。
『DD』ではメインストーリーではニールが死亡したためストーリーでの共演は不可能になってしまった。
更にシステム上ニールと同一パイロット扱いとなり、スキルや精神コマンドは兄から引き継がれるが、乗り換え扱いのためデュナメスとの同時編成はできない。
最終更新:2025年03月04日 11:31