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  • 憎いあん畜生

harukaze_lab @ ウィキ

憎いあん畜生

最終更新:2019年11月13日 18:57

harukaze_lab

- view
管理者のみ編集可
憎いあん畜生
山本周五郎

-------------------------------------------------------
【テキスト中に現れる記号について】

《》:ルビ
(例)駿府《すんぷ》

|:ルビの付く文字列の始まりを特定する記号
(例)経|袴《ばかま》

[#]:入力者注 主に外字の説明や、傍点の位置の指定
   (数字は、JIS X 0213の面区点番号またはUnicode、底本のページと行数)
(例)※[#「にんべん+悄のつくり」、第4水準2-1-52]
-------------------------------------------------------

[#3字下げ]うらぶれ雨[#「うらぶれ雨」は大見出し]

[#5字下げ]一[#「一」は中見出し]

「珍しい芸人ですねえ親方」
「ちょっといけるだろう、駿府《すんぷ》のお城下で拾って来たんだが、案外の当りで、実はおいら[#「おいら」に傍点]も驚いてるんだ」
「なかなか勘どころも心得てるわ」
「もうかれこれ、半年になるからな」
 浅草寺《せんそうじ》境内の掛け小屋である。
 高葉屋一座という曲芸、手品、娘手踊など色とりどりの芸人を揃《そろ》えて、毎年新秋九月に此処《ここ》で定打をするのだが、親方の喜右衛門《きえもん》というのが、江戸人の好みをよく心得ているのでいつも好《よ》い人気を保っていた。
 舞台ではいま、「※[#「にんべん+悄のつくり」、第4水準2-1-52]《やつ》しの十郎」という太夫《たゆう》が、居合抜きの曲組を演《や》っている。
 浅黄色の小袖《こそで》に派手な縫のある義経|袴《ばかま》をはき、鴇色《ときいろ》の大きな襷《たすき》をかけた拵えは普通の芸人であるが、……白羽二重の眼出し頭巾《ずきん》をかぶっているのと、舞台にいるあいだ決して口を利《き》かないのが、なにか由《よし》ありげだった。
 もっともわき[#「わき」に傍点]役の天助の口上に依《よ》ると、
 ――太夫芸名の儀は「※[#「にんべん+悄のつくり」、第4水準2-1-52]しの十郎」と申されます、お目通りしがない芸に仕《つかまつ》りまするが、身分は由緒《ゆいしょ》あるお武家の出にて、父親の仇《かたき》を討たんがために艱難辛苦位《かんなんしんく》、斯《かか》る業《なりわ》いを致されながら仇を捜しての廻国、そのためかよう面体《めんてい》を包みまする。敵《かたき》の名は工藤左衛門尉祐経《くどうさえもんのじょうすけつね》、御贔屓《ごひいき》お客様におかれましても、もし右様の者お見掛けの節は、なにとぞ手前までお知らせの程願い奉《たてまつ》ります。というのが定《き》まり文句である。
 ※[#「にんべん+悄のつくり」、第4水準2-1-52]しの十郎に工藤祐経という、曽我《そが》をもじっ[#「もじっ」に傍点]た道化口上であるが、見物のなかには、太夫の人柄から推して、もしや幾らかの真実があるのではないかと思う者もある様子だった。
「親方……」
 揚幕の蔭《かげ》から、熱心に十郎の芸を見ていた女が、ふと喜右衛門の方へ振返って、
「あれはお武家ですね」
「眼が高いな、なるほどお武家だよ」
「そうでしょう、あれは大小を差しつけた腰ですよ、町人お百姓では、とてもああきまる[#「きまる」に傍点]もんじゃありません」
 女は二十四五、少し窶《やつ》れているが磨きのかかった小麦色の肌、やや険のある眼許《めもと》から膏《あぶら》の乗った衿足《えりあし》がひどく嬌《なま》めかしい。
「それにしても、どうしてまたお武家が、こんな稼業《かぎょう》のなかへ入って来たんです」
「そいつあ当人に訊《き》かなきゃ分らねえ」
 喜右衛門は煙管《きせる》をはたいて、
「なにしろ一座に入ったのからして妙なきっかけさ。駿府で初日をあけた晩のことだっけ、はねたあと曲芸の猿彦と幸三、それに下座の与吉の三人が呑《の》みに出たんだ、……酒癖の悪い連中だから、此方《こっち》から喧嘩《けんか》を売ったんだろう」
「その相手があのお武家ですね」
「そうだ、尾羽うち枯らしたひどい恰好《かっこう》よ、すっかり見縊《みくび》った三人が殴りかかると、相手はいきなりこう抜いた」
「親方も見ていなすったんですか」
「通りかかった鼻っ先よ。……抜いたのを見てああいけねえと思ったとたん、刀はぱちん[#「ぱちん」に傍点]と鞘《さや》に納まってた」
「……へえ!」
「おやっと見ると、三人はさんばら髪だ」
「どうしたんです」
「ぎらり抜く、ぱちんと納める、このあいだに三人の髷《まげ》っぷしを斬《き》っていたんだ。正直のところおらあ[#「おらあ」に傍点]膝《ひざ》を叩《たた》いたぜ」
「ほほほほ、こいつはいける[#「いける」に傍点]ッてね」
「図星だ。……丁度なにか新しいのを一枚欲しいと思っていたところだから、仲直りに一杯誘うとこいつがてんで猩猩《しょうじょう》だ、無礼者のひとつもくらうと思ったら案外分りが早く、よかったら体を預けようというとんとん拍子さ」
「親方は人徳がおありですからねえ」
 女は笑いながら、また舞台の方へ眼をやった。そこではいま太夫が、居合腰になっているうしろに、道化の天助が白扇を高く捧《ささ》げて立ちながら口上を述べていた。
「……那須与市《なすのよいち》は馬上の弓勢《ゆんぜい》、※[#「にんべん+悄のつくり」、第4水準2-1-52]《やつ》しの太夫は居合の太刀風、投げまする白扇は二つに斬れて、雌蝶《めちょう》雄蝶《おちょう》は恋のつれ舞とございます」
 はい! という声と共に白扇は颯《さっ》と高く舞いあがり、ひらひらと木葉がえしに落ちて来る。
「……えい!」
 うしろ向きのまま気合と共に太夫の腰から閃光《せんこう》が飛んだ。
 ぱっ! という音がして扇は真二つ、刀の鍔鳴《つばなり》と共に、さながら二匹の蝶の如《ごと》くるつれあいながら、客の頭上へ舞い落ちて行った。……わあっとあがる拍手と歓声、落ちた扇を拾おうとして揉《も》み合う人々のどよめきを後に、太夫は会釈《えしゃく》もなく楽屋へ去って行った。

[#5字下げ]二[#「二」は中見出し]

 居合抜きのあとは最後の総踊で、楽屋にいた芸人たちはみんな舞台へ出て行った。
 葛籠《つづら》や長持や行李《こうり》や、衣装、道具類がごった返して足の踏場もない、乱雑な楽屋へ入って来た※[#「にんべん+悄のつくり」、第4水準2-1-52]しの太夫は、手早く衣装を着替えると、隅の方へどっかりと坐《すわ》って、酒徳利と湯呑み茶碗《ぢゃわん》をひき寄せた。
 頭巾を脱《と》った顔はひどく蒼白《あおざ》めている。
 憂悶《ゆうもん》を刻みつけたような額の立皺《たてじわ》、切剥《きりそ》いだような頬の線からひき結んだ唇許《くちもと》まで、寂しさと絶望を絵に描いたようだ。……年は二十七か八であろう、湯呑みから酒を呷《あお》りつける身振りや表情には、荒《すさ》んだ生活の影が濃く浸込んでいるが、よく澄んだ双《ふた》つの眸《ひとみ》だけは、まだ濁らぬ光を湛《たた》えていた。
 黄昏《たそがれ》の色が溶け入って来る……。
 舞台は総踊の猥雑《わいざつ》な騒ぎでわきかえっている。三味線《しゃみせん》、太鼓、鉦《かね》も笛も一緒くたに囃《はや》したてる音、甲高くはりあげる唄声《うたごえ》、手拍子、それは今日の終りを弔う挽歌《ばんか》のように、あからさまな哀《かな》しい響をもっていた。
[#ここから2字下げ]
※[#歌記号、1-3-28]……憎いあん畜生は
     繻子《しゅす》の帯……。
[#ここで字下げ終わり]
 太夫はふと呟《つぶや》くように唄いだした。
[#ここから2字下げ]
※[#歌記号、1-3-28]……緊《し》めるそばから
     空解《そらと》けの
  知らぬ顔して秋の月……。
[#ここで字下げ終わり]
「似合いましたねえ」
 という声がした。
 太夫は重たく酔眼をあげた。楽屋の入口に女が一人、ふところ手をして、嘲《あざけ》るように此方を見おろしている。
 揚幕の蔭にいた女だ。
 太夫は朦朧《もうろう》とする視力を、眤《じっ》と女の顔のうえにとめていたが、相手が誰だか分らない様子で、ぴくんと肩をすくめながら、またしても湯呑みへ酒を注ぐ。……女はその手許を冷やかに見やりながら、
「膳所《ぜぜ》藩のお馬廻り四百石の御次男、新村半四郎《にいむらはんしろう》さまがこんな御出世をなさろうとは思わなかった。よくお似合いですこと」
「……誰だ」
 太夫の手から茶碗が落ちた。
 そして、横鬢《よこびん》からすっと血のひくのが見えたと思うと、彼は大きく眼を瞠《みひら》きながら、あっと云って立とうとしたが、泥酔《でいすい》している膝《ひざ》の自由が利かず、そのままだっと手をついてしまった。
「おそめ[#「おそめ」に傍点]、おそめ[#「おそめ」に傍点]か……」
「おそめ[#「おそめ」に傍点]半四郎、そんな浮名が大津の町に広まったこともありますねえ」
 女は冷然と見おろしたまま、
「三年まえの夢さ、もう金の蔓《つる》も切れた時分とみたから此方はおさらばをしたんだけれど、……こういう御出世ぶりを拝見すると、自分ながらいい時に見切ったと思いますよ」
「おそめ[#「おそめ[#「おそめ」に傍点]」に傍点]、己《おれ》は捜していたんだ、己はおまえに会いたくってこんな稼業までして来たんだ」
 半四郎は女の言葉など耳にも入らぬ様子で、
「おまえがなにを云おうと、心のなかはこの己がよく知っているんだ。そんな古いあいそ[#「あいそ」に傍点]づかしを真にうけるほど、半四郎は生《うぶ》じゃあなくなってる、おそめ[#「おそめ」に傍点]……会いたかったぞ」
「ほほほほ、いい御機嫌ですね」
 女は伸びて来る男の手から、ひょいと一歩逃げながら、
「気の好いのはおまえさんの持前だけれど、それほどお天気だとは知らなかったわね、あたしはまたみつけられたらいきなり斬られでもするかと思ってましたよ」
「…………」
「それじゃあなたは怒ってはいないんですね、あたしを怨《うら》んではいないんですね、……ほほほほほ、それで安心しましたよ」
「おそめ[#「おそめ」に傍点]、おまえがどんなに云おうと、己はおまえの胸を見通してるんだ」
「半さん」
 女は半四郎をさえぎって、
「どう見通しているか知らないが、おそめ[#「おそめ」に傍点]おそめ[#「おそめ」に傍点]とそう安く呼ばないで下さいよ、気障《きざ》なことを云うようだけれど、あたしたちの仲は三年前に切れているんだ、おまえさんが※[#「にんべん+悄のつくり」、第4水準2-1-52]しの太夫と云われるように、あたしも今ではちょいと売った芸名のある体ですからね、妙な噂《うわさ》でも立つと、人気に関《かか》わるから気をつけて下さいまし」
 それだけ云うと、女はくっ[#「くっ」に傍点]と肩を突上げながら立去ってしまった。
 半四郎は追って出ようとした。
 けれど動けなかった。
 酔の回っている全身の血が、いっぺんに頭へ集まって烈《はげ》しく脈を搏《う》っている。
 ……二年のあいだ捜し歩いていた女だ。命までもと誓い合った女だ、家も名も外聞も、なにからなにまで捨てて愛した女だ。
 ――下手なお芝居だ。
 半四郎は苦いものを服《の》むように、そう思いながらごろりと横になった。
 ――おそめ[#「おそめ」に傍点]は己を想《おも》っている、己のためを思って身を引いたんだ。
 それであんなあいそづかし[#「あいそづかし」に傍点]を云ったんだ。
 己は知ってる、己にはよくこの気持が分るんだ。
[#改ページ]

[#3字下げ]街巷《ちまた》の灯[#「街巷の灯」は大見出し]

[#5字下げ]一[#「一」は中見出し]

 新村半四郎は膳所の藩士であった。
 父は秀之進《ひでのしん》といって馬廻り組頭で四百石、兄の半兵衛《はんべえ》も小姓組に召出されて役料《やくりょう》百石を取っていた。……半四郎は少年の頃から剣道にいい素質をもっていたので、藩の師範役|相良忠左衛門《さがらちゅうえもん》について学び、二十四歳で代師範を勤めるようになっていた。
 元来がお坊ちゃん育ちのうえに温和な性質で、家中の評判もよかったし、殊《こと》に相良道場の門弟たちからは肉親の兄のように敬慕されていた。
 然《しか》し、完全なものほど魔がさし[#「さし」に傍点]易《やす》いという通り、半四郎の順調な生活は思いがけぬところで、大きな破綻《はたん》にぶつかった。……四年まえの秋のこと、門弟たち十五六人と一緒に竹生島《ちくぶじま》へ詣《もう》でた帰り、大津の町でみんなに誘われてつい[#「つい」に傍点]旅の気易さから或《あ》る旗亭へあがったが、そのとき呼んだ十人ばかりの芸者のなかに、芸も縹緻《きりょう》も群を抜いたおそめ[#「おそめ」に傍点]という若い妓《おんな》がいた。それが半四郎の運命を覆《くつがえ》えす相手だったのである。
 あっさり遊んで宿へ帰ろうとしたとき、
 ――そこまで送らせて下さいまし。
 と云って、おそめ[#「おそめ」に傍点]が一緒に立って来た。
 妓はごくあたりまえの調子で、半四郎にひき添って歩いた。宿まで四、五丁あったろうか、なにを話すともなく、軽い酔い心地に唆《そそ》られたらしい妓の、どこか嬌《なま》めかしい笑声が、若い半四郎の神経に痺《しび》れるような快さを浸込ませた。
 おそめ[#「おそめ」に傍点]は別れしなに、半四郎の手をそっと握りながら囁《ささや》くように云った。
 ――もうおいでにならないで。
 ――来てはいけないのか?
 半四郎は妙なことを云う妓だと思って振返った。おそめ[#「おそめ」に傍点]はその眸を眤と泣くように覓《みつ》めてからふい[#「ふい」に傍点]と外を向きながら、
 ――忘れたいから……。
 細く細く呟《つぶや》くように云って、そして半四郎の返辞も待たず、忍び音のいい声で唄いながら去って行った。
[#ここから2字下げ]
※[#歌記号、1-3-28]……憎いあん畜生は
     繻子の帯
   緊めるそばから
     空解けの……
[#ここで字下げ終わり]
 半四郎は唄声の聞えなくなるまで見送っていた。
 そして膳所へ帰るまで、半四郎の心にはなにごともなかった。然し、帰ってから一日二日と経《た》つうちに、いつかおそめ[#「おそめ」に傍点]の俤《おもかげ》が強く鮮やかに甦《よみが》えって来始めたのである。
 ――もうおいでにならないで。
 忘れたいから……という言葉も、あのとき聞捨てにした感じとは違って、妓が心を告げる切ない囁きであったということも分り始めた。
 半四郎は十日も経たぬうちに大津を訪れた。そして更にそれから数日置いてみたび妓に会った。……初めて一緒に明かした夜、おそめ[#「おそめ」に傍点]は男の腕を涙でひたしながら、
 ――あたしのせい[#「せい」に傍点]ではありませんよ。
 と、なんども繰返して云った。
 半四郎はもう雪崩《なだれ》に巻込まれたようなものだった。膳所から大津へ、無理な通い路が続いて、その年の師走《しわす》はじめ、ついに家も名も捨てて、妓の許《もと》へ奔《はし》ったのである。
 道場からは、親友の長田恒之丞《ながたつねのじょう》がなんども訪れて来た。
 従弟《いとこ》に当る小野関之助《おのせきのすけ》も来た。然し誰が来ようと、どんなに意見をされようと半四郎の心は動かなかった。……長田恒之丞は最後に訪れたとき百両の金を置いて、
 ――拙者はいつまでも待っているぞ。
 と云った。
 二人は大津の町はずれに小さな家を持った。
 なにもかも忘れて愛情に酔いきった。どんな日と夜があったことか、今では思いだすよすがもないほど夢中な日が続いた。
 けれど明る年の晩春、葉桜に雨の降りそそぐ或る夜のこと、おそめ[#「おそめ」に傍点]は短い書置を残して不意に姿を隠してしまった。
 ――金も切れ候《そうろう》、縁も切れ候。
 半四郎は信じなかった。
 短い無情な文字の裏には女の苦しい悲鳴がある。おそめ[#「おそめ」に傍点]は半四郎の一生をめちゃめちゃにしたと云って幾度も泣いた。
 ――おそめ[#「おそめ」に傍点]は生れて来た甲斐《かい》がありました。
 でも半さまの一生をこのままには出来ません。半さまは膳所へお帰りなさいまし。
 ――帰ってもいいか。
 ――今じゃなく、今はまだいや。
 今はまだ、今はまだいやと、同じことをなんど繰返したことだろう、その声音の切ない韻《ひびき》は、半四郎の耳になまなまと残っているのだ。
 それなのに金の切れ目が縁のとは、なんという幼稚な言葉だろう。そんなあいそづかし[#「あいそづかし」に傍点]を信じるほど、心浅い半四郎と思うのか。
 ――おそめ[#「おそめ」に傍点]!
 半四郎は書置をひき裂いて、
 ――己の一生はおまえのものだ、おまえの一生は己のものだ、おまえ一人はやらぬぞ。
 とすぐその場から行衛《ゆくえ》知れぬ女のあとを追って旅へ出た。

[#5字下げ]二[#「二」は中見出し]

「あれから三年」
 半四郎は空になった燗《かん》徳利を手に、茫然《ぼうぜん》と眼をつむって呟いた。
「到頭めぐり合った。到頭。……だが妙なめぐり会いだ。己がこんな境涯に堕《お》ちたのは自分から求めてのことだが……あの女まで同じように落魄《おちぶ》れていようとは」
 浅草、山谷《さんや》道の小さな居酒屋の隅である。
 外は雨だ。
 人足や、ぼて振りや、駕舁《かごか》きなどが、暮れかかる土間のなかに押合いながら、酒を呑《の》む者、飯を食う者が、がやがやと眼まぐるしい騒音がわき立っている、……こんな所で呑む酒もいつか身についた。騒音のなかにある静かな片隅が、今の半四郎には却《かえ》って心の安まる場所になっていた。
 傘の水を切りながら道化の天助が店のなかへ入って来た。
「先生、行ってめえりました」
 半四郎はその声で酔眼をあげた。
「どうした」
「分りましたよ」
 天助は向き合って腰を掛けながら、
「あれは奥山の瀬川屋一座で、浮世節を唄っている玉乃家水藻《たまもやみずも》という人気女です」
「宿はどこだ」
「一座の宿は馬道の小倉ですがね、女は石原町の佐助|店《だな》に別に住んでるそうです、もう去年からこの浅草で売ってる女で、瀬川屋一座へはついこの頃へえったって云《い》いますぜ」
「石原の佐助店だな」
「俗称は百軒|店《だな》とも云います、――ところで先生まず一杯頂かしておくんなさいな」
「これで呑め」
 半四郎は袂《たもと》から銭を掴《つか》み出してやると、そのままふらふらと立上った。
「冗談じゃあねえ、置いてけぼりですかい。御執心なら道を通さなけりゃあ、直に行っても無駄ですぜ」
「いいから、貴様は呑んでいろ」
 半四郎は傘を持って店を出た。
 もう四日も降り続いている雨だった。……暮れきった街は行く人の影もまばらに、餌《えさ》を漁《あさ》るのであろう、濡《ぬ》れしょぼれた痩犬《やせいぬ》が一匹、後になり先になり、河岸《かし》っぷちまで、半四郎と一緒に歩いて来たが、いつか宵闇《よいやみ》のなかへ見えなくなってしまった。
 御蔵前の渡舟《わたし》を越して本所へあがった。
 石原町の一|劃《かく》にある百軒店、小半刻《こはんとき》捜した末、ようやく突止めた家は、長屋のどん詰りにある陋屋《うらだな》だった。
「……御免」
 声をかけると、家のなかで聞えていた人声が、はたと歇《や》んだ。今日は殊更《ことさら》に酔いをかりている、思い切って半四郎は腰高障子を明けた、……貧しい家のなかに、行燈《あんどん》の灯を囲んで食膳《しょくぜん》に向っているおそめ[#「おそめ」に傍点]、それと三十四、五になる男が一人、此方《こっち》へ振向いてあっという表情だった。
「……おそめ[#「おそめ」に傍点]、迎えに来た」
 半四郎は土間へ入った。
「己と一緒に行こう。芝居はもう沢山だ、己はおまえの心を知っている、二年のあいだ捜していたんだ、己の一生はおまえのものなのだ、己と一緒に行こうおそめ[#「おそめ」に傍点]」
「おまえさんは盲人かい」
 おそめ[#「おそめ」に傍点]は癇声《かんごえ》をあげた。……洗いざらしてはいるが畳紙筋《たとうすじ》の通った白地の単衣《ひとえ》に、蒼味《あおみ》を帯びた顔が凄《すご》いような美しさだった。
「迎えに来たなんて馴《な》れ馴《な》れしいことを云うのは止《よ》しておくれ、おまえさんとは三年あとに縁が切れているんだ。……今じゃこうして立派な亭主のある体なんだよ」
「……なんだなんだ、おそめ[#「おそめ」に傍点]」
 膳の向うにいた男がぎろりと眼を光らした、おそめ[#「おそめ」に傍点]は立膝《たてひざ》をして向き直りながら、
「いつか話した膳所《ぜぜ》のお坊ちゃんさ、百両ばかりの金であたし[#「あたし」に傍点]の一生を買った積りでいるんだから浅黄裏《あさぎうら》は厭《いや》になるよ」
「……お侍さん」
 男は箸《はし》を置いた。
「おめえこの女に文句があるのか、あるんなら亭主のおいら[#「おいら」に傍点]が聞こうじゃあねえか、話は男同士の方が手っ取り早えや、ひとつ……」
「大きな声をお出しでないよ喜三《きさ》さん、坊が眼を覚ましたじゃないか」
 おそめ[#「おそめ」に傍点]は膳の側を離れて、枕屏風《まくらびょうぶ》の蔭《かげ》からぐずり始めた二歳くらいの子供を抱き上げた。
「おお誰がよ誰がよ、……大きな声をして坊のおめめを覚まして悪い父《とう》だのう。……ささ一緒にごはんを喰べるんだよ」
「……帰《けえ》れ」
 喜三と呼ばれる男が叫んだ。
「百軒店は気の荒え連中が揃《そろ》ってるんだ、下手ァまごつくと明日大川へ死骸《しげえ》が浮くぜ、……断っとくがおそめ[#「おそめ」に傍点]の亭主はこの喜三郎だ、文句があるなら覚悟して出直して来い」
「半さん、命が惜しかったらお帰んなさいよ、そして二度と再び来ないがいい、子まで生《な》した亭主と安気《あんき》に暮してるあたしに関わらないでおくれ」
[#改ページ]

[#3字下げ]唄の終り[#「唄の終り」は大見出し]

[#5字下げ]一[#「一」は中見出し]

「……子まで生した亭主と安気に」
 耳許で嘲《あざけ》るような声がする。
 酔いも醒《さ》めた、三年このかた夢に描いていたものがなんと気味よく崩壊し去ったことだろう。
 ――あれがおそめ[#「おそめ」に傍点]か。
 大津の駅の宵闇《よいやみ》に、女心の切なさを囁いたあのときのおそめ[#「おそめ」に傍点]なら、たとえどんなことがあろうと、あれほど邪慳《じゃけん》にはなれぬ筈《はず》だ。
 己《おれ》は人違いをしているんだ、あれはおそめ[#「おそめ」に傍点]などじゃない、まるで違う、おそめ[#「おそめ」に傍点]なら半四郎のこんな姿を見れば……泣いてとびつくに違いない、たとえ亭主があり子が出来ていたにしても、この胸へとび込んで来るに違いないのだ。
 ――人違いだ、おそめ[#「おそめ」に傍点]は他《ほか》にいる。
 傘をさすことも忘れていた、降りしきる秋雨のなかを、蹌踉《そうろう》とよろめきながら河岸へ出たとき、うしろから追いかけて来た一人の武士があった。
「新村、……そこへ行くのは新村ではないか」
「……誰だ」
「拙者だ、長田恒之丞」
 聞くよりも早く半四郎はいきなり雨のなかを走りだした。
 新村、新村と呼ぶ声は、忽《たちま》ち雨の彼方《かなた》へ聞えなくなったが、半四郎はそれでも足を止めず、見も知らぬ街から街をぬれ鼠《ねずみ》のようになって走って行った。高葉屋一座の宿、三味線堀の柏屋《かしわや》へ半四郎が戻ったのは、明る日の夕方のことだった。それまで何処《どこ》でどう過したのか、髪も着物もまだ濡れていたし、腰から下ははね[#「はね」に傍点]泥が一面だった。続く降りで宿にいる者も僅《わず》か七、八人、それも血気《ちのけ》の悪い下廻り連で、隅の方へかたまって、三文|博奕《ばくち》をしていたが、……半四郎が戻ったのを見ると、一人が顎《あご》をしゃくりながら、
「おう、居合の先生」
 とぞんざいな調子でいった。
「親方が今朝っからお待ち兼ですぜ」
「奥にいるから行ってごらんなさい、なんだかひどくお急ぎの様子だった」
 半四郎は返辞もせずに、そこへごろっと横になると、両刀を頭の下へ入れて眼を閉じた。
 ……ひどく酔っている、部屋の中が、急に強い酒気で匂《にお》った。呼吸も苦しそうだ。
 声を聞いたのであろう、夫婦だけ別にひと間を取っていた喜右衛門が、部屋へ入って来て半四郎の枕許へ蹲《しゃが》んだ。
「新村さん、ちょっと話があるんだが」
「……あとにして頂こう、疲れている」
「出来るならあとにしてえが、……町廻りから昨日さし[#「さし」に傍点]を喰いましてね。おまえさんの武士だということがばれ[#「ばれ」に傍点]たんですよ」
「……今まで無事だったではないか」
「薬を利《き》かしてあったんですがね、今度また浪人御改めの触《ふれ》が出たそうで、その薬も利かなくなった、直に一座から退けろということなんです」
「……武士を止《や》めたら宜《よ》かろう」
 半四郎は捨鉢な口調で、
「名も剣も捨てる、これからは性根の底まで※[#「にんべん+悄のつくり」、第4水準2-1-52]《やつ》しの十郎だ、それなら文句はなかろう」
「そいつはいけねえ、刀や名を捨てたってお武家はお武家、あっし共がだんびらを差して何の某《なにがし》と名乗ったってお武家にゃあ成れません……そんなことを云わずに身を退《ひ》いておくんなさい、僅かばかりだが、此処《ここ》にこれだけ」
「……高葉屋」
 半四郎は急に起き直った。
「改めて訊《き》くが、……拙者に此処を出ろと云うのは本当に役人から達して来たことか、それとも他に作略をする者があるのではないか」
「どっちにしても身を退いて頂きてえのですよ、新村さん」
「お、おそめ[#「おそめ」に傍点]の差金だな」
「どう思おうとおまえさんの勝手だ、此方は早く此処を立退いて貰《もら》いさえすればいいんだから、……それじゃあ是《これ》を此処へ置きますぜ」
 金であろう、紙に包んだ物を置いて立上る喜右衛門の背へ、半四郎はその紙包を拾って発止《はっし》と叩《たた》きつけた。
「こんな腐った物はいらんぞ」
「あ、なにをしやがる」
 隅の方で見ていた連中が一斉に立上って来た。一人は素早く大小をひっ掴《つか》んで逃げ、三四人が半四郎の両手を抱えた。
「外へ出ろ」
「ひきずり出せ」

[#5字下げ]二[#「二」は中見出し]

 ながい不摂生な生活のうえに、泥酔《でいすい》している体はどう抗《あらが》うことも出来ず、そのまま担《かつ》がれるように宿の外へ。……突き出されるとたん、一人の衿《えり》へ手が掛ったから、
「下司《げす》め!」
 はね腰に投げる。
「やりやがったな」
「たたんじまえ!」
 掴《つか》みかかる一人の横面《よこつら》へ力任せの一|拳《けん》、足を返して一人を蹴倒《けたお》したが、うしろからだっ[#「だっ」に傍点]と体当りをくらってのめる、……雨水に踏み返した泥濘《ぬかるみ》のなかへ顛倒《てんとう》した。
「生かして置くな」
「蹴る殺してしまえ」
 喚《わめ》きながら、殴る、蹴るだった。
 降りしきる雨のなか。……宿の軒下に忍んでいたおそめ[#「おそめ」に傍点]が、振返ってうなずくと、一人の武士が争いの場所へ駈《か》けつけて行った。
「……これで納ったわ」
 おそめ[#「おそめ」に傍点]が呟《つぶや》くと、軒下の暗がりから喜三郎という男がすっと出て来た。
「芝居はもう終ったわ、兄さん」
 おそめ[#「おそめ」に傍点]は振返って云った。
「おまえを亭主だなんて、嘘《うそ》にしても亡《な》くなった阿母《おっか》さんに恥しい、勘弁しておくんなさいねえ」
「そんなこたあどうでもいい、それよりおらあ[#「おらあ」に傍点]……口惜《くや》しくてならねえ、おめえのこんな実意が、新村さんには一生知れずにいるかと思うと……」
「それは云わない約束ですよ兄さん、知られたら折角の苦労が水の泡になってしまいます、長田様もきっと黙っていて下さるでしょう。女の心って、こんなものなんです」
 一年|経《た》った。
 初秋のよく晴れた午《ひる》さがり、……膳所の城下新屋敷にある藩の剣術道場は、絶叫と竹刀《しない》の音と、床板を踏鳴らす響きで往来の人足を止めていた。
 代師範として中央に稽古《けいこ》をつけているのは新村半四郎である。もう一年まえのうらぶれた姿はない、面を着けていない顔は見違えるような血色で、額に滲《にじ》んでいる汗も健康そのものだ。
 さっきから七、八人稽古をつけてるが、まだ一本も体へ竹刀を当てさせない。
「どうです、鮮やかなもんですね」
「世間の噂《うわさ》に依《よ》ると、二年のあいだ女のあとを追い廻していたなんて云うが、全く噂なんて分らねえものだ、あれは本当に武者修行をして来なすったに違いありませんぜ」
「武者修行とは大時代だね、武術修行と云って貰いてぇ」
「あっ、また一本」
 武者窓へ集《たか》って訳も知らず、勝手な評判をしている人々のうしろへ、三歳ほどの子を抱いた旅の女がそっと近寄って来た。
 花緒を結んだ編笠《あみがさ》で顔は見えないが、いましがた大通りを通り過ぎた旅役者の一座がある。
「女|歌舞伎《かぶき》、歌上右衛門一座」という幟旗《のぼりばた》を立てていた、そのうちの一人とはすぐに分る風俗《なり》だった。
 女は伴《つ》れて来た子を抱き上げると、人群れから少し離れた窓へ近づいて、道場の中をそっと覗《のぞ》き込んだ。
「坊やよくごらん、向うの真中に、お面をかぶらない小父《おじ》さんがいるだろう」
「……うん」
「そら、いま此方へ向いている人だよ」
「……うん」
「あの小父さんのお顔をよく見てお置き」
「どうしてなの?」
「どうしてでも、坊も大きくなったら、あの小父さんのような立派な人になるんだから、忘れないように熟《よ》く見て覚えるんだよ」
「坊もお侍になるの」
「……坊が、いい子にしていれば、……お侍にでもなんにでもなれます。……だから、あの小父さんの顔を忘れないようにね」
「ああ忘れないよ」
 子供は大きく眼を瞠《みひら》きながら、
「あの小父さんは立派な人なんだね」
「ああお立派だとも、いまに膳所の師範役にもお成りなさるんだもの……あれが坊の……」
 父親だという言葉は胸で云《い》って、女はそっと袖口《そでぐち》を眼へ押当てた。
「立ってはいけない」
 門弟の一人が窓際《まどぎわ》へ来て手を振った。
「見世物ではないぞ、通れ通れ」
 人々は窓を離れた。
 女も子供の手を曳《ひ》いて、乾いた道を大津の方へと歩きだした。……微風が来るたびに、白い埃《ほこり》が舞い上がっては女の後姿を包んだ。そしてその埃の彼方《かなた》へ、小さく小さく、二人は白いひと筋の道を歩いて去って行った。
 半四郎はもう唄《うた》わないだろうか。
[#3字下げ]※[#歌記号、1-3-28]……憎いあん畜生は、繻子《しゅす》の帯……
 秋の日ざしは白々としていた。
[#地から2字上げ](「講談雑誌」昭和十四年十月号)



底本:「艶書」新潮文庫、新潮社
   1983(昭和58)年10月15日 発行
   2009(平成21)年10月15日 二十八刷発行
底本の親本:「講談雑誌」
   1939(昭和14)年10月号
初出:「講談雑誌」
   1939(昭和14)年10月号
入力:特定非営利活動法人はるかぜ

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