キスの日
#キスの日
「ご主人様…」
「
ヒルドさんが
エーダリア様に祝福を授けているのは、今日はヴェルリアの方との会談があるからなのですよ?…仕方がありませんねぇ。えい!」
「…虐待」
「なぜ、自ら望んでおいて死んでしまうのでしょう」
「お前も増やしておくぞ」
「なぜ、お家から出ないのに祝福されたのだ」
「…っ?!」
「どうしたんだ、
ヴェンツェル。いきなり転んだら危ないだろう」
「…
ドリー様が、いきなり口づけをしたからでは」
「
エルゼ?火の慰霊祭でウィームに行くからな。火の系譜が
ヴェンツェルに悪さをする事はないが、念の為に俺の守護を持たせておいた」
「人目のある回廊ですからね…」
「で、何でお前がいるんだ」
「
アルテアこそ、さっきは、余分な祝福をネアに与えようとしていませんでしたか?」
「
アルテアなんて…」
「だよね。ネアは僕の妹なんだけど」
「ぐるる!」
「え、何で妹に祝福したら噛まれたんだろう…」
「…ぐる」
「ネア、
ノアベルトは一度森に捨ててこような?」
以上です!
お付き合いいただき有難うございました。
おまけ
「…先生?」
「守護のようなものだ。お前には指輪を預けてあるが、ウィームは人外者達が多い。一応持っておけ」
「はは、正しい魔物の溺愛だな」
「うーん。アーサーが見たら怒りそうだな。…
バンルはこういう事はしないね」
「して欲しいならしてやるが、ブラッシングしてからだな」
最終更新:2022年05月07日 20:13