注:980まで更新
注:手動で集めたので抜けている部分があるだろうと思います。見つけたら足していってくださればありがたいです。
注:「ふきゅん」「ふすん」など鼻を鳴らす際の擬音や、「ぐうぐう」「ぐー」「すやすや」「くあっ」「むふんむふん」など寝息、欠伸、感嘆を表す擬音などはとりあえず除いてありますが、入れたくなってきました。
注:引用しすぎな傾向がある気がしますので、ここいらないだろうってところを適宜消していただければ大変助かります。
鳴き声表現一覧
- ・ムギー
- 汎用性の高い鳴き声。
- 何らかの感情や主張を表明する際に使われる。
- 威嚇、苦情、領土主張、自己主張、悲鳴、悲しみ、怒りなど、使われる場面は幅広い。
- 470~975の間で53回。
- ・ムギーっ
- ムギーの亜種。「っ」により「ムギー」よりさらに緊迫感が出ている気がする。
- 470、664、743の3回。
- ・ムギっ
- 苦手なものにびくりとおびえる表現。
- 603の1回のみ。
- ・ムギムギ(むぎむぎ)
- 気持ちが高ぶったときによく使われる。
- 苦情、領土主張、怒り、喜び、大はしゃぎなど。これも汎用性は高い。
- 467~975の間で29回。そのうちひらがな表記は467、598の2回。
- ・ムギャー
- 驚きや悲しみで叫びたいときに使われる傾向がある。
- 予防接種、逃げ沼、紙容器の精霊時など。
- 370~779の間で6回。
- ・ムギャっ
- 驚きの表現。瞬間的に叫んだ声という印象。
- 482の1回のみ。
- ・ムギャムギャ
- じたばたと大暴れするときによく使われる。最も激しい表現(だと思う)。
- 領土主張、予防接種時など。
- 351~872の間で7回。
- ・ムグムグ(むぐむぐ)
- 寝息、嗚咽などを示す。
- 320、370、411の3回。そのうちひらがな表記は320、411の2回。
- ・むがむが
- 怒りで荒れ狂っているという主張。
- 373、460の2回のみ、いずれもひらがな表記。
- ・キャウン
- 警告の鳴き声。
- 241の1回のみ。
- ・ギャワギャワ
- 大騒ぎのときの鳴き声。
- 277の1回のみ。
- ・シャー
- 威嚇の鳴き声。
- 409の1回のみ。
表記に関する考察
注:どこかの話の鳴き声表記を見落としていた場合、ここの議論は簡単に覆るだろうなあ……という感じのふわっとした議論です。
1.表記の移り変わりを考える
初期(241~)
一番古い銀狐の鳴き声は、「キャウン」。意外だ。
そこで納得しかけてしまって、キャウンと声を上げて駆け回っている銀狐に、はっと我に返った。(241)
銀狐が初登場してから1話はさんでの回。
まだ対処に動けないネアへの緊急事態宣言、悲鳴じみた金切り声の表現。
デフォルメされていないリアルな獣っぽさがある。
その次の登場が「ギャワギャワ」。
この鳴き声にもまだリアルな獣っぽさがある。
すぐにディノが追いかけて捕まえてくれたが、犬も狐も荒れ狂っているので、ギャワギャワ大騒ぎの狐を抱えたまま、慣れない獣の喧嘩の仲介をする羽目になっていた。(277)
これらの「キャウン」も「ギャワギャワ」も、最初期に出てきたものの、これ以来使われることはない。
この頃はまだ、銀狐が狐として声を発することに慣れていないのかもなあということも思わせられる。
その台詞をかなりの数聞かされたが、ネアもあまりこの狐の鳴き声を聞いたことがない。
恐らく正しい狐の鳴き方がよくわからないのだと踏んでいるが、緊急時には謎の狐語で喋ることもある。(277)
銀狐は実際、咎竜編の解決以降から400前半まで、登場する回でもあまり鳴かない。
鳴くとしても、「悲鳴を上げる」「鳴いた」「鳴き叫ぶ」といった表現のみで、
オノマトペと共に表されることは少ない。
鳴くよりも、首を振ったり傾げたり、爪を立てたり足元で跳ねまわったりして意思表示をする場面が多いかもしれない。
試行錯誤の時代(320~)
そこから80話ほど飛んで出てくるのが「むぐむぐ」。
このまま災厄の滞在中ずっと寝ていても不思議はないくらい、むぐむぐと寝息を立てている。(320)
この「むぐむぐ」を皮切りに、いろいろな鳴き声が試行錯誤されているかのように出てくる。
けばけばになってネアの膝の上でムギャムギャ騒ぐので、うんざりした選択の魔物は少し距離を取り座っている。(351)
ネアがそう言いかけたとき、遠くからムギャーと物凄い鳴き声が聞こえてきた。(370)
「ムギャムギャ」「ムギャー」といった現在に続く定番や、
試しに、もわもわの紫陽花妖精の方に指先を伸ばしてみると、シャーという唸り声が聞こえ、銀狐がけばけばになっている。(409)
「シャー」という変化球も1度きり現れる。
先程まで不安げな様子だった銀狐だが、いまや火の幻影を煽る者が許せないのか、むがむがと荒れ狂っていた。(373)
むがむがと怒っているが、
エーダリアの膝の上に設置されるときりっと胸を張ってご機嫌である。(460)
「むがむが」は、このあたりで2回しか使われていない表現だ。
前述の「むぐむぐ」「ムグムグ」も、登場は早かったものの、銀狐に使われたのは411までの3回だけだ。
また、これらの「ム」+ガ行の鳴き声シリーズには、序盤だとひらがなとカタカナの表記が混じっていたが、次第にカタカナ表記に統一されていく。
「ムギ―」「ムギムギ」の登場(467~)
全体では最も使用頻度が高い「ムギー」「ムギムギ」は、案外登場が遅い。
467でようやく「むぎむぎ」、470で「ムギーっ」「ムギー」「ムギムギ」が出てくる。
一緒に見送りに来てくれた
ヒルドにむぎむぎと何かを訴えているが、
ウィリアムに直接攻撃をしかける勇気はないらしい。(467)
ネアがそう報告すれば、一緒にいた銀狐はムギーっと威嚇の声を上げた。(470)
そこでムギーと怒りの悲鳴が聞こえ、銀狐が走り去ってゆく。(470)
ネアがそう言った途端、銀狐はまたしてもムギーと叫んだ。(470)
その代わり、肩から落ちてしまった銀狐は、ディノの肩のあたりに飛び乗ってムギムギと苦情鳴きをしていた。(470)
記憶を掘り起こせば、初めて「むぎむぎ」が出てきたとき、面白い表し方だなあと思った覚えがある。この当時はまだ目新しい表現だったのだ。
この初出からそう経たないうちに、「ムギー」「ムギムギ」系の使用頻度がぐんと上がり、元からあった「ムギャー」「ムギャムギャ」系を追い越す勢いで使われるようになる。
銀狐の鳴き声表現自体の総数も、「ムギー」「ムギムギ」系に底上げされる形で増えていく。
「ムギー」や「ムギムギ」という鳴き声の発見が、銀狐にとっては転換点だったのかもしれない。
「ムギャー」だと腹の底から叫んでいる印象で、ここぞというときに使いたい表現だが、「ムギー」だと悲鳴、主張、興奮など、どんなときにも合うような表現だ。
そして暫くの後、庭からはムギーという、突然使い魔に捕獲された銀狐の悲鳴が聞こえてきた。(505)
けばけばになって涙目でムギーと泣いている銀狐に、ネアは微笑んで男前に頷いてみせる。(514)
少しはしゃいでしまい、用意して貰った子供椅子の上でムギーと弾んだ為、隣にいた
ヒルドにぺしりとお尻を叩かれてしまう。(658)
「ムギャー」よりも「ムギー」の方が、いろんな場面で使いやすいのだろう。
こうして「ムギー」「ムギムギ」、「ムギャー」「ムギャムギャ」が定番化していくと同時に、試行錯誤していたころにほんの1回使ったような鳴き声は消えていく。
狐さん的にしっくりこなかったのかもしれないし、「ムギー」などがどんな場面にもしっくり合いすぎて、押されて消えたのかもしれない。
このころのレアな表現としては、482の「ムギャっ」、603の「ムギっ」だ。
それぞれこの1回しか出てこない。
ネアが前足をつつけば、銀狐はムギャっとなって落ちて行った。(482)
この後の儀式を思い、ムギっとなった銀狐が、慌てて
ヒルドの肩に逃げていった。(603)
こうして400~500台あたりから、銀狐の鳴き声表現がよく使用されるようになった。
しかし、全話にまんべんなく使われているというよりは、銀狐が主体となる1話内に、3~8個ほどまとめて使われる傾向にあるだろうか。
1話内の鳴き声の総回数が多かったのは743の「新しい獣医と小海老のサンド」で、他の追随を許さない8回である。さすが予防接種回。
ムギーっと一声鳴いた銀狐が、ネアの腕の中から飛び降りて脱走しようとしたのである。(743)
そこで
アルテアは、おとむろにムギーと踏ん張り続けていた銀狐をひょいっと抱き上げて、尻尾を振り回してのムギャムギャ大抗議を受ける。(743)
アルテアはいつ知ってしまうのかなとネアが考えていると、ムギャムギャの大騒ぎがふっと途切れた。(743)
ネアは祈るような気持でそんな静かな銀狐を見守っていたが、すぐにムギーと声を上げて再び荒れ狂い始めた。(743)
そんな銀狐が可哀想でならないのか、ディノがそっと頭を撫でてやっては、ムギムギと狐語で悲しみを訴えられていた。(743)
ディノが少し荒ぶるかけたところで、残酷な運命に翻弄されたばかりなのに誰にも労って貰えなかった銀狐がムギーと暴れ出し、ネア達はそんな銀狐のお疲れ様会も兼ねて、市場のサンドイッチ屋さんで期間限定で売られている小海老のオープンサンドを食べにゆくことにした。(743)
最後の大暴れがなかったので何か発散出来なかったものが残るのか、しつこく涙目でムギムギ言いながらも小海老サンドをばくばく食べていた銀狐は、とても可愛かったのだ。(743)
その次に、584「204. 黒い狼が多過ぎます(本編)」、779「銀狐と綿菓子」がそれぞれ5回と続いている。
グラフで見ると分かりやすいのだが、ファイルをアップロードできませんでした……。
2.他との比較から考える
注:ここからそんなにデータを集めていないので、さらにふわっとした議論になります。
ネアと銀狐
ネアは割と序盤から、「むぎゃ」「むぐ」という言葉を使う。
「むぎゃ?!ディノ!!帰る早々、私を絞殺そうとは何事ですか!おのれ、持ち上げないで!!」(9)
「…………むぐ、ホイップバターなくなったのです…………」(16)
途中から「むぎゅ」「むぎゅう」「ふぎゅう」「ふぎゃ」「ぎゃ」「みぎゃ」「むぐふ」「むぎゅふ」「むぐる」など、バリエーションもかなり増えた。
「むぎゅ……………。蟻的分際の可動域敗者には、なんとも心に刺さるお言葉です……」(395)
「むぐふ!離し給え!!」(618)
「むが!鼻がなくなってしまいます。むぎゅふ?!」(618)
「むぐる。ひよこ達を見ていたら、自分より大きなものに登るのは真理であると悟ったのです」(623)
なんとなくだが、銀狐はネアに影響を受けている気がする。
早い段階から銀狐が使うものが「むぐむぐ」「ムギャー」で、「ムギー」ではないのがその証拠の気がする。
「むぎー」「むぎい」とはネアは言っていないような気がするし、銀狐も「むぎゅ」とは鳴かない。
であるから、銀狐はネアに影響を受けつつ、途中から自分独自の表現を確立したのではないだろうか。
ジゼルの子狐と銀狐
「キュンッ」
「キュー」
「………ギュッ?!」(151)
「ぐー」
「キュ!」
「グゥ」
「キュー!」
「キュ!」
「キュ」
ギャーと、遠くの方で物凄い声が聞こえた。(233)
すっかりしなやかな毛並みになっているようだが、何やらキュンキュンと怒っているので、ジゼルに近付く者に嫉妬してしまうのは相変わらずのようだ。(579)
子狐が美味しいお肉にキュンキュン喜んでいるので、ジゼルはすっかり優しい顔になってしまい、周囲の者達も可愛らしい二人の姿に頬を緩めていた。
「キュン!」
「ギュウ…………」
「キュン!!」
「グゥ?!」(580)
「キュ」「ギュ」系と「グゥ」系があることが分かる。「ギャー」というものもある。
同じ狐なのだが、鳴き声は銀狐と全然違う。
性別に由来するものかもしれないし、精霊と普通の獣(魔物?)という種族差によるものかもしれないし、個体差かもしれない。
ムグリスディノと銀狐
もはや余談めいてきたが、ムグリスディノは「キュ」を基本として、驚いたときに「ギュ」「ムギュ」と鳴く傾向がある。
「ムギュ?!」
「………ムギュ?!」
「……ムギュ」(442)
「ギュ…………」(447)
「ギュッ?!」(450)
どれも光竜編で、薬をあれこれ飲ませられたことに関する反応だ。
「むぎゅ」というとネアなので、仲がいいなあと思う次第だ。
(というより、単純に種族的に発声しやすい音であるというだけのことだという気もする)
一方、本体の話になるが、ムグリス化の後遺症により、ディノはときたま「しゃー」「しゃーっ」と威嚇する。
ぎゅうぎゅう抱き締めて、しゃーと唸りながら背後の青年を精一杯威嚇しているので、ワンと鳴く人間と一緒のチームになどしてなるものかという心境なのだろう。(546)
すっかり荒ぶった魔物が、ばすんと見えない壁を叩いた影をしゃーっと唸って威嚇する。(684)
前述した通り、銀狐も一度だけ威嚇として「シャー」を使っている。
(ディノの場合は全てひらがな表記だが、銀狐の場合はカタカナ表記である)
試しに、もわもわの紫陽花妖精の方に指先を伸ばしてみると、シャーという唸り声が聞こえ、銀狐がけばけばになっている。(409)
ここをこじつけかけたが、さすがに無理があった。
むしろ、威嚇が「しゃー」となるのは普遍的であるという表れだろうか。
となると、狐さんの「ムギー」という威嚇表現の特有性が際立つのかもしれない。
ちなみにちびふわは「フーっ」という威嚇が多い気がする。
そして実はムグリスディノ自体は、記述されている限りでは「しゃー」とは言ってない(と思う。綺麗に調べたわけではない)。
19/1/3追記:「ムギムギ」の初出はボラボラでした(恐らく)。
遠くでムギムギと激しい声が聞こえてきた。
ディノに乗ったままそちらの方を向けば、人垣が割れた部分に、転がってもがくボラボラが見えた。(234)
引用一覧(話数昇順)
銀狐の鳴き声表現引用一覧
そこで納得しかけてしまって、キャウンと声を上げて駆け回っている銀狐に、はっと我に返った。(241)
すぐにディノが追いかけて捕まえてくれたが、犬も狐も荒れ狂っているので、ギャワギャワ大騒ぎの狐を抱えたまま、慣れない獣の喧嘩の仲介をする羽目になっていた。(277)
このまま災厄の滞在中ずっと寝ていても不思議はないくらい、むぐむぐと寝息を立てている。(320)
けばけばになってネアの膝の上でムギャムギャ騒ぐので、うんざりした選択の魔物は少し距離を取り座っている。(351)
ネアがそう言いかけたとき、遠くからムギャーと物凄い鳴き声が聞こえてきた。(370)
小さくムグムグと鳴いているので、嗚咽を上げる幼児のようである。(370)
先程まで不安げな様子だった銀狐だが、いまや火の幻影を煽る者が許せないのか、むがむがと荒れ狂っていた。(373)
試しに、もわもわの紫陽花妖精の方に指先を伸ばしてみると、シャーという唸り声が聞こえ、銀狐がけばけばになっている。(409)
そう呟いたディノにお腹を指で突かれても、銀狐はむぐむぐと寝息を立てるばかりだ。(411)
久し振りに会う
アルテアとお喋りをしながら外客用の客間で寛いでいると、ムギャーというすさまじい悲鳴が廊下の方から聞こえてきて、ネアは椅子の上で飛び上がった。(413)
むがむがと怒っているが、
エーダリアの膝の上に設置されるときりっと胸を張ってご機嫌である。(460)
そのまま、ゆっくりと数歩下がって絨毯の上にお尻を下ろすと、次の瞬間、お腹を出して仰向けになってのムギャムギャ大暴れが始まった。(466)
一緒に見送りに来てくれた
ヒルドにむぎむぎと何かを訴えているが、
ウィリアムに直接攻撃をしかける勇気はないらしい。(467)
ネアがそう報告すれば、一緒にいた銀狐はムギーっと威嚇の声を上げた。(470)
そこでムギーと怒りの悲鳴が聞こえ、銀狐が走り去ってゆく。(470)
ネアがそう言った途端、銀狐はまたしてもムギーと叫んだ。(470)
その代わり、肩から落ちてしまった銀狐は、ディノの肩のあたりに飛び乗ってムギムギと苦情鳴きをしていた。(470)
しかしその直後、ムギーという声が聞こえて振り返れば、またしても自分以外の毛皮生物と戯れようとしているネアに、けばだって荒ぶる銀狐がいる。(472)
ムギーと声が聞こえ、
ウィリアムと話しているネアの膝をたしたしと肉球で叩いてきたのは、反対側の椅子の上にいた銀狐だ。(480)
ネアが前足をつつけば、銀狐はムギャっとなって落ちて行った。(482)
自分を置いて誕生日の朝食が始まってしまっていることに気付いたのか、ムギーと鳴いた銀狐は
ヒルドの足にジャンプで体当たりしている。(500)
そして暫くの後、庭からはムギーという、突然使い魔に捕獲された銀狐の悲鳴が聞こえてきた。(505)
その途端、前回にも増して壮絶なムギャーという凄まじい叫び声が上がり、気の弱そうな子犬や、小さなペット達が恐怖のあまり失神する。(505)
その途端、涙目の銀狐がムギーと鳴き声を上げた。(505)
足元に座って目を丸くしてその様子を見ていた銀狐が、途中でムギーと鳴き叫んだのは、仲間外れにされたようで悔しかったのだろう。(505)
けばけばになって涙目でムギーと泣いている銀狐に、ネアは微笑んで男前に頷いてみせる。(514)
そう結論を出した
ウィリアムに、ディノは慌ててご主人様の手を掴もうとし、銀狐がムギーと鳴く。(525)
心行くまで白けもの尻尾を観察した銀狐は、敵わないと悟ったのか最後は絨毯の上に仰向けに転がるとじたばたしながらムギーと鳴いていた。(528)
ムギーと鳴いているが、口角が上がったままなので、わざと捕まったと騒いでいるだけなのだろう。(556)
ヒルドは自分の領域だと言わんばかりにムギムギ鳴いているので、どうしても譲れない領土争いがあるのかもしれない。(556)
床に下りてムギーと鳴いたので、ネアも慌てて主役を温泉に入れることに集中する。(556)
「お買い物から帰ってきたら、いつの間にか帰宅していた銀狐さんもムギムギ鳴いて寂しがっていました。今日はそんなに忙しくない一日だと伺ったので、
ヒルドさんにもお詫びの記念品を受け取って貰いたいのです」(572)
銀狐は、くるくるっと回ると尻尾を立ててムギーと一声鳴いた。(572)
尻尾を振り回してムギムギと弾む銀狐に、ネアは長い戦いになりそうだぞと二人を見送った。(572)
ムギムギ鳴いて怒っている銀狐を片手で押さえ、ネア様は困ったようにディノ様を見上げた。(573)
そう言われた銀狐は、体中の毛をけばけばに膨らませたあと、涙目になってムギーと鳴いた。(573)
ネアがそう言うと、ディノの肩に乗った銀狐もムギーと鳴いて、かさかさ包装紙は用無しであるという宣言をした。(584)
ネアがそう言うと、銀狐は誇らしげな表情から一転、足踏みをしてムギムギ鳴いている。(584)
ムギーと鳴いてうっかりぽとりとボールを落してしまってから、慌ててまた咥え直し、銀狐は頑固に首を振っている。(584)
そしてその高さから、ネアに向かって何やらムギムギと訴えている。(584)
尻尾を振り回して跳ね回るので、ネアは慌ててムギムギ荒れ狂う毛皮を抱き締める。(584)
思いもかけずこんな真夜中にはしゃいでしまい二人で微笑み合っていると、廊下の影からなにかが走ってきてムギーと鳴く。(598)
むぎむぎと大はしゃぎで、ネアは結局四回も回されてしまい、目が回るのでとギブアップした。(598)
ディノのそんな不思議そうな言葉に涙目でけばけばになった銀狐は、ネアとディノ足に交互にすりすりすると、ムギーと鳴き、お家が一番と言わんばかりに尻尾をふりふりした。(601)
この後の儀式を思い、ムギっとなった銀狐が、慌てて
ヒルドの肩に逃げていった。(603)
暫くムギムギワフワフと戯れたお蔭か、銀狐はもう火の怖さは気にならなくなったようだ。(603)
そんなことを話して今日のお昼ご飯のデザートについて考えていたネアは、ムギャーという凄まじい悲鳴が聞こえてきて飛び上がった。(620)
そんなことを話しながら、
ヨシュアがお風呂から送り届けられる予定の外客用のお部屋に向かっていると、廊下の向こうからまたしてもムギャーと言う声が聞こえ、ネア達は振り返った。(620)
ヒルドがそれだけを呟いたその時、ネアの腕の中から飛び出した銀狐が
ヒルドの膝の上に駆け上がり、ムギムギとそちらからも新誕生日の設定を訴えている。(624)
ネアが大喜びで弾めば、銀狐も
ヒルドの膝の上でムギムギと喜び弾んでいる。(624)
すると足元を歩いていた銀狐がムギムギと抗議して弾んだが、
ヒルドは怖いお母さんのような鋭い目で一瞥し、銀狐は尻尾をけばけばにした。(655)
ムギムギと鳴いて両者の膝を踏んでいるのが、二人を守っているというアピールであるらしい。(657)
しかし、そこで領民達の妙に微笑みに満ちた眼差しが気になったので今度は
エーダリアの方を見てみると、あの青い傘がご機嫌で毛皮飾りを振り切れんばかりに振っており、
エーダリアにすりすりしては、銀狐がムギーと鳴いてけばけばなっているではないか。(657)
三人にあれこれ言われてしまい、銀狐はムギーと鳴くと尻尾をぴしりと立て、凛々しい護衛の眼差しに戻った。(657)
ムギムギと足元で弾んで抗議していた銀狐に、
エーダリアは何でこうなってしまったのだろうという顔をして、片手に銀狐を抱き、もう片方の手にエルトを抱えることになってしまう。(658)
少しはしゃいでしまい、用意して貰った子供椅子の上でムギーと弾んだ為、隣にいた
ヒルドにぺしりとお尻を叩かれてしまう。(658)
ヒルドに微笑みかけて貰ったエルトに、銀狐がムギーと鳴いて荒ぶってしまい、慌てた
エーダリアにお尻をもふもふと撫でられていた。(659)
次の瞬間、両手両足をじたばたさせてムギャムギャの大騒ぎが始まる。(660)
そちらの領土主張もしたい銀狐は、ムギャムギャ鳴きながらついて行ってしまい、最終的にはそんな銀狐の扱いを心得てしまったエルトが、長い尻尾でばしんとボールを弾いてやって遊んでいたようだ。(660)
ムギーっと狐の悲鳴が響き渡り、ディノ様が妖精をどかすと慌てて銀狐を抱き上げている。(664)
しかしその直後、階段下のどこかからか、ムギーという銀狐の悲鳴が聞こえてくるではないか。(667)
反応がなかったのでがくがくと揺さぶられ、はっと正気に戻った銀狐は、自分を抱き上げているネアを見つけるとムギーと鳴いて尻尾を振り回す。(689)
今度はジャムで一口食べて美味しかったのか、銀狐はまだ冬毛な尻尾を振り回してムギーと鳴いていた。(700)
その時、ムギーという声が聞こえて来たのでネア達はぎょっとして廊下をの方を覗き込んだ。(725)
お口にちびふわを咥えているのでくぐもった声でムギムギ鳴いているのだが、なぜか体を捻ってちびふわを咥えていることを隠そうとしている。(725)
勿論そんなあざとさに人間は容易く籠絡されてしまい、一度しゃがむと、銀狐をムギーと鳴かせながらネアは両手で固まったままのちびふわを取り返して抱っこした。(725)
ムギーっと一声鳴いた銀狐が、ネアの腕の中から飛び降りて脱走しようとしたのである。(743)
そこで
アルテアは、おとむろにムギーと踏ん張り続けていた銀狐をひょいっと抱き上げて、尻尾を振り回してのムギャムギャ大抗議を受ける。(743)
アルテアはいつ知ってしまうのかなとネアが考えていると、ムギャムギャの大騒ぎがふっと途切れた。(743)
ネアは祈るような気持でそんな静かな銀狐を見守っていたが、すぐにムギーと声を上げて再び荒れ狂い始めた。(743)
そんな銀狐が可哀想でならないのか、ディノがそっと頭を撫でてやっては、ムギムギと狐語で悲しみを訴えられていた。(743)
ディノが少し荒ぶるかけたところで、残酷な運命に翻弄されたばかりなのに誰にも労って貰えなかった銀狐がムギーと暴れ出し、ネア達はそんな銀狐のお疲れ様会も兼ねて、市場のサンドイッチ屋さんで期間限定で売られている小海老のオープンサンドを食べにゆくことにした。(743)
最後の大暴れがなかったので何か発散出来なかったものが残るのか、しつこく涙目でムギムギ言いながらも小海老サンドをばくばく食べていた銀狐は、とても可愛かったのだ。(743)
大好きな
エーダリアにへばりついた親指に、怒り狂った銀狐はムギーと鳴くと、慌てて
エーダリア登りを開始する。(763)
ムギーと銀狐が鳴いた。(763)
ムギムギ鳴きながら尻尾を立てた銀狐は、いつもの場所なのか慣れた様子でお気に入りらしいところにぴたりと到着すると、さぁ、かけ湯をし給えなご機嫌の表情になって
ヒルドを見上げる。(763)
しかし、扱いに差があったと知ってしまった銀狐は、涙目でムギムギと抗議の足踏みをしている。(764)
不思議そうな顔でそう振り返った
エーダリアに、銀狐がムギーと喜びの声を上げる。(764)
ネアが首を傾げてそう問いかけると、銀狐はたしたし足踏みしながらムギーと頷いた。(779)
しかし、銀狐は
エーダリアに胴を掴まれたのが楽しかったらしく、ムギムギと弾んでしまい、千切った綿菓子を手に持っていたネアは渋面になった。(779)
ムギーと、廊下に銀狐の鬨の声が響く。(779)
ムギャーと声が聞こえ、こっそり離脱しようとしていたネアと、銀狐の姿を眺めていた
エーダリアはびくりと体を揺らした。(779)
びょいんと飛び上がったところで
ヒルドに首根っこを掴まれてぶらんとぶら下げられてしまった銀狐は、そんな風に捕獲されたのも楽しいのかムギムギと大喜びだ。(779)
銀狐はムギーと弾むと、
ヒルドの足に一生懸命すりすりしてから、また尻尾をけばけばにして、
エーダリアの方に飛んでいった。(835)
部屋に駆け込んでくるなりムギーと鳴いた銀狐は、尻尾を振り回してわくわくと輝かせた目で部屋の中を見回し、人型のままの
ウィリアムを見付けるなり、ぱたりと尻尾を落した。(855)
そこで、廊下の方からムギーという雄たけびが聞こえてきたので、ネアと
ウィリアムはそっと廊下の方を覗いてみた。(855)
ネアがそう声を上げると、足元で銀狐がムギーと弾んだ。(861)
ムギーと叫び声が聞こえ、ネア達が振り返ると、尻尾をけばけばにした銀狐が戸口に立ち尽くしている。(867)
置いていかれそうになった銀狐は、ムギーと鳴きながらたしたしと足踏みしたので、仕方がありませんねとお散歩用のリードをつけてやったのだ。(872)
駝鳥を取り押さえる通行人たちの騒ぎから、ゆっくりとこちらを振り返ると、けばけばにした尻尾をしゅばっと立ててじわっと涙目になり、ここからいつものムギャムギャの大騒ぎ鳴きが始まった。(872)
空の上でそう呟いたネアに、銀狐はまたムギーと鳴く。(872)
その回収作業の間は、邪魔にならないようにと少しだけ上の方によじ登っていた銀狐も、ムギムギ鳴きながら二人のところに下りてくる。(872)
優しい声に堪らずムギーと鳴きながら顔を擦り付け、拭いて貰ったばかりの尻尾をふりふりする。(874)
ムギーと声が上がる。(923)
そう呟く
ウィリアムの声を聞きながら、我慢出来ずにぼふんと
ウィリアムの胸に飛び込み、なぜかムギーと鳴いて張り合って飛び込んでしまった銀狐と一緒に抱き締められながら、ネアは幸せなおしくらまんじゅうをした。(925)
エーダリアがボールを手にしてくれたので、銀狐はムギーと喜びの声を上げた。(942)
ネアは、銀狐ハンカチでも買ってきてあげようかなと考えながら、
エーダリアと
ヒルド、ムギーと鳴いてボールを追いかけた銀狐に行ってきますと手を振った。(942)
一緒に見上げた銀狐も、きらきら光る薄っぺらい四角いやつに、ムギーと目を輝かせた。(944)
先程まではムギムギと歩いていたものの、持ち上げられてよきにはからえとなった銀狐は、自動的に動く乗り物でのお散歩にうとうとと居眠りをしていた。(944)
ネア達の会話におやっと顔を持ち上げた銀狐は、箱の正面の正門の横から顔を出している自分の姿を見付け、ムギーと喜びの雄たけびを上げた。(944)
買って貰ったブローチが包まれている間、ずっとムギムギ大はしゃぎでご機嫌であった。(944)
ムギムギ鳴いて、自分は敵の攻撃を潜り抜けたのだと主張する銀狐に、ネアは首を傾げた。(954)
なのでネアは、褒めて欲しそうな銀狐にそう言ってやり、ムギーと喜びの弾み回りをさせた。(954)
そこには銀狐になってムギムギしている生き物の気配は微塵もなく、魔物らしい老獪さがひたりと滲んだ。(958)
そんな優しい座り心地がまた悲しくて、ここで銀狐ならムギーと鳴いて荒れ狂うところだが、残念ながらネアは立派な淑女であった。(962)
イブメリアの祝祭が好意的に作用し、また、ノア自身が魔術階位の高い魔物なので、今迄は上手く結ばずにいた呪いが、朝食の後でお誕生日ボール遊びをせねばならぬと銀狐姿でムギムギ歩いていたところ、しゅわんと定着してしまったという。(975)
ムギーという悲しい声を聞いて駆け付けた
ヒルドが見たのは、廊下の窓際に立って項垂れている、哀愁漂う塩の魔物だったのだそうだ。(975)
関連部分
その台詞をかなりの数聞かされたが、ネアもあまりこの狐の鳴き声を聞いたことがない。
恐らく正しい狐の鳴き方がよくわからないのだと踏んでいるが、緊急時には謎の狐語で喋ることもある。(277)
翌日、狐語がわかる
ヒルドからの伝言によって、ノアが約束通りフォーンに美味しいものを食べさせてやったことが知らされた。(301)
貴重な当人からの視点
また心がむずむずして、
ノアベルトは尻尾をふりふりして一声鳴いておいた。(614)
優しい声に堪らずムギーと鳴きながら顔を擦り付け、拭いて貰ったばかりの尻尾をふりふりする。(874)
最終更新:2019年01月03日 17:21