WIndows10と複数のLinuxをインストールし、そこへさらにNTFS領域にpuppy LinuxをFurugalインストールする方法のまとめ
結局Dynabook R732/HのHDDを250GBの中古品に変更し、一からインストールしたのでそのまとめ。
パーティション
Gpartedで250GBのHDDを次のようにパーティションを切る
- 先頭の100GBを/dev/sda1、基本パーティション、フォーマットはNTFS
- /dev/sda2上と下の残り拡張パーティション
- 最後の4GBを、/dev/sda3を基本パーティション、フォーマットはLinux Swap
- 拡張パーティションを3分割、50GB、50GB、残り(30GBくらい)、パーティションは最初/dev/sda5, /dev/sda6, /dev/sda7、フォーマットは全てext4
この作業はライブUSBから起動したPuppy Linux(Bionicpup64)
Windows10のインストール
普通にインストールDVDを使い最初のパーティションにインストール
Linux Bean16.04のインストール
Linux Bean 16.04のライブUSBからインストール。インストール先は/dev/sda7を選んだがインストール過程で/dev/sda5に変わった。インストール後再起動すると、GRUB2の起動メニューが現れる。ここでWIndows10も選択できる
Lubuntu18.04のインストール
次にLubuntuを同じようにインストール。インストール先は最初に決めたパーティションの/dev/sda6とした。インストール後再起動すると、GRUB2の起動メニューが現れるが、Linux Beanの起動画面ではなくLubuntuの起動画面になる。その中からLinux BeanもWindows10も選択できる
Linux Mint MATE 19.3のインストール
同じようにLinux Mintもインストールした。インストール先は最初に決めた/edv/sda5だが、この時は/dev/sda7になっている。インストール後起動すると、GRUB2の起動画面になるが当然Linux Mintの起動画面になる。メニューからLubuntu(メニュー上はubuntu18.04)、Linux BeanとWIndowsも選択可能
Linuxをインストールする度に、GRUB2がHDD上にすでにインストールされているOSを検索しメニューに加えていくようだ。
Puppy LinxのFrugalインストール
これが最後の難関。Puppy Linux(Bionicpup64)のライブUSBからUniversalインストーラを選択、インストール先を/dev/sdaのNTFSを選択する。インストール後Grub4Dosのインストールが始まる。最初のpuppyであればそのままOKを押していけば問題なく終わる。インストール後再起動すると、Puppy LinuxとWIndowsとLinux Beanは立ち上がるが、Linux MintとLubuntuは起動しない。これはext4が64bitだから。
Grb4Dosの画面でFind GRUB2という項目があり、これを選ぶとこの前にインストールしていたLinux MintのGRUB2のメニューが現れる。ここからであればLinux MintもLubuntuも起動可能。
Grub4Dosから直接起動したければパーティションを32bitに変更するか、もしくはインストール時にパーティションをext3にする必要がある。
おそらくこの後別のpuppyをインストールする手順は、別のページに書いたとおりで、インストール最後に出てくる文字列をコピーしてWindowsのパーティションの\menu.lstを編集しこの文字列を加える