紹介

不動産投資は危険――。
2018年に社会問題となった新築シェアハウス“かぼちゃの馬車"破綻事件以降、
不動産投資に対するネガティブなイメージが広がっています。
さらに同時期に金融機関が融資に消極的になったことから、不動産投資に対するハードルが上がっていきました。
しかし、収益不動産を活用しての資産形成は十分に可能です。
極端な超低金利時代の現在、融資を使ってレバレッジをかけることで不動産投資のメリットを享受できます。
ただし成功できるのは、条件を備えた限られた人です。
本書は、時代のリーダーとして活躍している新富裕層に戦略的不動産投資ノウハウを伝授する解説本です。
不動産投資の重要ファクターである収益性と資産性に着目して
「利回り」「立地」「築年数」から投資手法を分析。
そのうえで、最も重要な「物件選び」から銀行融資の攻略法、購入後の戦略まで、
新富裕層に最適な不動産投資ノウハウをあますところなく解説します。

目次

はじめに
第1章:不動産投資における重要ファクター ――資産性と収益性とは?
第2章「:高利回り」「好立地」「新築」 ……人気物件の収益性、資産性を分析する
第3章:新富裕層が狙うべきは環八×R16エリアの「中古RCマンション」
第4章:新富裕層は金融機関から高評価! 銀行を味方に付ける方法
第5章:不動産投資は購入後の戦略こそ重要 リーシング力と入居者満足度を高める賃貸不動産経営とは?
第6章:社会を豊かにすることが長期的利益の最大化 不動産にかかわるすべての人に幸せを
おわりに

要点

  • 不動産を買うなら、①中古、②郊外、③RC(鉄筋コンクリート)の一棟モノのマンションがおすすめ
  • ①中古について
 →新築だと、年数とともに資産価値が下がる
  バブル期に作られたマンションはよくできている
  • ②郊外について
 →環八&R16(国道16号線)沿い
  駅近じゃなくても需要ある。意外と買い物便利、娯楽施設も学校もある
  リモートワークが流行しており、駅近である必要がなくなっている
  • ③RCについて
 →経済的耐用年数が長い。47年。
  ※これのせいで融資条件が悪くなっている(短い年数の縛りの中で返さなければならない)
 →今後はもっと年数伸びるかも(上記が古い基準のため)
  • 資産性・・・積算価格に比例する。どれだけ価値が落ちないか
  • 収益性・・・運用益に比例。収入と支出の兼ね合いで考慮。どれだけキャッシュフローが増えるか
  • 資産性と収益性の両方のバランスが取れているのが中古・郊外・RCである
  • 資産性が高いと利回りが下がる(売買価格が高いため)
 →だがそれでも都心よりは利回りが高い
  • 「新富裕層」の定義
 →稼ぐ力が強い人たち(先天的に金持ちの家系だった人ではなく)
 →だから金融機関に評価されている
  • 銀行は「雨の日には傘を貸さない」
  • 信用、信頼、win-win、ギブアンドテイクがビジネスにおいては最重要

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最終更新:2023年11月24日 02:21