会社員というステータスは、結婚には有利だが、女を抱くとか
多即するには、あんまり有利なステータスではない。「
無職は最強」というのが一般論だが、それでも守りたいものがあったり、安定志向の人は、会社員を選択しているはず。それならば、会社員という生き方に向き合っていかなければならない。
ここでは、会社員としてのあるべき姿や働き方や社会人像などについてまとめていく。
コナン自身は昔、都内の塾で講師として働いていた(同じ会社でバイト→正社員へ)。正社員になると、アルバイト時代とは異なり、「社会人」らしい業務が増える。忙しい日々が続き、心の安定を求めるようになった。
社会人のあり方を考える機会は多かった。特に忙しい時やミスをした時に、「自分は社会人としてダメだ」と感じ、「社会人はこうあるべき」とぼんやり思う。そこで浮かんだのが「クール」という言葉である。冷静で落ち着き、スマートに物事を処理できる社会人を目指すべきだと思った。
具体的には、「提出物が締め切り数日前に仕上がっている」、「クレームが発生しても想定内として対処できる」、「ギリギリではなく開始数十分前に準備完了で『暇』を演出できている」といった状態である。
もちろん、当時の自分はこれを完全に実現できていたわけではない。むしろ「社会人っぽくない」と見られることが多かった。それでも、これらを強く意識していた。この意識は仕事以外でも活き、汎用性が高い。だからこそ、伝えたいと思う。
塾講師としての経験を交えながら語った内容である。正社員として働く人は、ぜひこれを参考に真似してほしい。
時間を増やすために① 「残業」「徹夜」肯定論
「残業」や「徹夜」は悪いイメージを持つ人も多い。しかし、当時の自分はそう思わなかった(進んで推奨するわけではないが)。忙しい時は、そうなっても良いと考える。
仕事が溜まっている状況で残業を悪と見なせば、「明日やろう」と後回しになる。それは後で苦しくなるだけだ。
後で苦労するより今苦労する。そして限界まで達したら終える。これは辛いが、結果的にうまくいくことが多い。
上司の目があって残業しにくい場合、「早く帰るフリをして後で戻る」ことをおすすめする。
当時の経験である。勤務校舎は室長と自分の二人体制で、一緒に退勤することが多かった。勤怠を打刻し、電気を消し、シャッターを閉めて「お疲れ様です」と別れる。
その後、自分は自転車で駅前へ行き、外食する。これはルーティーンだった。
仕事が溜まっていない時は食事後帰宅するが、溜まっている時は食事後また校舎に戻る。シャッターを開け、電気をつけ、再び仕事する。寝てしまう時もあるが、少しでも進むなら意味がある。朝、出社2時間前頃に帰宅し、朝食・入浴後また出社する。
要するに、仕事が終わらない時は時間を増やす。作る。業務時間内に終わらないのが普通だからである。もちろん、効率抜群の人は例外だ。
このように残業をポジティブに捉える視点は参考になる。仕事を滞納させない手段であり、上司に隠せば「もう終わったの?」と驚かせ、クールさを演出できる。実際の要領が良くなくても、「仕事できる」と評価される。評価は重要だ。
時間を増やすために② 同時並行
残業は無茶な方法かもしれない。実現不可能な人もいるだろう。そこで別の方法として「同時並行」を紹介する。
仕事A中に別の仕事Bを進める。これを追求すると仕事がはかどる。
例えば、印刷中にパソコン作業や問題を解くことができる。
二つの仕事を組み合わせ、時間を実質短縮する。一見効率的に見えるが、一つ一つに必要な時間を確保していると言える。
昔いた校舎の室長は「授業しない」系だった。必要最低限の説明を早く終わらせ、残りを演習時間に充てる。講義で複数例題を扱い、生徒が再現できるレベルにする。だから演習時間に解説不要で不満が出ない。
室長は演習中、教室を出て講師室でパソコン作業。チャイム直前に戻る。これで授業時間に業務を進める。余裕が生まれる。
残業と共通するのは、「先に進めて後で楽にする」こと。好循環を生む。
二度手間防止のために① 確認する・共有する
「確認が大事」「共有が大事」と言うが、その意味は「ミスを防ぐため」だ。
保護者から欠席連絡を受け、自分だけが知っていれば室長が重複電話するかもしれない。相手に不信感を与え、二度手間になる。
二度手間は禁止。当時、上長から度々聞かされ、印象に残った。
しかし、確認・共有は難しい。部下から上司に声をかける負担が大きい。確認すべきでない内容で注意されるリスクもある。タイミングも悪い時がある。
そこで「
ノンバーバル」を活用する。作業音を立て、上司に見える・聞こえるところでする。いちいち報告しなくても伝わる。
上司不在時は付箋を使う。当時、室長不在日に電話内容を付箋で机に貼っていた。報告漏れがなくなり、ミス防止になる。
タテ社会が苦手な若者が多い。当時の自分もそうだった。だからこそ、乗り越えるアプローチを探す。「非言語的コミュニケーション」は話すのが苦手な人に有効だ。
二度手間防止のために② 動かない
たくさん動くことが二度手間になるケースは多い。校舎が二階建てで、昼は一階作業だが、二階に行く機会がある。二階往復で体力を消費する。
そこで二階に行く回数を極力減らす。昼間は一回に心がける。
移動回数を少なくし、体力消費を抑える。これで余裕が生まれ、クールに見える。
授業後の書類集めも、積み重ねて一気に運ぶ。何往復もすると疲れる。
動く回数を減らすのは大事な工夫だ。「一回で終わらせる」ために頭を回転させる。これは楽しい。頭を使って効率を上げる。「頭は使うが、体は使わない」。参考にしていただきたい。
二度手間防止のために③ 忘れない工夫を!
リスクを極力減らす。ものを落とさない、なくさない、忘れない。
冷静さの演出
なんでも「想定内」にする。何か起きても動揺しない。そのためには「準備力」が不可欠だ。
良質なミーティング
ミーティングでは「やり方」ではなく「あり方」を語る。
仕事のあり方を語る。どういう環境ならみんな気持ちよく働けるか。
このスタンスを揃えると、ズレやミスが起こりにくい。
結局は準備力→ハプニングを想定し、三十分前行動を徹底せよ
仕事のミスの大半は準備不足だ。指示漏れ、確認漏れ、先を見据えない足し算的な処理によるハプニングなど。
防ぐには「予」の力。先を見据え、シミュレーションする。問題を細かく考える。
経験がものを言う。例えば模試運営はミスが致命的。準備物が多く、一つ漏れると面倒だ。
新人講師に任せた時、ミスが生じたのは自分のミーティング不足だった。
だから事前ミーティングに余裕が必要。話し忘れを共有できる。
準備不足の秘訣は「行動に余裕を持つ」。
当時、お盆旅行で電車を逃した経験がある。高尾駅で時間を潰し、青春18きっぷ購入でハプニング。行動が遅かった。
先にきっぷを買っておけば対応できた。三十分早ければ良い。
三十分前行動は仕事・日常で重要。旅行は未知が多いからハプニングが多い。余裕を持って動く人がクールだ。
準備力は旅行で試される。改札の列を想定する。
準備しすぎず柔軟性も持つ。台風なら計画修正。
コミュニケーションの極意
コミュニケーションは距離感・バランスだ。
感情のコントロール・調節。
発信力と受信力のバランス。両方必要。
モラルは守る。相手の気持ちを考える。顰蹙を買うことは言わない。逆鱗に触れない。
高圧的な発言は避ける。例えば「誰も言わないから俺が言う」「日本中俺しか考えていない」など。
怒る側にも否はあるが、不快を与えると承認欲求が満たせず、伝わらない。
しかし気を遣い過ぎず、忖度しない。一貫性を意識。
極論は危険。反論を想定。特に批判時。
人の意見は受容する(反社会的でなければ)。調和を目指す。
批判は自由だが、生産性と互いのメリットを意識。ニーズのない議論はしない。
SNSの有効活用。興味のない人は無視、興味ある人は反応する。需要供給が一致。
そこで喧嘩が起きるのはなぜか。
個性を発揮せよ。自己顕示欲を満たす。みんなが個性を発揮できる社会に。
本音は信頼できる人のみに言う。それか裏垢をつくるのも手。
マウントは良いが、合戦は無意味。議論は戦いではない。
嫉妬する側も、相手の自慢を喜んで受け取る。
喧嘩はカッコ悪い。クールに生きよう。
議論と雑談は違う。空気で分ける。
本音と建前を分ける。
最後に。上記のことを実践できる人は、冷静でミスしないクールな人だ。逆は嫌だ。常に慌ただしく走り回る人。
生徒から余裕なさそうと思われるのも嫌だった。余裕を作って生徒と話したかった。教育業として顧客満足を高めるため、クールさが業務に表れる必要がある。クールな分、余裕が生まれ、笑顔になる。それは顧客に感染する。
仕事の仕方で顧客を笑顔にする。当時の自分はそう意識して働いていた。正社員の人は、この工夫を真似してほしい。そういう意識が少しでも生まれたら、意味があると思う。
最終更新:2026年01月07日 00:09