はじめに
- 結果を出すためには、根本的な認知を変えて行くことが大切。
- このページに書いてあることを、ただ読み込むだけでなく、自分の問題に当てはめて考え、認知そのものを変えていこう。
- 認知が変われば行動が変わり、行動が変われば結果が変わる。
夢と現実逃避の違い
 →それって本当に夢?
  もしかしたら、不安や劣等感を打ち消すための現実逃避にしかなっていないかもしれない。
- 動機が何なのか、が大切。
- 劣等感で動いてしまうとどうなるか?
- 物理の世界であれば、叶えば消える。
 例えば、喉が渇いたら水を飲めばいい。そしたら満たされる。
 例えば、バカにされたくないと思って独立しても、バカにされる。
劣等感の消し方
- 劣等感は、「自分しか目指せない」場所を目指すと消える。
- 今の自分の状況でのマイベスト(自分の中のプロ)を目指すこと。
- そのために、自分を知ることが結局大切。
- 人と比べた瞬間に、また劣等感が始まってしまう。
- そもそも、他の人とは設定も違えばデフォルトも違う。
 →例えば、1日30人入るラーメン屋と1日50人入るラーメン屋があったとする。
 →もし、お店の広さが前者よりも後者のほうが広いのなら、それはそもそも設定が違うということ。
 →だから前者の店長が後者を嫉妬することには意味がない。
 →それだったら、今の30人をどうやって31人、32人にするかを考えることがマイベストを目指すということ。
- 劣等感は、常に、できそうだからという「可能性」とセットである。
 →次元の違う人に対して劣等感は抱かない。
 →例えば、大谷選手にやっかみをもつ人はいない。
 →手が届きそうなものに対して人は劣等感を抱く。
- だから、努力して(頑張って)劣等感を消そうとしてはいけない。
 →才能を見つけて、天才になろう。
天才とはモードである
- 売れているお笑い芸人や歌手などを指して、「あの人は天才」とよく言ったりする。
- 彼らはブームが去っても「天才」である。
 →周囲から称賛を受けなくても「モード」に入っているから天才を続けられている。
 →比較、多数決、大衆というものとは真反対の考え方。
- 才能はみんな持っており、それは自分にしか理解できない。
 →だから、人に聞いても意味がない。
 →ポテチにチョコをかけても売れると周りは思わない。でも実際にそういう商品が売れた。
天才モードへの入り方
- 人はハウツー(how to)を求めがち。
- だが、うまくいく人や権威者に聞くのは一番よくない。むしろ、天才性が消える。
- 彼らの一番多いパターンが、苦しかったことを答えるというもの。
 →だが、それが本当の勝因かどうかは不明。
 →例えば、恋愛がうまくいった人は、自分の努力を語ろうとするが、イケメンだからうまくいっただけなのかもしれない。
- むしろ、元々うまくいっていなかった人に聞いたほうがいい。
- それも、「何をすればいいか」ではなく「何をしたらいけないか」を聞いたほうがいい。
 →例えば、恋人をつくるには、不潔だとダメ。自慢話はしたらいけない。
  商売をするうえで、在庫は抱えてはいけない。宣伝費をかけてはいけない。
- 「これはダメ」を知る中でトライアンドエラーを繰り返していくことで、モードに入っていく。
「金の糸」を見つけよ
- 天井に糸で吊り下げられている「金の板」があれば、全員気付ける。
- しかし、自分のコートなどに絡まっている「金の糸」は、普通はみんなスルーするが、自分だけ目に入ってしまう。
- そういう、自分にしか見えないものや聞こえないものを大切にすることが重要。
 →それがたまたま時代に合っていれば、バズる。
- 仮に、ミスチルと同じ声で歌う能力を持っていたとしても、稼げるとは限らない。
 →もしかしたら、1円にもならないかもしれない。
 →ミスチルが稼げたのは、ミスチルが自分にしか見えなかった「金の糸」に気付いてそれを伸ばしたから。
 ①注目したくなくともしてしまうこと
 ②理由はなく取り組んでしまうこと 例:子どもの頃に好きだった遊び(缶蹴り、すごろくなど)
 ③取り組んでいると時間が勝手に過ぎていくこと
 ④初めてとは思えない成果が出るようなこと
 の中に隠れている。
- 金の糸を見つけ、使っている状態こそが天才モードである。
- 自分の天才性を伸ばし続けることが大切。
- 金の糸を使っているときは、周りから褒められなくても、自己肯定感が高い。(マイベストを更新し続けている感覚。)
「金の糸」は自分で見つける
- よく人に聞く人がいるが、それはダメ。
- 高校までの教育においては、それでよかった。
 →教科書の中の重要なポイント=テストに出るところは、先生が教えてくれた。
- だが、大人になったら、テストはなくなるし、むしろカンニングし放題。
- だからこそ、誰にでも見えるものではなく、自分にしか見えないものに気付くことが重要。
- それは人から聞くのではなく、自分で気付くしかない。
「金の糸」を集めるために
- まず「金の糸」が誰にでもあるということを知ろう。
- しかし、自分の内側にあるわけではない。今の自分が過去を振り返っても見つからないことが多い。
- 新しいものに出会い、迷わずチャレンジすることで、金の糸は見つかる。
- そのためには、色んな本を読んだり、色んな人の話を聞いたりするといい。
- 例えば、行ったことのない本屋に行く。絶対に買わないような本を読む。
- ただし、たった1本の金の糸を見つけても、変わらないので注意。
- 他にも、あっという間に時間が経ってしまったものを考えてみる。
- 評価やお金がなくても試したいことを考えてみる。
- 人に見せる前から気分がよくなることを考えてみる。
 →もちろん、見せないと意味がない。
 →金の糸を集めて形にしていく(=アウトプット)ことで、いい循環に入る。
 →例えば、仕事をしていて「なんでみんなこうやらないんだろう?」と思ったこと。
 →この天才性に周りが気付かないから、バカにされ、萎縮してしまう人が多い。
 →しかし、そういうのは大切にすべきで、それが集まっていけば、周りも理解してくれる。
- 「もっとこの時間が続けばいいのに」と思ったときのことを考えてみる。
最終更新:2023年12月04日 13:28