目次
第1章(プロローグ) プロはこうして人を見抜く!
第2章(基本編) 人を見抜くための5つの心得
第3章(実践編) 人を見抜くためのキーワード
第4章(トレーニング編) 見抜く力をアップさせるために
第5章(教訓編) 人を見誤る法則
第1章(プロローグ) プロはこうして人を見抜く!
- 行動特性(コンピテンシー)を割り出す by企業の面接官
例:過去の事実を掘り出す(受験体験など)
- 見栄を張るよりは自分の見せ方を工夫するのが本当におしゃれな人 by銀座のホステス
例:アイテムの着こなし
- 素敵な客は全体的に醸し出す雰囲気が好印象 by受付嬢
例:歩く姿、姿勢、服装、話し方
第2章(基本編) 人を見抜くための5つの心得
1. 先入観の排除
2. 目に見えるものから情報収集(5%)・・・表情、目の動き
3. 声や話し方(38%)
4. 無意識の仕草や動作
5. 短い言葉→人柄や性格が出る
第3章(実践編) 人を見抜くためのキーワード
- 手のひら、手を頭の後ろで組む
- 指で手を叩く
- 肩を触る
- 腕組み:体を抱き抱える(自己防衛)or肘を突き出す(批判的・攻撃的)
- 向き合う姿勢
- つま先
- 足組み、貧乏ゆすり(不安・緊張を紛らわす)、膝とじ
- 頷き
- 無意味な落書き:代償行動(欲求が満たされない時)
- 相手の真似(同一視)
- 鍋奉行:自己中心的で空気読めない
- セルフ・ハンディキャッピング:自己防衛反応の一つ
- 反動形成:本当の相手の気持ちとは裏腹な態度をとる
- うわさ話
- 自己開示の返報性
- 外罰的性格(他責)と内罰的性格(自責)
- 近接度を高める:共同意識、直接性、能動性
- 虚勢を張る:コンプレックスの裏返し
- 言い換え・反復、反応速度の速さ、話題の切り替え
- 視線:チラチラ見つめる(好意的)、凝視は逆効果(攻撃的)、目を合わせない(否定的)、横目でチラチラ(批判的)、視覚解析
- 目の動き
- まばたき:増えると→動揺の誤魔化し
- 瞳孔 cf.エッカード・ヘス:相手に好意を抱くと大きく広がる
- 表情:額領域+目領域+頬領域
- 髪:ハロー効果(顕著な特徴に引きずられ錯覚)、「こう見られたい」という願望が表れる
- 無表情:無関心を装う cf.ミルグラム:過剰な情報や刺激を減らす
- 口角
- 眉、鼻:眉が逆ハの字で鼻が膨らむ=怒り
- 装身具(ピアス、指輪):身体像境界の補強
- 靴、スーツ(グレーだと管理調整能力の高さ)、小物や持ち物、帽子(自己顕示欲、自分の個性をより強調したい)
- 化粧
- サングラス:必死に虚勢を張る
- 基本感情:怒り、恐怖、喜び、悲しみ、驚き、嫌悪
第4章(トレーニング編) 見抜く力をアップさせるために
1. まず人に興味を持つ
2. 人と接する機会を作る
3. 異分野の人と接する
4. 相手の姿を具体的に想像する
5. 街で人間観察をする
6. 一歩引いて見る癖をつける
7. 相手の印象をメモする(データベースから無意識にデータを取り出すアクセス力)
8. 聞き役になる
9. 飲み会の席でその人の本性を見る
※8つの型
気配り型、王様型、引きこもり型、ミーハー型(情報感度高い)、マイペース型(自分の興味のある話題だけ参加)、バランス重視型、優柔不断型、芸人型
第5章(教訓編) 人を見誤る法則
1. ダブルバインド効果:矛盾する2つの情報を与え、混乱させる
2. 同調性思考
3. シンクロにー効果:類似性を見出すと好意を抱く
4. スティンザー効果:座った位置と議論の関係
5. ザイガルニック効果:中断された記憶は印象に残る
6. トップダウン推論:過去の経験から判断を補う脳の節約原理
7. ドア・イン・ザ・フェイス
8. コントロール・イリュージョン:相手に選択させて(相対評価)、思惑にはめる
9.予防接種効果:免疫のない部分をほめると、グラッとくる
10. 間欠強化:毎回同じ報酬が与えられないと、強く働きかける
最終更新:2023年11月24日 03:33