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フィアーム - (2019/11/03 (日) 10:32:16) の編集履歴(バックアップ)
ふぃあーむ
自国の技術力に対して強い自信と誇りを持ち、
ワイバーン以外の飛行手段を持たない
第三文明圏全体を「土地が広いだけの低文明の集合体」と考え、
文明国すらも見下している。
日本に対しても、当初は
パーパルディア皇国との戦争に勝利した国と知りつつも、ムーの援助とパーパルディアの内政不安に助けられたまぐれと考え、
文明圏外国の蛮国と見下していた。
しかし、使節団の乗る
天の浮舟を迎えに現れた日本の
戦闘機の速力。空港と駐機された旅客機の大きさ。街を行き交う車の量、そして天高くそびえるビル群と、ビル群の尽きない地平をスカイツリーから展望し、その国力を知り愕然とする。
崩れ落ちそうな自尊心をごまかすため、「魔法を使って無さ過ぎて国力が読めない」と言いよどむ場面も有った。(神聖ミリシアル帝国国民の常で、実際に「魔法を使わない科学技術」についての知識や理解に欠けていた可能性が有る。)
福岡国際会議場における日本側との交流会では、自国の魔法文明の技術力を誇示し、外交で優位に立つために、日本側に「ミリシアル製の卓上計算機」をプレゼントする。しかしそれは、重さ14kgの大きなデスクトップパソコンほどもある、日本人から見れば50年以上も前の代物であった。
(ちなみに地球世界で最初に一般向けとして発売された電卓は、1962年にイギリスのベル・パンチ社が発売したAnita Mk8である。それは幅37cm、奥行き45cm、高さ24cm、重量は14kg。価格にして1000ドルもした。)
当然ながら日本側の失笑を買い、日本の技術力を察していた自国の随行員からも、呆れられるはめとなる。
その後、交通や個人の所持品その全てが、自国と比べ隔絶した圧倒的高レベルにあるのを知り、自信もプライドも崩壊してしまった。
口調からは分かりづらいが「彼女」と地の文で呼ばれているので女性である。
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〔最終更新日:2021年11月22日〕