てんのうきぶね
神聖ミリシアル帝国
前述の通り、
魔帝の劣化コピー品なので様々な欠陥がある。特にエンジンは重症で、バイパス比が出鱈目なために
ファンが事実上のエアブレーキになっていると言われる有様。
とりあえず既製品を真似したはいいが、「なぜそのような構造なのか」などの技術の本質を理解していない模様。そのせいで新旧をつなぎ合わせたようなちぐはぐな機体が出来上がっている。性能もジェット機にあるまじき低さ。
▼現時点で存在が確認されている機種
旅客機型『ゲルニカ』
ミ帝先遣使節団30人が
日本に向かうとき使用した小型旅客機。航続距離4200km、巡航速度310km/h。
テーパー翼にタマゴ型のエンジンが二発、燃料は「高純度赤発魔石」と呼ばれる
液体状の
魔石。エンジンには何やら「不思議な形」が刻まれている。
機内の圧力調整に
風神の涙が使われ、それなりの快適性を確保している模様。
しかしエンジンの欠陥により本来より燃費が落ちている。
これ以外のスペックは不明だが、
自衛隊の
C-130はゲルニカ35型よりも1.5倍ほど大きいと評されている。C-130が全長約29.8m、全幅約40.4mなので、ゲルニカ35型は全長20m、または全幅25m程度の大きさとみられる。
制空戦闘型『エルペシオ』(旧名:アルファ)
個別記事参照。
爆撃戦闘型『ジグラント』(旧名:ベータ)
マルチロール戦闘機。書籍版ではどちらかというと爆撃機として扱われている。
急降下爆撃に重しを置き、前世代型より大型化・エンジン出力の増強・翼面積増大をもって、大重量爆弾を搭載できるようになった。
ただ、その分、前世代より鈍重となってる模様。
翼面荷重が増えたことの恩恵で機動性は若干改善したものの、主が爆撃なのでお察しである。
書籍版では幾分、というかイラストで印象がだいぶ変わり、F4ジェット戦闘機となんら遜色のない先進的な風防フレームとキャノピー、鋭い機首にダイバータレス超音速インレットを備えたエンジン吸気口、そしてまさかのジェットエンジンで利点皆無の逆ガル翼とH字尾翼という、独学技術と発掘した最新技術と偶然できた技術を組み合わせた奇跡の造形となっている。
特に逆ガル翼に関しては推進式エンジンの構造上、バランスがひどいことになりそうなのに、なぜわざわざ採用したのか・・・・
中途半端な空力への理解が悪い方向にいってしまった一例ともいえる。
偵察型
偵察型。原作にのみ登場しており、「アルファ1」というコールサインで呼称されていた。アルファという名称から制空戦闘型『エルペシオ』(旧名:アルファ)の一種の可能性もあるが、機体に関する詳細は明かされておらず不明。
魔導電磁レーダーを搭載し、
オリハルコン級魔導戦艦「
コスモ」に補足した
P-1の位置情報をリアルタイムで送信したことから、コスモと合わせてデータリンク能力を持つと推察。
それ以外の機体スペックは不明。
アニュンリール皇国
現時点では詳細不明。少なくとも、戦闘機型と輸送機型の存在が
登場人物のセリフ・回想中に語られる。
古の魔法帝国
現時点では詳細不明だが、超音速飛行と
誘導魔光弾保有は確実。推定で地球の第4〜4.5世代機に相当。
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〔最終更新日:2024年07月10日〕
最終更新:2024年07月10日 20:45