だいさんぶんめいけん
世界に三つある文明圏の一つ。
フィルアデス大陸の南半分からなる。
列強第四位の
パーパルディア皇国が中核を成す文明圏で、エルフを祖としていると言われている。文明圏としては最も東側に位置している。
日本国が転移したのは、この文明圏の東側外縁部である。
航空機は普及しておらず、存在が一般に認知されていない。なので文明圏外と同じくその類のものは「鉄竜」と呼ばれることが多い(有識者は「飛行機械」「
天の浮舟」と呼ぶ)。
飛行機がない代わりに各地に
魔導港が点在し、飛竜や
飛空船が住民の足になっているものと思われる。
※提供:銀柑
第三文明圏とその周辺の地図。リーム王国以南が圏内。
唯一の列強であった
パーパルディア皇国が文明圏の大部分を一極支配しており、多くの国は属領として富を収奪され、残された国も皇国からの侵略に脅えていた。皇国は属領に対し、奴隷や資源の拠出と引き換えに
旧式技術を供与する体制を取り、急速に勢力を拡大していった。
ところが、日本が転移し周辺国に温厚な外交を行いインフラ整備を始めると、各国は皇国からの技術供与を差し止められても問題ない状況となり、支配体制に陰りが見え始めた。
さらに
フェン王国軍祭(
フェン沖海戦)の一件もあって皇国は日本を意識し始めるが、
文明圏外国ということで実力を見誤りそのまま戦争を仕掛けてしまう。
[[パーパルディア皇国]]は自ら仕掛けたこの戦争で、見るも無残な大惨敗。国力・軍事力の大半を喪失し、没落して列強の座より転落。73の属領はすべて独立した。地域のパワーバランスは戦前とは激変し、今に至る。
(詳細は「パーパルディア皇国」の項を参照。)
戦後は、事実上日本を中心とした文明圏となり。
先進11ヵ国会議でもパーパルディアに代わり、日本の列強入りが予定されていた。
なお、
パーパルディア皇国の支配があまりに傲慢かつ横暴であったため、日本の台頭は周辺諸国から比較的好意的に受け止められている。
グラ・バルカス帝国が先進11ヵ国会議で全世界に宣戦布告後は距離の関係もあり、
世界連合構築には距離の関係もあって神聖ミリシアル帝国から編成から外されるなど、混乱は比較的少なめ。ただし、
リーム王国が政治的な思惑でグラ・バルカス帝国軍の駐屯を認めるなど、徐々に戦争に巻き込まれつつある。
日本に近いこともあり、1642年半ばの時点でほぼすべての国(パーパルディア含む)が日本と国交を締結している。
所属している国家
近隣にある国家
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〔最終更新日:2024年09月14日〕
最終更新:2024年09月14日 23:14