しるがいあ
バルス!!
パーパルディア皇国の海軍施設で掃除夫として雇われていた初老の男。コミカライズ版では一見細身だが、体は筋肉式で引き締まっている。
皇国軍海将
バルスとは同窓生であり、かつては成績や運動能力などほぼ互角のライバルだったが、その「ほぼ」の分だけ彼よりも劣っていた。
そして数十年の年月が流れ、その差(具体的な経緯は不明だが)は皇国軍の将軍としがない掃除夫という残酷なまでに圧倒的なものになっていた。
なお、
バルスの事は恨んだり妬んだりはしておらず、むしろ良き友人として誇りに思っており、同窓会の時も
バルスが彼の事を忘れていなかった事は彼にとっては救いになっていたらしい。
しかし
日本国海上自衛隊の攻撃(
エストシラント沖大海戦)により、海軍本部ほか海軍施設は壊滅。
バルスもそれに巻き込まれ死亡。一方その時外にいたシル
ガイアは攻撃に巻き込まれず生き残る。ある意味圧倒的な差により命を拾ったと言えるだろう。また海軍本部に攻撃が直撃する際に咄嗟に「バルス!!」と叫んでいる。
さらには
カイオスのクーデター後、逃走中だった
レミールに遭遇。危うく口封じされかかるも返り討ちにし、彼女を捕らえた者として褒賞を得、後日、名誉職ではあるものの軍の高い地位に就くことになった。
なおこれは、彼が掃除夫のままでは非常に体裁が悪いと政府側が判断したため。
シルガイアも断る理由が無いため快諾したが、これが彼の女性観に思わぬ影響を及ぼすことに。
そんな彼はその後、何冊かの本を執筆・出版するなど文筆業でも成功。その中でも作中でのサクセスストーリーに関すると思われる、『人生は運』なる本はベストセラーになったという。
コミカライズ版では、海軍本部が攻撃する際に当初それらしき人物が、海軍本部の攻撃に気づき「逃げろ」と叫ぶのだが、この時点ではシルガイアとは明言されずバルスとの関係も一切語られなかった。このためバルス!!と叫んでいない。
その後クーデターの決起回で再登場してシルガイアだったことが判明。この回では彼が掃除夫をしていた経緯も詳しく語られており、士官学校時代にバルスにやっかみを持ち危害を加えようとしていた同級生らしき複数人相手に暴力沙汰を引き起こしたことで、バルスに迷惑をかけないよう自分から士官学校を去っていたことが判明。この時バルスの事を将来の海軍を背負う存在と見込み、皇国海軍を
第三文明圏一の海軍に発展させることを託している。
そして10年後に戦列艦の艦長になったバルスに再開し、恩返しに待遇を保証した上でバルスの船に乗ることを提案されるが断っている。
海軍本部跡地のバルスの献花台を訪れ、祖国の大事にバルスがいないことに嘆きながら帰路につく途中で
レミールとすれ違い、高貴な身分と気づき保護しようとするが、逆上したレミールに原作と同じように襲われるも、驚異的な身体能力で制圧し駆け付けた陸軍の兵士に身柄を引き渡した。この功績によって、大体的に勲章が授与され、模範的行動とキャラクター性が相まって国民的な人物になったとのこと。
コミカライズ版で明かされた彼の半生についてだが、原作では自身とバルスの圧倒的な差に嘆いている一方で、コミカライズ版はバルスにコンプレックスを抱く描写がないばかりか、掃除夫としての境遇にも後悔しておらず、バルスから出世話を持ちかけた際も断っている。このような一連の描写から原作のシルガイアは、全く異なる半生を送った可能性が高く、士官学校の同窓会に出席していることから、少なくとも士官学校は退学せずに卒業していると思われる。
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〔最終更新日:2026年01月07日〕
最終更新:2026年01月07日 16:24