震電改

しんでんかい

太平洋戦争末期に試作された旧日本海軍の局地戦闘機の設計図と日本国から輸入したエンジンを元に開発されたムー国初のジェット戦闘機。


参考:原型となった試製震電試作1号機 ※出典:ウィキメディア・コモンズ(https://ja.wikipedia.org/wiki/震電#/media/ファイル:A_prototype_of_J7W_Shinden.jpg

諸元
乗員 1名
全長 9.76m
全幅 11.114m
全高 4.43m
自重 3,465kg
正規全備重量 4,928kg
武装 30mm機関砲 4挺
注:原型である試製震電の数値

エンジン及び性能
動力 XF3-IHI-400
ターボファンエンジン
1基
ドライ推力 2,100kg
アフターバーナー使用時 3,400kg
最高速度 不明
航続距離 不明

開発の経緯


全てはムーの技術士官マイラスが、観戦武官として日本へ派遣された事に始まる。
あきたか1号の観察や日本使節団員との会話で日本の技術力を薄々感じていたマイラスだが、護衛艦「すずつき」に乗り組んでフェン王国の戦いを目撃した結果、日本とムーの間にある100年以上の技術格差を実感する。
フェン王国から日本に戻ると日本の技術情報収集のために書店周りを行っている*1が、その内の一軒である古本屋で旧日本陸軍の四式戦闘機「疾風」と旧日本海軍の局地戦闘機「震電」の設計図を発見する。
以前からグラ・バルカス帝国に脅威を感じていたマイラスは、これを入手してムーに持ち帰る*2

フォーク海峡海戦の結果からムー上層部にグラ・バルカス帝国の脅威論が広がると、マイラスは上司に設計図の存在を打ち明け、疾風と震電を新世代戦闘機として日本の技術支援を受けて開発することを進言*3、後者については日本からT-4練習機のF3-30かビジネスジェット機のエンジン*4を輸入し、ジェット戦闘機として開発することを提案する。
その後、この進言は採用され、極秘裏に開発が進められていたようで、マイラスの進言から2〜3年ほど後に試作機が完成している*5

機体概要


機体は基本的にマイラスが入手した設計図に従い、前尾翼(エンテ)式と呼ばれる形式になっている。
日本では70年以上前の骨董品だが、ムーから見ると10〜20年未来の技術で作られているため、ムーで製造できない部分を日本から輸入した部品や素材で補った結果、震電よりも軽量*6になり、機体強度も上がっている*7

固定武装として、機首に30mm機関砲を4挺装備している*8
震電と同じ五式30mm機銃*9なのか、自衛隊装備品の中から適当なもの*10を搭載したのかは不明。
既に派生型の開発が検討されており、魔帝戦における対空中戦艦パル・キマイラ用として武装を戦車砲1門に換装する案がある*11

大きく変わったのはエンジンで、当初想定していたF3-30ではなく、F3-30にアフターバーナーを追加した試作エンジンXF3-400*12を搭載している*13
当初計画より強力なエンジンを搭載した事で、ムーの基準から考えると驚異的な速度と上昇力を発揮できる*14ものの、エンジンの技術難易度が非常に高い*15ためムー独力では量産に目途が立っておらず、日本からのXF3-400の部品や素材若しくはエンジンそのものの輸入許可が待ち望まれている*16

また、速度と上昇力を重視して設計されたため、元々航続距離が短い震電をジェット化したことで、航続距離が更に短くなっている*17
しかし、震電改と並行して開発された防空レーダーシステムと地上設置型ECM装置*18と組み合わせて運用することで、航続距離の短さを補う運用が可能である。
ムーの基準では驚異的な性能を持つ新型機であり、性能上レーダーによる誘導が前提になるため、マリンでは遅々として搭載が進んでいない敵味方識別装置(IFF)も搭載されていると思われる*19

航続距離の問題は、震電でも計画されていた落下式増槽*20を装備する事である程度緩和できると思われる。

作中での活躍


試作機の飛行試験準備中、日本本土攻撃の途中で故障し、レイフォルに引き返す途中のグティマウン型爆撃機18番機を基地のレーダーが探知する(グ帝側は10,000mを超える高高度まで上昇できるムー戦闘機は存在しないと考えていた)。
この情報を受け、試作機が実戦試験を兼ねて出撃、防空レーダーシステムと地上設置型ECM装置の支援を受けつつ撃墜に成功している。

関連項目
兵器ムーマリン

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過去のコメント
  • ある意味コレはコレで面白いハイ・ローミックス。同時に航続距離と速度の両立が現在のムーにとっての課題。 - 名無しさん (2020-04-28 14:22:25)
  • 一瞬、某〇碧艦隊か旭〇艦隊が頭をよぎったのは気にしなかった事にしよう - 名無しさん (2020-04-28 19:10:30)
    • むしろ、某ラバ空(翼に日の○)じゃないの?と思ってしまう。 - 名無しさん (2020-04-29 00:57:16)
      • グラ・バルカス兵「まさかもヘチマもあるか、俺たちより高く飛べるムー機など存在しない」 - 名無しさん (2020-05-01 23:28:33)
        • 「NO!ムーの新型機だ!」 - 名無しさん (2021-04-03 22:59:18)
        • 俺たちはシャチと思え! - 名無しさん (2023-11-22 08:25:56)
    • アマプラで観たばっかで、絶対よぎるよな。 - 名無しさん (2020-05-03 21:27:12)
  • ラ・ミサカ改ばりにデザイン弄るんかな?ショックコーンなりショックベーンなりつけとかないとあのエアインテイクではまともに空気吸えないし・・・あとジェット積んでるなら主翼に垂直尾翼付ける必要もないし - 名無しさん (2020-04-29 00:52:55)
    • インテイクの形状は英国海軍のシーホークやアタッカーでも震電とそんなに変わらないし、シーヴィクセンだって大出力エンジン双発の割には驚くほど小さいインテイクだったしな、ついでに飛行安定性の為に垂直尾翼は必要だしあの位置以外には付ける所ないぞ、でも、どうしても、墳式〇萊のイメージが抜けない - 名無しさん (2020-05-06 01:15:15)
      • 境界層対策のできていない震電のエアインテイクでは近代のジェットエンジン載せたところで吸気不足、冷却不足でオーバーヒート起こして爆発四散がオチ。ってかエンジン供給する側から適切なエアインテイク形状の提案があって普通(シーホーク、アタッカー、シーヴィクセンどれもインテイク周囲の境界層対策はそれなりにしてる。若しくは低速低高度での運用で境界層対策をあまり考えてない)。垂直尾翼にしてもプロペラの邪魔になるからあの位置にあるのであって、ジェットにするなら胴体上に1枚の垂直尾翼で十分。その分主脚を短く頑丈なものにできる。ついでに前尾翼もカナードとして機能するように構造、配置を変えてみてもいいかも。 - 名無しさん (2020-05-25 22:39:38)
  • ぜひ書籍版になった際には高野さんの流麗なイラストで見たいものですね。燃え上がるグティマウンと並ぶように描いてほしいっす - 笠三和大 (2020-04-29 11:46:45)
  • ノーン!ムーの新型機だ! - 名無しさん (2020-04-29 12:12:28)
  • 推力が上がっているんだから、設計変更して主翼をF-16XLみたいなデルタ翼にすれば燃料タンクも確保できるし、翼面荷重が下がって操縦しやすくなるだろうけど、そこまでするなら新型機を作ったほうがいいかな。 - 名無しさん (2020-04-29 17:23:30)
  • 速度的にF-86みたいなFCSレーダーが無いと30mmを当てるのが大変そう。電力は何とかなるだろうから、機首を延ばして小型レーダーを積めないかな。 - 名無しさん (2020-04-29 21:44:37)
    • FCSレーダーを積めば、OH-1と同じ空対空型のSAM-2も積めそう。 - 名無しさん (2020-05-02 15:11:52)
    • 橘花改 の推力は570kg*2でMe 262Aは1.8トン*2だからアフターバーナー使ってMe262より少し劣るぐらい。アフターバーナー使った時の性能はMe262と同じぐらいかな - 名無しさん (2020-05-05 20:29:55)
      • Me262は0.9t✕2基で総推力が1.8tじゃない? - 名無しさん (2020-05-06 12:29:45)
        • 勘違いしてたありがとう - 名無しさん (2020-05-06 13:53:28)
  • これ制御系も油圧式になってるだろうからその辺のノウハウも疾風改に反映されるんかな? - 名無しさん (2020-04-29 23:00:15)
    • 音速に迫る震電改な半分位しか速度の出ない疾風改の出番はないんじゃないかなぁ。航続距離の延長は増槽積めばある程度できるし、いざとなれば空中給油という手もあるし。 - 名無しさん (2020-04-29 23:37:56)
      • 川重「ハ40のリベンジがしたいから疾風改のエンジンの設計と試作はうちにやらせてくれ。なんならモーターカノンもつけるから!!」 - 名無しさん (2020-05-01 02:49:23)
  • 消耗部品のタービンブレードの生産は日本のライセンス国産でもやっていなかったからムーの作らないと思う - 名無しさん (2020-05-05 20:00:38)
  • ムーの現場将兵的には、こんなので遊んでないで今すぐアンタレスに対抗可能な1000馬力の戦闘機を配備してくれだよなー - 名無しさん (2020-05-05 23:43:57)
    • 確かにマリンのエンジン後ろの燃料タンク半分にしたら後つけスーパーチャージャーの試験機ぐらいは作れそうだなと想像はしてる - 名無しさん (2020-05-06 00:10:28)
    • 地球の歴史から推測すると、バルチスタ大海戦の頃にはグラ·バルガスの2000馬力級新型機が登場すると予想されてもおかしくない。新型機作るのに3年はかかる事を考えたら、マイラスが設計図を手に入れた時期から1000馬力級戦闘機の開発を選択したら、マリンの二の舞。実際は違ったけど、性能で互角でも数量で負ける。そもそも1000馬力以上のレシプロエンジンはムーにも日本にもないし、日本の支援を受けてのジェット機開発は間違っていないと思う。 - 名無しさん (2020-05-06 11:04:24)
      • 700馬力を長時間維持出来るエンジンは30分制限で1000馬力に耐えられる耐久力はあるはずだから、どこまで回せるかの試験ぐらいはやったかも - 名無しさん (2020-05-06 13:48:02)
      • 栄や誉発動機は日本にも現物や図面が残っているぞ、それに2000馬力が出てきたら再度対応を行えば良い話で、1000馬力機体でも2000馬力でも対抗は日本が当時やってるから不可能ではない。とにかく新型機体を現場供給して上げないと現場からすると見捨てられように思っちゃうから非常にまずい - 名無しさん (2020-05-06 17:14:44)
        • 日本で言ったら烈風の開発どころか零戦の改良もやめて、戦後ジェット戦闘機を開発してるようなもんだしな、現場兵士ブチギレ不可避 - 名無しさん (2020-05-06 17:22:50)
        • 14気筒1500馬力と疾風の設計図組み合わせたらたぶん620km/hぐらいのキ116になるから、ハ43の14気筒ぐらいまで強化する前提で1700馬力650km/hまで改良できたらアンタレスには負けないがグ帝新型が2000馬力クラスが来ちゃうと680km/hもあり得るのでちょっとキツい。 - 名無しさん (2020-05-06 17:31:56)
          • 今前線が欲しいのはいつか来る勝てる機体じゃなくて、今すぐ対抗は出来る戦闘機やろ、もうムーのパイロットは世界会議からずっとマリンで虐殺されてる状況やぞ - 名無しさん (2020-05-06 20:58:23)
            • 言いたい事は判るけど、短期間で実用化するには機体かエンジンが完成している必要がある。つまり、ムーの場合はターボぽん付けマリンか有り物ジェット搭載震電で、エンジンも作る必要がある疾風やレシプロ震電はどちらにせよある程度の時間がかかる。 - 名無しさん (2020-05-06 21:10:30)
              • 震電は機体は完成してる訳では無い上に、ジェットエンジンも日本が生産体制が整うまで待たないといけないから一番実運用に遠い機体では? - 名無しさん (2020-05-06 21:26:13)
                • 誉も完成したとは言えないエンジンだし、生産も日本の協力が前提になるから、五十歩百歩では? - 名無しさん (2020-05-06 23:26:08)
                  • レシプロエンジンとジェットエンジンの製造難易度が五十歩百歩とかギャグで言ってるのか? - 名無しさん (2020-05-07 02:29:19)
              • 日本のエンジンを使っても最速開発枠になるならターボプロップエンジンを使用したゼロ戦か隼のコピー機体が最速じゃね? - 名無しさん (2020-05-06 21:39:01)
                • 日本が国産ヘリ作ったら - 名無しさん (2020-05-06 22:21:52)
                • 途中で送信ごめん、日本が国産汎用ヘリ作ってムーに輸出したりしていたら1200馬力のターボシャフトをターボプロッブにして1200馬力の戦闘機作ったかもしれない。まだ国産ヘリが登場していないから開発遅れているのかも - 名無しさん (2020-05-06 22:24:10)
        • 設計図があるとはいえ、機体もエンジンも未完成品を使う事になりますけど。 - 名無しさん (2020-05-06 20:53:50)
        • ラ·カサミを改装した技術者に大和ミュージアム正面にある41cm砲を見せて、「これと同じのを直ぐに作れ。実物も図面もある」と言ってみてはどうでしょうか。 - 名無しさん (2020-05-06 21:55:41)
      • 日本の支援を受けても1000馬力級機体の開発に3年掛かるなら戦後ジェット戦闘機の開発なんて10年以上掛かるんじゃね?そんなに長い間、日本がムーの制空権を面倒見ないと行けないとか無理ぞ - 名無しさん (2020-05-06 17:19:10)
  • Me 262 Aや菊花の推力を2100kgにしたときの速度予想は948~960km/h、3400kgだと1113~1130km/h、巡航推力1187.5kgと仮定すると巡航784~796km/hぐらいかな - 名無しさん (2020-05-06 13:51:58)
  • マリンの改良型すら来なかった理由が震電改に開発リソースが吸われてたからだったら、ムーの軍上層部の家が焼き討ちにあいそう - 名無しさん (2020-05-06 21:29:18)
    • マリンの改良はマイラスが簡単にできるっていっているから、それはないんじゃない?ターボは用途を偽る必要があるから、バレた時に外交問題化するのをムーが恐れたのかも。 - 名無しさん (2020-05-06 21:39:44)
      • 防衛装備庁の航空装備研究所で大切に保管されている日本の航空技術史上貴重なジェットエンジンを持ち出してる時点で今更にもほどがある - 名無しさん (2020-05-06 21:59:35)
        • そういや普通に考えたら無許可で国の財産を持ち出して他国の軍に給与した事になるから,発覚したら防衛装備庁の上層部の首が飛んで,国会でも大騒ぎになりそう - 名無しさん (2020-05-06 22:11:51)
  • 戦艦の主砲はデカすぎて無理だけど、エンジンや機体のパーツならCAD化して再製造は簡単に出来るよ、というかそうやって発動機や機械のパーツを再製造して販売してる企業も日本にいる - 名無しさん (2020-05-06 22:21:03)
    • 枝ミス、上の大和ミュージアムのコメントの返答です - 名無しさん (2020-05-06 22:24:34)
  • 結局さ「1〜2年で零戦か疾風をムーが作れる」かどうかだよね。マイラスの進言が1642年6〜7月、グラカバル捕縛が翌年7月だから、6巻までに出てこないのは当然。日本本土侵攻がその1〜2年後だろうから、ひょっとしたらナハナート派遣のムー空軍に疾風がいるのかも。 - 名無しさん (2020-05-06 23:57:50)
    • 疾風の設計図で作ったら鍾馗かキ116か疾風かキ117のどれかだろう。機体三ヶ月、エンジン一年が試作の目安だったけど日本がコンピューターとか3Dプリンタとか使ったら早くなるはず - 名無しさん (2020-05-07 01:36:39)
      • 疾風は、過去に飛行可能だった機体が日本に残っている。リバースエンジニアリング出来ることは、開発速度短縮に寄与するでしょうね - 名無しさん (2022-05-07 12:58:20)
  • オランダのフォッカー社が複葉や高翼じゃない低翼単葉の戦闘機を初めて開発した時は1年で完成してるから、現物、図面ありで開発元の支援ありならもっと早く完成するんじゃない? - 名無しさん (2020-05-07 00:51:34)
  • T-4 - 名無しさん (2020-05-08 18:05:15)
  • T-4の巡航での燃料消費1分で27リットルと仮定すると全速は1分45リットルぐらいかな。XF3-400は1.25倍と仮定して単発なので半分にすると震電改は巡航16.9リットル、ドライ全速28.16リットル。400リットル増槽1個で巡航790km/hで79.89分飛行可能航続距離1051.94km、空戦15分での作戦半径約361kmかな。アフターバーナーと空中給油無しでの予測値 - 名無しさん (2020-05-08 18:10:46)
    • F100だとアフターバーナー使用時はドライ全開の約5倍の燃料を消費するらしいから、-400も同様とすると推定毎分140.8Lになるね。まあ、F-15でもアフターバーナーは8分で全燃料を使ってしまうから、 - 名無しさん (2020-05-08 20:25:00)
      • (続き)震電改がアフターバーナーをあまり使えなくても仕方ないね。 - 名無しさん (2020-05-08 20:26:51)
      • そういえばロケット戦闘機のMe163は後続時間8分だった、空戦40分(アフターバーナー8分)の時の行動半径は87kmぐらいになるはず、これはこれで使えるかも。 - 名無しさん (2020-05-09 04:27:04)
      • F100はフルアフターバーナーで出力1.89倍で燃料消費約4.8倍だけどF404は出力1.609倍で燃料消費3.45倍。XF3-400は出力1.61倍なので燃料消費3.5倍で予想するのがよさそう。この前提だと増槽800Lで巡行104分、ドライ全速62分、アフターバーナー17.75分 - 名無しさん (2020-12-08 19:53:40)
    • 零戦の巡航時の燃費が毎時80L=毎分1.3L、戦闘時でその3〜4倍だったから、最初ムーのテストパイロットや技術者は燃費漏れを疑ってしまうだろうね。 - 名無しさん (2020-05-09 08:36:33)
  • 五式30mm機銃×4と20mmバルカンは重量はほとんど同じで前後に2長さも大差ないから、 - 名無しさん (2020-05-10 23:16:52)
    • ミスした。五式30mm機銃×4と20mmバルカンは重量はほとんど同じで前後に2挺並べていて長さも大差ないから、スペースをうまく使えば積めそうな感じがする。カサミ改にファランクス積んでるし、将来的には換装したらいいかも。 - 名無しさん (2020-05-10 23:20:12)
  • さて、機体形状はどう変わってるか?(商業だけで)先行作品の震電改を見ていくと、単純差し替え:WA大戦略、インテーク拡大:ハセガワとボークスの模型、ラバ空がインテーク拡大+垂直尾翼の一枚化、レッドサンブラッククロスが一番手が入ってて、1940年代後半の技術で作った、F-16っぽい形状(インテークの機種下移設+垂直尾翼の一枚化)になってる。 - 名無しさん (2020-05-13 00:49:44)
    • 胴体を延長して積める燃料増やして主翼をデルタ翼にしてユーロファイターっぽくするのはどうだろう - 名無しさん (2021-07-24 15:54:58)
  • なんか、考察してる2次創作なかったっけか - 名無しさん (2022-07-04 00:35:01)

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〔最終更新日:2024年02月22日〕

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最終更新:2024年02月22日 16:48

*1 宿泊している東京のホテルの部屋で、目を爛々とさせながら辞書を片手に日本語の書籍を読みふけった結果、あっという間に日本語を覚えている

*2 古書店で入手したため古書扱いになる事、疾風と震電は70年以上前の機体で、現在から見ると先進的な技術や素材が使用されていない技術遺産的な存在であり、設計図だけであれば技術流出防止法に抵触しないと判断されたと考えられる

*3 他にも、ラ・カサミの修理と改修を日本に依頼することやマリンの改修も進言している。前者はラ・カサミ改として実現し、オタハイト沖海戦で大活躍している

*4 文脈から見て、ホンダジェットのHF-120と思われる

*5 上記の提案の直後、三菱重工の大山が航空技術者のムー派遣計画がある事をマイラスに伝えており、日本人技術者も開発に関わっている可能性が高い

*6 例えば、震電の前脚と主脚は離着陸時のプロペラ接地回避のために長さ約1.8m、重量260kgにもなっている。ジェット化するとこれほどの長さは必要ないため、短縮して軽量化できる。またXF3-400の重量は500kgで、震電のハ四三の約半分に過ぎない

*7 震電が設計時に想定していた限界速度は800〜900km/hなので、そのままジェット化すると空中分解してしまう。おそらく1,000km/h以上の速度に耐えられる様に機体を補強していると考えられる

*8 みのろう氏によると、4挺と数が多いのは、試作機故に対空中戦艦用にムーに可能な最大火力を求めた結果とのこと

*9 震電の設計図に五式30mm機銃の図面も添付されていれば、機体と同様に日本の素材や部品、工作機械を用いる事で開発可能と考えられる。そもそもムーはグラ・バルカスとの基礎的な技術の差は互角の可能性が高く20mm機関砲も自前で用意しているので素材や工作機械を日本に頼らなくても開発できる可能性は高い。

*10 該当しそうなのはAH-64DのM230チェーンガン。当然五式30mm機銃よりも高性能かつ軽量だが、技術的難易度も高い上に技術流出防止法に引っかかる可能性もある

*11 アトラティス砲が現実のファランクスと同じぐらいの射程なら射程外から攻撃できる大口径砲を搭載するのは理にかなっている。

*12 IHIが独自に試作した国産初のアフターバーナー付きターボファンエンジン「IHI-7」の成果を元にして1990〜1994年に研究試作されたF3-30の発展型。IHI-7もF3-30を原型にして開発されている。XF3-400の開発がX-2/ATD-Xに搭載された「XF5-1」の開発に繋がり、XF5-1の開発が次期戦闘機のエンジンとして期待されている「XF9-1」の開発に繋がっている

*13 ジェット化により、機体側面のエアインテーク形状を変更しているはずである

*14 大戦末期に計画されたジェット化震電は推力900kgで780km/hを発揮すると試算されているが、震電改に搭載されたXF3-400の最大推力はT-4の総推力とほぼ同等なので、速度や上昇力もT-4とほぼ同等と推定される

*15 ムーから見ると50年程未来の技術が使われているため、コピーですら簡単ではない

*16 ここでの許可は、量産型震電改搭載用XF3-400の日本での新規製造依頼と完成品のムーへの輸出に対する許可を指す。ムー側は知る由もないが、日本ではムーに対する技術流出防法の追加緩和が検討されており、許可が出る可能性は高くなっている。なお直接言及されていないが、震電改試作機に搭載されているXF3-400は、先進技術試験基地司令が日本のムー積極支援勢力の存在に言及している事から、彼らの協力で技術流出防止法を回避する許可を得て、ムーに輸出されたと考えられる

*17 震電の機体内燃料タンクはT-4の4割程度なので、機体規模や単発と双発の違いを考慮すると巡航速度ではT-4よりやや短い程度だが、燃料消費量がドライ時の約3.5倍に悪化するアフターバーナーを使用した場合の航続距離は大幅に短くなると思われる

*18 日本の技術資料を参考としたり、日本から輸入したパソコンを制御機構に使用していたりするが、どちらもムーが独力で開発している。ECM装置は試作品ではあるが、グラ・バルカス帝国の通信妨害に成功している。防空レーダーシステムは高度評定も可能で、既にある程度量産されて空軍基地等で運用されている

*19 第6巻214ページの「(IFFを)試験的に導入」している機体に、この震電改も含まれていると考えた方が自然である

*20 400L増槽を1つ搭載する計画だった。ムーでは流線型の落下式増槽は実用化されていない可能性がある