興亜一心刀

こうあいっしんとう

大日本帝国陸軍で使用されていた軍刀。別名は満鉄刀。

名前の通り満鉄こと南満洲鉄道株式会社が制作した軍刀で、昭和10年頃に開発が始まり昭和14年から五万振ほど量産された。当時の最新の工業機械を使って作られた刀であり、流れ作業による作業の単純化によって一日に数十本作ることができた。また工業化の賜物で全ての興亜一心刀が均一な性能を得ることに成功している。
性能も高く試験では、豚の首を難なく落とし、厚さ1.5mm幅3cmの軟鋼板を4枚重ねた物を刃こぼれすることなく切断している。しかし当然ながら対人用の武器であり、戦車等の頑強な鋼鉄を切り裂くことは不可能であるはずなのだが..。

本編の活躍


大日本帝国陸軍異世界方面軍が使用しており、その内の一本が松下 健男中将によってタ・ロウに贈られグラメウス大陸の討ち入りに使用された。
肝心の戦果だが、なんと中戦車の正面装甲に匹敵するオーガの肉体を切り裂いている。しかも作中の描写だと容易く切っているため、重戦車クラスの装甲でも切れる可能性がある
本来の興亜一心刀の耐久力では、如何なる達人でも戦車の装甲を切るのは強度からして不可能なので、魔法による強化を使用していた可能性が高い。
魔王ノスグーラに対しても使用されたが、強靭な肉体で弾かれてしまった。*1
関連項目
カテゴリ兵器タ・ロウ

※既存の[[コメント]]に返信する場合、返信したいコメントの左側にチェックを入れて下さい。
過去のコメント

ここを編集
〔最終更新日:2025年04月23日〕

タグ:

+ タグ編集
  • タグ:
最終更新:2025年04月23日 14:38

*1 ノスグーラの肉体は重機関銃以上の攻撃は防げないので、高い魔力耐性に弾かれたと思われる。