た・ろう
種族間連合の7将の1人であり、後に勇者パーティと呼ばれるようになった4人の人物の一人。島国出身で、同郷の連合長
ガレオスと共に国の双璧と呼ばれていた。
人間族であり、剣の達人と言われる。コミカライズ版の伝承での見た目は西洋風の片手剣と盾を持った
ドラクエの勇者。古典的な勇者だったが、実際は刀使いで、
松下 健男から贈られた興亜一心刀を使用していた。
壮絶な戦いの末、魔王の封印と引き換えに命を落とす。
実際の容姿は、黒髪で無精ひげを生やしたさすらいの流浪人といった風貌で、伝承で書かれていた姿とは大きく異なる見た目をしている。というより日本の侍にしか見えない風貌をしているが、日本との関連性は特に語られていない。一方で出身国の島国は、武を重んじ幼い頃から剣を握る風習がある等、本編に出てくる
あの国との類似点があるためルーツとなった可能性がある。
戦闘力は非常に高く、獣人と互角の膂力を持ち
興亜一心刀で中戦車の正面装甲に匹敵する
オーガの皮膚を容易く切り裂くなど、剣術は人外の域に達している。
新世界異譚で書かれた話だと、
フィルアデス大陸で魔王軍に追い詰められた種族間連合を
ロデニウス大陸に逃がすため、自身がしんがりとなってフィルアデス大陸に残ったことが判明した。
そのため、物語当初はフィルアデス大陸の山脈で残った286人と共に武人戦闘団を結成して立てこもっていた。
後に
太陽神の使いが魔王軍を蹴散らし、追撃に移ると種族間連合に合流、そのまま
グラメウス大陸に追い込んでいる。
本名は
イセサリウス・ヒコニフト。その正体は神に導かれて魔帝と戦った古代の英雄の末裔で、滅びた母国の王族だった。しかし息子が争いに巻き込まれるのを嫌った母クニカによって孤児として生まれ育ったため、
ルーサの口から語られるまで自らの身の上のことは一切知らなかった。
世界の扉建造から1年後、仲間のルーサ、キージ、ケンシーバと1千の兵を連れて魔王討伐の旅に出る。道中でホワイトオーガを倒すが、食料不足で魔獣を食べたのが原因で
変質魔素中毒症になってしまう。人間族だったため4人の中でもっとも症状の進行が早かったが、その状態でも単独でイエローオーガを倒すなど破格の強さを見せつけた。しかし魔王には斬撃が通用せず窮地に陥ったが、前述の通り
ルーサが発動した封印魔法で自らの命と引き換えに魔王を封印することに成功した。
※既存の[[コメント]]に返信する場合、返信したいコメントの左側にチェックを入れて下さい。
過去のコメント
ここを編集
〔最終更新日:2025年08月01日〕
最終更新:2025年08月01日 21:03