構成
序章 研究課題の設定
第一章 『日本霊異記』『今昔物語集』『沙石集』の成立
第一節 『日本霊異記』の成立
第二節 『今昔物語集』の成立
第三節 『沙石集』の成立
第二章 『日本霊異記』の仏教思想と民衆の自然観
第一節 『日本霊異記』の先行研究の整理
第一項 『日本霊異記』での神と仏教
第二項 「現報善悪」が意味するもの
第三項 『日本霊異記』の中の聖徳太子
第二節 『日本霊異記』の仏教説話としての役割
第一項 説話の展開
第二項 中国の仏典との関係
第三項 殺生をめぐるストーリーの型
第三節 『日本霊異記』と国家
第一項 古代国家儀礼としての呪術と放生
第二項 『日本霊異記』成立時代の国家と食
第四節 『日本霊異記』と民衆の自然観
第三章 『今昔物語集』の仏教思想と民衆の自然観
第一節 『今昔物語集』に見る御霊信仰と神仏習合
第一項 排除・忌避される御霊と神
第二項 広継・入鹿・長屋親王の御霊的性格
第二節 『今昔物語集』に登場する動物
第三節 イケニヘ祭祀の起源 供犠論の日本的展開のために
第一項 貴族と貢納品
第二項 猿神・猟師とイケニヘ
第四節 『今昔物語集』の民衆へのまなざし
第五節 『今昔物語集』と民衆の自然観
第四章 『沙石集』の仏教思想と民衆の自然観
第一節 『沙石集』に見られる、変容した神婚譚
第二節 無住の「世間の道理」
第三節 悪人往生と草木国土悉皆成仏
第四節 悪人と殺生肉食の『沙石集』以降の展開
第五節 『沙石集』の中に殺生善根論が現れるまで
第六節 『沙石集』と民衆の自然観
終章 民衆の自然観と合理性
第一節 霊木信仰と草木成仏思想
第二節 不殺生思想の変遷 ―『日本霊異記』から『今昔物語集』まで―
第三節 不殺生思想の変遷 ―『今昔物語集』から『沙石集』まで―
第四節 不殺生思想の変遷 ―『沙石集』から―
第五節 説話的合理性
第六節 現代の環境問題と物語
参考文献
序章 研究課題の設定
第一章 『日本霊異記』『今昔物語集』『沙石集』の成立
第一節 『日本霊異記』の成立
第二節 『今昔物語集』の成立
第三節 『沙石集』の成立
第二章 『日本霊異記』の仏教思想と民衆の自然観
第一節 『日本霊異記』の先行研究の整理
第一項 『日本霊異記』での神と仏教
第二項 「現報善悪」が意味するもの
第三項 『日本霊異記』の中の聖徳太子
第二節 『日本霊異記』の仏教説話としての役割
第一項 説話の展開
第二項 中国の仏典との関係
第三項 殺生をめぐるストーリーの型
第三節 『日本霊異記』と国家
第一項 古代国家儀礼としての呪術と放生
第二項 『日本霊異記』成立時代の国家と食
第四節 『日本霊異記』と民衆の自然観
第三章 『今昔物語集』の仏教思想と民衆の自然観
第一節 『今昔物語集』に見る御霊信仰と神仏習合
第一項 排除・忌避される御霊と神
第二項 広継・入鹿・長屋親王の御霊的性格
第二節 『今昔物語集』に登場する動物
第三節 イケニヘ祭祀の起源 供犠論の日本的展開のために
第一項 貴族と貢納品
第二項 猿神・猟師とイケニヘ
第四節 『今昔物語集』の民衆へのまなざし
第五節 『今昔物語集』と民衆の自然観
第四章 『沙石集』の仏教思想と民衆の自然観
第一節 『沙石集』に見られる、変容した神婚譚
第二節 無住の「世間の道理」
第三節 悪人往生と草木国土悉皆成仏
第四節 悪人と殺生肉食の『沙石集』以降の展開
第五節 『沙石集』の中に殺生善根論が現れるまで
第六節 『沙石集』と民衆の自然観
終章 民衆の自然観と合理性
第一節 霊木信仰と草木成仏思想
第二節 不殺生思想の変遷 ―『日本霊異記』から『今昔物語集』まで―
第三節 不殺生思想の変遷 ―『今昔物語集』から『沙石集』まで―
第四節 不殺生思想の変遷 ―『沙石集』から―
第五節 説話的合理性
第六節 現代の環境問題と物語
参考文献