「カシヲ・ザ・ムービー(仮)」
異世界の森に不時着する、一週間ほど森でさまよう。
優雅な生活を送るカシヲ。
その家に、王国近くの森でダイヤ装備ゾンビに襲われている姫様が、
助けを求めてやってきて、そのゾンビをネザライトエンチャ剣で倒す。
- ダイヤ装備は勇者のもので、姫様はバケツで森の奥にある
病にかかっている王様のために聖水を取りに来ていたのだが、
ゾンビに襲われてしまう。
それを王家に返すために、一緒に王宮へ向かう。
昨今の魔物増加を調査していた勇者は魔物に返り討ちに遭い、
ゾンビとなって街へ戻ってきていたのであった……
牛乳をバケツに汲んできて王様に飲ませる。
王様「牛乳で病気が治るっていう発想はないわぁ」と感激する。
病気は治ったけどまだ体力が回復してない王様にポーションを作る。
国民と私をも救ってくれた英雄よ、今宵は王宮に泊まるといい。
お姫様にお部屋を案内してもらい、バケツで水をもらう。
姫様!こんな下賤のもの信頼してはなりませんぞ!とか大臣に言われる。
- 魔物襲来、カシヲが機転をきかせて倒す。(TNT水)
バケツジョークの下り!
しばらく王国にいてくれないか?と頼まれる。
理由はどうあれ勇者を倒してしまったのは僕なのでとカシヲはOKする。
ここでマイクラ知識で街をどんどん改善していく。
冒険者ギルドは尺次第でカット。
いつしかカシヲが勇者と国民から言われるようになる。
カシヲのファンは自らをファンズと名乗るようになっていた。
(ここナレーションで)
「この世界も、悪くねぇかもな」
魔物が増えた原因を調査するために遺跡に向かう。
(ここで匂わせ要素を散りばめる。考察捗る~)
遺跡には魔物封印の儀式がしてあって、注意書きがある。
「この世界の平穏を保つために、アップデートを止めることにする」
古代の大魔術師が世界を平穏にするためにアプデを行わない世界に
変えてた。
それがカシヲがこの世界に来たことによって、マイクラのアプデが
行われてしまい、魔物が急増した。
大臣はじつは魔物が变化した姿だったのだ!!
大臣は遺跡の封印を徐々に破壊して魔物を増やし、
国家転覆を企て、自ら魔王になろうとしていた。
しかし最後の”革新の核心(アップデート)”の封印だけは、
解くことは出来なかったのだが、カシヲがこの世界に来たことで、
その最後の封印が破られてしまったのだ。
大臣がカシヲが原因でこうなっていると王様にチクる。
カシヲ「ぎくっ」
王様「私達に必要なのは停滞ではなく革新だったのだよ、カシヲくん」
停滞よりも未来を選んだ国王と姫様の言葉に後押しされ、大臣との
激アツバトルに挑み、大臣を見事打ち倒すカシヲ。
私を倒しても必ず第2第3の大臣が現れる……!
カシヲ「大臣限定なのか」
そこからこの国は大きく変わった。
エンチャント装備による兵の強化。
自動化による農作物の収穫効率の強化などなどだ。
確かに魔物はいるが、国民の笑顔はあの頃よりも華やかになっていた。
国民集会で英雄カシヲによる演説が行われる。
国民の声援に答えていると後ろから姫様が
「カシヲ様は元の世界に戻ってしまわれる のですか?」と
聞いてくるので、民衆のほうを見ながら
「いえ、今の僕にはあの世界よりも大切なファンズという
宝物が出来ましたから……だから、帰りませんよ」
背中越しに姫様の「よかった……」っていう声が聞こえて振り返ると、
王様と姫様がファンズ服を着ている。
カシヲため息交じりに笑って、やれやれ……w