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革新派

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革新派

革新派(かくしんは)とはエレボニア帝国の政治的勢力であり、同国の改革に賛同・推進する立場の平民階級出身者の派閥である。
中心人物は現帝国政府代表ギリアス・オズボーン宰相。

概要

主にエレボニア帝国の中央政府(帝国政府)、帝国議会平民院の中央政界で支配的な政治勢力であり、帝国内で保守的な立場の第貴族《四大名門》を中心とした《貴族連合》(貴族派)とは激しい対立関係にある。

革新派の成り立ちと指導的人物であるギリアス・オズボーン宰相が元軍部出身であることから、帝国の国家正規軍である帝国正規軍においても高い支持を得ており、1204年の時点で正規軍の大多数が革新派によって掌握されている。

また、帝国政府の所在する帝都ヘイムダルは革新派最大の拠点であり、1201年に帝都庁長官兼帝都知事に就任したカール・レーグニッツは革新派のナンバー2にしてオズボーン宰相の盟友として知られる。

歴史

革新派の歴史は浅く、その成り立ちを語る上で最も重要な人物はギリアス・オズボーン宰相である。
帝国正規軍に在籍していた当時、彼は軍の改革を目指す平民階級の青年将校らのリーダーであり、この頃の関係者が正規軍内の革新派となったと考えられる。

1192年に起きた《ハーメルの悲劇》と百日戦役の事後処理を主導したオズボーン准将は、事件を引き起こした正規軍内の貴族派は極秘裏に粛清し徹底的な情報隠蔽を行なった。この功績をもってオズボーン准将は皇帝ユーゲントIII世より帝国初の平民階級出身の宰相に任ぜられ、以後、正規軍は革新派の強力な政治的基盤となり、この武力を背景に貴族勢力との対立を深める。

帝国政府代表としてオズボーン宰相は様々な改革を進め、諸侯が力を持つ古い伝統的な領邦国家としての帝国を中央集権化する事を目指した。

国内を経済的に一体化させる為の鉄道網の整備、中央政府の財源規模を拡大する事を目的とした周辺諸国の併合、更にはカルバード共和国との緊張を高め、正規軍の軍備拡張を正当化した。

また対立する貴族勢力に対して、帝国政府の権限をもって貿易や経済政策などで貴族領邦が不利となる政策を数多く導入している。

鉄道網を警備する事を目的に設立された鉄道憲兵隊による《四大名門》の領邦州の治安維持分野における介入、帝都ヘイムダルの行政を担う帝都庁における汚職撲滅を理由とした貴族職員の排除などもこの一貫である。

これらの革新派の改革によって、既得権益を大きく侵された貴族派は合法非合法を問わず妨害を行うものの、最終的に貴族連合は武力による革新派の排除と中央政権の奪取に舵を切った。

1204年10月に発生した貴族連合による帝都占領に始まる内戦、《十月戦役》はこうした10年以上に及ぶ対立の結果である。

《十月戦役》は貴族連合総参謀ルーファス・アルバレア卿が帝国政府に協力を「約束」する形で終結するものの、実質的には貴族派の敗北であり、貴族勢力は様々な制約を課せられその力を大きく損なった。
内戦終結の時点で帝国は革新派に掌握され、以後《世界大戦》に至るまで、オズボーン宰相の元、帝国政府は絶対的な権力を有した。

革新派に関連する人物

ギリアス・オズボーン(宰相・帝国政府代表)
カール・レーグニッツ(帝都庁長官・帝都知事)
バロウズ議員(議員・帝国議会平民院)
アルバス事務次官(事務次官・帝国政府鉄道省)
シラー補佐官(ラマール州補佐官・帝国政府から派遣)

レクター・アランドール(特務少佐・帝国軍情報局・帝国政府)
クレア・リーヴェルト(憲兵少佐・帝国軍鉄道憲兵隊)

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