| 【名前】 |
獣人族の男の子たち |
| 【読み方】 |
じゅうじんぞくのおとこのこたち |
| 【分類】 |
総称 / 人物 / 亜人 |
| 【備考】 |
なし |
- ページの登録タグ:
- ガルガルド貴族学園 ガルガルド魔王国 ハウリン村 亜人 人物 大樹の村 獣人族
【詳細】
6年目の秋に
ハウリン村から
大樹の村へ移住してきた
獣人族25人(男性3人、女性22人)のうち、男性3人の総称。
具体的な年齢は不明だが、
火楽の見立てでは幼稚園児(3~4歳)ぐらい。
少なくとも、生活のため全員が魔法を憶えさせられるハウリン村においてまだ魔法を習っていないくらいには幼い。
移住について、元々ハウリン村からは「女性のみ最大22人、1人でも2人でも構わない」という打診で、火楽は困った時はお互い様と全員受け入れるつもりだった。
だが同時にこれ以上大樹の村の(主に夜の)男女比が偏るのを懸念した火楽は、あわよくばの期待を込め、全員受け入れる代わりとして「若い男を少なくとも2人以上、多ければ多いほど良い」という条件を付けた。
その結果追加された若い男性3人である。
火楽の思惑からは外れてしまったものの、それはそれとして将来性も期待し、村の住人として大事に扱われることに。
始めは獣人族の女の子に面倒を見られつつ、作物の加工のお手伝いを行っていた模様。
7年目の春に風呂が増築されると、魔法の練習がてら湯沸かしも担当するようになる。
火楽は子供には働くより遊んで欲しいと思っているようで、彼らのために何度か遊具を作っている。
だが心配しなくても
馬や
山羊に乗って遊ぶなど、自分たちで遊びを見つけて楽しんでいるようだ。
なお、作った遊具は大人たちにウケていた。
7年目の春から夏に
ハクレンが大樹の村へ移住し、村の住人の教師役を務めるようになると、彼女から学問を教わり始める。
9年目の春にはその働きが一人前と見なされるようになり、以降
褒賞メダル授与対象となった。
同年夏に行われたお祭り・
滑走ボードではやる気になり、第二部の「最初からボードに乗るスタイル」で3人の1人が二位を獲得している。
同年冬に競馬場で行われたレース大会では、第六レースの「
クロの子供たちに乗り2,400メートル走るレース」に揃って参加、それぞれ一位・二位・四位に入賞している。
9年目の冬の終わりごろ、
ウルザが大樹の村に移住。
行動派な彼女の影響を受け始めたのか、これまで大人しかったのが徐々に「暴れる」ようになっていき、イタズラをしては鬼人族メイドに叱られるようになる。
とは言え、仕事をサボっている訳ではなく前よりは笑顔が増えたという事で、火楽としては痛し痒しといったところである模様。
10年目の秋の
武闘会では一般の部に参加、3人の1人と三年前に生まれたリザードマンの戦いが最優秀戦に選ばれている。
13年目の冬に
五村魔王国管理員として赴任してきた
ユーリから「3人に広い世界を見せた方がいい、年齢的にも能力的にも問題ないので、魔王国の学園に入学させてはどうか」と提案を受けた火楽はそのまま3人に相談。
3人はしばらく悩んでいたが、
ガルフの息子が許婚者を大樹の村に連れてきたのを見て「この村だと結婚相手に困る」と入学を決意した。
残念ながら村の女性陣は結婚対象として見られなかったらしい。
入学先は普通の学園より自由に休め融通が利くという事で、ユーリや
フラウも通っていた
ガルガルド貴族学園が選ばれた。
ユーリ・フラウ・
文官娘衆から貴族文化を叩き込まれ、14年目の春に入学のため大樹の村を離れることになった。
このタイミングで3人の名前が
ゴール・シール・ブロンと(読者に)判明、彼ら視点でのエピソードも書かれるようになる。
由来は恐らく鉱物のゴールド・シルバー・ブロンズ。
書籍版09巻のカラー口絵では3人の姿も描かれており、
ゴール:金髪・まとまった後ろ髪・立ち耳
シール:銀髪・外に跳ねた後ろ髪・立ち耳
ブロン:濃い茶髪・癖毛・垂れ耳
・猫口
と描き分けられている。
なお、ゴールによると3人セットで扱われがちなのは把握しており、また「兄弟ではないが兄弟以上の繋がりがある」と自負している。
ガルガルド貴族学園に「
五村出身の男爵家当主相当」として入学し寮生活を始めた3人だったが、大樹の村のものと比べるとどうしても劣ってしまう居住環境に慣れずストレスに。
特に食事は「量は多いが不味い」「出欠確認も兼ねてるため受取必須」「(マナー的に)お残しは許しまへんで」と3人の心を折るのに充分なもので、学園生活3日目で限界を迎えた3人は寮を出ることを決意。
ガルガルド貴族学園の生徒は敷地内への居住が必須であり、寮生活ができない生徒向けの借家もあるのだが折悪しく予約で一杯。
だが「指定された区画に自分たちで建てるのも可」という事で、喜んで「土地だけ借りてテント暮らしをしつつ家を建てる」生活を選ぶことにした。
授業を受けつつ、敷地内の北にある森で獲物を狩り、トイレ→風呂→家と建築を進める3人。
他生徒との交流やクラブ活動は後回しにする予定だったが、北の森で魔物に襲われていたのを助けた先輩4人や元々3人の活動に興味を持っていたご近所さん2人が、建築を手伝いつつ食事や風呂を堪能するうちに「領民生活向上クラブ」を結成、3人も所属することになった。
そして何故かゴールがリーダーを務めることに。
学園生活10日目にはさらに土地を借りて畑づくりも始めることになり、貴族ながら地元で畑仕事をしていた先輩が「土が懐かしい」とクラブ入り。
さらに7人が部員を集めた結果クラブは40人を超える大所帯となり、何故か食事の時には全員揃うので料理担当のゴールの負担が増えることとなった。
また、学園生活13日目に
学園長から呼び出され「クラブのメンバーから寮の食事改善の嘆願書が来たので協力してほしい」と依頼を受け、寮の料理人に対するゴールの料理教室が開始した。
だが「学園に来るまでどこかの派閥に所属していなかった新参者」である3人が人を集めて賑やかにやっているのを面白く思わない者が現れるようになる。
男爵家当主相当という身分やあまり他の生徒と交流しないようにしていたことに加え、学園長による「寮の食事改善で寮生を味方に」という配慮も相まって上手く回避してきた。
ところが学園生活14日目にとある侯爵の息子が徒党を組んでクラブを襲撃し返り討ちに遭った事について、翌日侯爵から弾劾状が届き、侯爵から決闘を挑まれる。
襲撃時に鍋をひっくり返されて頭に血が上っていた3人は決闘を即受諾、しかし決闘の方式が「各々当事者以外の5人を集めた勝ち抜き戦、実施は翌日(未届け人:
クローム伯)」という、公平ではあるが3人にとって非常に不利な方式に決まってしまう。
夜通し戦士集めに駆け回った3人は、
魔王の協力もあって何とか決闘を成立させ勝利、魔王も決闘をうやむやにして侯爵の面子を守ることに成功した。
なお、侯爵は侯爵で面子を守りつつ、3人には「負けはしたものの侯爵とやりあった」という箔と施しという迷惑料を渡して落着させる算段だった模様。
しかし「3人が侯爵に決闘で勝った」という事実は残り、貴族が学生に決闘で負けたというのは魔王国の秩序が乱れるため「3人は学園生活14日目の時点で卒業していた」ことにされた。
このことに不満な学園長は、3人が学園に残れる手段として教師に勧誘、3人も「一ヶ月たたずに学園から追い出されたって報告はできない」と引き受けることになった。
教える内容はクラブをそのまま授業にした「生活」、また教師も他の教師の授業を受けることが可能とのこと。
ちなみに
ハクレンをはじめとする大樹の村の教師陣から薫陶を受けた3人にとって学園のレベルは非常に低く、学園生活5日目には卒業資格を満たしていた。
14年目の秋には
武闘会に参加するため大樹の村に帰郷。
3人とも戦士の部に参加したが、一勝もできず。
だが歯応えの強さに非常にいい笑顔を見せていた。
同じく14年目の秋には「危険な魔物が確認されたため立ち入り禁止になっていた北の森に、危険な魔獣を倒して名を上げようと、冒険者を雇って北の森に5人の生徒が向かった」という事件が発生、解決する。
この際、冒険者たちと懇意になり、
グラッツの有能さと魔王軍兵士の実力の低さを把握している。
その後は教師生活を送りつつ、誰かに頼まれては問題解決に赴く場面が増えている。
有能なためか個人活動の比重が上がっているが、要所要所では3人揃って里帰りをしている。
なお肝心の結婚相手だが、3人とも無事見つけ、16年目の冬に五村で火楽との顔合わせを合同で行っている。
その際、実の両親と10年ぶりの再会を果たしている。
また、併せて「五村村長の息子たち」である3人の結婚記念パレードが行われた。
コミック版は第26話から登場。
個人名は出てないが、書籍版09巻のカラー口絵の3人をそのまま幼くしたような3人として描かれており、見分けがつくようになっている。
そのためなろう版では不明だった「獣人族の男の子のひとり」が誰なのか特定できるシーンもある。
- 9年目冬のレース大会第六レース優勝:ブロン
- 10年目秋の武闘会ベストバウト:ゴール
アニメ版は第七話から登場。
「獣人族の子供」名義で声優も兼役だが、カラーなのもあってさらに見分けやすい。
OPで
ザブトンに乗って遊んでいるが、本編でも村を元気に駆け回る姿など、行間を埋める形で出番が多い。
魔法を一緒に練習しようと誘ったり、風呂ではしゃいで窘められるなど、火楽との絡みも増えている。
また、ユーリと交流を深める獣人族も、女の子から彼らに変わっている。
おねショタ
当初は口減らしを実行するための生贄だったが、実際は作中きっての勝組枠である
- 口減らしの犠牲にされたことから男子の中でも優先順位が低かった。ハウリン村で生活していてもそこまでの地位にはなれなかったと想定される
- 大樹の村に移住したことで最上級の生活・教育・指導を受け、魔王国内でも若き精鋭として有名になっている(魔王や四天王の私兵、有能な教師、文官への理解・根回しが上手な理想的な人材など)
- 村長が自分の発言で幼子を親元から引き離してしまった罪滅ぼしなのか、当初があまりにも幼かったからなのか、村長の義理の息子として扱われている。魔王国内では五の村の村長の息子。
→本来はロナーナ達のように寄り親寄り子の関係が正しい
- アルフレート達の義理の兄を名乗れる立場にある。学園の派閥内でもそういう説明をしているのでほぼ公式。
- 対外的には自分たちは村長およびアルフレート達の部下に当たるが、プライベートでは兄貴分・弟分の関係である
- 村長たちに配慮した結果だが「男爵家当主相当」の身分を有する。代わりに魔王軍および魔王・四天王に都合よく使われているが、口減らしをされる平民が到達する立場としては破格といっていい
- こちらも村長への配慮が中心だが、竜・貴族・各種族の重鎮と顔見知りなため魔王国基準でもとんでもない伝手の持ち主。魔王国内の騒動終息のため、神代・混代竜族の協力を得たこともある。
- ゴール・シールは貴族の娘を妻に迎えたことで名実ともに【貴族枠】になった
- 大樹の村で学んだことを惜しみなく魔王国に伝えている。このことで学園および周囲の環境を一気に改善させた人物として高評価を得ている。
- 本来NGである貴族関連の面倒事に首を突っ込んでしまっているが解決もしているのでそれらの貴族に恩を売ることに成功している。ただし学園長には怒られた。
- オージェス達と行動を共にすることもあるので上述の件も含め、竜と関わりが深い人物と認識されている。一部は竜騎士ととらえている
- 自分たちを未熟だと感じているが魔王国内ではすでにトップクラスの実力者
- リグネとの一件でブロンをとらえたことを謝罪しないと確実にまずい、と認識された。実際ほとんど実子相当のため正しい判断だった。
- ウルザのように特異な存在として迎え入れられたのではなく、本当に最下層の存在だった彼らが今の地位にいるのは冒頭の村長の発言が要因に他ならない。
- 派遣された先でもある種トラブルを引き寄せるが最終的には解決させており、自称トラブルバスターという名のトラブルメイカーだった文官娘衆と比べると本当の意味で有能な人材
- やっていることがまんま小規模な大樹の村(村長)。逆に魔王国にとってはゴール達レベルがちょうどいいともいえる
このように本来の生まれからは想像できないほどの立場・実力・コネおよび実績を持った新進気鋭の若者である(魔王から見ても将来の将軍候補(魔国八将))。アルフレート達ほど気を遣わずに済む、昔からの知り合いのためツーカーで話ができる、身分だなんだとごちゃごちゃうるさい連中と違って素直で有能。そりゃ好待遇に決まっているのである
一方で村長の当初の願いは一つも叶っていない(アニメでは少し女性陣の婿候補に入っていたようだが)。村中の女性が村長狙いのため、村の中では結婚相手が探せないという理由で外に出るくらいなので結局村長自身が原因ともいえる。大樹の村の女性達からすれば村長のお手付き・子供を産む以上に地位を上げる方法がないので当然の結果ではある。
最終更新:2026年04月29日 00:28