【名前】 |
フラウレム=クローム 【正式名(推定)は、フラウレム=クローム=マチオ】 |
【読み方】 |
ふらうれむ=くろーむ |
【分類】 |
人物 / 亜人(魔族)、文官娘衆 |
【呼ばれ方】 |
フラウ |
【備考】 |
【ビーゼルの娘】【文官娘衆のまとめ役】 【貴族少年たちの憧れ(だった)】【大樹の村代官】 |
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- ガルガルド貴族学園 シルキーネ ヒト ビーゼル フラウレム 亜人 人物 大樹の村 女性 文官娘衆 母親 街尾火楽 街尾火楽の妻 貴族 魔族
【詳細】
腰ほどまであるストレートの黒髪と後頭部の青いリボンが特徴の美女。村娘ファッションの時はポニーテール。
来村当時は白のブラウスに青いロングスカートのドレスっぽい格好で登場。書籍版の表紙やカラー絵は基本こちらの姿。
村娘ファッションの時は丈夫そうな薄いブラウンのベストにズボンを穿いており、コミック版での普段着となっている。
書籍版5巻表紙を
ルー(右)と共に飾っている。
また、表紙用にリサイズされる都合で省略されてしまったが、2巻表紙の大判イラストにも入っていた。
王姫である
ユーリの「友人」として接することが出来る優秀な才女(魔王の娘であるユーリの友人は秀でた能力を持つ少女に限られる)。
武術についても実戦投入されても大丈夫な程の英才教育を受けており、実際
武闘会で
死の森に隣接する
ハウリン村出身の
セナ相手に引き分けるほど。
しかし、
大樹の村に
ドラゴンすらも住み始めたことを危惧した父の意向により、急遽ユーリの側を離れ村に移住することになる。
当初は自身の能力を過信し村を支配するのも良いかもとか考えていたが、出迎えの
ラスティスムーンを始め、村の洗礼と言う名の
暮らしている面子の紹介を受けその考えは木っ端微塵になった。
その後、吹っ切れて村の農作業に参加するうちに
村長とも打ち解け、「フラウ」という愛称で呼ばれるようになる。
ちなみに村長に対しての初台詞は「そこの人間。ラスティスムーンさんの居る場所に案内しなさい」。
代表者が出迎えるのも当たり前な有力貴族出身の自身を出迎えた狂竜がまさか村長の小間使いだったとは思わなかった故の失敗。さもありなん。
この失敗もあって自身を村長の忠実な下僕、村のヒエラルキー最下層と思い込んでいるが、そもそも「村長」と「村民」の2つしかないので結局平等に村の一員、火楽の嫁の一人として周りからは扱われている。
本名はフラウレムだが、父ビーゼルからも「フラウ」と呼ばれている。ちなみに母
シルキーネからは「フラちゃん」と呼ばれている。
火楽が海産物を欲した際、フラウが王都にいた頃のコネを活用したことで大樹の村と
ゴロウン商会の取引が始まった。
王姫ユーリとは友人として良い関係を築いていたようで、フラウが突然いなくなった後、後釜として入り込んだ者達が
唆した結果、王姫による大樹の村襲撃計画が勃発。
それを父親からの報告で事前に知ることとなったため、
ラミア族を数人率いて潰し、その計画に参加していた者達を大樹の村に連行した。ついでにユーリも村に連れ込んだ。
そして、ユーリ以外を文官娘衆として村の内政関係担当として働かせることになったため、取りまとめ役として動くことになる。
なお表向きではあるが、大樹の村に駐在する魔王国の代官はフラウとなっている。
本人は激しく嫌がったが特に問題がないため押し通された。頑張れ。「いやぁぁぁぁっ」
移住前は根っからの貴族気質で、娘に良いお相手を選ぼうと悩むビーゼルの親心に感謝はしていたものの、貴族に生まれた身として自身で相手を選ぶといったことは夢物語と一蹴。クローム家の為ならどんなお相手であろうと唯々諾々と政略結婚に臨む心づもりであった。
後に
周囲に流されつつも四天王のビーゼルをして「恐れ多い」と言わせた村長という地位良し器量良しの理想的な相手と結ばれ、娘である
フラシアベルを授かる。これには父ビーゼルもニッコリの勝ち組入り。
ちなみに当人は指摘されるまで妊娠しているとは思ってなかったようで、村の美食による肥満だと思っていた模様。
実際に肥え太っていたのは蜂の方であった。
自身を火楽の下僕と律していたがフラシアを出産したことで名実共に火楽の妻の一人となり、暫くして火楽にどさくさでセクハラ出来るようになるくらいには火楽に妻として甘えられるようになった。
高位の貴族でその容姿もあって以前通っていた
ガルガルド貴族学園では若い貴族のお坊ちゃん達の中で高い人気を有していたが、上記の通り大樹の村に移住する件で突然学園をやめた上、
どこから漏れたのかわからないが結婚したと噂が流れていたらしい。多分そのあたりはビーゼルが噂を流したのだろう。
おそらく突然彼女が消えてしまったせいでユーリや現文官娘衆の最古参勢の暴走を招いた反省と思われる。
どこかで結婚して幸せに暮らしてるよー、というふわっとした噂のほうが混乱を招かないという判断かもしれない。
最終更新:2024年08月20日 09:20