保母騎士っ娘

初出:#472『男子高校生的に再起不能な誤射寸前の危機だった!』

保母騎士っ娘。きつい顔立ちの美人さん。本名はレイテシア。初登場時に既にLv49で、装飾の豪華な甲冑からも地位の高さがうかがえる。王女とは旧知の仲で妹のように可愛がられていた。孤児院を支えるため剣と信仰だけを頼りに生きてきたのでアリアンナと同様、年齢の割に初心。


 元は孤児だが、幼い頃に剣の才能を見込まれ教会騎士団の見習いとして拾われる。世話になった孤児院の運営費のために騎士団の仕事をしながら魔物狩りをして稼ぎ続け、みるみると強くなり若くして名誉ある教導騎士の位に就き、またその栄誉に対し司教に任じられ、その褒賞として教会の後援の下で教国国立の孤児院を開き、国中から孤児たちを集め神職としての知識と剣技を教える宗派を開いた。このときに王女アリーエールが援けた関係で、今も恩を感じている。
 自身が運営する孤児院が教皇派の管理下に入ったことで質に取られ、アリーエール王女を連れ戻す役割を負わされてしまう。王女への恩よりも孤児達を優先して、王女を説得するため東の街にやって来る。一番隙のあるように見えた遥を捕まえて交渉材料にしようとするも、遥の化け物っぷりを目の前にして気絶してしまう。目が覚めれば他の教会軍はいなくなっていて、もはやここまでと事情を話す。死んで詫びることも許されず、アリーエールを連れて帰れない時点で任務失敗であるためそのまま保護された。
最終更新:2024年10月08日 15:46