尾行っ娘

初出:#128『女子をストーカーして大泣きさせてお菓子を上げて宿に連れて行って説教されてる男子高校生な扱いなの?』

容姿

 まだ中学生くらいの、小柄な女子。13歳。

所属、仲間

 シノ一族、族長の娘
※漫画版では”絶対不可視(インビジブル)”の異名を持つとされている。
シノ一族とは
代々辺境軍を助けるために調査・偵察を行う一族。しかしナローギ領に拠点を置いていたため家族,友人を人質に取られ、辺境を苦しめる手伝いをさせられていた。
より有益な情報を集めるために軍事や経済の知識も教え込まれている。「情報収集こそが味方を助け、敵を倒す最初の攻撃だ」,「自分の目で見、自分の耳で聞き、嘘も本当も間違いも秘密も全て知り、それを自分で考えろ」という家訓がある・

作中の活躍

47日目:ナローギ領の命令で、黒マントの少年を調べにやってくる。尾行を始めて間もなく見つかり、スイートポテトで懐柔される。
48日目:委員長達や看板娘とも仲良くなりつつ調査を進めるなかで自分がしていること、その意味を考えずに行動していたことに気付く。一族を説得し、ナローギ領に反旗を翻し、ナローギの街の住民をオムイに避難させる手筈を整えると覚悟を決めてナローギ領主にオムイには手を出すなと忠告する。逆上し斬りかかるナローギ領主の剣先を間一髪で遥が止め、頭をなでてもらう。そのまま避難民とともにオムイに迎え入れられる。

 尾行に特化しているだけあって高Lvの気配察知持ち。オムイにおいては一族が集めた情報を領主や遥達に報告する役割を担う。また多忙かつ報連相ができない遥の代わりに領主に呼び出されることも多い。遥に餌付けされていることや看板娘と仲が良いこともあって夕食時には白い変人に立ち寄る。


 教国との戦争時には、シノ一族に支給されていた魔石手榴弾を自分のもとに集めて入り口に投げ込み続けることで迷宮の氾濫を独りで抑え込んでいた。手榴弾の爆風を受けて目や耳もほぼ使えない重症を負い最期を覚悟したところで、駆け付けた遥とネフェルティリに救われる。
 終戦後には国内外に潜入して情報を集めては遥達および辺境に齎してくれている。

視点回

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最終更新:2025年01月07日 11:58