ヴィズムレグゼロ

初出:#272『便りが無いのが良い知らせで便りが有ったら不幸の手紙ならぼっちはずっと良い知らせ？』（名前のみ）
　　 #273『真面目な働く仕入れ担当運送業で再加工担当の生産者で滅茶働いて実は全然お大尽様じゃ無かったのに泥棒扱いだ！』

　美人レロレロさん。レロレロさん。
　商国の懐刀であり、七剣の一人。
　エルフなので美形であり、外見年齢は20代後半くらい。
　背が高く痩せ気味のシルエットだが、引き締まった身体をしている。褐色のマントに身を包み、身体の動きや武器を隠している。剣士としても強く、なおかつ何本もの魔剣を使いこなす魔剣士。万能型で、特に人斬りには滅法強い殺し屋殺し。教国軍お抱えの導師をも屠った実績があり、護衛としては大陸最強と言って差し支えない。
　Lv100超えであり、単純な身体能力ならば67日目時点でアンジェリカをも超えていた。高度な技術と多くの経験から独自の戦い方を持ちながらも相手に合わせて柔軟に対応できる。一方で、一撃で勝負を決められるような技は持たないという弱点はある。

　元は冒険者。病に倒れた妹イレイリーアを治療する薬を分けてもらうために冒険者を辞めて商国の懐刀となった。しかしこれは罠で、商国のために働くほど薬は一部の者達の間で独占され市場に出回らくなっていた。
　辺境平定にあたって商国から王国に送られた支援物資が悉く盗まれる事態に際して、倉庫番として投入されたところ泥棒に入った遥と出会う。なるべく子供を傷つけたくないようで初めは説得を試み、武器を持ち出して以降も最後まで殺意はなく腕や足ばかり狙っていた。遥が泥棒だと確信して目の色を変えたところ背後から近づいていたアンジェリカのモーニングスターによって倒され、そのまま孤児院に連行される。
　孤児院にて事情を話し、商国に騙されていたことに初めて気づく。自ら首を絞める活動を行っていたと知って反省し、イレイリーアを救出・治療する約束のもと和解。アンジェリカとともに商国から連れ出し、辺境産の茸によって容易く完治できた。
　商国,教国の暗部の情報をすべて与えられたうえで実力も申し分ないため、その後はディオレーヌ王国の王族の護衛として遥から高額で買われていった。

　武技として「拘束」,「停止」,「刺突」などを披露している。装備として「剣殺しの剣」などを所持。