デモン・サイズ

初出:#111『どうして農村の人達は持ちきれなくなるまで持たせるんだろ。』

 下流の村のダンジョン13Fで遥と出会い。「デモン・リング」の効果で強制的に使役される。言葉を発することがなくとも意思はある。
 主に魔の森の整地を行なっていて、その対価にお菓子をもらっているので遥との関係は良好。遥と離れて別行動を取っていたり「デモン・リング」のなかで休んでいたりするので描写は少ないが、辺境へ教国軍が攻めてきたときは遥とともに戦っていた。
 使役された方法がみんなと違うためLv77にまで至っていたが、あくまでお菓子を対価とした契約関係に仲間外れのような寂しさも感じていた。ネフェルティリが加入して間もなくその悩みをスライムさんを通して遥に打ち明け、晴れて使役し直された。使役し直したことでLvはリセットされたがそれまで同様に森の伐採をしているうちに遥のLvはすぐ追い越した。また使役時に「アークデーモン・デスサイズ」に上位化し、両刃で、先端は槍、鎌の逆側は斧とも鉤爪ともつかない装飾的な刃が付き石突は打突用の円錐で万能武器となっている。

 あくまで鎌の姿なのになぜお菓子を食べたり伐採した木材や狩った茸,魔物の魔石を運んだりできるのかは謎。「デモン・リング」による使役が解除されても中に入れることも謎。
 その後はどんどん強くなり1体でも下層の迷宮王級となり、3体で連携すれば迷宮皇級に匹敵するほどに。教国編では遥から女子の護衛を任され、幾度となく教会軍の暗殺や罠を切り裂いたMVP。

 「偽魂の巴」によって人型の姿を獲得。三つ子のように同じ顔で、精巧で芸術的なビスクドールを思わせる無垢な幼さと妖艶さを併せ持つ可憐な乙女に。身丈は自在に変えられ基本的に幼女の姿を取り、孤児っ子達と混ざって孤児院で生活することに。遥から与えられた黒いレースのリボンとミニワンピースをよく着ている。ポニーテールをどこで結んでいるか、首飾りの勾玉が何色かで見分けることができる。なおデフォルトはお姉さんの姿である。
 人間体を手に入れてからは孤児院で暮らすようになる。孤児っ子の指導官と護衛も兼ねて幼女形態で遊んでいるので幼女用のドレスアーマーを作ってもらった。少しずつ言葉を話せるようになっているが遥の影響を受けているので語彙はひどい。

 自立して空中を飛ぶこともできるし、人間体で鎌を振るうこともできるが、たまに武器の姿になって遥に振ってもらいたがる。
 踊りっ娘さんの鎖術を見て、遥にねだって鎖鎌を作ってもらって変身できるようになっている。
最終更新:2025年05月03日 16:41