コロコロ同好会

初出:#445『楽しそうにコロコロと転がっていたから生暖かい目で見守っていたら怒られた?』

 辺境外からやってきた冒険者4人組。蜘蛛餌っ娘。コロコロっ娘。
 槍使い、盾と剣使い、魔法使い、弓使いの4人。魔法使いの名前はブリー。


 乗合馬車に乗って辺境まで来たところ、乗客のなかにいた冒険者を名乗る一団に仲間の1人を攫われて、迷宮に逃げ込んだのを追いかけた。そこで蜘蛛型の魔物に襲われて猛毒で身体を内から溶かされ、四肢は千切れかけるほどの身体損傷で瀕死に近い状態で、蜘蛛の麻痺毒で痛みを感じず意識が朦朧としている間に駆け付けた黒髪の少年によって救われて、そのままオムイの街の冒険者ギルドへ無事送り届けられた。

 Lv25~30程度で、装備は辺境における私服よりもしょぼい性能だったがそれでも辺境外の迷宮なら20階層くらいまで挑める自信があった。それほど辺境内外で基礎的な差がある。

 #446は蜘蛛餌っ娘視点であり、辺境を目指した理由や遥に出会ったときの心境などを語る。その後遥が制度化した「冒険者ギルド新人融資コース」に加入し、いつか遥に礼をすることを胸に、新人研修と言う名の高位冒険者達からの徹底的な指導を受けている。
 #638~#640、130日目には遥へお礼の挨拶をしに来る。遥が勝手に手続きしたことで本当に「コロコロ同好会」として登録されて活動している。お礼と茸代を少しずつでも返そうとお金をためて戻ってくるのを待っていた。返す返さないで揉め、一緒に茸狩りに行くことになる。遥にとっては茸狩りなんて大したことがないのだと思い知り、結局最大限の接待を受けて、山のような装備品と大量の薬品と各種消耗品、洋服どころか下着までサイズぴったりでもらってしまう。中々スタイルも整っている。
最終更新:2025年04月18日 10:46