スペシャルモード

  • スペシャルモードとは
 メディアプレイヤーの起動パラメータに「/fruity_sp」を付加すると、FRUITYはスペシャルモードで動作します。
(WMPのオプション画面において、プラグインのタブで、視覚エフェクトから「フルーティ」を選択する際に、「Ctrl」を押しながら「プロパティ」でも同様の効果があります)

 スペシャルモードとは、基本的にはデバッグや処理・動作の検討用の開発者の為の動作モードです。
 通常時の機能に加えて、本実装を検討している機能や通常機能にするにはまだ非力な機能、及び通常では不要と思われる設定の変更機能などが使用出来ます。

  • 画像表示
 メーターではありませんが、スペシャルモードでは画像表示(メーター)が使用可能になります。
 プリセットの背景画像表示と同様な機能を持つメーターです。

 プリセットの背景画像表示と異なる点は、「画像」にフォルダを指定した場合、プリセットの場合はランダム表示でしたが、当メーターでは順番が一定となります。
 また、メディアの変更時に必ず画像も切り替わります。

 さらに、再生メディアに対応する Folder.jpg がある場合、それが優先され表示されます。
 メディアに埋め込まれている画像の表示は行えません。
 また、Folder.jpg以外にもCover.jpg、CoverArt.jpg、AlbumArtSmall.jpgなども表示します。

  • イントロ再生/早送り/巻き戻し/設定ダイアログ表示
 プレイビューの左上(初期時,設定にて変更可能)にマウスカーソルを合わせると、次の4つの機能(アイコン)が表示されます。
(WMPが全画面表示でないとダメなようです)

①イントロ再生
 選択状態にするとイントロ再生状態となり、指定した時間再生すると次のメディアに移動します。

 指定時間は実際の再生時間ではなく、曲の先頭からの再生時間位置という使い方になります。
 例えば、指定時間が60秒とした場合、再生を開始し途中でシークなどして実際には10秒程しか再生していなくても、再生時間位置が60秒を超えれば次の曲に移動します。

②スキップ - 巻き戻し
 アイコンを押下すると、指定した時間巻き戻します。

③スキップ - 早送り
 アイコンを押下すると、指定した時間早送りします。

④設定ダイアログ表示
 アイコンを押下すると、PropPLUSを使用して設定ダイアログを表示します。

 PropPLUS(V2)は、FRUITY(VizFruity.dll)と同じフォルダに格納されていなければなりません。


 イントロ再生、スキップの時間指定、及びアイコンの表示位置は、設定ダイアログの「全般」ページにて行います。
 アイコンの表示位置は常にプレイビューの上下(左上・中上・右上・左下・中下・右下)で、マージンの設定や情報表示に影響されません。

  • 右チャンネル色シフト
 左右混成のチャンネル指定があるメーターのプロパティ設定ページに、「右チャンネル色シフト」の項目が追加されます。

 左右混成時の右チャンネル用の色は、左用の色から幾分か色相がシフトされた色になりますが、そのシフト値を任意に設定することができます。

 ピアノロールグラフの「閾値タイプ」が、「自動基準からの相対」の場合に使用される調整値です。
 値を小さくするとピックアップするレベルが少なく、大きくすると多くなるような動作となります。
 「閾値」を調整するような感じですが、根本的なピックアップ初期処理に使用される値なので、「閾値」の調整とは別物です。

  • 波形処理:ウェーブスコープ
 「標準」と「微分」の2つから選択でき、「微分」は時間方向の変化の度合い(差分)の波形となります。
 結果として、本来の波形に急激な変化があると大きな振幅が、緩やかな変化の場合は小さな振幅が描かれます。

 スペシャルモード用の各機能についての要望は一切受け付けられません。
最終更新:2013年09月30日 09:49
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