SWEETYは、WMPの視覚効果で、再生中の曲の歌詞を表示します。
歌詞の表示は、「センタリング」・「左寄せ」・「一行表示」・「カラオケ」の4つの表示モードがあります。
SWEETYは「[00:00]形式のタイムタグ」「[00:00:00]形式の拡張タイムタグ」「行中に複数のタグのあるカラオケタグ」に対応しています。
タイムタグ付き歌詞・カラオケタグ付き歌詞は自動で識別し、最適なタグの補正も行います。
カラオケタグ付き歌詞でなくてもカラオケ表示を行うことも可能です。
歌詞ファイルは再生中のサウンドファイルと同じ場所に格納しておくことが一般的ですが、
SWEETYではサウンドファイルの格納先が取得できないため、歌詞ファイルの格納先を必ず指定しなければなりません。
曲に対応する歌詞ファイルは、通常は曲ファイル名と同じ名前(拡張子は別)が用いられますが、基本的にSWEETYでは曲名(曲のタイトル)と同じでなければなりません。
既存の歌詞ファイルをそのまま使用できるように、SWEETYでは歌詞ファイルの検索を強化してあり、類似するファイルの検索も行えるようになっています。
(WMP 9,WMP 10ではメディアと同名のファイル名(拡張子は異なる)でも検索可能で、同名の歌詞ファイルは検索優先度が最も高く、かつ高速に検索されます)
SWEETYでは
歌詞表示に使用するフォントを自由に選択することが可能ですが、フォントのサイズを指定できません(する必要はありません)。
全ての表示モードにおいてフォントのサイズは表示画面のサイズに従って自動調整されます。
<センタリング表示>
センタリング表示は、歌詞の各行が画面水平方向の中央になるように位置を調整した上で、歌詞全体を一度に表示します。
(ただし高さが足り無い場合は下がカットされます)
タイムタグが付いている場合、再生行が中央に来るように自動的に曲の再生に合わせてスクロール表示します。
フォントのサイズは、歌詞の各行の中で最大の幅を持つものが画面からはみ出ない最大のサイズとなります。
このサイズが最小サイズより下回る場合、歌詞の左右の端が画面からはみ出ることになります。
カラオケタグ付き歌詞の場合、再生行がカラオケ表示となります。
<左寄せ表示>
左寄せ表示は、歌詞の各行の始まりが画面左端に揃うように位置を調整した上で、歌詞全体を一度に表示します。
(ただし高さが足り無い場合は下がカットされます)
タイムタグが付いている場合、再生行が中央に来るように自動的に曲の再生に合わせてスクロール表示します。
フォントのサイズは、歌詞の各行の中で最大の幅を持つものが画面からはみ出ない最大のサイズとなります。
このサイズが最小サイズより下回る場合、歌詞の右端が画面からはみ出ることになります。
カラオケタグ付き歌詞の場合、再生行がカラオケ表示となります。
<一行表示>
一行表示は、タイムタグが付いている歌詞の場合のみ有効で、再生中の一行のみが画面の中央に表示されます。
カラオケタグ付き歌詞の場合でもカラオケ表示にはせず、必ず一行全てが一度にアクティブ表示されます。
フォントのサイズは、再生行が画面からはみ出ない最大のサイズとなります。
このサイズが最小サイズより下回る場合、行が途中で折り返されて見た目二行以上の表示となります。
一行表示は、他のモードと異なり行ごとにフォントのサイズが変更されることになります。
<カラオケ表示>
カラオケ表示は、タイムタグが付いている歌詞の場合のみ有効(通常はカラオケタグが付いている歌詞を表示させるモードです)です。
基本的に再生中の一行のみが画面の下方に表示されます。(次行に移る少し前に次行も表示されるので、二行表示とも言えます)
一行表示と異なり一度に再生行がアクティブになるのではなく、曲の再生に合わせて順次歌詞がアクティブ表示されます。
カラオケタグ付き歌詞でない場合でもカラオケ表示されますが、この場合行の最後に次行のタイムタグが付いていると解釈されて、アクティブ表示されます。
フォントのサイズは、「カラオケ表示行数」で設定された行数を確保できる最大のサイズとなります。
各歌詞でフォントのサイズが変わることはありませんが、行が横幅を超えてしまう場合、行が分割されて表示されます。
「カラオケ表示行数」で設定された行数にした場合のサイズが最小サイズより下回る場合、設定された行数は無視され最小サイズに調整されます。
最終更新:2009年03月21日 18:40