読みにくい・わかりにくい点がありましたら修正して頂けると助かります。
まずは初級編
魔録の面白さ(理不尽さ)は戦いにあり。ここではそんな戦闘に関連する基本的なシステムおよび仕様に触れていきます
覚えることが沢山あるように思えますが、ゲームに慣れてしまえばそれ程でもありません。
それでも最初は戸惑ってしまうと思うので、まずは「バフ(強化)とデバフ(弱体化)をガッツリかける(ただし効果は5つまで)」・「MPをケチらない(厄介な敵は早めに倒す)」の2点を意識してください。
PTが強くなるにつれて温存が必要な場合も出てくるとは思いますが、使うべき時に思い切って使わないと大抵は死ぬバランスになってます。これらを頭に入れておくだけでも生存率がかなり変わってくるでしょう。
では引き続き講座をお楽しみください。
習うより慣れろ!実戦形式エリアボス
今回から始める人向けに"エリアボス"が配置されました。これはボス戦のチュートリアルのようなものなのでヒントが表示されます。
例えば物理攻撃が強い敵に"盲目"や"麻痺"などを与えて(必ずしも成功するとは限りませんが)攻撃を100%回避する
魔法攻撃が強い相手に"POT(魔法防御)"を上げる補助魔法や、相手の"INT(魔法攻撃力)"を下げる魔法をかけてダメージの軽減を狙うなどなど。
こういう強敵と戦う際に必要になってくる戦術の知識を、エリアボスとの戦闘を通して学ぶことができるようになってます。
雑魚敵だって侮れない
このゲームにはエリアボスやボスより厄介に感じる敵が混ざってたりします。
一部を除けば逃走できるものの、逃げてばかりでは強くなれないし逃走確率も下がるので安定しません
何とか倒したい...でも鬱陶しい。そんな方へのアドバイスを以下に記します
基本的に苺坊主さんの作品は対策をとって弱点を突けば楽になるバランスに仕上がってることが多いので、敵にあった対策をしっかりしましょう。(100%大丈夫とは言っていない)
種族によって入りやすい
状態異常、弱点、
瞬間効果(後ほど説明)などが"おおよそ"決まっているので、流れで戦闘するより少し意識してみると後々楽になるかと思います。
式神で耐性を付けたり、アイテムで耐性を付けるなどしてしっかり"耐性パズル"を組み上げて万全の状態で挑めば非常に快適、爽快に進めるかもしれません。
余計な物を作って泣きを見る!錬金釜
神社で作れる武器は宝箱から出るアイテムよりワンランク上、物によっては終盤まで使える良品を作る事が出来ます。
優先して作りたいアイテムはある程度決まっているので、あえて記載しないでおきます。 初心者の部屋を最後まで読めば何となく分かるようになる・・・といいな。
盾は防御力に影響しないが発動することで被ダメを抑えることができます。防御効果だけでなく、状態異常や瞬間耐性を得られるものもあるのでそういったものの方が便利は場合も。
防具は防御があがるものの他に詠唱速度や攻撃力、HPに補正のかかるものがあるので必要に応じて制作することで単なる防御が高いだけのものよりも役立つこともありますよ。
主に敵のドロップや宝箱から手に入った装備を強化するようなものが多く作れます(竜鱗など全く新しい装飾品もある)。
能力上昇系はⅠ→改→Ⅱ→Ⅱ改→Ⅲ→Ⅲ改→Ⅳ→Ⅳ改→Ⅴでの順に能力上昇が大きくなります。
属性耐性系は強化することで抵抗増加、地層回復増加、与ダメ上昇などが伸びますが、耐性値は原則変化しません。
状態異常耐性は☆(95%)から★(完全耐性,また×でも打ち消されない)に、毒の瓶詰めは毒の付与レベルも10→20%強化に変化します。
なお
トロフィー項目にアイテムのコンプリートがありますが、狙うにせよ狙わないにせよ余裕が出るまでは必要な物を見極めて素材の無駄遣いは避けた方が良いでしょう。
ご利用は計画的に
敵に攻撃が通らない?
ゆっくり系の敵でもないのに殴っても1桁ほどのダメージしか出なくて倒すのに時間がかかる。
他の敵は問題なく倒せるのに何故!?と焦ってしまいがちですが、まずは落ち着いてください
物理防御が高い敵に物理で攻撃したり、魔法防御が高い敵に魔法をぶつけたところで効果がないのは当然なのです。
逆に敵の弱みや低いステータスが分かれば突破口が見えてくると言うこと。
以下にダメージや属性に関するお話を挙げるので、前述した弱点のお話を思い出しつつ見ていきましょう。
ダメージの基本、弱点属性と地相と熟練度
属性は無属性に魔法8属性と物理3属性、それぞれ
- 火⇔水 相互弱点の場合が多い
- 地⇔雷 同上
- 光⇔闇 同上
- 魔:主にイカのメンタルブラストが該当。虚属性ほどではないが耐性をあげる装備が少ないため、基本は魔法防御がPOTをあげて対処する。
- 虚:ごく一部の魔法のみが持つ属性。あまりにも少ないため耐性一覧にも表示されない。耐性をあげれる装備がリボン等の一部装備やゆっくり系にしかつかない。
- 斬:斬撃。剣を持った敵やら刃物を持った敵などの通常攻撃がコレの場合が多い。
- 突:突く。クチバシや槍等
- 殴:打撃。いかにも"殴ります!"みたいなオーガとか
魔法の方は火を使ってくる敵の弱点が水だったり、その逆に水は火が弱点だったりと見た感じで通る事も多いので、イメージで覚えるのも有効かもしれません。(もちろん例外はありますが)
敵の種族によって判断するのも大事です。たとえば獣は火に弱かったり、植物は斬属性で切るといった種族に多い弱点も重要です。(こちらも例外が・・・)
戦闘画面の右上の3段のバーがあり、それぞれに陰陽玉のアイコンついてます。これが地相の現状を示してます
最初はどれも真ん中(影響なし)ですが、各属性の魔法を使ったり地相を傾ける魔法を使うことで左右どちらかに動きます。
この左右への移動を「地相が傾く」と表現します。例えば火の文字に向かって移動することを「火に傾いた状態」と言った具合ですね
こうなると火の攻撃が強くなり、水の攻撃が弱まります。
敵によっては一定以上の地相になると攻撃が変化します。傾きが強くなればターン終了時にHPが回復することも
傾きが強くなると陰陽玉が光るので、ボス戦など長期戦になりそうな時はよく見ておきましょう。
敵に不利な、自分達に有利な地相を作り出してやると楽になる場合が多いです。
何回も同じ属性の攻撃をしていると熟練度が上がって威力が上昇します。
物理属性(斬突殴)の熟練度は技の習得にも関わってきます。また、武器を装備した際に武器の物理属性に対応した熟練度だけステータスの攻撃が上がります。
上昇量は少ないけれど、終盤まで育ってる熟練度だと大きく違ってくるので大事。
寄り道も良いけど器用貧乏にならない程度にしておかないと後々のスキル上げが大変です。
強い相手と戦えば早めに上がるとは言え、手間やリスクを考えたら育成方針を予め決めて置いた方がいいでしょう。
ダメージの基本その2、ステータスに関するお話
- STR:物理ダメージ
- VIT:物理防御
- DEX:器用さ
- AGI:素早さ
- INT:魔法ダメージ
- POT:魔法防御
注:装備品の数値とは別であくまでもベースになる数値
STRとVITはそれそれ殴りと守り。高いほど強いし硬いです
DEXが高いと強化や弱体化の威力が上がったり、状態異常付与の確率が上がったりします。(詳しい数値は不明)。低命中率の技を当てられるようにもなるので何気に重要
AGIは回避や行動順に影響してきます。同じ速度100のスキルだともちろんAGIの高い方が早いのですが、大きく差があると速度200でも先手取れなかったり
INTは魔法攻撃力でPOTは魔法防御力。STRとVITの魔法版ですね
またPOTが高いと状態異常を防ぐ確率も高くなるので低すぎない方が安心かも
ちなみにこれらステータスは味方と敵で全く異なります。
こちらが余程強い場合を除き、大抵の場合は敵のが高いのでそのままでは苦労することが多いでしょう
そこで肝心になってくるのが「強化のバフと弱体化のデバフ」!
詳しい話は中級編で触れるのでここでは割愛しますが、基本的に「敵の強みを削り、味方の弱みを補うもの」と考えて頂ければOKです。
コンディションに関して
コンディションとはRPGでお馴染みの状態異常やステータス変化などを総称したもので幻想魔録Wでは以下の3つに大きく分けられます。
- 状態異常(毒や麻痺、石化など)
- 能力変化(ステータス低下や耐性変化など)
- 瞬間効果(即死やスタンなど)
各項目については以下で説明します。
コンディション【状態異常】
ターン経過で回復するもの・しないもの様々です。
回復したターンにまた状態異常を食らってループからの全滅というケースも多く、恐らく最もストレスを感じることでしょう。ここではそんな状態異常を紹介します。
睡眠 |
自然回復有りの行動不能、物理被弾でも治る |
麻痺 |
自然回復有りの行動不能 |
石化 |
自然回復無しの行動不能、戦闘不能扱いのため、残りのメンバーも戦闘不能、もしくは石化した段階で敗北になる |
盲目 |
物理攻撃が出来ない状態、チェイスも発動しなくなる |
沈黙 |
魔法攻撃が出来ない状態、チェイスも自分に掛ける補助なので使えなくなる |
狂戦士 |
通常攻撃しかしなくなる(行動を指定できずに通常攻撃のみ)。物理被弾で治る |
魅了 |
キャラクターの操作権限がなくなり、同士討ちを行う。デバフや全体攻撃も味方に向けて使ってくるため非常に危険。物理被弾でも治る |
支配 |
コントロールマジック等で付与。基本は魅了と同様だがプレイヤーが支配をかけた場合、敵の行動選択もできる。物理被弾でも治る |
呪い |
合計与ダメージの一部が返ってくる。割合は状態異常強度で変わるため、8割を超えるダメが返ってくることもある |
毒 |
ターン終了時にダメージが入る。状態異常強度でダメージが変化するが致命的なレベルの物が多く、重複することでダメージが増加する |
ゾンビ |
使う敵が限られているアニメートのみで付与。死んだプレイヤーをHP1で生き返らせ支配と同様の状態にする。 治療で治せるため、上手くいけば蘇生技を所持していなくても仲間復活なんてことも。 だが、大抵はゾンビ治療後に全体技に巻き込まれて死ぬ。 |
治療はクリアランス、コンプリートキュア(全体治療)、リフレッシュ(追加でHP全快)、博麗治癒結界(全体リフレッシュ)等で行えます。味方にこれらの技を持つメンバーが複数いることで不足の事態に対応しやすいけれど、後半は状態異常=死なのでジルーサウルで防いだり、先制攻撃で逆に敵に状態異常を付与して対処した方が早いです。
ちなみに石化以外の状態異常は上書きされるので注意。
コンディション【能力変化】
能力変化は↓STRや↓全能力などのステータス低下や属性耐性が低下する四大弱化などのステータスに対する変化です。
いわゆる、デバフ(弱体化)に関するものなので状態異常や瞬間効果に比べると特に説明はいらないでしょう。
ちなみに、スターライトバリアや力溜め、精神集中なども能力変化になります。
コンディション【瞬間効果】
瞬間効果はそのターンの終了まで続く効果で、次のターンには影響しない効果です。
即死には厳密に言えば3種類ほどの即死があります。敵によっては即死技Aは通るがBは通らないという事があります。
敵からプレイヤーに対する即死に関してはこの限りではありません。
即死 |
首を~ |
ニンジャの通常攻撃や死神の鎌など。イメージ的には物理的な即死 |
命を~ |
イカの通常攻撃やデスなど。イメージ的には精神的な即死 |
粉々に~ |
特殊な即死。 即死(首を~、命を~)が効かない敵にも効くことが多い。 |
除外 |
戦闘から除外される。戦闘に不参加扱いとなるため経験値は入らない。 蘇生もできないし全員除外で全滅と、かなり厄介。 |
割合 |
現HPの一定割合のダメージ。たいてい瀕死状態になる。 |
スタン |
灼熱 |
詠唱キャンセル |
凍結 |
行動キャンセル |
転倒 |
行動キャンセル |
感電 |
物理攻撃キャンセル |
解呪 |
能力変化を消す。味方に掛かった弱化を消したり、敵の強化を消したり、終盤あたりから重要になってくる。 |
"ターン終了時まで"という事は敵より速く動いてしまえば問題ありません。自分の行動が終了した後に瞬間効果を入れられても何の影響も無いからですね(即死、除外、解呪は例外)
逆に自分が瞬間効果を狙う場合も敵より速く動かないと意味がないのです。
ただ敵にも速いやつが多いため、結構な頻度で首をはねられる・タイヤに突っ込まれる・上空から鳥が降ってくる事態に陥ります。もしも素早く行動できるメンバーが皆無であれば瞬間効果とは非常に厳しい戦いになるでしょう。
上記を踏まえた上でのまとめ
ステータスの抵抗を上げると状態異常や瞬間効果に掛かりにくくなります。もちろんアイテムで耐性★や◎を付けるのもアリ(装備が限られてきますがこちらのが効果は高い)です。耐性は属性とコンディションでは表記が同じでも割合は違うので注意!
|
★ |
☆ |
◎ |
● |
○ |
- |
△ |
× |
死 |
属性(斬突殴火水地雷光闇魔) |
|
90%軽減 |
75%軽減 |
50%軽減 |
25%軽減 |
- |
50%増加 |
100%増加 |
200%増加 |
コンディション(状態異常、能力変化、瞬間効果) |
無敵 |
75%で防御 |
50%で防御 |
35%で防御 |
20%で防御 |
- |
|
非常に被りやすい |
|
敵の物理攻撃に対しては"VIT(物理防御)"を上げたり、敵の"STR(物理攻撃)"を下げて対処しましょう。敵の攻撃が斬なら斬耐性を付けるアイテムや式神を用意するのも有効です。盲目などの状態異常を狙うのも良いですね。
状態異常を入れるのであれば"DEX(器用さ)"の高い主人に撃たせるのが良いかと思います。
睡眠の成功率が上昇するミスティアと状態異常の効果を延長させるリグルを一緒にセットするなど、式神同士の相乗効果を利用するのも強いです。
その他にも"属性の消費MP緩和○%"や"属性の遅延緩和"などの式神と、属性武器を使うのもオススメです。
見落としがちですが、属性武器で殴ったりしてもその効果を受ける事が出来るのです。
序盤から作れる大地の剣とヤマメをセットにする事で消費MP2遅延1のファルコンスラッシュを毎ターン打ててしまう優れもの(消費MPは切り上げなので消費は2)
さらに、地属性の武器なので地底のストーンサーバントなどを魔法を使わずとも楽に始末できます。
もう一回まとめると
- 弱点を覚える(1度倒した敵はRキーで戦闘中でも弱点が見れるが)
- 装備品、式神を見直す(もちろん式神のレベル上げも忘れずに)
- 自身を強化し、敵を弱体化させる
- 地相を意識する
- 以上を踏まえた上で全力で殴る
ここから中級編
そろそろこのゲームにも慣れてきた頃だと思うので、次の段階に進みましょう。
中級編ではより実用的なテクニックを紹介します。
基本的な戦闘には慣れたと思いますが、ボス戦などはどうでしょう?
ここから先のボス戦はスキル選びで大きな差が出てきます。より効果的なスキルを覚えて余裕を持った戦い方を心掛けていきましょう。
恐怖!カウンター行動
ゆっくりシスターズでもないのに敵が1ターンに3回も4回も攻撃してくる・能力低下魔法を連発してくる!バランス狂ってるよ理不尽だよ。そんな経験ありませんか?
それをカウンター行動(敵の反撃)といいます
何をしてくるかは敵によって異なりますが、優勢を一気にひっくり返される恐れのある厄介な行動なのです。
基本的にこのゲームの敵は1ターンに1度しか行動しません。(2回行動する敵もいますが)
それ以上の回数の攻撃を行ってきたのであればカウンターと考えて問題ないでしょう
物理タイプの技を受ける・魔法タイプの技を受けるなどなど。条件は敵によって異なりますが、「こちらが攻撃する度に敵が何かやってくるな」と思ったらこれを疑ってみてください
初見は手も足も出ないかもしれませんが、何かがあると気がつくだけでも対策は立てやすくなります。
属性武器
初級編でも記載した属性武器の詳細。
|
斬 |
突 |
殴 |
杖 |
火 |
業炎の剣 |
シウコアトル 精霊神の槍 |
ハンマー・オブ・ヒート アクス・オブ・マグマスポット |
煉獄の杖 相克の杖 精霊の杖 |
水 |
氷神の剣 ゴームグラス アルマツィア ヌーベルアルマツィア |
アンヌヴィン 精霊神の槍 |
クラブ・オブ・アイス |
極寒の杖 相克の杖 精霊の杖 |
地 |
大地の剣 |
キュベレイ 精霊神の槍 |
メイス・オブ・アース アクス・オブ・マグマスポット |
地軸の杖 天地雷鳴の杖 精霊の杖 |
雷 |
迅雷の剣 プラズマナイフ ゴームグラス |
ステロペス 精霊神の槍 |
アクス・オブ・ライトニング ハンマー・オブ・ソール ミョッルニル |
雷雲の杖 天地雷鳴の杖 精霊の杖 |
光 |
デュランダール ジュワユーズ 光と闇の戦場 |
ホーリーランス ロンゴミアント ロンギヌス |
アノイントフレイル |
歓喜の杖 二律背反の杖 |
闇 |
ロイヤルデーモンズ 光と闇の戦場 |
|
フレイル・オブウィックネス |
絶望の杖 二律背反の杖 |
魔 |
|
クリフォトスポリエイター |
|
マジカルブースター エメラルドブースター |
- 杖以外は格属性の耐性25%と地相回復の10~40がおまけで付きます。
- 下位の属性杖には格属性の威力上昇15%と耐性25%、地相回復10が付きます
- 上位の杖はそれぞれ対応する属性の威力上昇20%と属性耐性25%、地相回復60が付きます。(入手は本編クリア後、つまりEXシナリオ突入後ですが)
武器の方は式神の能力の遅延緩和や威力上昇、消費MP低下なども乗ります。
具体的な例を見てみましょう。
この構成をアタッカーに持たせた場合
- 業炎の剣の火属性
- フランの火属性の威力上昇10%、必殺確率の上昇
- お燐の火属性の消費MP緩和25%
- ルナサの強打の威力上昇15%
上記の効果がプレイヤーに乗ることになります。
この状態で「種族"戦士"に"覇王の一閃"を撃つと」
- 業炎の剣での火属性ダメージ「斬火100」が
- フランの能力で10%上昇して「斬火110」となる
- ここに覇王の一閃の基礎威力180%(筆者は極意1入ってるからこの数字)が乗算される
- 戦士、魔法使いに強打100があるので100%分上乗せ
- ルナサの効果でさらに15%上昇する
これで斬火455.4%になるハズ・・・
この技を受ける敵が斬と火に弱いのであればさらに威力が上昇します。加えてお燐の効果で消費MP9の覇王の一閃が25%緩和(切り上げ)されて7で打てるように
これだけでも充分に素晴らしいのですが、あくまで発動能力分の計算なので基礎火力と言っても過言では無いです。
これをさらに底上げするためには初級編で少しだけ触れたバフ(強化)やデバフ(弱体化)が必要になってきます。
そちらの話に移りましょう。
お一人様5つまでのバフを最大限に活用
どのスキルにも言える事ですが「DEXの高い主人」で使う方が効果が高くなります。
ステータス上昇系
- インクリーズ:6ステータスから指定して1つを上げる
- パワーインクリーズ:インクリーズの上位
- ハイパーインクリーズ:パワーよりも上
- 奇跡のそよ風:式神早苗さんのスキル。未検証なので上記インクリーズ達と比べて威力は不明
- 奇跡の風:早苗さんのスペカ。インクリーズより強けど枚数制限の関係でガンガン使えない
ダメージ倍率補正系(物理)
- ヒートウェポン:全体の物理ダメージを上昇
- ウェポンブレス:単体の物理ダメージを上昇 単体なのでもちろん効果は高い
- ミッシングパワー:自分にしか掛けられないがダメージ50%上昇。「DEXの低い主人が使うウェポンブレス」よりは強い。(注:ウェポンブレスと同時に掛からない)
- ハイパーウェポン:妖夢の専用スキル、自分にしか効果が無いがその分メリットも高め
ヒートウェポンとウェポンブレスは重ね掛けが可能(おそらく全体と単体といった効果範囲の違いから)
ミッシングパープルとウェポンブレスは後からかけた方が優先か。ハイパーに関してはまだ未検証です
その他上昇
- アリスマチックサーキット:属性と強打の強度を強化する、つまり弱点や強打のダメージが上昇する
- ドラゴンパワー:6ステータス全上昇!(ALL上昇)
- 八坂の神風:早苗さんのラストワード。ドラゴンパワーより効果が強い
- 神降臨:依姫のスキル。自身にしか掛けられないが抜群の上昇率を誇る
特殊なケース
- エメラルドペンタグラム、デカラビア(★)のスキルで全能力上昇のフィールドを展開する。バフではなくフィールドなので5個のバフに追加して全能力上昇が乗る。
魔法タイプの威力上昇技に関してはこんな感じ。これらを利用して5つまでなら好きなものを伸ばせます
くどいようですが、同じ系列の物は上書きされたりするので注意してください。
全ステータスが上がるからとALL上昇にALL上昇の魔法を重ねてしまうのもアウトです
ALL上昇にSTR上昇をかける:影響するステータスの対象が異なるため
STR上昇にヒートウェポンをかける:素の力と物理攻撃力そのものの上昇は異なるものとみなされる
こうしたバフの上昇率を上げる能力を持った式神もいるので、DEX高いバフ要員と組み合わせると効果が激増します。
バフだけでは足りない?なら相手の能力を下げれば良いじゃない
例えばDEXや命中を下げて敵の攻撃を外れやすくしたり、STRを下げて打たれ弱い仲間の生存率を上げたり...
失敗する場合もあるので上昇系と比べると実戦で狙うのはなかなか難しいですが、余裕があれば掛けておきたい
そんなデバフ系のスキルを紹介します。
ステータス低下系
- デクリーズ・パワーデクリーズ・ハイパーデクリーズ:インクリーズの逆の効果
- サブタレイニアンローズ:こいしの固有スキル。デクリーズと同じで1つ選んで低下
ダメージ倍率補正系
- アシッドストーム:敵の物理被ダメージが上昇。範囲は一列
- ディスターバンスウェザー:魔法攻撃と魔法防御を低下。ただ使える奴が高レベルの式神なので習得難度は高め
その他低下系
- バッドフォーチュン:雛の固有スキル。全能低下を全体に掛ける
- ガットレス:全能低下。手軽に使える式神だとくちなわの女王とバックベアード
- 嘗め回す:ルーミアちゃんがペロペロしてくれます。4属性低下(後述)
- スペシャルミサイル:ゲードライの固有スキル。魔以外の6属性の耐性が1段階低下
こんな感じですかね。
上昇系を自分に、低下系を相手に掛ければ5桁ダメージも狙えます。
して、4属性低下の話ですが、これは火水地雷の4つの属性の耐性を1段階低下させる効果を持ってるのです。
等倍の相手に入ると弱点扱いになるのでアリスマチックサーキットも反応します。
通る相手が割と多いので試してみることをオススメします♪
それ以外に
間接的に攻撃力を上昇させる補助スキルも存在します。
- 疾風迅雷:文の専用スキルで対象を2回行動させる。スペカだろうがラスワだろうが何だろうと2回使えます!(ただし消費もきっちり2回分なのでスペカに関しては注意)
- トリプルストリーム:ゆっくりシスターズ専用のスキル。疾風迅雷が2回なのに対して3回も攻撃できる。これがあると非常に火力面で安定する。ただし疾風迅雷と違って詠唱速度に補正がかからないので、ファストストライクやラピッドストリームなどで補助しないとアタッカーが先に動くことも。
- ファストストライク:単体の行動順を一番最初に持ってくる。足の遅いパチュリーが先制攻撃出来たり、バフデバフを一番最初に掛けたりと使い方はさまざま。先制回復による立て直しもできるので火力面に限らず活躍の機会が多い
- ラピッドストリーム:ファストストライクの全体版。行動順は陣形の5番目の人から(後ろから)、便利な反面覚える式神は二人だけ(PC版では)
- 電光石火:味方全員が先制を取れるフィールド。ただし使ったターンは効果無し。行動は味方の速度順、AGIやら速度補正装備やらが関係してきます
以上を駆使して最大ダメージを狙いましょう。準備が整ってしまえばボスの2ターンキルだって夢じゃない!(レベルにもよりますが)
注:バフデバフの効果は主人のステータスに左右されるため正確な威力の検証までは行っておりません。
防御面に関して
属性に関する話やバフやデバフが関わってくるのは攻撃だけではありません。
今までのお話を踏まえた上で防御の方も見てみましょう。
耐性○以上を付ける
虚を除いた魔法7属性と、物理攻撃3属性に対して耐性○以上の装備を付けて対応すると言うものです。
主にボス戦や偏った属性の敵ばかり登場するエリアにおいて有効です。
ただし特定の属性に強い耐性を持つ装備(
アクセサリーに多め)は、同時に他の属性に△や×が付く事もあります。
これを見落とすと死に直結してくるのでそう言った装備をつける時は特に注意しましょう。
式神の場合は
ブラブラなら火に耐性を、
ブルブルなら水に耐性を持つので属性攻撃を使ってくる敵に対して装備しておくと少し違います。
彼らは成長すると属性の耐性値が大きくなったり、デメリット効果が軽減されたり消えたりと様々。いろいろ育ててみるのも良いでしょう
他にも
- フィールドを活用する
- バフで耐性上昇を付ける
- 魔法なら地相を操作して威力を下げる
- 盾の発動を信じる(安定しないのでオススメは出来ないが)
等の対策があります。
もちろんダメージ倍率を下げるバフを使うのもアリですね
神霊結界と退魔
神霊結界とは退魔効果を持たないあらゆる攻撃のダメージを減らす結界のことである。
主に魔神や天使といった種族が持っていることが多い。
退魔とは神霊結界によるダメージの軽減を緩和する効果を持つ。
特定の武器に付与されていることがある。
文章だけで説明しても理解は難しいので以下の例を見てみよう。
例えば、
エースパワーは神霊結界20を持つので普通に攻撃しても20%ダメージを軽減されてしまう。
これに対し、退魔50を持つ童子切で攻撃した場合
神霊結界20の50%を緩和するので、神霊結界によるダメージ軽減を10%まで下げることができる。
もちろん退魔100なら神霊結界を完全に無視してダメージを与えることができる。
終盤の魔神や天使にダメージがなかなか通らないと思ったら、この神霊結界と退魔を思い出すと良いだろう。
これが出来たらバッチリ!?上級編
ここを読む頃には戦闘のコツがかなり掴めてきたと思います。
最後に大切な心構えを記しておくので、皆さんもよく訓練された熟練者を目指しましょう。
祈る(例え駄目でもへこたれない)
これにつきます。ほとんどの熟練者の方はこれをやっています。
- 後衛に攻撃が飛んで来ませんように...
- 4属性弱化、成功してくれ!
などなど
重要なキャラに攻撃が飛んできて準備を整える前に戦闘不能になったら再戦。四弱掛からなかったら諦めて全力殴り、削りきれなかったら再戦。それでもダメならレベリング
「最後に持ってきた話の割には適当すぎる」と感じるかもしれませんが
正直なところ運が絡んでくる部分も多いので何度もトライするのも重要なことなのです。
噛みあえばアッサリ数ターンキル、ダメなら1ターンで壊滅。なんて事もザラなので・・
初級編や中級編が分かった上でこの考え方が出来るのであれば、あなたはもう胸を張って「苺さんの作品が大好きです」と言えることでしょう。
最終更新:2023年07月22日 12:00