エッセイについて

 エッセイとは随筆ともされ、思うままに書き綴ったものである。ときおり筆者の思想などを端的に、または詳細に記したものであることもある。ちなみに小説を読んで好きになった作者のエッセイを読み、落胆することは少なくない。エッセイは文学以上に「俺の思想を見よ、我が崇高さを感じろ」という姿勢が感じられる。
 小学生時に書いたような読書感想文、日記やブログ、レビューなどもエッセイに含まれるかもしれない。
 エッセイでは泊がつかないので小説を書く、ということは少なくない。小説にはオチがあるように、要所を最後に置くことが多い。その要所を端的にエッセイとして書けばいいものを、わざわざストーリー仕立てにして面白おかしく書くわけだから、ある種それは愚の骨頂ですらある。
 しかし地位もなく見知らぬ男がなにを云っても説得力がない。だからエッセイの多くは無価値である。ちなみに掃き溜めたる某巨大掲示板の書き込みも無価値であるから、エッセイと呼べるかもしれない。

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最終更新:2011年08月06日 07:45
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