Twitterは140文字でツイート(つぶやき)として、文章を投稿できるネットサービス。
犯罪自慢問題
三大勢力のうち、一般人の割合いがもっとも多いと思われるが、実名を掲載して利用している大学生などが犯罪を自慢するツイートをして、通報されるなどでニュースなるケースが相次いでいる。
そもそも基本的にネットでは実名を掲載することは危険だが、実際の生活の延長としてネットを活用していると、その危険性を軽視しがちなようである。また実名を掲載したり、アカウントのアイコンに実際の写真を用いたために個人情報が知れることとなり、停学処分を受けるというなどしている。
Twitterに限らず、ネット上で犯罪が明るみになることはままあることだ。ニコ生でも割れ(ソフトやゲームなどを不正ダウンロードすること)が判明したが、その場合は個人情報が明るみにならずに、その後もニコ生を続けるというケースもある。
このように他のサービスを利用している人間は、ある種「犯罪として実際の生活に悪影響をこうむる」という最終ラインで食い留められるが、Twitterではそのラインを超えてしまうという場合があり、それを揶揄してTwitterを「バカ発見器」と称する人もいる。
この出来事の問題点は、
まず当然として、犯罪を自慢しなければこういった一連の出来事は起こらない。だがそもそも犯罪をおかさなければいい。この2つさえ守ればTwitterでこういった問題が発生することはない。
また実際の個人情報を掲載していても、それが本当のものかは確認が難しい。本人が詰問されたときに「偽の情報だ」と云ってしまえばよく、所属している大学や会社に確認を取ろうとしても、やはり個人情報であるだけに秘匿しようとする確率は高い。なので「逃げる」つまりアカウントを消すなどの隠蔽行為に及ぶことは、こうした情報が真実であると認めることになってしまう。
ついで追求する側の問題だが、こうした者の多くは自ら処罰しようとする。もちろん最終的には所属する大学・会社が処罰することになるだろうが、彼らはTwitterのアカウントからできる限り多くの個人情報を漁ろうとする。しかも正義感からではなく、いわゆる「メシウマ」といわれる他人の転落する状況をおもしろがっているという理由が大きい様子である。
ちなみにこの追求する側というのは、主にねらーが多いようで、よくまとめブログに掲載されている。もともとねらー、特にvipperが人を突き落とす理由ほしさに正義を盾にすることがあるが、それが建前でしかないというのは誰にでもわかるほどあからさまなものである。場合によっては、私刑(リンチ)に見えなくもない。またまとめブログがその記事を掲載するということは、一連の出来事を人目に晒したいという、やはり一種のリンチに近い。本来であれば、警察や当人の所属しえいる器官に任せるべきではある。
最終更新:2011年08月11日 20:39